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転生したようです
襲撃1.5その5
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襲撃なのに全然襲撃されませんね…
ユーリsideながいですね…本編早くしたほうがいいのか、でも私的にユーリの腹黒をみなさんにみてもらい…ごほんごほん
今日中にユーリside終わらせるよう頑張ります!
ーーーーーーーーーー
辺りが最初より明るく、美しく見えるのはきっと隣にいるユリアが居るからか…
「ユリア、あの花なんと言うか知ってるかい?」
何でもいい、ただ会話をしたいが為に声をかける
「えぇそうですねー」
と全く見当違いな答えを棒読みで応えたのは気のせいではないが、それでも会話に応えてくれただけでも嬉しく感じた
ユリアを連れて行こうとする時、
途中で伯爵が僕に父に挨拶に行くと耳元で囁き夫人と去って行ったがユリアはそれに気付いていないのでそのまま手を引く
腕を掴んでる状態から繋ぎたいがどうすればいいかわからずとりあえず掴んだまま腰を掛けた
「王太…ユーリ様、あのそろそろお手の方を」
チラチラと繋がれてる部分を見ていたが意を決して言ってきた。
「僕が繋いでおきたいんだ…」
これは本心であるが顔は悲しげにする
人が良いのか、はたまた騙されやすいのか…おそらく後者であろうが
だが僕の企みに気づいたのか口には出さないが視線で訴えかけてくるので交わす様にニコリと笑い手首から手を離し指を絡ませるようにして手を繋いだ
その動作を見たアランが何か言いたそうに僕を見てきた、そして次に彼女の顔をみると腹を抱えて笑っていた
その顔はまるで神を崇めるかのように目を細め生暖かい表情をしていた
すると、思い出したかのようにキョロキョロと誰かを探しポツリと漏らす
「あれ…お父様は…?」
「伯爵なら夫人を連れて父上に挨拶に行ったぞ」
と先ほどとは打って変わってか問いかけに答えるアラン
「うっ…そうですか」
明らかに顔が引き攣るとその顔は何かを思案するように変わった
「隣に僕がいるのに余計なことは考えなくていいんだよ?」
見た所、頭がいい彼女は何を考えるかは想像こそはつくが、もちろんそれを実行などさせるわけない
それより、っとせっかくユリアを連れ出したのにアラン、例えそれが弟でも、あまりいい気はしないな…
そう思い弟に視線を移す
「あー…」
そんな彼はすぐに視線の意味を察する
「どうかしましたか?」
急に声を出したアランに問いかけるユリア
「俺も父上の方に行ってくるかな」
と言うとくるりと右回転して背を向け歩いていく。
一瞬目があった瞬間の会話はおそらくこうだろう
これでいいんですよね?
あぁ、ありがとう
「え、見捨てるのですか!この状況どうしろと!?」そんな視線のやりとりに気付くはずもない彼女は叫んでアランに非難の目を向けた、たじろぐ彼は一応恩人かな…と変なことを言われる前に被せてアランに微笑む
「わかったよ、僕はしばらくここに居るから父上に(邪魔するなと)お伝えしておいてくれるかい?」
「わ、わかりました」
僕の言いたいことがわかると苦笑いでアランは去っていった
そそくさとこの場から去るアランを見届けるとユリアに向き直る
「そんなに僕と2人きりは嫌かい?」
「ま、まさか…そのような恐れ多い…」
おほほほと付け足した笑いはお愛想である
クスっと笑みがこぼれる
「ユリアは僕のこと嫌い?」
首を傾げて彼女の目をまっすぐとみた
「(顔は)嫌いじゃないです。」
「そっかーそれはよかったよ」
おそらく別な意味であろうがそれでも本人から好きと言われて気分が高まった
僕は案外単純なのかなと改めて自分のことを知る
「えっ…とあ、それより王太子さま」
とユリアが言う…
ふむ、これはある意味機会か
とものの数秒で考え、口を開く
「ユリア?」不機嫌さを醸し出し彼女に笑いかける
「へ?…あっ……え、…えっと…ゆ、ユーリっ…!」
僕が何を言いたいのか気づきすぐさま言い直した
まぁ、気づいたならいいかな…と思うものの少し話し出すとすぐに呼び方が元に戻る
「ふーん…そんなに嫌なのかい?」
あくまで慣れなのであろうその敬称呼びにココぞとばかりか言いよった
「ねぇ、ユリア?」
「へ、ぁ…なんですか?」
話が変わったと勘違いした彼女はニッコリとこちらに聞き返してきて
あぁ、うん。これは面白そうだ、と思いついたことを即座に行動に移した
繋いだ手を引っ張ると逆らう事なく僕の方に倒れこんでくるユリア
彼女の耳元に口を近づけ
「そんなにお仕置きされたいの?」
囁くように言うと
っ…んと話す声よりも高い声が漏れた
どうやら耳が弱いらしいと彼女の事をこれでまた1つ知れたと喜びを噛み締める
「ぉ…う…たいし…さまぁ…」
僕の息遣いを感じるのかビクッと震えながら僕を呼ぶユリア
やっぱり、慣れてない彼女はまた敬称呼びをした
「ほら、また名前を呼んでくれない」
拗ねたように言うと顔を真っ赤にして
「ゆ…ーり…ゆーり!!…ユーリ!!」
と無我夢中なのだろう僕の名前を潤んだ瞳で見上げ火照った顔で叫ぶように呼んだ。
なんなのこれ…この生き物可愛いすぎる
僕の顔を改めてみたユリアはビクッとして離れようとする、流石に泣かせるのはダメか…と力を弱めると離れていった
「こここ、こういうことは!!し、親しい者や恋人にやってください!!」
と未だに涙をためて睨みつけるように言うユリア、精一杯睨んでるつもりなんだろうが逆効果とはわからないようだ
「くすっ…ユリアが悪いんだよ?僕のお願い…いや、
命令に逆らったんだもん…もちろん罰を与えるの当然だよね?」
というと…うぅとうなりだした
ほんと、小動物だよね…と精一杯威嚇するウサギにしか見えなくなってきたあたりで
ごめんごめんと軽く謝ると口を尖らせながら機嫌を直してくれたことに少し嬉しかったりする
結局、なんやかんやたわいもない話をしていると驚いたことに彼女あと2年で学園に入るということがわかった…
思っていた年齢よりも上で安心したのは気のせいではなく、お詫びと言わんばかりか学園の出来事など様々なことを教えると目をキラキラとして聞き入っていた
「それから…ね……ん?」
話を続けようとすると違和感を感じ首を傾げる
「ユーリ?」
急に話をやめた僕に首を傾げながら話しかけてきた
と同時に明らかな殺意を感じた
顔が強張るのは仕方ないが彼女にもしなにかあったらと思うと周囲への警戒を強めた
「ユリア僕から絶対に離れないで」
その殺意を捉えたと思った瞬間
…「ユーリアス王太子殿下っ!貰ったぁぁぁ」
騎士服に身を包んだ男がこちらに剣を向けて走ってきていた
ーーーーーーーー
本編で伏線を張ってあったので回収しました!そして、コメントでいただけた感想を元に少し彼の思考で主人公の年齢への誤認を修正しました!
やっぱりまだ主人公子供だし甘さ足りませんね…学園編に行きたい…
感想お待ちしてます!
ありがとうございました
一部修正しました!
ユーリsideながいですね…本編早くしたほうがいいのか、でも私的にユーリの腹黒をみなさんにみてもらい…ごほんごほん
今日中にユーリside終わらせるよう頑張ります!
ーーーーーーーーーー
辺りが最初より明るく、美しく見えるのはきっと隣にいるユリアが居るからか…
「ユリア、あの花なんと言うか知ってるかい?」
何でもいい、ただ会話をしたいが為に声をかける
「えぇそうですねー」
と全く見当違いな答えを棒読みで応えたのは気のせいではないが、それでも会話に応えてくれただけでも嬉しく感じた
ユリアを連れて行こうとする時、
途中で伯爵が僕に父に挨拶に行くと耳元で囁き夫人と去って行ったがユリアはそれに気付いていないのでそのまま手を引く
腕を掴んでる状態から繋ぎたいがどうすればいいかわからずとりあえず掴んだまま腰を掛けた
「王太…ユーリ様、あのそろそろお手の方を」
チラチラと繋がれてる部分を見ていたが意を決して言ってきた。
「僕が繋いでおきたいんだ…」
これは本心であるが顔は悲しげにする
人が良いのか、はたまた騙されやすいのか…おそらく後者であろうが
だが僕の企みに気づいたのか口には出さないが視線で訴えかけてくるので交わす様にニコリと笑い手首から手を離し指を絡ませるようにして手を繋いだ
その動作を見たアランが何か言いたそうに僕を見てきた、そして次に彼女の顔をみると腹を抱えて笑っていた
その顔はまるで神を崇めるかのように目を細め生暖かい表情をしていた
すると、思い出したかのようにキョロキョロと誰かを探しポツリと漏らす
「あれ…お父様は…?」
「伯爵なら夫人を連れて父上に挨拶に行ったぞ」
と先ほどとは打って変わってか問いかけに答えるアラン
「うっ…そうですか」
明らかに顔が引き攣るとその顔は何かを思案するように変わった
「隣に僕がいるのに余計なことは考えなくていいんだよ?」
見た所、頭がいい彼女は何を考えるかは想像こそはつくが、もちろんそれを実行などさせるわけない
それより、っとせっかくユリアを連れ出したのにアラン、例えそれが弟でも、あまりいい気はしないな…
そう思い弟に視線を移す
「あー…」
そんな彼はすぐに視線の意味を察する
「どうかしましたか?」
急に声を出したアランに問いかけるユリア
「俺も父上の方に行ってくるかな」
と言うとくるりと右回転して背を向け歩いていく。
一瞬目があった瞬間の会話はおそらくこうだろう
これでいいんですよね?
あぁ、ありがとう
「え、見捨てるのですか!この状況どうしろと!?」そんな視線のやりとりに気付くはずもない彼女は叫んでアランに非難の目を向けた、たじろぐ彼は一応恩人かな…と変なことを言われる前に被せてアランに微笑む
「わかったよ、僕はしばらくここに居るから父上に(邪魔するなと)お伝えしておいてくれるかい?」
「わ、わかりました」
僕の言いたいことがわかると苦笑いでアランは去っていった
そそくさとこの場から去るアランを見届けるとユリアに向き直る
「そんなに僕と2人きりは嫌かい?」
「ま、まさか…そのような恐れ多い…」
おほほほと付け足した笑いはお愛想である
クスっと笑みがこぼれる
「ユリアは僕のこと嫌い?」
首を傾げて彼女の目をまっすぐとみた
「(顔は)嫌いじゃないです。」
「そっかーそれはよかったよ」
おそらく別な意味であろうがそれでも本人から好きと言われて気分が高まった
僕は案外単純なのかなと改めて自分のことを知る
「えっ…とあ、それより王太子さま」
とユリアが言う…
ふむ、これはある意味機会か
とものの数秒で考え、口を開く
「ユリア?」不機嫌さを醸し出し彼女に笑いかける
「へ?…あっ……え、…えっと…ゆ、ユーリっ…!」
僕が何を言いたいのか気づきすぐさま言い直した
まぁ、気づいたならいいかな…と思うものの少し話し出すとすぐに呼び方が元に戻る
「ふーん…そんなに嫌なのかい?」
あくまで慣れなのであろうその敬称呼びにココぞとばかりか言いよった
「ねぇ、ユリア?」
「へ、ぁ…なんですか?」
話が変わったと勘違いした彼女はニッコリとこちらに聞き返してきて
あぁ、うん。これは面白そうだ、と思いついたことを即座に行動に移した
繋いだ手を引っ張ると逆らう事なく僕の方に倒れこんでくるユリア
彼女の耳元に口を近づけ
「そんなにお仕置きされたいの?」
囁くように言うと
っ…んと話す声よりも高い声が漏れた
どうやら耳が弱いらしいと彼女の事をこれでまた1つ知れたと喜びを噛み締める
「ぉ…う…たいし…さまぁ…」
僕の息遣いを感じるのかビクッと震えながら僕を呼ぶユリア
やっぱり、慣れてない彼女はまた敬称呼びをした
「ほら、また名前を呼んでくれない」
拗ねたように言うと顔を真っ赤にして
「ゆ…ーり…ゆーり!!…ユーリ!!」
と無我夢中なのだろう僕の名前を潤んだ瞳で見上げ火照った顔で叫ぶように呼んだ。
なんなのこれ…この生き物可愛いすぎる
僕の顔を改めてみたユリアはビクッとして離れようとする、流石に泣かせるのはダメか…と力を弱めると離れていった
「こここ、こういうことは!!し、親しい者や恋人にやってください!!」
と未だに涙をためて睨みつけるように言うユリア、精一杯睨んでるつもりなんだろうが逆効果とはわからないようだ
「くすっ…ユリアが悪いんだよ?僕のお願い…いや、
命令に逆らったんだもん…もちろん罰を与えるの当然だよね?」
というと…うぅとうなりだした
ほんと、小動物だよね…と精一杯威嚇するウサギにしか見えなくなってきたあたりで
ごめんごめんと軽く謝ると口を尖らせながら機嫌を直してくれたことに少し嬉しかったりする
結局、なんやかんやたわいもない話をしていると驚いたことに彼女あと2年で学園に入るということがわかった…
思っていた年齢よりも上で安心したのは気のせいではなく、お詫びと言わんばかりか学園の出来事など様々なことを教えると目をキラキラとして聞き入っていた
「それから…ね……ん?」
話を続けようとすると違和感を感じ首を傾げる
「ユーリ?」
急に話をやめた僕に首を傾げながら話しかけてきた
と同時に明らかな殺意を感じた
顔が強張るのは仕方ないが彼女にもしなにかあったらと思うと周囲への警戒を強めた
「ユリア僕から絶対に離れないで」
その殺意を捉えたと思った瞬間
…「ユーリアス王太子殿下っ!貰ったぁぁぁ」
騎士服に身を包んだ男がこちらに剣を向けて走ってきていた
ーーーーーーーー
本編で伏線を張ってあったので回収しました!そして、コメントでいただけた感想を元に少し彼の思考で主人公の年齢への誤認を修正しました!
やっぱりまだ主人公子供だし甘さ足りませんね…学園編に行きたい…
感想お待ちしてます!
ありがとうございました
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