予測者~Prophet~

高ちゃん

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覚醒編

ようこそグランドヘヴン

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「青年、君の名前は?」
女性はへたり込んだ僕に手を差し出す。
「えと、未来です、高橋未来」
「そうか、ミライ…」
僕はその手を借りて立ち上がる。
「私の名前はルイン、ルイン・ストリフィアだ」
ルインと名乗った彼女は顎に手をやり僕のほうをみる。
「君の名前の感じ、君もとやらから来たのか?」
「あ、はいそうで…え?」
今なんて言った。
目の前の彼女は東京と言ったか?
「東京をご存じなんですか?」
僕は少し希望を持てた。
もし東京を知っているのなら、ここは同じ地球上のどこかなのかもしれない。
牛男や見たことない草など知らないものが多すぎてその可能性を低く見ていた。
「いや、私は知らないんだ」
だがその望みは大分低くなった。
東京は一応先進国である日本の首都だ。
外国の人が名前だけ知っててもおかしくはないのだが。
「ただ、最近ここに来たもの達が、そのトウキョウって所から来たと言っててな」
「ここに来たもの達…?」
「あぁ、良かったら会ってみるか?」
「いいんですか?お願いします」
今度こそ希望を持てた。
東京を知っている人がいる。
十中八九僕と同じ世界から来た人だ。
その人達に聞いたら何か分かるかもしれない。
「よし、そうと決まれば行こう」
彼女は遠くを指さす。
へ!」
彼女は歩き出す。
僕もそれについていく。




「ほう、それであのタウロスに勝てたのか」
歩いている間、ルインさんには僕のこれまでの話をしていた。
突然刺されて、気が付いたらここにいて、あの牛男ことタウロスと戦うはめになったこと。
「まあ偶然と、奇跡のようなものが重なってですがね」
「それでも十分すごいぞ、私らは奴に苦しめられていたからな」
ルインさんはふふっと笑う。
「私や他の者たちはな、近接戦においては勝てる自信があった」
「確かに、圧倒していましたしね」
僕は先ほどの光景を思い出した。
あの見えないぐらい速さで切りつけ、僕があんなに苦労したあいつを一瞬で倒していた。
「だが、奴の能力によって上手く近づけなかったのだ」
それを言ったルインは悔しそうに拳を強く握っていた。
「なんなら私の仲間は何人も奴に殺されている」
「そう、だったんですね」
殺されている、その発言に少しゾッとした。
こんなに強そうな人でも死んでしまうような相手。
そんな奴と僕は戦っていたんだなと。
「だけど、奴の能力的に斧を投げた後なら勝てるんじゃないでしょうか」
「というと?」
「いや、奴の能力は誰かに当たった後は無力になりますから、誰かに当たったあと倒せれば」
「あぁそれは無理だ」
ルインさんは食い気味に否定した。
「無理?」
「あぁ、確かに先ほどのような状況でならそうかもしれない」
先ほどの状況、対面での勝負形式のことだろうか。
「だが、奴と戦うほとんどの状況は奴の有利な状況だった」
「有利な状況?」
「そう、例えば細い地下道で斧を何本もストックして待ち伏せした状態、とかな」
「え?あの斧って一本だけじゃないんですか?」
「あぁ我が隊が戦ったときは50本ぐらいあったんじゃないかな?」
僕は鳥肌が立つのを感じた。
あの一本であんなに厄介だったのが50本…?
しかも細い地下道ということは恐らく周りこんで不意打ちも難しい状況だ。
そりゃこんなに強い人が勝てないわけだ。
「だけど君が、ミライがあの斧を封じ込めてくれた」
ルインさんはほほ笑む。
その目はキラキラ輝かせていた。
「すごい音がするから見に行った時は驚いたぞ、見たこともない、それも戦闘向けでは無さそうな人が斧をがれきの下に封じ込めているのだからな」
「まあ本当にたまたまなんですけどね」
たまたま、そうたまたま僕にがあったから勝てたのだ。
それが無い一般人の僕だったら絶対殺されていただろう。
「そんなに謙遜するもんじゃないぞ、ミライ、君は英雄だ」
「英雄?」
「あぁ、あの能力さえ無くなれば、は勝ったも同然だ」
戦い…?
ルインさん達はあの牛男の仲間と戦っているのだろうか?
そういえばあの牛男、僕に人間族の集落の場所を聞いていたな。
ということは今から行くのは、集落のようなものなのか?
「っと、なあミライ、そんな話をしてる間に着いたぞ」
ルインさんは目の前の崖の下を指さす。
「…え?」
僕は見下ろして驚いた。
「あれが、『グランドヘヴン』だ」
そこは、大きい壁に囲まれていて、メルヘン世界にしかないような大きい城、そして住処も恐らく大量にある。
「どこが集落だよ…」
とんでもなく大きい街だった。





「ストフィリア様おかえりなさいませ、この者は?」
グランドヘヴンの恐らく門番の男が僕のほうを指さす。
「彼はミライ、どうやらトウキョウのものらしい」
「彼もですか?道理で不思議な恰好をしている」
不思議?普通だと思うが。
あぁそうか、今の僕の恰好はグレーのコートに黒のセーターに黒のスキニーパンツ。
対してルインさんや門番は西洋風の鎧。
多分文化が違うのだろう。
「それで、彼は信用できるのですか?」
門番は僕に疑いの目を向ける。
「大丈夫、信用できる、まあ会ったばかりで絶対とは言えないがな」
「それは、ちょっと不安が残りますね」
「まあでも彼はあのタウロスを倒してくれたんだ、どちらにしてもお礼はしとくべきだろう」
「な!?」
門番は僕のほうをジロジロとみる。
「この者があのタウロスを?」
「あ、いやー倒したと言っても」
僕がやったのは斧を封じ込めたのと、さっき聞いたような相手に有利な状況じゃなかったからで。
それを正直に言おうとした。だが。
「そうさ、ミライはとてもすごいのだぞ」
ルインさんが食い気味に話す。
そして僕のほうを向き、ウインクをする。
「それはそれは、もてなさなければ罰が当たりますな」
そう言って門番は指パッチンをする。
すると門がけたたましい音と共に自動で開く。
そういう仕組みなんだ、この世界の門って。
「どうぞお入りくださいミライ様」
門番は手を差し出し僕を誘導する。
「では行くぞミライ」
僕はルインさんの後をつき、門の中へ入る。
「おお」
そしてその光景に僕は思わず感嘆の声を漏らす。
「ようこそ、グランドヘヴンへ」
目の前には大きな噴水、そして多くの人たち。
服装は、皮を使った、まるでゲームのキャラクターのような感じだ。
そのせいかオープンワールドのゲームの街に紛れ込んだような、そんな気分になった。
「ふふ、すごい感動しているな」
ルインさんが笑う。
そりゃ感動もするさ。
僕は最初が草原で、次に会ったのが牛男ともう人には会えないのではとすら思っていた。
それゆえこの人の街らしい光景により感激を覚えている。
「さて、トウキョウの者達は今あそこにいる、ついてきな」
そう言ってルインは指を指す。
「あそこって」
「王城だよ」
崖の上から見たあのでかい城。
そこだった。





王城の近くに辿り着いた時、威圧感のようなものを感じた。
「すごいな、この迫力」
今、入口にいるのだが屈強な男たちが立ち塞がっていた。
その男たちは槍を持っており、侵入しようものならあれで一撃だろう。
「ルインだ入るぞ」
ルインさんはそんな男たちに銀色のエンブレムのようなものを見せる。
「ははっ」
屈強そうな男たちはルインさんの前に跪き真っすぐ道を開ける。
そこを通るルインさんに僕もついてい
『入口の前』『立ち止まり』『一歩後ろへ』
「うお!!??」
僕は咄嗟に後ろへ下がる。
何で、突然のが発動した。
何が起きたか見ると。
沢山の槍が僕を刺そうとしていた。
あのまま先に進んでいたら僕は刺されていた。
「あっぶねー」
僕は冷や汗を垂らす。
「おい!!貴様は誰だ!!」
男たちは槍を持って取り囲む。
一瞬の出来事に僕は両手を挙げて怯えるしかできなかった。
「何故ルイン様のそばにいるか分からぬが、素性の分からぬものを通すわけには行かぬ」
「存在の証明をするか、ここで死ぬか、選べ」
えぇ、そんなに厳重なのかこれ。
それにしても存在の証明、どうすれば。
「おい!!何をしている!!」
ルインさんは男たちに怒鳴る。
「彼は私の客人だ!!通してやれ!!」
「そういうわけには行きません!!もし彼が魔族の変身能力、または洗脳能力者の場合、ルイン様が騙されている可能性もある!!」
「その可能性はわずかだ!!考えすぎだ!!」
「そのわずかで王城に入られたらグランドヘヴンの終わりと言ってもいい!!」
「っ!!」
ルインさんは男達と言い合ってくれているが、男たちは一歩も引かない。
「だが、彼はトウキョウの者で証明方法が無い、君たちも知っているだろう!!」
「トウキョウ…ですか…」
お、少し弱弱しくなった。
これはいけるかもしれない。
「確かにトウキョウの者に興味がある、王はそう言ってを通させました」
なるほど。
なぜ王城にいるのかと思っていたが王の興味だったか。
良かった、何とかこの状況を脱出できた。
「だが!!すでにトウキョウの者はも来ている!!」
「ならば人数は足りているはずだ!!」
どうやらダメみたいだ。
って7人!?そんなにいるのか!?
…7人…まさか。
「それは王に確かめていないだろう!!勝手な判断ではないのか!?」
「王に確かめさせる状況まで行ったらアウトなんですよ魔族だった場合は!!」
もうダメだ、どうやら彼らは証明しなければ納得しないようだ。
だがどうすれば…。
「っ!!彼はあのタウロスを倒してくれたのだ!!我々としておもてなしすべきだ!!」
「あのタウロスを!?この男が!?ますます怪しい!!」
「そんな力を持つものは魔族の可能性がある!!」
やばい、本当に、これはまずい。
何か打開策は無いか。
僕の持っている情報は、七人の東京の人と魔族、タウロス、ルインさん。
他には何か無いか…何か。
くっそ、情報が少なすぎる。
「さあ証明してみろ!!貴様がトウキョウの者ならば!!」
考えろ高橋未来。
この状況。
ヒントはあるはずだ。
それはきっと僕も知っている。
考えろ!!予測しろ!!実行しろ!!
「……狂気的連続殺人事件」
「?」
僕は呟いた。
男たちは突然の発言に困惑している様子だった。
「東京都を騒がしていた殺人事件だ」
「一体何を言っている!?」
男達は激高する。
まあそれもそうだ。
彼らにとってこの発言は意味不明だろう。
だが僕は続ける。
「全て大きい剣によって刺された事件、犯人はガスマスク」
「貴様それは呪文か!!」
「今の発言を君たちの王に確認してほしい!」
「何!?」
男たちはざわっと動揺し始めた。
「僕が行くのがダメならこれを代わりに王に伝えてくれ!」
僕は男たちにそう大声で伝える。
いきなりなぜこのことを言い出したか。
それはある予測をしたからだ。
まず7人という事に僕は引っかかっていた。
どこかで聞いたことがある。
それもそうだ。
僕を襲った連続殺人事件。
最後に見たネットニュースが七人目の被害者だった。
そこでまず一つ目の予測。
僕らは皆、あの連続殺人事件によってこの世界に来ているのでは。
まあ僕の前に一人、八人目が死んでいたが恐らくまだたどり着いていないだけだろう。
現に僕もルインさんに拾われていなければこんなに早くたどり着いていなかった。
なので数は恐らくあっている。
次に王が興味あるという話。
王は東京の人に興味があると言っていた。
つまり何かしらの話をしているはずだ。
そしたら必ず彼らは話しているはずだ。
どうやってこの世界に来たかという事を。
そしたら王も気づいているはず。
彼らは皆、同じようなことに巻き込まれている、ということを。
つまりその事件を知っているということは王にとっては証明になるはず。
次に、この槍の男達が事件の事を知らなそうだという事。
僕は試しに単語を上げてみたが、反応していなかったどころか不思議そうな顔をしていた。
もし王が大々的に発表していたら引っかかっていただろう。
だが知らないという事はこれは機密情報になっている可能性がある。
ということは、それを知っているということがより証明になる。
もちろんこれは仮定に仮定を重ねたものだ。
だが、突破するにはもうこれしかない。
「どうした!!早く聞きに行ってきてくれ!!」
「何を、何故それを聞かなければいけない!!」
「それは君たちが後悔することになるからだ!!」
僕は大声で返す。
もちろんハッタリだ。
後悔とかは正直適当に言った。
だがとにかく今は、王に確認取ってもらわなければどうしようもない。
「まず、今のを王が知れば僕が東京の者ということが分かる」
膝が震えている。
だがばれないよう平常な顔を無理やり保つ。
「その人を君たちが殺した場合、それは王にとって不都合なことだ」
「なぜ不都合なのだ」
「それは…言えない」
「何!?」
僕は言葉を濁した。
これに関しては本当に分からない。
だがそれを悟られないよう、内緒にしている風に返した。
「だが、不都合なことをした場合、君たちは果たしてどうなるだろうか」
「…どうなるというのだ」
よし、素直に僕の話を聞いている。
ハッタリが聞いている証拠だ。
「それは、まあ口にするにも恐ろしいな」
「…」
くっそ、うまい言葉が見つからなかった。
だがあともうちょっとのはずだ。
「そして、その不都合なことを君たちがしたということに証人はいる」
僕はルインさんのほうを見る。
「…あぁ、もしそんなことをしたら私がはっきり伝えよう」
流石ルインさん、これで行けるはずだ。
「そのリスクを背負いたくなければ、確認しろ!!『連続殺人事件』『狂気は大きい剣』『ガスマスク』!!」
僕は息を切らす。
「……待っていろ」
男の一人が王城へ入っていった。
さあこっからは運だ。
僕の予測が当たっているかどうか。
その結果は待つしかない。
頼む。当たっててくれ。


しばらくして、男は帰ってきた。
「…確認が取れた、入れ」
男がそう告げた。
その言葉に他の男たちはザワザワとしだす。
「ふう、ありがとう」
僕は余裕そうに通る。
このことは確定事項でしたとばかりに
本当は内心がくがくに震えており、助かったと分かった時はガッツポーズしていたのだが。
「さぁ行くよルインさん」
「あ、あぁ」
ルインさんは僕をキョトンとした目で見ていた。
まああれほどの舌戦を繰り広げていたら、僕のすごさを身に染みるだろう。
もしかしたらかっこいいと思っているかもしれない。
「ミライ、すごい汗だぞ、大丈夫か?」
違った、僕の冷や汗の量に驚いているだけだった。
恥ずかしい。
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