69 / 118
第三章
〜過去の記憶③〜麒麟の提案〜
しおりを挟む
ミカエルは、息も絶え絶え、急いでヨシアとアザゼルの側へ駆け寄ると、
「大丈夫かあ!!ハァハァ・・一体どうなってるんだよ?」
事の一部始終をアザゼルから聞いたミカエルは、
「ったくよぉ~!!麒麟さんよぉ~どんだけ楽しかったんだよ?ったくよぉ!!」
「・・すまぬ・・。つい、はしゃぎすぎた・・。」
「・・お兄ちゃん・・私の背中・・痛いの治る?」
グスン・・。
「ああ!!もちろんだ!!大丈夫、すぐに治るさ。」
アザゼルがヨシアをなだめていると、庭先でくつろいでいた妖精達も集まってきた。
「クスッ♪ねぇ♪大丈夫?」
「いったそぉ~♪クスックスッ♪」
「神々の癒しの力で、治してもらわなきゃ♪」
集まってきた妖精達は、口々に話し始めた。
「聖地へ運び、安静にし治療を・・。
しばらく時間は、かかるが完全に治るまで・・私が
責任をもって側にいる事を約束しよう。」
麒麟は、神の寝床である聖地で治療する様に、アザゼルとミカエルに提案した。
「・・しばらく離れる事になるぞ?アザゼル?」
ミカエルは、不安げにアザゼルに聞いた。
「・・なあに、あっという間さっ!!
なっ!!ヨシア?頑張ろうなっ!!。」
「ウワアアア~!!お兄ちゃんと離れて眠るなんて・・私・・できないよ~ウェーン・・。」
「そりゃあ~、お兄ちゃんだって寂しいさ!
でも、それじゃヨシアの怪我が治らないだろ?
あっ!それに・・元気にならなきゃハチミツ取りにもいけないなっ!?」
「・・ハチミツ・・大好き・・。
治らなきゃ・・ハチミツ・・食べらんない・・。」
ぐずりながらも、一生懸命考えているヨシアの様子に、
「よしっ!!ヨシアが帰ってきたその日は、俺がハチミツたっぷりのケーキを作ってやるよっ!!」
ミカエルはそうヨシアに言うと、ニカッと笑って見せた。
「・・ミカエルのお兄ちゃん・・?本当?本当にハチミツたっぷりのケーキ・・作ってくれる?」
泣き張らした顔を上げ、ヨシアはミカエルに聞いた。
「あぁ!!本当さっ♪飛びきり旨くて、でっかいハチミツケーキ作ってやるって!!」
ミカエルは立ち上がり、両腕を大きく広げてみせた。
「わぁ!!本当ねっ?本当に本当ねっ!!
ミカエルのお兄ちゃん・・約束だよ!!」
「あぁ!!本当に本当っ!!約束だっ♪」
二人は互いの小指を差し出し、指切りをした。
「よしっ!!そうと決まれば・・、え~っと?さっそく聖地に向かった方がいいのか?」
ミカエルがアザゼルに聞いた。
「なるべく急いだ方がいい、一緒についてきてくれ。」
アザゼルは、ヨシアを抱き抱え歩きだした。
「さぁ~て、向かうとするかっ。」
「大丈夫かあ!!ハァハァ・・一体どうなってるんだよ?」
事の一部始終をアザゼルから聞いたミカエルは、
「ったくよぉ~!!麒麟さんよぉ~どんだけ楽しかったんだよ?ったくよぉ!!」
「・・すまぬ・・。つい、はしゃぎすぎた・・。」
「・・お兄ちゃん・・私の背中・・痛いの治る?」
グスン・・。
「ああ!!もちろんだ!!大丈夫、すぐに治るさ。」
アザゼルがヨシアをなだめていると、庭先でくつろいでいた妖精達も集まってきた。
「クスッ♪ねぇ♪大丈夫?」
「いったそぉ~♪クスックスッ♪」
「神々の癒しの力で、治してもらわなきゃ♪」
集まってきた妖精達は、口々に話し始めた。
「聖地へ運び、安静にし治療を・・。
しばらく時間は、かかるが完全に治るまで・・私が
責任をもって側にいる事を約束しよう。」
麒麟は、神の寝床である聖地で治療する様に、アザゼルとミカエルに提案した。
「・・しばらく離れる事になるぞ?アザゼル?」
ミカエルは、不安げにアザゼルに聞いた。
「・・なあに、あっという間さっ!!
なっ!!ヨシア?頑張ろうなっ!!。」
「ウワアアア~!!お兄ちゃんと離れて眠るなんて・・私・・できないよ~ウェーン・・。」
「そりゃあ~、お兄ちゃんだって寂しいさ!
でも、それじゃヨシアの怪我が治らないだろ?
あっ!それに・・元気にならなきゃハチミツ取りにもいけないなっ!?」
「・・ハチミツ・・大好き・・。
治らなきゃ・・ハチミツ・・食べらんない・・。」
ぐずりながらも、一生懸命考えているヨシアの様子に、
「よしっ!!ヨシアが帰ってきたその日は、俺がハチミツたっぷりのケーキを作ってやるよっ!!」
ミカエルはそうヨシアに言うと、ニカッと笑って見せた。
「・・ミカエルのお兄ちゃん・・?本当?本当にハチミツたっぷりのケーキ・・作ってくれる?」
泣き張らした顔を上げ、ヨシアはミカエルに聞いた。
「あぁ!!本当さっ♪飛びきり旨くて、でっかいハチミツケーキ作ってやるって!!」
ミカエルは立ち上がり、両腕を大きく広げてみせた。
「わぁ!!本当ねっ?本当に本当ねっ!!
ミカエルのお兄ちゃん・・約束だよ!!」
「あぁ!!本当に本当っ!!約束だっ♪」
二人は互いの小指を差し出し、指切りをした。
「よしっ!!そうと決まれば・・、え~っと?さっそく聖地に向かった方がいいのか?」
ミカエルがアザゼルに聞いた。
「なるべく急いだ方がいい、一緒についてきてくれ。」
アザゼルは、ヨシアを抱き抱え歩きだした。
「さぁ~て、向かうとするかっ。」
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる