魔族の寵愛2

ゆまは なお

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 息を飲んで見上げると、紅い瞳が残忍な光を湛えて口づけた。思わず唇を結んだが、そんな抵抗はまるで無意味だ。つつっと舌先で唇をなぞられて、ラファエルの唇はしどけなく開いてしまう。

 魔族の誘惑に勝てるはずもないのだ。

 そのまま舌を差し入れられる。唾液はあまく淫らな情動を引き起こした。この半年で快楽を覚えこまされた体は魔族の体液にすぐに反応してしまう。

「やめてください」
 か細い声で抵抗しても、体はすでに火照りはじめていた。
 夜着のチュニックから手を差し入れて胸の先をこねられる。

「あっ、だめ……いや、です」
「こんなにしておいて、よく言う」
 ちいさく勃ちあがった先を吸われて、びくっと背中をしならせた。

「あ、そんな…やめて」
 下着のなかに入った手に勃ちあがりかけた昂ぶりを愛撫され、先端からはとろりと蜜がこぼれた。

「ほら、もう濡れているな」
「お願い、やめて」
 ラファエルの涙声にアシュタルトは得たりと微笑んでうなずいた。

「いいだろう、続きは後でな」
 魔族の罠に落ちたのだと気づいたラファエルは、こらえきれない熱い吐息をこぼした。
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