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決意表明
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アルファポリス様では初めて文学フリマレポートを投稿します。
内容は『お前、ふざけてんのか?』
と、思われるかも知れませんがそうではない事を最初に断言しておきます。
遂にこの時がやって来ました。
約二年前、ネット小説サイトと言う物に投稿を開始。そして半年後、右も左もわからず、知名度ゼロ状態で、一次創作の自作品を引っ提げ即売会に参戦。
初回は想定内の敗退、コミケでは現実をまざまざと見せつけられた惨敗、広島では人の暖かさに触れながらも敗退、東京での予想外の勝利、そして大阪は驚愕の20冊超え。
以下、詳細。
●今までの販売結果
◯文学フリマ東京35
→販売実績11冊。敗退。
◯コミックマーケット101
→販売実績2冊。大惨敗。
◯文学フリマ広島5
→販売実績9冊。健闘虚しく敗退。
◯文学フリマ東京36
→販売実績19冊。勝利。
◯文学フリマ大阪
→販売実績23冊。勝利。
そして今回の決戦の舞台は、文学フリマ東京37。東京都足立区出身の私としては、言わばホームタウン。過去、11冊→19冊と右肩上がりに伸ばしている、なれ親しんだ舞台でもあります。
更に今回は…………
なんと!各投稿サイトで、ご活躍されている、私も含めた16名にも及ぶ、作家様達に寄稿頂きました、短編集を新刊としてメインで販売します!
今までの私のメインは『診療内科の友美さん達の夜更かし読書会』と言う作品。
こちらは、動物と話が出来る少女が、個性的な動物達とネット小説の他作品を、面白おかしく紹介する――――と言う作品です。
この同人小説内でも、作者様に連絡を取り、作品紹介コメントをDM等で頂いておりました。
その節は貴重なお時間頂き、誠にありがとうございました。
しかし今回は16名と言う数の多さ、一つの作品の寄稿、1エピソード辺り最大約4500文字の描き下ろしも含む短編作品。専業、兼業主婦の方、会社員の方、それぞれの生活サイクルの中で、私の同人小説の為に、貴重な時間と労力を使い頂き、ご尽力して頂いた事に感謝の念が絶えません。
ですので今回、「全然売れませんでした。テヘッ!」とか「駄目だったね~アハ!」なんて事は今まで以上に許されないのです。皆様も私の立場になったら、同じ事を思うと思います。最悪は、X(旧Twitter)界隈から閉め出されても過言ではない…………その位に重要な事と受け止めて、戦地へ赴きます。
今回の新刊「短編集 小夜時雨」はXの小説界隈の『オカメな人』と言う、コミュニティの様で、そうでない方々によって構成されています。要は『オカメ』と言うネタに理解と楽しさを見出している方々、及びその作家様と繋がりがある方々です。
そして、最終的に16名にも及ぶメンバーが集結した訳ですが、この『オカメ』と言うコミュニティの様なメンバーが界隈に何人いるのか??その作家様達を捜索する事から始めました。
私自身が把握しているのは約5名でした。
『オカメな作家様達!短編集に寄稿して下さい!』と呼びかければ早いと思うでしょうが、違います。
このコミュニティの恐ろしさは、自分がオカメな作家であると自覚していないメンバーが大多数を締めると言う事なのです。オカメである事が明白なのに、いざ聞かれるとオカメじゃない!と否定してしまう……。
とにかく、寄稿して頂くのは、ただ自由気ままに即売会に参加して受賞などの実績もない、フォロワーさんが300人位の私にとっては、呼びかける事でさえ高いハードルなのです。門前払いになる可能性があるからです。
Xの過去ポストを漁り、仕事や投稿の合間3日間に渡り調査。更に聞く事が可能な相互様に聞き取り。そうかな?と思う方はいましたが、それでも思う様に、オカメが断定出来ませんでした。
最終的には、このオカメネタを界隈に浸透させたであろう、始祖の作家様お二方に相談。呼びかけを行ってもらった所、わずか二日で15名が寄稿了承。そして、途中1名を加えて総勢16名が集まりました。
『え?界隈にこんなにいたの?!』
オカメと言う言葉に導かれた、団結力と恐ろしさをまざまざと見せつけられ、絶句したのは忘れません。
私も今回始めて、お知り合いになった方々がほとんどでした。そして、各作家様達のマイページを確認して、そのレベルの高さ、作風、文体、ジャンルが違う事に更に絶句。
私は作家様同士は基本、似たような作風やジャンルを執筆されている方々が仲良くなると思っていました。しかし、今回の事で判ったのは創作と言う一つの共通事項の中で、作風やジャンルはあくまで個人のアピールの手段であり、各作家様同士がお互いのアピールを尊重し合っている。そして切磋琢磨して、時にはふざけ合いお互いの向上に繋げている……。それがオカメと言うコミュニティなんだと認識した次第です。
私はネット小説のユーザー層=文学フリマに来る方が多い、と言う認識は間違っていると言う――――むしろ、文学フリマのお客様層はネット小説をご存知ない方のが多いと言う事を学びました。つまり、土俵が全く違うのです。極論、サッカーとフットサルくらい違います。
だから、ネット小説作家様の認知――――これも今回の作品目的です。
ネット小説作家様達は、実はこんなに面白い作品を書いているんだよ!と声を大にして言いたいです。
そして今回の販売数における、勝敗ラインを以下に定めました。
0~5 大惨敗 公約として日程と時間を完全告知し、スペース開催。そして絶叫熱唱。
5~10 惨敗 創作活動を根本的に見直し。
11~15 検討虚しく敗退 謝罪文をポスト。
16~20 引き分け
21~25 勝利
26~完売 大勝利
上記は既刊も含めた販売数、そして寄稿頂きました作家様の購入数はカウントしない。とします。
文学フリマで戦えるか?は、事前の宣伝告知で80%が決まると思っています。今回は早い段階で告知し、Xでは固定ポストに配置。
そして、オカメは界隈での認知は十分、寄稿頂きました作家様達も、自主的にポストでご協力頂いてます。ですので、告知宣伝も申し分ありません。だから、後は販売元である私(サークルとしての)魅力と実力の問題だと思います。
ダラダラと綴りましたが、今回の文学フリマが私にとってただの戦場ではない――――いや、戦場と言う言葉では生ぬるい位の場である事が、理解して頂けましたでしょうか?
そして最後に今回寄稿頂きました作家様は以下の通りです。(短編集掲載順)
①うり北うり子 様
②木曜日午後 様
③有木珠乃 様
④みちのあかり 様
⑤真名鶴 様
⑥みちづきシモン 様
⑦猫兔彩愛 様
⑧阿々亜 様
⑨万吉8 様
⑩ふらっぺ 様
⑪花野井あす 様
⑫あこ 様
⑬pusuga
⑭珠邑ミト 様
⑮pico 様
⑯にわ冬莉 様
結果は余すところ無く、文学フリマ終了翌日までに投稿します。
11月11日土曜日
『あ~今日は文学フリマか~。そう言えば変な奴が戦ってるな~』くらいで構いませんので、思い出して頂ければ幸いです。
内容は『お前、ふざけてんのか?』
と、思われるかも知れませんがそうではない事を最初に断言しておきます。
遂にこの時がやって来ました。
約二年前、ネット小説サイトと言う物に投稿を開始。そして半年後、右も左もわからず、知名度ゼロ状態で、一次創作の自作品を引っ提げ即売会に参戦。
初回は想定内の敗退、コミケでは現実をまざまざと見せつけられた惨敗、広島では人の暖かさに触れながらも敗退、東京での予想外の勝利、そして大阪は驚愕の20冊超え。
以下、詳細。
●今までの販売結果
◯文学フリマ東京35
→販売実績11冊。敗退。
◯コミックマーケット101
→販売実績2冊。大惨敗。
◯文学フリマ広島5
→販売実績9冊。健闘虚しく敗退。
◯文学フリマ東京36
→販売実績19冊。勝利。
◯文学フリマ大阪
→販売実績23冊。勝利。
そして今回の決戦の舞台は、文学フリマ東京37。東京都足立区出身の私としては、言わばホームタウン。過去、11冊→19冊と右肩上がりに伸ばしている、なれ親しんだ舞台でもあります。
更に今回は…………
なんと!各投稿サイトで、ご活躍されている、私も含めた16名にも及ぶ、作家様達に寄稿頂きました、短編集を新刊としてメインで販売します!
今までの私のメインは『診療内科の友美さん達の夜更かし読書会』と言う作品。
こちらは、動物と話が出来る少女が、個性的な動物達とネット小説の他作品を、面白おかしく紹介する――――と言う作品です。
この同人小説内でも、作者様に連絡を取り、作品紹介コメントをDM等で頂いておりました。
その節は貴重なお時間頂き、誠にありがとうございました。
しかし今回は16名と言う数の多さ、一つの作品の寄稿、1エピソード辺り最大約4500文字の描き下ろしも含む短編作品。専業、兼業主婦の方、会社員の方、それぞれの生活サイクルの中で、私の同人小説の為に、貴重な時間と労力を使い頂き、ご尽力して頂いた事に感謝の念が絶えません。
ですので今回、「全然売れませんでした。テヘッ!」とか「駄目だったね~アハ!」なんて事は今まで以上に許されないのです。皆様も私の立場になったら、同じ事を思うと思います。最悪は、X(旧Twitter)界隈から閉め出されても過言ではない…………その位に重要な事と受け止めて、戦地へ赴きます。
今回の新刊「短編集 小夜時雨」はXの小説界隈の『オカメな人』と言う、コミュニティの様で、そうでない方々によって構成されています。要は『オカメ』と言うネタに理解と楽しさを見出している方々、及びその作家様と繋がりがある方々です。
そして、最終的に16名にも及ぶメンバーが集結した訳ですが、この『オカメ』と言うコミュニティの様なメンバーが界隈に何人いるのか??その作家様達を捜索する事から始めました。
私自身が把握しているのは約5名でした。
『オカメな作家様達!短編集に寄稿して下さい!』と呼びかければ早いと思うでしょうが、違います。
このコミュニティの恐ろしさは、自分がオカメな作家であると自覚していないメンバーが大多数を締めると言う事なのです。オカメである事が明白なのに、いざ聞かれるとオカメじゃない!と否定してしまう……。
とにかく、寄稿して頂くのは、ただ自由気ままに即売会に参加して受賞などの実績もない、フォロワーさんが300人位の私にとっては、呼びかける事でさえ高いハードルなのです。門前払いになる可能性があるからです。
Xの過去ポストを漁り、仕事や投稿の合間3日間に渡り調査。更に聞く事が可能な相互様に聞き取り。そうかな?と思う方はいましたが、それでも思う様に、オカメが断定出来ませんでした。
最終的には、このオカメネタを界隈に浸透させたであろう、始祖の作家様お二方に相談。呼びかけを行ってもらった所、わずか二日で15名が寄稿了承。そして、途中1名を加えて総勢16名が集まりました。
『え?界隈にこんなにいたの?!』
オカメと言う言葉に導かれた、団結力と恐ろしさをまざまざと見せつけられ、絶句したのは忘れません。
私も今回始めて、お知り合いになった方々がほとんどでした。そして、各作家様達のマイページを確認して、そのレベルの高さ、作風、文体、ジャンルが違う事に更に絶句。
私は作家様同士は基本、似たような作風やジャンルを執筆されている方々が仲良くなると思っていました。しかし、今回の事で判ったのは創作と言う一つの共通事項の中で、作風やジャンルはあくまで個人のアピールの手段であり、各作家様同士がお互いのアピールを尊重し合っている。そして切磋琢磨して、時にはふざけ合いお互いの向上に繋げている……。それがオカメと言うコミュニティなんだと認識した次第です。
私はネット小説のユーザー層=文学フリマに来る方が多い、と言う認識は間違っていると言う――――むしろ、文学フリマのお客様層はネット小説をご存知ない方のが多いと言う事を学びました。つまり、土俵が全く違うのです。極論、サッカーとフットサルくらい違います。
だから、ネット小説作家様の認知――――これも今回の作品目的です。
ネット小説作家様達は、実はこんなに面白い作品を書いているんだよ!と声を大にして言いたいです。
そして今回の販売数における、勝敗ラインを以下に定めました。
0~5 大惨敗 公約として日程と時間を完全告知し、スペース開催。そして絶叫熱唱。
5~10 惨敗 創作活動を根本的に見直し。
11~15 検討虚しく敗退 謝罪文をポスト。
16~20 引き分け
21~25 勝利
26~完売 大勝利
上記は既刊も含めた販売数、そして寄稿頂きました作家様の購入数はカウントしない。とします。
文学フリマで戦えるか?は、事前の宣伝告知で80%が決まると思っています。今回は早い段階で告知し、Xでは固定ポストに配置。
そして、オカメは界隈での認知は十分、寄稿頂きました作家様達も、自主的にポストでご協力頂いてます。ですので、告知宣伝も申し分ありません。だから、後は販売元である私(サークルとしての)魅力と実力の問題だと思います。
ダラダラと綴りましたが、今回の文学フリマが私にとってただの戦場ではない――――いや、戦場と言う言葉では生ぬるい位の場である事が、理解して頂けましたでしょうか?
そして最後に今回寄稿頂きました作家様は以下の通りです。(短編集掲載順)
①うり北うり子 様
②木曜日午後 様
③有木珠乃 様
④みちのあかり 様
⑤真名鶴 様
⑥みちづきシモン 様
⑦猫兔彩愛 様
⑧阿々亜 様
⑨万吉8 様
⑩ふらっぺ 様
⑪花野井あす 様
⑫あこ 様
⑬pusuga
⑭珠邑ミト 様
⑮pico 様
⑯にわ冬莉 様
結果は余すところ無く、文学フリマ終了翌日までに投稿します。
11月11日土曜日
『あ~今日は文学フリマか~。そう言えば変な奴が戦ってるな~』くらいで構いませんので、思い出して頂ければ幸いです。
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