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第一章
〜第20話〜始まりの前に〜
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ボーンボーンボーン・・柱の大時計が虎の刻(真夜中の3時)を告げると、いよいよ新しい結界術の準備に集まらなければならないのだが・・。
大広間には・・ハデスしかいなかった・・。
「・・いつものこと、いつものこと・・」
一人呟くハデス・・さすがに寂しい姿である。
一方、ミーミルは優を、薔薇の部屋に迎えに行っていた。
コンコン・・ギィ~・・。
部屋の扉が開き中に入ってみると、ソファーで寝ているルシファーの姿。
とりあえず優から起こすことにしたミーミルは、ベルベットのカーテンをくぐろうとした、すると!
「・・優は、俺が大広間に連れていく・・貴様はダミアンを起こし、大広間に来てくれ・・」
ソファーに腰掛けて寝ていたルシファーが、いつの間にか目覚めミーミルに言った。
「はっ!承知・・」
ミーミルは、そう言って頭を下げると薔薇の部屋を後にした。
*****************
「・・おいっ!起きろ・・チッ・・おいっ!起きろ!」
「う~ん・・ゆなぁ・・朝ごはん・・食べにゃきや・・ムニャムニヨ・・ 」
「・・こ、こいつ・・完全に寝ぼけやがる・・おい!起きろっ!」
「・・ムニャムニヨ・・だ、れ?・・?」
格闘すること十五分・・やっと優が目覚めた。
「!さっさと起きろっ!皆が大広間で待っている!」
「・・あれっ?・・ミーミルが迎えに来るんじゃなかったの?」
「貴様の様なヤツが、もう一人いるのでな・・ミーミルには、そちらを任せた・・貴様も早くしろ!」
軽く身支度を整え、ルシファーと共に大広間に向かった。
大広間には、三人がすでに席に座っており、ダミアンが不機嫌そうに二階の大きな階段から降りてくるルシファーに向かって叫んだ。
「相変わらず、遅いぞ!ルシファー!待ちくたびれぞっ」
・・ハデスは思った・・(俺以外・・皆、同罪だ)
「フンっ!ダミアン、俺に言うな・・こいつのせいだ」
「・・皆、ごめんなさい・・つい寝坊しちゃって」
皆に詫びると、おとなしく席についた。
長テーブルの上には、各自それぞれの席に朝食が準備されており、今朝のメニューは、このような食事となっている。
①新芽キャベツとベーコンのクリームスープ
②真鯛のムニエルとハッシュポテト添え
③クルミパン
④白ワイン
⑤ブドウジュース
なかなか、朝からガッツリなメニューである。
「うわあ★美味しそう~♪」
優は、小さな声で「いただきますっ」と呟くと・・
ガツッ、モグモグ、ガツッモグモグモグモグと美味しそうに頬張るのであった。
カチャンっと、ナイフとホークを置く音が聞こえたところで、ダミアンが話し出した。
「皆、食べながらでいいから聞いて・・食事が済んだ後さっそくだけど、結界術の準備に取り掛かりたいと思う。それでいい!?」
皆は食事の手を休め一同に返事した。
「はっ!承知」
「・・よかろう」
「・・!わかった」
「それと、結界術が済んだ後・・いよいよセイラを召喚するわけだけど♪ルシファー準備は万全ね♪アハッ♪」
少し、ふてくされた顔で仕方なく、うなずくルシファーであった。
「・・結界術を施した後、セイラを召喚し、その後・・「悪」をこれから先、どう喰らって浄化するかの話し合いをもうけたい。それが肝心要だからな、それでいいな・・?」
ルシファーが確認すると、一同うなずいくのであった。
大広間には・・ハデスしかいなかった・・。
「・・いつものこと、いつものこと・・」
一人呟くハデス・・さすがに寂しい姿である。
一方、ミーミルは優を、薔薇の部屋に迎えに行っていた。
コンコン・・ギィ~・・。
部屋の扉が開き中に入ってみると、ソファーで寝ているルシファーの姿。
とりあえず優から起こすことにしたミーミルは、ベルベットのカーテンをくぐろうとした、すると!
「・・優は、俺が大広間に連れていく・・貴様はダミアンを起こし、大広間に来てくれ・・」
ソファーに腰掛けて寝ていたルシファーが、いつの間にか目覚めミーミルに言った。
「はっ!承知・・」
ミーミルは、そう言って頭を下げると薔薇の部屋を後にした。
*****************
「・・おいっ!起きろ・・チッ・・おいっ!起きろ!」
「う~ん・・ゆなぁ・・朝ごはん・・食べにゃきや・・ムニャムニヨ・・ 」
「・・こ、こいつ・・完全に寝ぼけやがる・・おい!起きろっ!」
「・・ムニャムニヨ・・だ、れ?・・?」
格闘すること十五分・・やっと優が目覚めた。
「!さっさと起きろっ!皆が大広間で待っている!」
「・・あれっ?・・ミーミルが迎えに来るんじゃなかったの?」
「貴様の様なヤツが、もう一人いるのでな・・ミーミルには、そちらを任せた・・貴様も早くしろ!」
軽く身支度を整え、ルシファーと共に大広間に向かった。
大広間には、三人がすでに席に座っており、ダミアンが不機嫌そうに二階の大きな階段から降りてくるルシファーに向かって叫んだ。
「相変わらず、遅いぞ!ルシファー!待ちくたびれぞっ」
・・ハデスは思った・・(俺以外・・皆、同罪だ)
「フンっ!ダミアン、俺に言うな・・こいつのせいだ」
「・・皆、ごめんなさい・・つい寝坊しちゃって」
皆に詫びると、おとなしく席についた。
長テーブルの上には、各自それぞれの席に朝食が準備されており、今朝のメニューは、このような食事となっている。
①新芽キャベツとベーコンのクリームスープ
②真鯛のムニエルとハッシュポテト添え
③クルミパン
④白ワイン
⑤ブドウジュース
なかなか、朝からガッツリなメニューである。
「うわあ★美味しそう~♪」
優は、小さな声で「いただきますっ」と呟くと・・
ガツッ、モグモグ、ガツッモグモグモグモグと美味しそうに頬張るのであった。
カチャンっと、ナイフとホークを置く音が聞こえたところで、ダミアンが話し出した。
「皆、食べながらでいいから聞いて・・食事が済んだ後さっそくだけど、結界術の準備に取り掛かりたいと思う。それでいい!?」
皆は食事の手を休め一同に返事した。
「はっ!承知」
「・・よかろう」
「・・!わかった」
「それと、結界術が済んだ後・・いよいよセイラを召喚するわけだけど♪ルシファー準備は万全ね♪アハッ♪」
少し、ふてくされた顔で仕方なく、うなずくルシファーであった。
「・・結界術を施した後、セイラを召喚し、その後・・「悪」をこれから先、どう喰らって浄化するかの話し合いをもうけたい。それが肝心要だからな、それでいいな・・?」
ルシファーが確認すると、一同うなずいくのであった。
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