94 / 148
本編前のエピソード
雲の行き先 32 挨拶の仕方 下
しおりを挟む
揶揄われているのだとしても、それはそれで問題はない。それの方が気が楽だ。
迷う必要はない、聞き出そう。
「はい、この挨拶は今後役に立ちそうです。ぜひ教えて下さい」
リュゼーはロシリオの目を真っ直ぐ見て答える。
「そうそれだ、そういった素直な態度に人は心を打たれる。挨拶に重要なのは心だ、心を相手にぶつけるのだ。もう一度行くぞ?」
「はい。お願いします」
先ほどより強く手を引かれる。
胸から伝わるロシリオの気は、心臓に伝わると熱を帯びて体全体に広がっていく。何とも心地良い思いが体を包んでいく、そして力が沸く。
「——帝国の使者と話をしていたからだ」
それと共に聞こえたこの言葉により、嫌な感じが背中を這う。
最近トンポン国内で帝国派が勢力を強めてきて、緩衝国としての役割が無くなってきたと言われ始めている。すでにそれすら越えて、帝国の手がここまで南下しているという現実に驚く。しかし心に宿った気で、何とかなりそうな気がする。この人も不思議な人だ。
そんなリュゼーの顔を見てロシリオは笑う。
「どこでどうこれを使うかはお前次第だが、勉強になっただろ?」
ロシリオはリュゼーの手を強く握ってから、手を離す。
事実だからと念を押すように、強く握ってきた。事実かどうかは問題ではない。考えたくはないが、想像はつく。
それよりも、なぜそれを教えてきたということが気になる。相手の狙いが全くといっていいほど分からない。
「ロシリオ様に教わってどうでした?」
ウィーリーは訊ねる。
自分の顔が酷いことになっていることに気付いて、リュゼーは慌てて眉根を離す。顔を作り直し、ウィーリーに顔を向ける。
「物事には色々と意味が込められているのだと、勉強になりました」
「そうですか、それは良かった。この挨拶を知っているだけで、この国の者とこれから仲良くするのに役に立ちます。自国の挨拶をしてくれると嬉しいものですからね。ただ挨拶の下手な人は、その辺が分かっていないから心配です」
奴らの要求は常に、『帝国の一部になれ』だ。
「新しい子が生まれただかで、食べ物を用意するのが大変だ、などと言っていたな」
目当てはリチレーヌの穀物か。
「ええ、でもお金は沢山あるらしく、困った様子はなかったですね」
「俺たちとは違って穀物を商品として売るなら、高く買ってもらった方が領主としては得だからな」
その通りだ。
「やっと領地内の損得に対して興味を持っていただきましたか」
「勘違いするな、俺はいつも考えている。ただそれ以上に民を守ることを考えているのだ」
同盟国とはいえ他国。商いをするなら文句は言えないが、治安を維持してくれるのならエルドレではなくてもいいと考えられたら厄介だ。
帝国は、侵略ではなく治安維持として、堂々と軍を送り込める。
リュゼーは眉根に力が入るのを堪える。
悔しいが、話に入らない方が良い。この会話に入るほどの実力は、今は無い。
「確か、帝国は北方の民族と縁談がありませんでしたか?」
「それがな、どうも拗らせているらしい」
「そうなのですね」
「そっちに本腰を入れる為、子の面倒を先に済ませるつもりらしい。子に手が掛からなくなったら、北方に婿をもらいに行くらしいぞ」
「そこまで子が気になるのなら、よほど可愛い子なのでしょうね」
「詳しいことは聞かなんだが、塩のように白い肌をしているらしいな」
小競り合いを続けている北方の民族が相手なら、雪と表現するのではないか。帝国はエルドレまで視野に入れている。
まさか、ロシリオは帝国側に付くというのだろうか。いや、それならばここで教えることはしない。しかし……。
「安心して」ウィーリーは笑う。「挨拶を教えたのは、領主自らです」
一呼吸、置かれる。
「そうだな」
先ほどより半拍少なく、無言の時間が流れる。
「この挨拶により問題が起こった場合は、領主が進んでどうにかしてくれるはずです。教えた張本人として、それぐらいのことをしてあげなければ私は納得しません」
「お前に怒る資格はない。お前の方が、あちらが気にしているのを分かったうえで楽しんでいたではないか」
話の感じから、帝国側から口止めされていたことが窺える。
リュゼーに帝国と接触していることを伝えたのは、単なる気まぐれなのだろうか。
「一生懸命にやります。ですが不安なので、何かあったら一緒に行ってくれますか?」
踏み込みすぎかもしれないが、ロシリオの立ち位置を確認しなければ不安で仕方がない。
「お前は面白いやつだな、俺を一緒に誘うとは大胆なことを言いやがる。そうだなー……」
ロシリオは語尾を伸ばしながら考える振りをする。「そんな面白いやつから頼まれたら、断れんな」と片方の口角だけを上げる。
「ありがとうございます」
「気にするな。その時は一緒にそいつの尻を蹴り上げてやる」
安心した、現段階ではロシリオは王国側だ。
「試しに、ヘヒュニにこの挨拶をしてみるか? 面白いものが見られるかもしれないぞ」
まさかヘヒュニはすでに……。
「ヘヒュニ様は商いの上手な方ですが、ご自分の役目に誇りを持っています。それなので心配は要らないと思いますよ、領主」
ウィーリーはリュゼーに顔を向ける。
「エルドレで君はどういった役割なの?」
これ以上のやり取りは問題が出てくると判断したのか、ウィーリーが話題を変える
「見習いです」
「見習い?」
ウィーリーの眉根が寄る。
「認められたら家に入れるので、エルメウス家の元で仕事をしています」
「リュゼー君が入れないのは、何か理由があるの?」
「歳です。エルメウス家は成人しないと入れません」
「歳が問題なんだね。それなら来年の春が過ぎれば、エルメウス家の一員になれるわけだ」
「はい、予定ではそうです。……あれ? 歳……?」
ウィーリーの顔は、そちらが知っているならこっちも知っているよと、笑っている。
そうかもしれないが、領主と急遽参加した見習いではその差がありすぎる。
ロシリオはウィーリーの顔を見る。ウィーリーは口角を上げて、小さく頷く。先ほどロシリオが見せた、あの顔と同じだ。ウィーリーも悪戯心というか、負けん気が強いらしい。
廊下が騒がしくなってきた。
使用人が何人も部屋に入って来て、その内の一人がこちらに近付いて来る。
「おい、お前。エルメウス家の給金に納得がいかなくなったら、連絡を寄越せ」
「えっ?」
「冗談だ。どこにだってついて行ってやるが、俺に相談したければこいつを通せよ。勝手に動くなといつも言われているからな」
ロシリオは顎を振る。
「ロサリオ様、お時間です」
先ほどのペターという使用人が、身を屈めてロシリオの背中に語りかける。
「お前は俺のところには絶対に来い」
周りを気にしない声量でロシリオは言う。
「楽しみにしているぞ」
リュゼーの肩を力強く叩くと、ロシリオはペターに大広間へと案内される。
「領主は陽気な酒なので心配いりません。ちょっとだけしつこくなりますがね」
笑いながらウィーリーは手を差し出す。
「よろしくお願いします」
リュゼーが手を握り返すと、ウィーリーはその手を引いた。ロシリオの力強いそれとは違い、ゆったりとした心静かなものだった。
「——ハオスはもっとひどいらしいよ」
そう聞こえたあとに、ウィーリーと胸がぶつかる。「心にしまっておけ」というのが、ぶつけられ方で分かる。
「ありがとうございます」
「気にしないで。それでは続きは中で」
そう言い残すと、ウィーリーはロシリオの元へと向かった。
迷う必要はない、聞き出そう。
「はい、この挨拶は今後役に立ちそうです。ぜひ教えて下さい」
リュゼーはロシリオの目を真っ直ぐ見て答える。
「そうそれだ、そういった素直な態度に人は心を打たれる。挨拶に重要なのは心だ、心を相手にぶつけるのだ。もう一度行くぞ?」
「はい。お願いします」
先ほどより強く手を引かれる。
胸から伝わるロシリオの気は、心臓に伝わると熱を帯びて体全体に広がっていく。何とも心地良い思いが体を包んでいく、そして力が沸く。
「——帝国の使者と話をしていたからだ」
それと共に聞こえたこの言葉により、嫌な感じが背中を這う。
最近トンポン国内で帝国派が勢力を強めてきて、緩衝国としての役割が無くなってきたと言われ始めている。すでにそれすら越えて、帝国の手がここまで南下しているという現実に驚く。しかし心に宿った気で、何とかなりそうな気がする。この人も不思議な人だ。
そんなリュゼーの顔を見てロシリオは笑う。
「どこでどうこれを使うかはお前次第だが、勉強になっただろ?」
ロシリオはリュゼーの手を強く握ってから、手を離す。
事実だからと念を押すように、強く握ってきた。事実かどうかは問題ではない。考えたくはないが、想像はつく。
それよりも、なぜそれを教えてきたということが気になる。相手の狙いが全くといっていいほど分からない。
「ロシリオ様に教わってどうでした?」
ウィーリーは訊ねる。
自分の顔が酷いことになっていることに気付いて、リュゼーは慌てて眉根を離す。顔を作り直し、ウィーリーに顔を向ける。
「物事には色々と意味が込められているのだと、勉強になりました」
「そうですか、それは良かった。この挨拶を知っているだけで、この国の者とこれから仲良くするのに役に立ちます。自国の挨拶をしてくれると嬉しいものですからね。ただ挨拶の下手な人は、その辺が分かっていないから心配です」
奴らの要求は常に、『帝国の一部になれ』だ。
「新しい子が生まれただかで、食べ物を用意するのが大変だ、などと言っていたな」
目当てはリチレーヌの穀物か。
「ええ、でもお金は沢山あるらしく、困った様子はなかったですね」
「俺たちとは違って穀物を商品として売るなら、高く買ってもらった方が領主としては得だからな」
その通りだ。
「やっと領地内の損得に対して興味を持っていただきましたか」
「勘違いするな、俺はいつも考えている。ただそれ以上に民を守ることを考えているのだ」
同盟国とはいえ他国。商いをするなら文句は言えないが、治安を維持してくれるのならエルドレではなくてもいいと考えられたら厄介だ。
帝国は、侵略ではなく治安維持として、堂々と軍を送り込める。
リュゼーは眉根に力が入るのを堪える。
悔しいが、話に入らない方が良い。この会話に入るほどの実力は、今は無い。
「確か、帝国は北方の民族と縁談がありませんでしたか?」
「それがな、どうも拗らせているらしい」
「そうなのですね」
「そっちに本腰を入れる為、子の面倒を先に済ませるつもりらしい。子に手が掛からなくなったら、北方に婿をもらいに行くらしいぞ」
「そこまで子が気になるのなら、よほど可愛い子なのでしょうね」
「詳しいことは聞かなんだが、塩のように白い肌をしているらしいな」
小競り合いを続けている北方の民族が相手なら、雪と表現するのではないか。帝国はエルドレまで視野に入れている。
まさか、ロシリオは帝国側に付くというのだろうか。いや、それならばここで教えることはしない。しかし……。
「安心して」ウィーリーは笑う。「挨拶を教えたのは、領主自らです」
一呼吸、置かれる。
「そうだな」
先ほどより半拍少なく、無言の時間が流れる。
「この挨拶により問題が起こった場合は、領主が進んでどうにかしてくれるはずです。教えた張本人として、それぐらいのことをしてあげなければ私は納得しません」
「お前に怒る資格はない。お前の方が、あちらが気にしているのを分かったうえで楽しんでいたではないか」
話の感じから、帝国側から口止めされていたことが窺える。
リュゼーに帝国と接触していることを伝えたのは、単なる気まぐれなのだろうか。
「一生懸命にやります。ですが不安なので、何かあったら一緒に行ってくれますか?」
踏み込みすぎかもしれないが、ロシリオの立ち位置を確認しなければ不安で仕方がない。
「お前は面白いやつだな、俺を一緒に誘うとは大胆なことを言いやがる。そうだなー……」
ロシリオは語尾を伸ばしながら考える振りをする。「そんな面白いやつから頼まれたら、断れんな」と片方の口角だけを上げる。
「ありがとうございます」
「気にするな。その時は一緒にそいつの尻を蹴り上げてやる」
安心した、現段階ではロシリオは王国側だ。
「試しに、ヘヒュニにこの挨拶をしてみるか? 面白いものが見られるかもしれないぞ」
まさかヘヒュニはすでに……。
「ヘヒュニ様は商いの上手な方ですが、ご自分の役目に誇りを持っています。それなので心配は要らないと思いますよ、領主」
ウィーリーはリュゼーに顔を向ける。
「エルドレで君はどういった役割なの?」
これ以上のやり取りは問題が出てくると判断したのか、ウィーリーが話題を変える
「見習いです」
「見習い?」
ウィーリーの眉根が寄る。
「認められたら家に入れるので、エルメウス家の元で仕事をしています」
「リュゼー君が入れないのは、何か理由があるの?」
「歳です。エルメウス家は成人しないと入れません」
「歳が問題なんだね。それなら来年の春が過ぎれば、エルメウス家の一員になれるわけだ」
「はい、予定ではそうです。……あれ? 歳……?」
ウィーリーの顔は、そちらが知っているならこっちも知っているよと、笑っている。
そうかもしれないが、領主と急遽参加した見習いではその差がありすぎる。
ロシリオはウィーリーの顔を見る。ウィーリーは口角を上げて、小さく頷く。先ほどロシリオが見せた、あの顔と同じだ。ウィーリーも悪戯心というか、負けん気が強いらしい。
廊下が騒がしくなってきた。
使用人が何人も部屋に入って来て、その内の一人がこちらに近付いて来る。
「おい、お前。エルメウス家の給金に納得がいかなくなったら、連絡を寄越せ」
「えっ?」
「冗談だ。どこにだってついて行ってやるが、俺に相談したければこいつを通せよ。勝手に動くなといつも言われているからな」
ロシリオは顎を振る。
「ロサリオ様、お時間です」
先ほどのペターという使用人が、身を屈めてロシリオの背中に語りかける。
「お前は俺のところには絶対に来い」
周りを気にしない声量でロシリオは言う。
「楽しみにしているぞ」
リュゼーの肩を力強く叩くと、ロシリオはペターに大広間へと案内される。
「領主は陽気な酒なので心配いりません。ちょっとだけしつこくなりますがね」
笑いながらウィーリーは手を差し出す。
「よろしくお願いします」
リュゼーが手を握り返すと、ウィーリーはその手を引いた。ロシリオの力強いそれとは違い、ゆったりとした心静かなものだった。
「——ハオスはもっとひどいらしいよ」
そう聞こえたあとに、ウィーリーと胸がぶつかる。「心にしまっておけ」というのが、ぶつけられ方で分かる。
「ありがとうございます」
「気にしないで。それでは続きは中で」
そう言い残すと、ウィーリーはロシリオの元へと向かった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる