幻影の讃美歌

ごさまる

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第二章

〜揺れ動く絆③〜

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「キャアアアッ!!ちょ、ちょっと!?アザゼルッ一体何なのっっ?ちょ、ここから出しなさいよっ!!」

「☆・・フゥ~・・ドタバタと良くもまぁ暴れるなぁ!?悪いが・・しばらく俺に付き合ってもらうぜ・・。
真の闇の主さんよっ。」

アザゼルは、優の耳元でそう話すと、グイッと優の体ごとルシファー達に向かい合った。

あわてふためく優をよそに、アザゼルは先程とは真逆の表情でルシファーを見ていた。

「🖤・・この状況下で、にやけるなんて・・随分余裕があるじゃない?アザゼル・・?
まったく・・私も随分なめられたもんね?」

セイラの鋭い視線。

「フン・・貴様が何を考え、我々に近づいたのかなど・・過去の記憶をたどれば答えなど出ているのも同然・・。」

ルシファーは、静かに顔をアザゼルへと向き直した。

アザゼルの結界は、今すぐにでもルシファーの力をもってすれば、雑作もなく破壊できる。
だが・・あえてそうしないのは、アザゼルの空間移動術が先か・・間合いをつめている状況にあった。

「☆なぁ・・?ルシファー・・?貴様に一つ問う・・」

不安げに見つめる優をよそに、アザゼルが口を開いた。

「☆・・・・ミカエルに勝てるとでも?それは何を意味するのか・・貴様自身本当に分かっているのか・・?」

ルシファーの表情は、凍りつくような瞳を浮かべたまま、その視線はアザゼルを捕らえていた。

「・・貴様の戯れ言など・・聞くに耐えんな・・。」

ルシファーの言葉に続いてダミアンが話し始めた。

「♪・・アザゼル・・何故・・あの時・・我々を・・そしてルシファーを裏切った・・?
我々を裏切るほど・・神からの見返りが欲しかったのか・・?なぁ・・アザゼル・・?」

ダミアンは、ゆっくりとルシファーの側に並ぶと、アザゼルに向けて首切り鎌を振りかざして見せた。

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