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第三章
〜第32話〜真実の天秤〜
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ルシファーの右手にあった黒い稲妻は、強烈な破壊力と共に、アザゼルめがけ放たれた。
「!?っ!キャアァァっ!!!」
優の叫び声が響く。
「♪ !?!!気は確かかっ!!!ルシファーッッ!?
奴は、優を解放してないんだぞっ!!!!!
くそっ・・間に合わんっ!!!!!」
!!!ボシュッ!!ギュルギュルギュルッ!!!!
ダミアンの制止を振り切り、ルシファーから放たれた黒い稲妻は、迷うことなく一直線にアザゼルへ。
!!!!ドゴーンッッッッッ!!!!!!!!!!
辺り一面砂ぼこりが舞い上がり、凄まじい衝撃と共に真っ黒な炎がゴウゴウと燃え上がった。
「♪ !!!?ルシファーッッ!!貴様っ!!!!!!!!
優ごと攻撃しよってっ!!!!!」
大声で叫ぶダミアン。
「・・・・よく見ろ・・、これが《真の闇の主》の答えだ・・。」
「♪・・・・!?!!」
ダミアンは、ルシファーが見つめる先に目をやる。
すると、燃え盛る黒い炎の中に、顔をあげ頭上を見上げる優の姿。
その足元には、アザゼルが横たわっていた。
「♪・・・・何が起きている・・!?」
ジリっ・・。
悟られない様、踏み込む体勢になるダミアン。
「🖤・・・・ハデスっ!ミーミルっ!
ルシファー様とダミアン様の、次の攻撃に我々も続くわよ・・。」
「はっ!!」
セイラの言葉に、ミーミル、ハデスも剣を強く握りしめた。
ゆっくりとルシファーの元へ顔を向ける優。
「🖤・・!?かなり様子が変よ!?まるで、意識が無いようだわ・・。」
「♪・・・・!?!!」
コツコツ・・コツコツ・・。
ルシファーは、ゆっくり優の元へ足を動かした。
ピタッ!!
《!?なにっ!!? ・・くっ!っ! 身体が動かぬ・・凄まじい力だ・・まさか・・ここまでの魔素とは・・くっ!っ!!!》
優にあと一歩という所で、ルシファーは急に動けなくなった。
《・・・・コノ者ヲ・・裁くは・・オマエでは・・ナイ・・下がれ・・サモナクバ・・貴様とて・・レイガイでは・・無い・・・・》
《・・・・優の意識・・抑え込まれたか・・!?》
真の闇の主からの言葉に、身動き出来ずにいるルシファー。
《!?・・こ、この俺が・・押されている・・くそっ・・》
「♪・・・・!?!!」
「🖤・・・・ルシファー様でさえ、近付く事が出来ないなんて・・信じられないわ・・。」
すると突然、アザゼルの体が宙に浮き始めた。
《・・・・コノ者・ノ・・真実・・トは・・・・》
スー ッと両腕を広げ、目を閉じた。
ボワッッッ!!!!
右の手の平に、真っ黒い炎が現れた。
炎には、遠い昔の姿・・アザゼルとヨシア、そして人間だった頃の、ルシファーの姿が映し出された。
三人が笑顔で、幸せそうに笑っている姿。
ボワッッッ!!!!!!
左の手の平には、真っ白な炎が現れた。
炎の中には、ヨシアを失い絶望するアザゼルの姿。
《・・・記憶・・だと?・・。》
「!?っ!キャアァァっ!!!」
優の叫び声が響く。
「♪ !?!!気は確かかっ!!!ルシファーッッ!?
奴は、優を解放してないんだぞっ!!!!!
くそっ・・間に合わんっ!!!!!」
!!!ボシュッ!!ギュルギュルギュルッ!!!!
ダミアンの制止を振り切り、ルシファーから放たれた黒い稲妻は、迷うことなく一直線にアザゼルへ。
!!!!ドゴーンッッッッッ!!!!!!!!!!
辺り一面砂ぼこりが舞い上がり、凄まじい衝撃と共に真っ黒な炎がゴウゴウと燃え上がった。
「♪ !!!?ルシファーッッ!!貴様っ!!!!!!!!
優ごと攻撃しよってっ!!!!!」
大声で叫ぶダミアン。
「・・・・よく見ろ・・、これが《真の闇の主》の答えだ・・。」
「♪・・・・!?!!」
ダミアンは、ルシファーが見つめる先に目をやる。
すると、燃え盛る黒い炎の中に、顔をあげ頭上を見上げる優の姿。
その足元には、アザゼルが横たわっていた。
「♪・・・・何が起きている・・!?」
ジリっ・・。
悟られない様、踏み込む体勢になるダミアン。
「🖤・・・・ハデスっ!ミーミルっ!
ルシファー様とダミアン様の、次の攻撃に我々も続くわよ・・。」
「はっ!!」
セイラの言葉に、ミーミル、ハデスも剣を強く握りしめた。
ゆっくりとルシファーの元へ顔を向ける優。
「🖤・・!?かなり様子が変よ!?まるで、意識が無いようだわ・・。」
「♪・・・・!?!!」
コツコツ・・コツコツ・・。
ルシファーは、ゆっくり優の元へ足を動かした。
ピタッ!!
《!?なにっ!!? ・・くっ!っ! 身体が動かぬ・・凄まじい力だ・・まさか・・ここまでの魔素とは・・くっ!っ!!!》
優にあと一歩という所で、ルシファーは急に動けなくなった。
《・・・・コノ者ヲ・・裁くは・・オマエでは・・ナイ・・下がれ・・サモナクバ・・貴様とて・・レイガイでは・・無い・・・・》
《・・・・優の意識・・抑え込まれたか・・!?》
真の闇の主からの言葉に、身動き出来ずにいるルシファー。
《!?・・こ、この俺が・・押されている・・くそっ・・》
「♪・・・・!?!!」
「🖤・・・・ルシファー様でさえ、近付く事が出来ないなんて・・信じられないわ・・。」
すると突然、アザゼルの体が宙に浮き始めた。
《・・・・コノ者・ノ・・真実・・トは・・・・》
スー ッと両腕を広げ、目を閉じた。
ボワッッッ!!!!
右の手の平に、真っ黒い炎が現れた。
炎には、遠い昔の姿・・アザゼルとヨシア、そして人間だった頃の、ルシファーの姿が映し出された。
三人が笑顔で、幸せそうに笑っている姿。
ボワッッッ!!!!!!
左の手の平には、真っ白な炎が現れた。
炎の中には、ヨシアを失い絶望するアザゼルの姿。
《・・・記憶・・だと?・・。》
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