40 / 73
ピリキド
新しい仲間
しおりを挟む
猛地竜。それは地下深くに住み意識した場所に地震を引き起こす竜である。
翼を持たぬ代わりに地に潜ることが可能であまりの大きさ故それだけでも地震が起こる。
いつ生まれたのか、いつ発見されたのかは不明でこの世界にいるどの種族にも当てはまらないとされている。
挑んだ強者は皆死んでいき屍すら回収できていない。
そんな竜の討伐依頼を受けてきた隆はリトスとライナに殴られた。
(僕はこれを知らないんだけど、どういうものなんだい?)
「簡単に言えばいつでもどこでもやろうと思えば地震が起こせる竜。いる場所は分かっているのに挑んだ人は皆死んじゃって洞窟の中だから骨すら見れない。こんなやつだよ」
「だってよ…先払いでかなり金が出たし魔王の幹部倒せた俺達なら楽勝だろって思うだろ」
「思わないでござる。しかしそれはそれとして随分と大金を貰ったみたいでござるな。後払いの分はどのくらい出るのでござるか?」
「これが十パーセントって言ってたからこれの十倍は出るだろうな…一生遊んで暮らせるんじゃねえのか?とりあえず飯食おうぜ!それから数日分の食料も買ってだな…」
「はぁ…せめてこういうのを取って来いって言っておけばよかったかな」
一行は食事と買い物を済ませ、宿屋の休憩所で作戦会議を開いた。
「正直依頼をキャンセルしたほうがいいと思うんだけど、どう思う?」
「賛成でござる」
(僕もだ)
「待て待て待て待てお前ら。金は使っちまったしキャンセルなんてできるわけねえだろ!それにいくら相手が強くたって絶対に死なねえわけじゃねえんだろ?だったらやりようくらいはあるだろ」
「それはあるでしょうね。魔法で一斉に攻撃するとか空中と地上から攻撃するとか…でも数が圧倒的に足りないの。少なくとも百…いても全滅するか」
とにかくこのメンバーで挑むのは無理だと首を横に振るリトス。
ライナからも「戦ったこともないが戦いたくもない」という意見が出た。
手元の金はまだそこそこ残っており仲間を雇って依頼をすっぽかしてしまえば死んだことになるかもしれないと隆も思い始め、隆が返さなければならないと言っていた机の上に置いたお金に目を向ける。
(今飛ばしてるのは独り言だから反応しなくていい。どうしても相手の強さが気になるのなら僕が付き合うよ。今日の深夜、二人が寝ている時に君の部屋に行くから起きていたらその紙の裏に書いてある場所に行こう)
(わるい、いつも迷惑かけるな)
(独り言だと言っただろう?)
話は「明日町を歩いて強そうな人がいたら適当に声をかけて交渉する」ことに決まり、外に出ると日がまだ暮れていないので一行はどんな人がいるのか町を歩いて見ることにした。
「そういや城の中に強そうなやつがいっぱいいたな。城の前でうろちょろしてれば何人かは出てくるだろ」
「ただでさえ拙者達よく見られていないのにそんなことしたらさらに怪しまれるでござるよ…」
「なら話してるフリしよっか、それなら多少は怪しまれないでしょ」
都合よく通る人がよく見える木のベンチがあり、隆以外の三人が座って城から誰かが出てくるのを待つことにした。
すると数分もしないうちに次々と人が出入りをしている姿が見られたがどれも三~五人で行動しており仲間にしようにも既に組んでいるようだった。
町がランプの灯りを灯し始めるまで行き来する人を眺めていた一行だが自分達と同じく中を探していそうな人は見つからなかった。
宿に戻り休憩所で夕食を済ませて部屋に向かおうとドアを開けると隆達が殺してしまった兵士達と同じような格好をした男が兜を付けた状態でリトスの方を向く。
「お前達、最近この町を出入りしているやつらだな?」
「そうだけど、それがどうかしたの?」
「そこにいる男があの竜を討伐するというから来てみたはいいが…はっ、この連中じゃ嬲られ殺されるだけだな」
「てめぇ…」
「はいそんなこと言われただけで問題起こそうとしないの。ごめんなさいね、うちのリーダー後先考えないタイプで私たちも依頼見に行こうとしたんだけど種族が見ての通りだから誰一人ついていくことができなかったの。偉い人気取りで足を運んできてくれて悪いんだけどさっさとお引取りいただけない?」
皮肉たっぷりの笑みで中指を立てるリトス。
「偉い人気取りだと?悪いが俺は偉いんだよ。胸についているこのバッジお前には分からないだろうが俺はこの町で二番目に偉い。分かったらさっさと土下座をして謝るんだな無能エルフが!」
「あらその胸についているのはゴミではなかったんですか。これはお詫びしなくちゃいけませんね」
その場に屈んで土下座をしようとするリトス。
しかし一本のカットラスを甲に向かって投げるとそっちに意識をそらせてラルアに指示をして甲を脱がせた。
「竜に挑んだら嬲られ殺されるだっけ?じゃあ私と猛地竜と気が合いそう」
いつもはカットラスを投げれば隆に刺さるはずだがこの時投げたカットラスは男の両目を的確に切り裂いた。
「うがぁぁぁ!」
(こんなことして大丈夫なの?問題は起こさないほうがいいって…)
「隆と一緒にいたから短気なところが伝染っちゃったのかもね。ところで隆、お金はいっぱいあったほうがいいと思わない?」
「まぁそりゃあな…お前もしかして…」
「リトス殿。保存はあまり効かないでござるが内蔵や血液も病院に売れば高く買い取ってくれるでござるよ!」
「決まりね。眼球傷つけたのは失敗だったかー」
「お、お前らこんなことしてただで済むと…」
「思わない。こんなことで一々ビクビクしてられるほど私達の旅って甘くないから。それに隆からこんな面白い言葉を聞いたの。死人に口なし」
蔦で縛られて動けなくなっている男の首をライナが折ると男は意識を失った。
休憩所には一行と翌日の仕込みをしていたオーナーしかおらず、隆がオーナーに金を握らせると「仕方ねぇな」と行って一行のしたことを見なかったことにした。
一行は急ぎ男を病院まで運んでいくと病院はまだ開いており、出てきた魔法使いは何かを察したのか一行を地下へと案内する。
「まさかダークジェムだけではなく死体を提供してくれるとは思いませんでしたよ。しかもまさかの兵士長ときたものです」
「偉いのは騎士団の人じゃないのでござるか?」
「あの人達は雇われていない集団ですからね。兵士は雇われている身なのでこれが知れたらとんでもないことになりますよ」
「あはは…そうだ、私達今仲間を探してるんだけど、それもできたら魔法使いで。ここにいる人で仲間になってくれそうな人いない?」
「いますよ。ダークジェムを頂いた時にあなた達に会ってみたいという同士が何人かいましてね。人は足りていますし引き抜いてもらっても構いませんよ」
人は足りている。だから誰かいなくても構わないという言葉にリトスは少し引っかかったが感謝して死体分の金を貰うことにした。
翼を持たぬ代わりに地に潜ることが可能であまりの大きさ故それだけでも地震が起こる。
いつ生まれたのか、いつ発見されたのかは不明でこの世界にいるどの種族にも当てはまらないとされている。
挑んだ強者は皆死んでいき屍すら回収できていない。
そんな竜の討伐依頼を受けてきた隆はリトスとライナに殴られた。
(僕はこれを知らないんだけど、どういうものなんだい?)
「簡単に言えばいつでもどこでもやろうと思えば地震が起こせる竜。いる場所は分かっているのに挑んだ人は皆死んじゃって洞窟の中だから骨すら見れない。こんなやつだよ」
「だってよ…先払いでかなり金が出たし魔王の幹部倒せた俺達なら楽勝だろって思うだろ」
「思わないでござる。しかしそれはそれとして随分と大金を貰ったみたいでござるな。後払いの分はどのくらい出るのでござるか?」
「これが十パーセントって言ってたからこれの十倍は出るだろうな…一生遊んで暮らせるんじゃねえのか?とりあえず飯食おうぜ!それから数日分の食料も買ってだな…」
「はぁ…せめてこういうのを取って来いって言っておけばよかったかな」
一行は食事と買い物を済ませ、宿屋の休憩所で作戦会議を開いた。
「正直依頼をキャンセルしたほうがいいと思うんだけど、どう思う?」
「賛成でござる」
(僕もだ)
「待て待て待て待てお前ら。金は使っちまったしキャンセルなんてできるわけねえだろ!それにいくら相手が強くたって絶対に死なねえわけじゃねえんだろ?だったらやりようくらいはあるだろ」
「それはあるでしょうね。魔法で一斉に攻撃するとか空中と地上から攻撃するとか…でも数が圧倒的に足りないの。少なくとも百…いても全滅するか」
とにかくこのメンバーで挑むのは無理だと首を横に振るリトス。
ライナからも「戦ったこともないが戦いたくもない」という意見が出た。
手元の金はまだそこそこ残っており仲間を雇って依頼をすっぽかしてしまえば死んだことになるかもしれないと隆も思い始め、隆が返さなければならないと言っていた机の上に置いたお金に目を向ける。
(今飛ばしてるのは独り言だから反応しなくていい。どうしても相手の強さが気になるのなら僕が付き合うよ。今日の深夜、二人が寝ている時に君の部屋に行くから起きていたらその紙の裏に書いてある場所に行こう)
(わるい、いつも迷惑かけるな)
(独り言だと言っただろう?)
話は「明日町を歩いて強そうな人がいたら適当に声をかけて交渉する」ことに決まり、外に出ると日がまだ暮れていないので一行はどんな人がいるのか町を歩いて見ることにした。
「そういや城の中に強そうなやつがいっぱいいたな。城の前でうろちょろしてれば何人かは出てくるだろ」
「ただでさえ拙者達よく見られていないのにそんなことしたらさらに怪しまれるでござるよ…」
「なら話してるフリしよっか、それなら多少は怪しまれないでしょ」
都合よく通る人がよく見える木のベンチがあり、隆以外の三人が座って城から誰かが出てくるのを待つことにした。
すると数分もしないうちに次々と人が出入りをしている姿が見られたがどれも三~五人で行動しており仲間にしようにも既に組んでいるようだった。
町がランプの灯りを灯し始めるまで行き来する人を眺めていた一行だが自分達と同じく中を探していそうな人は見つからなかった。
宿に戻り休憩所で夕食を済ませて部屋に向かおうとドアを開けると隆達が殺してしまった兵士達と同じような格好をした男が兜を付けた状態でリトスの方を向く。
「お前達、最近この町を出入りしているやつらだな?」
「そうだけど、それがどうかしたの?」
「そこにいる男があの竜を討伐するというから来てみたはいいが…はっ、この連中じゃ嬲られ殺されるだけだな」
「てめぇ…」
「はいそんなこと言われただけで問題起こそうとしないの。ごめんなさいね、うちのリーダー後先考えないタイプで私たちも依頼見に行こうとしたんだけど種族が見ての通りだから誰一人ついていくことができなかったの。偉い人気取りで足を運んできてくれて悪いんだけどさっさとお引取りいただけない?」
皮肉たっぷりの笑みで中指を立てるリトス。
「偉い人気取りだと?悪いが俺は偉いんだよ。胸についているこのバッジお前には分からないだろうが俺はこの町で二番目に偉い。分かったらさっさと土下座をして謝るんだな無能エルフが!」
「あらその胸についているのはゴミではなかったんですか。これはお詫びしなくちゃいけませんね」
その場に屈んで土下座をしようとするリトス。
しかし一本のカットラスを甲に向かって投げるとそっちに意識をそらせてラルアに指示をして甲を脱がせた。
「竜に挑んだら嬲られ殺されるだっけ?じゃあ私と猛地竜と気が合いそう」
いつもはカットラスを投げれば隆に刺さるはずだがこの時投げたカットラスは男の両目を的確に切り裂いた。
「うがぁぁぁ!」
(こんなことして大丈夫なの?問題は起こさないほうがいいって…)
「隆と一緒にいたから短気なところが伝染っちゃったのかもね。ところで隆、お金はいっぱいあったほうがいいと思わない?」
「まぁそりゃあな…お前もしかして…」
「リトス殿。保存はあまり効かないでござるが内蔵や血液も病院に売れば高く買い取ってくれるでござるよ!」
「決まりね。眼球傷つけたのは失敗だったかー」
「お、お前らこんなことしてただで済むと…」
「思わない。こんなことで一々ビクビクしてられるほど私達の旅って甘くないから。それに隆からこんな面白い言葉を聞いたの。死人に口なし」
蔦で縛られて動けなくなっている男の首をライナが折ると男は意識を失った。
休憩所には一行と翌日の仕込みをしていたオーナーしかおらず、隆がオーナーに金を握らせると「仕方ねぇな」と行って一行のしたことを見なかったことにした。
一行は急ぎ男を病院まで運んでいくと病院はまだ開いており、出てきた魔法使いは何かを察したのか一行を地下へと案内する。
「まさかダークジェムだけではなく死体を提供してくれるとは思いませんでしたよ。しかもまさかの兵士長ときたものです」
「偉いのは騎士団の人じゃないのでござるか?」
「あの人達は雇われていない集団ですからね。兵士は雇われている身なのでこれが知れたらとんでもないことになりますよ」
「あはは…そうだ、私達今仲間を探してるんだけど、それもできたら魔法使いで。ここにいる人で仲間になってくれそうな人いない?」
「いますよ。ダークジェムを頂いた時にあなた達に会ってみたいという同士が何人かいましてね。人は足りていますし引き抜いてもらっても構いませんよ」
人は足りている。だから誰かいなくても構わないという言葉にリトスは少し引っかかったが感謝して死体分の金を貰うことにした。
0
あなたにおすすめの小説
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】
きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。
その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ!
約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。
―――
当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。
なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
処刑回避のために「空気」になったら、なぜか冷徹公爵(パパ)に溺愛されるまで。
チャビューヘ
ファンタジー
「掃除(処分)しろ」と私を捨てた冷徹な父。生き残るために「心を無」にして媚びを売ったら。
「……お前の声だけが、うるさくない」
心の声が聞こえるパパと、それを知らずに生存戦略を練る娘の、すれ違い溺愛物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる