幻影の讃美歌

ごさまる

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第四章

〜9つの魂を司るベリアル②〜

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「その保証は、どこにある・・?。」

ギロリと大蛇を睨み付けた。

「フフフフ・・さすがとでも言っておこう。
だが・・残念な事に、貴様の望む保証とやらは持ち合わせていない。
その身で試してみろ・・。
それにしても・・ 我と駆け引きなんぞ・・フフフ・・身の程知らずもいいところだ・・。
誠に、お前は我を楽しませてくれる・・フフフ。」

大蛇は、鎌首を持ち上げルシファーを見下ろした。

シュルシュルシュルッ!!!

不気味に舌を伸ばし、ルシファーの答えを待った。

「🖤 ルシファー様っ!!!やめてっ!!!」

思わずセイラが叫ぶ。

「フフ・・邪魔が入らぬ内に・・さぁ?・・答えを聞こう・・。」

シュルシュルシュル・・

「わかった・・。」

ルシファーは、そう呟くと、後ろを振り向き、ダミアンを見つめたまま口を開いた。

《♪・・ルシファー・・》

「・・もしも我々が悪を刈る事に、間に合わなかった場合・・我々・・全員が浄化され消滅する・・そして・・この事を口にした瞬間・・優の寿命が尽きる・・。
なぁ・・?そうだろ?ダミアン・・?・・。」

ツーーー・・・・・・

顔を隠すように、大蛇へ向き直すルシファーの頬に、一筋の滴が流れているかに見えた。

「♪ ルシファーアアアっ!!!!!」

思わず駆け寄ろうとするダミアン。

バキンッ!!!

「手出し無用・・」

「♪・・ベリアル・・」

大蛇が放った黒い稲妻が突き刺さり、ダミアンは行く手を阻まれた。

「さぁ・・これが俺の答えだ・・。」

「フフフフ・・言い忘れた事は無いか?
我は貴様と違って・・気は長い方だ・・言い忘れた事があれば、幾ばくか待ってやっても良いぞ・・?。」

大蛇はそう告げると、ズズズズ・・と、重く巨大な体をくねらせ、ルシファーの体に巻き付いた。

シュルシュルシュルシュル・・

今にも・・頭から丸飲みされそうなルシファー。

「フフフフ・・さぁ・・言い忘れた事は無いか?」

「あぁ・・。」

ルシファーは、そう答えると静かに目を閉じた。

「グゥウワッハッハハッハッアァアッ!!!!
まぁいいだろう・・大した奴だ。
我に喰われるかも知れぬ、この状況で表情一つ変えぬとはな。
よかろう・・答えを教えてやる・・褒美だ。」

ズズズズッと、ルシファーを取り巻いていた長い体をほどき始めた。

「貴様の答えは・・残念ながら不正解だ。」

「なにっ!!!!?」

「まぁ・・そんなに驚くな。
ダミアンとて、貴様達を騙していた訳ではない。
気まぐれに黒猫の奴が貴様達の呪縛を解いたのだ。
《見ていてもどかしいのにゃっ!つまらないにゃっ!》とか、言ってな・・。
我々は、常に優の中で潜んでいる。
黒猫の気まぐれには・・やれやれ・・頭を悩ませる。
それゆえ優の寿命は解放されたのだが・・。」

「だが・・なんだ?」

「我ら9つの魂=ベリアルの力と優の性質が合うが故に・・優が己を見失ってしまった場合・・我ベリアルの力に吸収され・・そして全ての記憶から消され・・永久に忘れ去られる運命がまっている。」

「全ての記憶から、優が消える!!!!?
そんな戯れ言・・よく言えたもんだな。
そもそも何故・・優を隠れ蓑に選んだ?
その様子じゃ・・ただ単に優の闇が深かった訳じゃなさそうだな・・?
答えろっ!!!」

バキバキッバキバキッ!!!!!!!!

ルシファーは、右腕に黒い稲妻を纏わせた。

「♪  ルシファーッ!?やめるのだっ!!!!」

「フフフフ・・勢いだけは、達者だな?
今この空間・・屋敷内は我の力で、お前達の魔素は押さえられている・・。
せいぜい頑張ったところで、貴様の出せる魔素はそれぐらいが限界だ・・フフフフ・・。
そもそも、貴様?・・優が《何者》なのかも知らぬだろう?フフフフ・・。」







































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