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僕は理不尽に屈しない
しおりを挟む僕は所謂、女の子顔なんだと思う。
人より幼く見えて、多分、弱者に見えるんだと思う。
だから、
「ほら、これ運べよオカマ。」
「ゴウ!そんなのこいつに運べるわけないじゃないじゃん!女だぞ!」
「ちょっとゴウかわいそーじゃーん!」
いじめられる。
うん。全然気にならない。けどさ、僕は理不尽なの気に入らない。
僕がこの顔なのはどうしようもないし、なんなら僕は自分の顔は嫌いじゃないんだ。
だから睨み返す。
「生意気な目だな」
「僕は何も悪いことしてないのになんでそんな荷物を運ばなきゃいけないの?」
ごうって呼ばれてる人が僕に差し出した物は明らかに重そうなダンボール。
次の授業で使うからって先生が移動教室に持って来いってこの人に頼んでたのを僕は知ってる。
「俺は運びたくないんだ、それに、ほら、弱そうなお前を鍛えてあげたいんだよ」
「ゴウの優しさってね!まぁいいから運べよ!」
うん。嫌だ。
僕は席から立ち上がってダンボールを持ち上げようとする。
その時にポケットから紙を落とす。
「おい、なにか落ちたぞ?」
僕は
「うあーーー!!!」
「ゴウ!?ごう!!おい!血が!」
「きゃーーーー!!」
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