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第三章
〜兆し③〜ダミアンのお話し〜
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屋敷の大広間には、気付けば四人が揃う形になった。
「ダミアン・・悪いが、お前の口からも聞きたい事がある・・。」
プルップルプルプル・・。
「・・!?・・いかがなさいました?ダミアン様?」
ハデスの声にダミアンは、身体全身を震えさせ大声で叫んだ。
「♪アハッ・・寝付けなかったうえに・・話が聞きたいだと?
お~は、この上なく不愉快なのだッ!っ!
不愉快極まりないのだぁっ!!!!!」
ドゴーンッッ!!!!!!
「なっ!っ!!?」
シュウウゥゥゥゥ・・。
いきなりのダミアンの魔弾を、慌てて回避するルシファー。
「いきなり何をするっ!!!ダミアンッ!!?」
「♪アハッ!
あぁ~スッキリしたのだっ!♪
で!?話しとはなんなんだ?ルシファー♪アハッ♪」
「・・・とんだとばっちりだぞ・・優・・。」
「そう?」
知らん顔の優に、ご機嫌顔のダミアン。
「ハア・・まずは、優からの相談事からだ・・。
悪いが、聞いてくれ。」
「♪アハッ。
まっ♪仕方ないのだっ!で、なんなんだ?」
パチンっ!と指を鳴らしソファーに腰かけた。
「ご、ごめんねっ!疲れてるのに・・。
さっきハデスには、話したんだけど、まあ・・盗み聞きしていた輩もいたけどねぇ~。」
「盗み聞きとはなんだ!!その言い方はやめろっ!」
「♪ルシファーは、うるさいのだっ!黙れっ!」
「フンッ!くそっ・・。」
「♪優、続けるのだ。」
優は、ダミアンにハデスとルシファーに話したことを伝えた。
ダミアンは、顔色一つ変えず無言で頷く。
「というわけなの・・。
私・・いったいどうしちゃったんだろう・・。
ダミアンなら、何か知っているんじゃないかなあって・・。」
しばらく黙ったまま、ダミアンは目を閉じた。
「?・・この期に及んで狸寝入りか?」
「♪・・ルシファー・・貴様は黙ってろっ!」
「フンッ!」
そう言って、いきなりダミアンがソファーから立ち上がった。
「♪ 優・・これから話す事は、ここにいるルシファーでさえ知らぬ事。
故に・・危険が伴う・・。
ルシファーの知らぬ未知の領域だ。
というか、お~だけに唯一《許された守術》だ。」
「守術・・だと?
いったいどういう事だ?ダミアンッ!!!!
ましてや危険が伴うなど、あり得んぞっ!!!」
「♪アハッ!!まあ、話せば長くなる。
別に隠していたわけではない、《秘密》にしていただけなのだ。」
「同じ事だ。」
ルシファーは、腑に落ちない顔を見せる。
「ちょっと落ち着いてよっ!!ルシファーッ!
確かに・・かなり怖いけど、それでも私は知りたい。
覚悟は出来ているわっ!!!
だから邪魔しないでっ!!!」
「じゃ、邪魔だとっ!?・・ならっ!勝手にしろっ!!!」
「♪アハッ!そうこなくっちゃなのだっ!!!」
「ダミアン!!!お前っ!!!」
ルシファーの呼ぶ声も虚しく、ダミアンは笑いながらそう言うと、クルッと空中に舞い上がり両手を胸の位置で合わせ、大きな声で呪文を唱えた。
「月の影に満ちる主の力で・・我ダミアンを再び月の影にて照らせ・・。」
キュイーーーンッ!!!!
一筋の力強い光線が、ダミアンの頭上に落ちた。
瞬く間にダミアンの身体は、青白い光りに包まれた。
すると優の身体が、
「うわわわ!!?な、な、何・・私?!浮かんでるっ!?」
「ダミアン・・悪いが、お前の口からも聞きたい事がある・・。」
プルップルプルプル・・。
「・・!?・・いかがなさいました?ダミアン様?」
ハデスの声にダミアンは、身体全身を震えさせ大声で叫んだ。
「♪アハッ・・寝付けなかったうえに・・話が聞きたいだと?
お~は、この上なく不愉快なのだッ!っ!
不愉快極まりないのだぁっ!!!!!」
ドゴーンッッ!!!!!!
「なっ!っ!!?」
シュウウゥゥゥゥ・・。
いきなりのダミアンの魔弾を、慌てて回避するルシファー。
「いきなり何をするっ!!!ダミアンッ!!?」
「♪アハッ!
あぁ~スッキリしたのだっ!♪
で!?話しとはなんなんだ?ルシファー♪アハッ♪」
「・・・とんだとばっちりだぞ・・優・・。」
「そう?」
知らん顔の優に、ご機嫌顔のダミアン。
「ハア・・まずは、優からの相談事からだ・・。
悪いが、聞いてくれ。」
「♪アハッ。
まっ♪仕方ないのだっ!で、なんなんだ?」
パチンっ!と指を鳴らしソファーに腰かけた。
「ご、ごめんねっ!疲れてるのに・・。
さっきハデスには、話したんだけど、まあ・・盗み聞きしていた輩もいたけどねぇ~。」
「盗み聞きとはなんだ!!その言い方はやめろっ!」
「♪ルシファーは、うるさいのだっ!黙れっ!」
「フンッ!くそっ・・。」
「♪優、続けるのだ。」
優は、ダミアンにハデスとルシファーに話したことを伝えた。
ダミアンは、顔色一つ変えず無言で頷く。
「というわけなの・・。
私・・いったいどうしちゃったんだろう・・。
ダミアンなら、何か知っているんじゃないかなあって・・。」
しばらく黙ったまま、ダミアンは目を閉じた。
「?・・この期に及んで狸寝入りか?」
「♪・・ルシファー・・貴様は黙ってろっ!」
「フンッ!」
そう言って、いきなりダミアンがソファーから立ち上がった。
「♪ 優・・これから話す事は、ここにいるルシファーでさえ知らぬ事。
故に・・危険が伴う・・。
ルシファーの知らぬ未知の領域だ。
というか、お~だけに唯一《許された守術》だ。」
「守術・・だと?
いったいどういう事だ?ダミアンッ!!!!
ましてや危険が伴うなど、あり得んぞっ!!!」
「♪アハッ!!まあ、話せば長くなる。
別に隠していたわけではない、《秘密》にしていただけなのだ。」
「同じ事だ。」
ルシファーは、腑に落ちない顔を見せる。
「ちょっと落ち着いてよっ!!ルシファーッ!
確かに・・かなり怖いけど、それでも私は知りたい。
覚悟は出来ているわっ!!!
だから邪魔しないでっ!!!」
「じゃ、邪魔だとっ!?・・ならっ!勝手にしろっ!!!」
「♪アハッ!そうこなくっちゃなのだっ!!!」
「ダミアン!!!お前っ!!!」
ルシファーの呼ぶ声も虚しく、ダミアンは笑いながらそう言うと、クルッと空中に舞い上がり両手を胸の位置で合わせ、大きな声で呪文を唱えた。
「月の影に満ちる主の力で・・我ダミアンを再び月の影にて照らせ・・。」
キュイーーーンッ!!!!
一筋の力強い光線が、ダミアンの頭上に落ちた。
瞬く間にダミアンの身体は、青白い光りに包まれた。
すると優の身体が、
「うわわわ!!?な、な、何・・私?!浮かんでるっ!?」
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