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この瞬間に死ねたらいいのに(同級生・現代)
番外編1※
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今日は中邑に呼びつけられていたものの、急なシステムのトラブル対応で遅くなってしまった。
一応、中邑には都度連絡を入れていたものの既読無視されていた。会いたい気持ちはあるものの、今日はもう来るな、と怒って言い出してくれればいいのに、とすら思ってしまう。
今日は、行ってもきっとひどく機嫌が悪いはずだ。
晩飯も取らずに中邑の家に駆けつけた時には夜十時を回っていた。
今日の中邑はやはり機嫌が悪かった。
部屋に上がったあとに、上司からのLINEを一応確認していたら余計に不機嫌になってしまった。
「何にやにやしてんだよ」
「してないよ」
スマホを取り上げられてしまう。
「早く準備しろよ、いつまで待たせんだよ」
威嚇されるように急かされ、ウォシュレットで洗浄を済ましてくると、いきなりスラックスを下着ごと下ろされ、壁に手をついて立たされた。
腰を掴まれ、後ろから挿入された。
痛みに脂汗が滲む。切れなかったのが不思議なくらいだ。
「ぐっ……! なか、むらっ……うっ、んんっ……!」
シャツの上から中邑の手が、執拗にぎりぎりと乳首を痛めつける。
こんなやり方でも俺は、快楽を拾う。
「お前、誰とLINEしてた?」
「ぐっ……かい、しゃの、じょう、しっ」
「男か? 惚れてんのか?」
「ちがうっ、既婚者っ……!!」
「ふーん、ま、お前みたいなクソブス、誰も相手にしねえだろうけどな」
俺が好きなのは、中邑なのに。
馬鹿みたいに。
中邑が、俺のうなじや、僧帽筋に噛み付いた。
「い゛、いたいってっ!!」
「うるせえよ」
滲み出てきた腸液の滑りを借りて中邑が抜き差しを速めた。前立腺も、奥も、めちゃくちゃに突かれる。
足に力が入らず、わななく。
こんなに乱暴にされているのに、俺はおかしい。
もう立っていられないのに、中邑が容赦なく突き立てる。
「ん゛ぎいいいッッ……!!」
いきなり乳首をねじりあげられ、喉を反らせる。びくびくと、その痛みで絶頂を迎えてしまう。
うねる肉の中、亀頭が腹の中をめちゃくちゃに殴りつける。
「ふぐっ、あうっ、はに゛ゃッ……!! おごっ!! んぎっ、お゛ッ……!?」
指が壁紙を虚しくつかもうとするも、ずりずりと滑り落ちる。
一際奥に打ちつけられる。奥で果てたのがわかった。中邑が、小さく呻いた。
こんなときでも、中邑が俺の中で射精してくれたことには喜びがある。その呻きの官能的な響きに、ぶるりと震えが走った。
中邑がずるりと引き抜く。途端に崩れ落ちそうになる俺を中邑が立たせ、引きずっていく。
「中邑、おれ……明日、仕事だから、もう、帰らないと、うっ……!!」
ベッドに放り投げられ、スラックスを抜き取られ、シャツをはだけさせられた。
「なか、むらっ……!」
「オナホのくせに自分だけ満足して帰る気かよ」
「ちがっ……はううっ……!!」
中邑も一度は射精したじゃないか、その言葉は飲み込まざるをえなかった。
中邑が、俺の中に指を突き立て、乳首にかぶりついたからだ。
先程痛めつけられた乳輪の周りに噛みつかれ、じゅっと強く吸われる。歯をぎりぎりと立てられ、舌で転がされる。
充血した前立腺は指でこりこりと弄くられている。
再び、簡単に絶頂させられた。
「はうっ、もう、ほんと、帰らないとっ……」
「じゃ、こっちに聞いてみるか?」
そうこうするうち、また勃起した中邑が、コンドームを悠々と着ける。
「なか、むらっ!? あううっ!」
今度は正常位で挿入された。
「帰りたいなら、イくはずないよな? 歩夢」
今度は狙って、前立腺を叩かれる。
「はひっ、ひっ、ひぐっ……!」
「俺がイくまでイかなかったら帰してやるから」
「そんなっ……!」
「ほら、帰りたきゃ我慢しろよ」
我慢、我慢しないといけない。
しかし、硬い亀頭が何度も何度も執拗に前立腺をえぐりこみ、ぐりぐりと前立腺が押しつぶされ、ひしゃげられる。
我慢して、家に、帰らないと。
「ん゛っ、ん゛ん゛ッッ……!! ふぐ……ッ!」
耐えなきゃ。
歯を食いしばって、息を逃がして、暴力的な快楽をやり過ごそうとする。
耐えなきゃ、なのに。
「はひっ……! んぐっ、ふぎゃっ、ふみ゛ゃあ゛あ゛~~ッッ……!!!」
だめだ。
こんなの、無理だ。無理に決まっている。
耐えられるわけがない。
激烈な快感に、視界がフラッシュが焚かれたように、ちかちかとまばゆく白んだ。
前立腺をいじめられるたび、強烈な快楽が何度も何度も波状的に全身を走り抜けた。体が勝手にびくびくして、引き付けを起こす。
中が勝手にぎゅんぎゅんと締まり、中邑を締め上げた。
「んだよ、もうイってんじゃねえか。雑魚すぎんだろ」
「ふぎゃッッ……!! あっ、ひっ、いいい~ッッ……!! らっ、てっ……! ちが、そんにゃ、の、無理に、決まって……!!」
「クソ雑魚の淫乱歩夢まんこは帰りたくないってさ」
ぐん、と中邑の亀頭が前立腺を押しつぶす。
刺激が強すぎる。絶頂が苦しい。息がうまくできない。
「なーにが帰りたいだよ、クソよわまんこのくせしてよ。おら、イけよ、雑魚!」
「んぐっ! はっ、はううっ!! ふみゃ、ふに゛ゃあ……ッッ!!」
なぶられ、いたぶられ、前立腺がぶるぶると震える。俺は、息つくまもなく馬鹿みたいに絶頂させられる。
「ふみ゛っ……! ふぎゃっ、んぎいいいッッ……!!!」
前立腺を責め立てていた中邑が、奥を突いた。
「お゛っ……!? おぐっ、おぐっ、だめっ、だめえっ……!!」
奥を殴るように数度突き上げると、眉根を寄せ、中邑が果てた。二回目の射精だ。
中邑が小さく呻いた。ずるりと引き抜かれる刺激でまた絶頂する。
「はひっ……ひっ……はひっ……」
終わった。今度こそ終わった。
帰らないと。
中邑がコンドームを外して口を結んだ。
「歩夢」
やっとのこと起き上がりかけた俺を、中邑は再びベッドに沈めた。
息の整わない俺の首筋を中邑が舐めあげ、吸い付き、軽く歯を立てる。
「んっ、うっ……ほんとに、もう、帰らない、と」
「送ってってやるからさ、帰りたいなんて言うなよ」
耳を食みながら、中邑がささやく。ちゅぷちゅぷと水音と声が俺を犯す。
「まだ、終電、あるから、わざわざ、いい、よ」
「わかったって言えよ」
まただ。
中邑は、何がそんなに悲しい?
もう社会人の中邑は、舌ピアスをしていなくて、髪も黒くて、耳のピアスも塞がっている。
それでも、高校生のころから変わらない中邑がいる。
「歩夢、送ってってやるから、な?」
その声を聞くと、駄目だった。
俺は、だらしなくなってしまう。
「う、ん……わかっ……た、おくってっ……んんっ」
本当は、明日、仕事だから、家に帰ってちゃんと寝て、六時には起きて六時半には家を出ないといけないのに。
中邑が口を重ねる。
先ほどの暴力的な行為から一転して、信じられないほど優しく唇を食まれ、舌を絡められる。
愛情と勘違いしてしまいそうだ。
中邑は、気まぐれに手にしたオナホでさえ、手放すのが怖いのだろうか?
俺は、中邑のことを、何も知らない。
中邑も、俺には知られたくない。
歯列をなぞられ、舌を吸われる。
口を吸われながら、乳首をこりこりと親指で転がされる。
胸の奥が痺れて、熱くなっていく。
熱がどんどん溜まっていく。
薄い胸の肉を揉まれて、指の間で乳首を挟まれる。
胸の快感と繋がって、腹がびくびくと痙攣する。
口を解放すると、今度は中邑は乳首に吸い付いた。
「はっ、うっ……! んんんッッ……!!」
歯と歯に挟まれ、舌がちろちろとてっぺんを舐める。
こりこりと指で転がされ、つままれ、乳輪ごと吸われ、甘噛みされる。
乳首を責められ、きゅんと中が締まる。また疼いている。中邑がまた欲しい。
明日も仕事なのに。馬鹿だ、俺は。
抗えない。
再び硬度を取り戻した中邑が俺を組み敷いた。
ひくつく尻の穴は穿たれ、歓喜した。
「なかむらっ……なか、むらっ……んっ……あっ、あ゛あ゛っ……!!」
それから、中邑が肉の壁を亀頭で押し広げていく。
俺の腸壁は中邑に絡みつき、より中邑を感じようとぐいぐいと食い締める。ひだの一つ一つに至るまで。
何度も絶頂に襲われる。俺のそこは、中邑に作り変えられ、中邑の味にすっかり病みつきになっている。
中邑がぐにぐにと奥をゆっくりと捏ね回す。
二度達している中邑は、射精まで大分遠そうだ。
閉じていた奥が、緩みだす。中邑の亀頭をしゃぶりたくて、舐め回したくて、結腸が媚びだす。
ぐぷぷ。
中邑はいとも簡単に結腸に招きいれられ、結腸はうまそうに中邑をしゃぶる。
中邑がゆっくりと腰を使う。
「ん゛ッッ……!! なか、む、らっ、んあ゛ああっ……!!!」
結腸のひだを中邑の雁があまさずこすり、内臓を優しく突き上げ、ゆるゆると揺すられる。
馬鹿になってしまう。
後先が考えられなくなってしまう。
ただ、中邑が欲しくて、欲しくてたまらない。
「なか、むら……あっ、お゛!? あ、ああ、んぎっ、はっ……ふに゛ゃあ゛あぁぁ~~……ッッ!!!」
大きな恍惚がくる。
白い、白い。
終わり
初出:2023/07/31
一応、中邑には都度連絡を入れていたものの既読無視されていた。会いたい気持ちはあるものの、今日はもう来るな、と怒って言い出してくれればいいのに、とすら思ってしまう。
今日は、行ってもきっとひどく機嫌が悪いはずだ。
晩飯も取らずに中邑の家に駆けつけた時には夜十時を回っていた。
今日の中邑はやはり機嫌が悪かった。
部屋に上がったあとに、上司からのLINEを一応確認していたら余計に不機嫌になってしまった。
「何にやにやしてんだよ」
「してないよ」
スマホを取り上げられてしまう。
「早く準備しろよ、いつまで待たせんだよ」
威嚇されるように急かされ、ウォシュレットで洗浄を済ましてくると、いきなりスラックスを下着ごと下ろされ、壁に手をついて立たされた。
腰を掴まれ、後ろから挿入された。
痛みに脂汗が滲む。切れなかったのが不思議なくらいだ。
「ぐっ……! なか、むらっ……うっ、んんっ……!」
シャツの上から中邑の手が、執拗にぎりぎりと乳首を痛めつける。
こんなやり方でも俺は、快楽を拾う。
「お前、誰とLINEしてた?」
「ぐっ……かい、しゃの、じょう、しっ」
「男か? 惚れてんのか?」
「ちがうっ、既婚者っ……!!」
「ふーん、ま、お前みたいなクソブス、誰も相手にしねえだろうけどな」
俺が好きなのは、中邑なのに。
馬鹿みたいに。
中邑が、俺のうなじや、僧帽筋に噛み付いた。
「い゛、いたいってっ!!」
「うるせえよ」
滲み出てきた腸液の滑りを借りて中邑が抜き差しを速めた。前立腺も、奥も、めちゃくちゃに突かれる。
足に力が入らず、わななく。
こんなに乱暴にされているのに、俺はおかしい。
もう立っていられないのに、中邑が容赦なく突き立てる。
「ん゛ぎいいいッッ……!!」
いきなり乳首をねじりあげられ、喉を反らせる。びくびくと、その痛みで絶頂を迎えてしまう。
うねる肉の中、亀頭が腹の中をめちゃくちゃに殴りつける。
「ふぐっ、あうっ、はに゛ゃッ……!! おごっ!! んぎっ、お゛ッ……!?」
指が壁紙を虚しくつかもうとするも、ずりずりと滑り落ちる。
一際奥に打ちつけられる。奥で果てたのがわかった。中邑が、小さく呻いた。
こんなときでも、中邑が俺の中で射精してくれたことには喜びがある。その呻きの官能的な響きに、ぶるりと震えが走った。
中邑がずるりと引き抜く。途端に崩れ落ちそうになる俺を中邑が立たせ、引きずっていく。
「中邑、おれ……明日、仕事だから、もう、帰らないと、うっ……!!」
ベッドに放り投げられ、スラックスを抜き取られ、シャツをはだけさせられた。
「なか、むらっ……!」
「オナホのくせに自分だけ満足して帰る気かよ」
「ちがっ……はううっ……!!」
中邑も一度は射精したじゃないか、その言葉は飲み込まざるをえなかった。
中邑が、俺の中に指を突き立て、乳首にかぶりついたからだ。
先程痛めつけられた乳輪の周りに噛みつかれ、じゅっと強く吸われる。歯をぎりぎりと立てられ、舌で転がされる。
充血した前立腺は指でこりこりと弄くられている。
再び、簡単に絶頂させられた。
「はうっ、もう、ほんと、帰らないとっ……」
「じゃ、こっちに聞いてみるか?」
そうこうするうち、また勃起した中邑が、コンドームを悠々と着ける。
「なか、むらっ!? あううっ!」
今度は正常位で挿入された。
「帰りたいなら、イくはずないよな? 歩夢」
今度は狙って、前立腺を叩かれる。
「はひっ、ひっ、ひぐっ……!」
「俺がイくまでイかなかったら帰してやるから」
「そんなっ……!」
「ほら、帰りたきゃ我慢しろよ」
我慢、我慢しないといけない。
しかし、硬い亀頭が何度も何度も執拗に前立腺をえぐりこみ、ぐりぐりと前立腺が押しつぶされ、ひしゃげられる。
我慢して、家に、帰らないと。
「ん゛っ、ん゛ん゛ッッ……!! ふぐ……ッ!」
耐えなきゃ。
歯を食いしばって、息を逃がして、暴力的な快楽をやり過ごそうとする。
耐えなきゃ、なのに。
「はひっ……! んぐっ、ふぎゃっ、ふみ゛ゃあ゛あ゛~~ッッ……!!!」
だめだ。
こんなの、無理だ。無理に決まっている。
耐えられるわけがない。
激烈な快感に、視界がフラッシュが焚かれたように、ちかちかとまばゆく白んだ。
前立腺をいじめられるたび、強烈な快楽が何度も何度も波状的に全身を走り抜けた。体が勝手にびくびくして、引き付けを起こす。
中が勝手にぎゅんぎゅんと締まり、中邑を締め上げた。
「んだよ、もうイってんじゃねえか。雑魚すぎんだろ」
「ふぎゃッッ……!! あっ、ひっ、いいい~ッッ……!! らっ、てっ……! ちが、そんにゃ、の、無理に、決まって……!!」
「クソ雑魚の淫乱歩夢まんこは帰りたくないってさ」
ぐん、と中邑の亀頭が前立腺を押しつぶす。
刺激が強すぎる。絶頂が苦しい。息がうまくできない。
「なーにが帰りたいだよ、クソよわまんこのくせしてよ。おら、イけよ、雑魚!」
「んぐっ! はっ、はううっ!! ふみゃ、ふに゛ゃあ……ッッ!!」
なぶられ、いたぶられ、前立腺がぶるぶると震える。俺は、息つくまもなく馬鹿みたいに絶頂させられる。
「ふみ゛っ……! ふぎゃっ、んぎいいいッッ……!!!」
前立腺を責め立てていた中邑が、奥を突いた。
「お゛っ……!? おぐっ、おぐっ、だめっ、だめえっ……!!」
奥を殴るように数度突き上げると、眉根を寄せ、中邑が果てた。二回目の射精だ。
中邑が小さく呻いた。ずるりと引き抜かれる刺激でまた絶頂する。
「はひっ……ひっ……はひっ……」
終わった。今度こそ終わった。
帰らないと。
中邑がコンドームを外して口を結んだ。
「歩夢」
やっとのこと起き上がりかけた俺を、中邑は再びベッドに沈めた。
息の整わない俺の首筋を中邑が舐めあげ、吸い付き、軽く歯を立てる。
「んっ、うっ……ほんとに、もう、帰らない、と」
「送ってってやるからさ、帰りたいなんて言うなよ」
耳を食みながら、中邑がささやく。ちゅぷちゅぷと水音と声が俺を犯す。
「まだ、終電、あるから、わざわざ、いい、よ」
「わかったって言えよ」
まただ。
中邑は、何がそんなに悲しい?
もう社会人の中邑は、舌ピアスをしていなくて、髪も黒くて、耳のピアスも塞がっている。
それでも、高校生のころから変わらない中邑がいる。
「歩夢、送ってってやるから、な?」
その声を聞くと、駄目だった。
俺は、だらしなくなってしまう。
「う、ん……わかっ……た、おくってっ……んんっ」
本当は、明日、仕事だから、家に帰ってちゃんと寝て、六時には起きて六時半には家を出ないといけないのに。
中邑が口を重ねる。
先ほどの暴力的な行為から一転して、信じられないほど優しく唇を食まれ、舌を絡められる。
愛情と勘違いしてしまいそうだ。
中邑は、気まぐれに手にしたオナホでさえ、手放すのが怖いのだろうか?
俺は、中邑のことを、何も知らない。
中邑も、俺には知られたくない。
歯列をなぞられ、舌を吸われる。
口を吸われながら、乳首をこりこりと親指で転がされる。
胸の奥が痺れて、熱くなっていく。
熱がどんどん溜まっていく。
薄い胸の肉を揉まれて、指の間で乳首を挟まれる。
胸の快感と繋がって、腹がびくびくと痙攣する。
口を解放すると、今度は中邑は乳首に吸い付いた。
「はっ、うっ……! んんんッッ……!!」
歯と歯に挟まれ、舌がちろちろとてっぺんを舐める。
こりこりと指で転がされ、つままれ、乳輪ごと吸われ、甘噛みされる。
乳首を責められ、きゅんと中が締まる。また疼いている。中邑がまた欲しい。
明日も仕事なのに。馬鹿だ、俺は。
抗えない。
再び硬度を取り戻した中邑が俺を組み敷いた。
ひくつく尻の穴は穿たれ、歓喜した。
「なかむらっ……なか、むらっ……んっ……あっ、あ゛あ゛っ……!!」
それから、中邑が肉の壁を亀頭で押し広げていく。
俺の腸壁は中邑に絡みつき、より中邑を感じようとぐいぐいと食い締める。ひだの一つ一つに至るまで。
何度も絶頂に襲われる。俺のそこは、中邑に作り変えられ、中邑の味にすっかり病みつきになっている。
中邑がぐにぐにと奥をゆっくりと捏ね回す。
二度達している中邑は、射精まで大分遠そうだ。
閉じていた奥が、緩みだす。中邑の亀頭をしゃぶりたくて、舐め回したくて、結腸が媚びだす。
ぐぷぷ。
中邑はいとも簡単に結腸に招きいれられ、結腸はうまそうに中邑をしゃぶる。
中邑がゆっくりと腰を使う。
「ん゛ッッ……!! なか、む、らっ、んあ゛ああっ……!!!」
結腸のひだを中邑の雁があまさずこすり、内臓を優しく突き上げ、ゆるゆると揺すられる。
馬鹿になってしまう。
後先が考えられなくなってしまう。
ただ、中邑が欲しくて、欲しくてたまらない。
「なか、むら……あっ、お゛!? あ、ああ、んぎっ、はっ……ふに゛ゃあ゛あぁぁ~~……ッッ!!!」
大きな恍惚がくる。
白い、白い。
終わり
初出:2023/07/31
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