99 / 118
第四章
〜9つの魂を司るベリアル②〜
しおりを挟む
「その保証は、どこにある・・?。」
ギロリと大蛇を睨み付けた。
「フフフフ・・さすがとでも言っておこう。
だが・・残念な事に、貴様の望む保証とやらは持ち合わせていない。
その身で試してみろ・・。
それにしても・・ 我と駆け引きなんぞ・・フフフ・・身の程知らずもいいところだ・・。
誠に、お前は我を楽しませてくれる・・フフフ。」
大蛇は、鎌首を持ち上げルシファーを見下ろした。
シュルシュルシュルッ!!!
不気味に舌を伸ばし、ルシファーの答えを待った。
「🖤 ルシファー様っ!!!やめてっ!!!」
思わずセイラが叫ぶ。
「フフ・・邪魔が入らぬ内に・・さぁ?・・答えを聞こう・・。」
シュルシュルシュル・・
「わかった・・。」
ルシファーは、そう呟くと、後ろを振り向き、ダミアンを見つめたまま口を開いた。
《♪・・ルシファー・・》
「・・もしも我々が悪を刈る事に、間に合わなかった場合・・我々・・全員が浄化され消滅する・・そして・・この事を口にした瞬間・・優の寿命が尽きる・・。
なぁ・・?そうだろ?ダミアン・・?・・。」
ツーーー・・・・・・
顔を隠すように、大蛇へ向き直すルシファーの頬に、一筋の滴が流れているかに見えた。
「♪ ルシファーアアアっ!!!!!」
思わず駆け寄ろうとするダミアン。
バキンッ!!!
「手出し無用・・」
「♪・・ベリアル・・」
大蛇が放った黒い稲妻が突き刺さり、ダミアンは行く手を阻まれた。
「さぁ・・これが俺の答えだ・・。」
「フフフフ・・言い忘れた事は無いか?
我は貴様と違って・・気は長い方だ・・言い忘れた事があれば、幾ばくか待ってやっても良いぞ・・?。」
大蛇はそう告げると、ズズズズ・・と、重く巨大な体をくねらせ、ルシファーの体に巻き付いた。
シュルシュルシュルシュル・・
今にも・・頭から丸飲みされそうなルシファー。
「フフフフ・・さぁ・・言い忘れた事は無いか?」
「あぁ・・。」
ルシファーは、そう答えると静かに目を閉じた。
「グゥウワッハッハハッハッアァアッ!!!!
まぁいいだろう・・大した奴だ。
我に喰われるかも知れぬ、この状況で表情一つ変えぬとはな。
よかろう・・答えを教えてやる・・褒美だ。」
ズズズズッと、ルシファーを取り巻いていた長い体をほどき始めた。
「貴様の答えは・・残念ながら不正解だ。」
「なにっ!!!!?」
「まぁ・・そんなに驚くな。
ダミアンとて、貴様達を騙していた訳ではない。
気まぐれに黒猫の奴が貴様達の呪縛を解いたのだ。
《見ていてもどかしいのにゃっ!つまらないにゃっ!》とか、言ってな・・。
我々は、常に優の中で潜んでいる。
黒猫の気まぐれには・・やれやれ・・頭を悩ませる。
それゆえ優の寿命は解放されたのだが・・。」
「だが・・なんだ?」
「我ら9つの魂=ベリアルの力と優の性質が合うが故に・・優が己を見失ってしまった場合・・我ベリアルの力に吸収され・・そして全ての記憶から消され・・永久に忘れ去られる運命がまっている。」
「全ての記憶から、優が消える!!!!?
そんな戯れ言・・よく言えたもんだな。
そもそも何故・・優を隠れ蓑に選んだ?
その様子じゃ・・ただ単に優の闇が深かった訳じゃなさそうだな・・?
答えろっ!!!」
バキバキッバキバキッ!!!!!!!!
ルシファーは、右腕に黒い稲妻を纏わせた。
「♪ ルシファーッ!?やめるのだっ!!!!」
「フフフフ・・勢いだけは、達者だな?
今この空間・・屋敷内は我の力で、お前達の魔素は押さえられている・・。
せいぜい頑張ったところで、貴様の出せる魔素はそれぐらいが限界だ・・フフフフ・・。
そもそも、貴様?・・優が《何者》なのかも知らぬだろう?フフフフ・・。」
ギロリと大蛇を睨み付けた。
「フフフフ・・さすがとでも言っておこう。
だが・・残念な事に、貴様の望む保証とやらは持ち合わせていない。
その身で試してみろ・・。
それにしても・・ 我と駆け引きなんぞ・・フフフ・・身の程知らずもいいところだ・・。
誠に、お前は我を楽しませてくれる・・フフフ。」
大蛇は、鎌首を持ち上げルシファーを見下ろした。
シュルシュルシュルッ!!!
不気味に舌を伸ばし、ルシファーの答えを待った。
「🖤 ルシファー様っ!!!やめてっ!!!」
思わずセイラが叫ぶ。
「フフ・・邪魔が入らぬ内に・・さぁ?・・答えを聞こう・・。」
シュルシュルシュル・・
「わかった・・。」
ルシファーは、そう呟くと、後ろを振り向き、ダミアンを見つめたまま口を開いた。
《♪・・ルシファー・・》
「・・もしも我々が悪を刈る事に、間に合わなかった場合・・我々・・全員が浄化され消滅する・・そして・・この事を口にした瞬間・・優の寿命が尽きる・・。
なぁ・・?そうだろ?ダミアン・・?・・。」
ツーーー・・・・・・
顔を隠すように、大蛇へ向き直すルシファーの頬に、一筋の滴が流れているかに見えた。
「♪ ルシファーアアアっ!!!!!」
思わず駆け寄ろうとするダミアン。
バキンッ!!!
「手出し無用・・」
「♪・・ベリアル・・」
大蛇が放った黒い稲妻が突き刺さり、ダミアンは行く手を阻まれた。
「さぁ・・これが俺の答えだ・・。」
「フフフフ・・言い忘れた事は無いか?
我は貴様と違って・・気は長い方だ・・言い忘れた事があれば、幾ばくか待ってやっても良いぞ・・?。」
大蛇はそう告げると、ズズズズ・・と、重く巨大な体をくねらせ、ルシファーの体に巻き付いた。
シュルシュルシュルシュル・・
今にも・・頭から丸飲みされそうなルシファー。
「フフフフ・・さぁ・・言い忘れた事は無いか?」
「あぁ・・。」
ルシファーは、そう答えると静かに目を閉じた。
「グゥウワッハッハハッハッアァアッ!!!!
まぁいいだろう・・大した奴だ。
我に喰われるかも知れぬ、この状況で表情一つ変えぬとはな。
よかろう・・答えを教えてやる・・褒美だ。」
ズズズズッと、ルシファーを取り巻いていた長い体をほどき始めた。
「貴様の答えは・・残念ながら不正解だ。」
「なにっ!!!!?」
「まぁ・・そんなに驚くな。
ダミアンとて、貴様達を騙していた訳ではない。
気まぐれに黒猫の奴が貴様達の呪縛を解いたのだ。
《見ていてもどかしいのにゃっ!つまらないにゃっ!》とか、言ってな・・。
我々は、常に優の中で潜んでいる。
黒猫の気まぐれには・・やれやれ・・頭を悩ませる。
それゆえ優の寿命は解放されたのだが・・。」
「だが・・なんだ?」
「我ら9つの魂=ベリアルの力と優の性質が合うが故に・・優が己を見失ってしまった場合・・我ベリアルの力に吸収され・・そして全ての記憶から消され・・永久に忘れ去られる運命がまっている。」
「全ての記憶から、優が消える!!!!?
そんな戯れ言・・よく言えたもんだな。
そもそも何故・・優を隠れ蓑に選んだ?
その様子じゃ・・ただ単に優の闇が深かった訳じゃなさそうだな・・?
答えろっ!!!」
バキバキッバキバキッ!!!!!!!!
ルシファーは、右腕に黒い稲妻を纏わせた。
「♪ ルシファーッ!?やめるのだっ!!!!」
「フフフフ・・勢いだけは、達者だな?
今この空間・・屋敷内は我の力で、お前達の魔素は押さえられている・・。
せいぜい頑張ったところで、貴様の出せる魔素はそれぐらいが限界だ・・フフフフ・・。
そもそも、貴様?・・優が《何者》なのかも知らぬだろう?フフフフ・・。」
0
あなたにおすすめの小説
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
一流冒険者トウマの道草旅譚
黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。
しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。
そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
地上最強ヤンキーの転生先は底辺魔力の下級貴族だった件
フランジュ
ファンタジー
地区最強のヤンキー・北条慎吾は死後、不思議な力で転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
体も弱く、魔力も低いアルフィス・ハートルとして生まれ変わった北条慎吾は気合と根性で魔力差をひっくり返し、この世界で最強と言われる"火の王"に挑むため成長を遂げていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる