幻影の讃美歌

ごさまる

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第四章

〜9つの魂を司るベリアル④〜

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ダミアンは、集中し性質会話で皆に伝えた。

ガサガサっ!!!    ガサガサガサガサっ!!!

床、柱・・天井、柱時計・・屋敷の至る所を激しく走り回る見えない相手。
一同は気を集中しキョロキョロと音を目で追った。

《🖤・・ダミアン様?・・今・・私の声聞こえる・・!?》

《♪・・今のところ・・ちゃんと聞こえている。》

《ダミアン・・いつまでもこうしてられんぞ・・。》

《🖤!!ルシファー様っ!!!・・私達全員・・既に囲まれているわっ!!!
しかも・・かなりの数よ・・!?》

《♪・・皆っ!!!慌てるなっ!!!》

ガサガサっ・・ガサ・・ガサ・・

《・・しかも・・確実に我々に近付いてきています。》

《・・なぁミーミル!!俺の感が正しいなら・・相手は恐らく・・俺達皆の・・半径5メートル以内には・・近付いて来ている。
魔素も発動出来ない上に・・囲まれるとは・・。
ダミアン様・・このままではっ!!!?》

バチバチバチッバチッッ!!

《♪    !?っ!!!!?っ!!!》

「これ以上、見えぬ相手に尻尾を振るつもりはないっ!!」

バシュッっ!!!っ!!!

ルシファーが大声で叫び、一気に飛び出した。
絞り出せる魔素を右手に集中し黒稲妻を纏わせた。

《♪   よ!!よせっっ!!!ルシファーっ!!!》

ダミアンの声とほぼ同時に、辺り一面まるで電光石火の如く凄まじいスピードで、一気に《何者》かがルシファーめがけ、次々に飛びかかってゆく。

ガシッっ!!!

ガシッっ!!!ガシッっ!!!

「!!!?っ!!!くっ!?っ!!!」

ガシッっ!!!ガシッっ!!!ガシッっ!!!

「!!!?っ!!!くっ!」

飛びかかっては消え、飛びかかっては消え・・その度にルシファーから苦痛の声が漏れ始める。
更にはルシファーの僅かに絞り出せる魔素がじわりじわり奪われていった。

「くそっ!?!・・俺の魔素を感知し、力を喰らってやがる・・っ!!」

ガシッっ!!!ガシッっ!!!ガシッっ!!!

セイラは魔素を奪われ、次第に弱っていくルシファーの姿に声を震わせ呟いた。

《🖤 ・・ルシファー様の僅かな魔素が、更に小さくなってゆく・・・・。
コイツら・・私の・・ウゥ・・私の・・大切なルシファー様にぃ・・なんて酷い仕打ちをぉ・・ウゥウゥ・・大切な・・私の大切な・・ウゥゥ・・ルシファー様をォ・・!!」

バキバキっ!!!バキバキバキバキっ!!!

メリメリメリっ!!!

《♪     !!!?セイラっ!!!早まるなっっ!!!》

《セイラ様っ!!!っ!!!っ!!!っ!!!》

ダミアン達の呼びかけも虚しく・・、セイラの雄叫びに書き消された。

「!!!!ウォヲオオオォォオオオォォオッ!!!!!!!!!一匹残らず消し去ってやるっ!!!」








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