58 / 103
28③ ー訪問者ー
しおりを挟む
「エルネスト様もこちらで調べます。このメモは、」
「うわっ!」
ノエルが手をかざすと、机の上にあった魔法陣の紙が、ボッと燃え出した。一瞬でそれは燃えて、灰さえ消えてしまう。
魔法だ。こちらでは初めて見た。
橙色の光がともし火のように光ったかと思った瞬間、すぐに消えてしまった。
紙を燃やすにしても消すのが早い。フィオナが行えば、ちりちりと時間をかけて燃えていくはずだ。
(あんな簡単にパッと燃やしきるのは無理ね)
炎の魔法は覚えている。紙を燃やすくらいならばたやすいので、フィオナも行うことができた。魔力を持っており、魔法の使い方を学べばすぐに行える魔法だ。
(確か、こうやって)
手のひらに小さな炎を作ると、なんだか懐かしくなる。この程度であればフィオナでも炎を作ることができた。
「……、夫人、魔法を習ったことが?」
「ええ。少しだけ」
言って、間違えたと思った。こちらでは魔法を学ぶには許可がいる。セレスティーヌは学びに力を入れてはおらず、魔力がありながら学ぶことはしなかった。
「……どこでですか? 王宮にある学び舎で学ぶ以外に、知り得ることはありません」
墓穴を掘った。懐かしいからと魔法を使うなど。
「公爵から教わったとなれば……」
「クラウディオはそんなこと教えませんよ。あの真面目さで、教えると思いますか!? 私に!!」
「ならば、なぜ? どこで魔法の使い方を覚えたのです!?」
「ゆめ、そう。夢で!使っていたんです。知らない人が! それを真似しただけです!!」
さすがに無理があるか。考えなしの言い訳をして、冷や汗が流れる。緊張で口の中が渇きそうだ。
「……。とにかく、この魔法陣は使わないでください。また、薬が手に入ったらお知らせください」
ノエルはフィオナを疑り深く睨みつけたまま、強い口調でフィオナに忠告する。
「他言無用です!」
「了解です!」
ここは言うことを聞いておいた方がいい。フィオナが背筋を伸ばして返事をすると、ノエルは胡散臭いものでも見るような視線に変えて、こちらを横目で見た。
「……デュパール公爵夫人からあなたの性格が変わったと聞きましたが。本当に変わったんですね。魔法陣のせいでは……、ないですよね?」
「とんでもないわ。そんなこと、あるわけがないでしょう! 薬が手に入ったら、お知らせします。お忙しい中来ていただいて、ありがとう」
早口でまくし立てて返してみたが、ノエルは帰るまで疑い深い瞳を見せていた。
「はー、なんか、色々……」
ノエルを見送って、フィオナはぐったりとソファーにもたれた。
稀代の天才と言われた魔法使い。その人が封じられていた。魔獣と共に。それを呼び寄せるための魔法陣かもしれないとは。
だが、その人を呼び寄せてどうする気だったのか。しかも、セレスティーヌの意識を奪ってまで。
夢の話と合わせる限り、その悪い魔法使いをセレスティーヌに依らせるつもりだったとしか思えない。
「ノエルは、確かじゃないって言ってなかったけど……」
彼もまだなにか隠していることがあるように思える。さすがに禁書で魔法使いであっても知らぬことを、ぺらぺらとセレスティーヌに話したりはしないだろう。
しかし、結果としてフィオナはセレスティーヌの魂を追い出し、彼女の体を奪ったのである。
「あの石碑に、悪い魔法使いが封印されてたってことなのかしら……。だって、同じ話すぎるのよ」
(眠っている私が死んじゃって、石碑に封じられた魔法使いが、私の魂を引っ張りセレスティーヌにうつしたってこと……?)
そう言葉にすると、なぜそんなことになるのだろう、と再び考えてしまう。
ヴァルラムはなぜそんなことをしたのだろうか。男じゃなかったから代わりにだと言うが、偶然たまたまフィオナが死に、丁度良いとセレスティーヌの体に連れて行く。
「はー、もう分からない」
もしもその話が本当ならば、祖父は悪い魔法使いを封じた石碑を、大切に守ってきたことになる。祖父だけではない。ブルイエ家代々、長い間、ずっと。
どちらにしても、まともな理由でエルネストが魔法陣を教えたわけではない。
「フィオナ様、すぐに馬車が参りますので。……大丈夫ですか?」
あまりにフィオナがぐったりとソファーに寄りかかっていたので、リディが心配そうに寄ってくる。
「大丈夫です。まだ色々分からないことだらけですけど。それより、別に気になることが」
フィオナはそっと手のひらを前に出す。リディが何をしているのかと首を傾げると、その手に現れたゆらめくものに、あっと声を上げた。
「フィオナ様、これは、魔法ですか!?」
「セレスティーヌさんは、魔力をかなり持っているみたいですね」
「そ、そうなのですか?? きゃっ!!」
「あ。ごめんなさい」
炎の大きさを天井に当たりそうなほど大きく変えたら、リディが驚きに転びそうになってしまった。フィオナは慌てて炎を消す。
使って分かる。その魔力の多さ。大きさを変えてみれば、魔力が失われる感じがまったくしなかった。
(私の魔法の知識があるのならば、魔法は使えるんだわ)
本を読み続けて知識は持っていたが、魔力が少ないため簡単な魔法しか試せなかった。だが、セレスティーヌの魔力があるのならば、フィオナは簡単に魔法が使えるのだ。
「うわっ!」
ノエルが手をかざすと、机の上にあった魔法陣の紙が、ボッと燃え出した。一瞬でそれは燃えて、灰さえ消えてしまう。
魔法だ。こちらでは初めて見た。
橙色の光がともし火のように光ったかと思った瞬間、すぐに消えてしまった。
紙を燃やすにしても消すのが早い。フィオナが行えば、ちりちりと時間をかけて燃えていくはずだ。
(あんな簡単にパッと燃やしきるのは無理ね)
炎の魔法は覚えている。紙を燃やすくらいならばたやすいので、フィオナも行うことができた。魔力を持っており、魔法の使い方を学べばすぐに行える魔法だ。
(確か、こうやって)
手のひらに小さな炎を作ると、なんだか懐かしくなる。この程度であればフィオナでも炎を作ることができた。
「……、夫人、魔法を習ったことが?」
「ええ。少しだけ」
言って、間違えたと思った。こちらでは魔法を学ぶには許可がいる。セレスティーヌは学びに力を入れてはおらず、魔力がありながら学ぶことはしなかった。
「……どこでですか? 王宮にある学び舎で学ぶ以外に、知り得ることはありません」
墓穴を掘った。懐かしいからと魔法を使うなど。
「公爵から教わったとなれば……」
「クラウディオはそんなこと教えませんよ。あの真面目さで、教えると思いますか!? 私に!!」
「ならば、なぜ? どこで魔法の使い方を覚えたのです!?」
「ゆめ、そう。夢で!使っていたんです。知らない人が! それを真似しただけです!!」
さすがに無理があるか。考えなしの言い訳をして、冷や汗が流れる。緊張で口の中が渇きそうだ。
「……。とにかく、この魔法陣は使わないでください。また、薬が手に入ったらお知らせください」
ノエルはフィオナを疑り深く睨みつけたまま、強い口調でフィオナに忠告する。
「他言無用です!」
「了解です!」
ここは言うことを聞いておいた方がいい。フィオナが背筋を伸ばして返事をすると、ノエルは胡散臭いものでも見るような視線に変えて、こちらを横目で見た。
「……デュパール公爵夫人からあなたの性格が変わったと聞きましたが。本当に変わったんですね。魔法陣のせいでは……、ないですよね?」
「とんでもないわ。そんなこと、あるわけがないでしょう! 薬が手に入ったら、お知らせします。お忙しい中来ていただいて、ありがとう」
早口でまくし立てて返してみたが、ノエルは帰るまで疑い深い瞳を見せていた。
「はー、なんか、色々……」
ノエルを見送って、フィオナはぐったりとソファーにもたれた。
稀代の天才と言われた魔法使い。その人が封じられていた。魔獣と共に。それを呼び寄せるための魔法陣かもしれないとは。
だが、その人を呼び寄せてどうする気だったのか。しかも、セレスティーヌの意識を奪ってまで。
夢の話と合わせる限り、その悪い魔法使いをセレスティーヌに依らせるつもりだったとしか思えない。
「ノエルは、確かじゃないって言ってなかったけど……」
彼もまだなにか隠していることがあるように思える。さすがに禁書で魔法使いであっても知らぬことを、ぺらぺらとセレスティーヌに話したりはしないだろう。
しかし、結果としてフィオナはセレスティーヌの魂を追い出し、彼女の体を奪ったのである。
「あの石碑に、悪い魔法使いが封印されてたってことなのかしら……。だって、同じ話すぎるのよ」
(眠っている私が死んじゃって、石碑に封じられた魔法使いが、私の魂を引っ張りセレスティーヌにうつしたってこと……?)
そう言葉にすると、なぜそんなことになるのだろう、と再び考えてしまう。
ヴァルラムはなぜそんなことをしたのだろうか。男じゃなかったから代わりにだと言うが、偶然たまたまフィオナが死に、丁度良いとセレスティーヌの体に連れて行く。
「はー、もう分からない」
もしもその話が本当ならば、祖父は悪い魔法使いを封じた石碑を、大切に守ってきたことになる。祖父だけではない。ブルイエ家代々、長い間、ずっと。
どちらにしても、まともな理由でエルネストが魔法陣を教えたわけではない。
「フィオナ様、すぐに馬車が参りますので。……大丈夫ですか?」
あまりにフィオナがぐったりとソファーに寄りかかっていたので、リディが心配そうに寄ってくる。
「大丈夫です。まだ色々分からないことだらけですけど。それより、別に気になることが」
フィオナはそっと手のひらを前に出す。リディが何をしているのかと首を傾げると、その手に現れたゆらめくものに、あっと声を上げた。
「フィオナ様、これは、魔法ですか!?」
「セレスティーヌさんは、魔力をかなり持っているみたいですね」
「そ、そうなのですか?? きゃっ!!」
「あ。ごめんなさい」
炎の大きさを天井に当たりそうなほど大きく変えたら、リディが驚きに転びそうになってしまった。フィオナは慌てて炎を消す。
使って分かる。その魔力の多さ。大きさを変えてみれば、魔力が失われる感じがまったくしなかった。
(私の魔法の知識があるのならば、魔法は使えるんだわ)
本を読み続けて知識は持っていたが、魔力が少ないため簡単な魔法しか試せなかった。だが、セレスティーヌの魔力があるのならば、フィオナは簡単に魔法が使えるのだ。
302
あなたにおすすめの小説
嫌われ皇后は子供が可愛すぎて皇帝陛下に構っている時間なんてありません。
しあ
恋愛
目が覚めるとお腹が痛い!
声が出せないくらいの激痛。
この痛み、覚えがある…!
「ルビア様、赤ちゃんに酸素を送るためにゆっくり呼吸をしてください!もうすぐですよ!」
やっぱり!
忘れてたけど、お産の痛みだ!
だけどどうして…?
私はもう子供が産めないからだだったのに…。
そんなことより、赤ちゃんを無事に産まないと!
指示に従ってやっと生まれた赤ちゃんはすごく可愛い。だけど、どう見ても日本人じゃない。
どうやら私は、わがままで嫌われ者の皇后に憑依転生したようです。だけど、赤ちゃんをお世話するのに忙しいので、構ってもらわなくて結構です。
なのに、どうして私を嫌ってる皇帝が部屋に訪れてくるんですか!?しかも毎回イラッとするとこを言ってくるし…。
本当になんなの!?あなたに構っている時間なんてないんですけど!
※視点がちょくちょく変わります。
ガバガバ設定、なんちゃって知識で書いてます。
エールを送って下さりありがとうございました!
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さくら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
転生先がヒロインに恋する悪役令息のモブ婚約者だったので、推しの為に身を引こうと思います
結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
【だって、私はただのモブですから】
10歳になったある日のこと。「婚約者」として現れた少年を見て思い出した。彼はヒロインに恋するも報われない悪役令息で、私の推しだった。そして私は名も無いモブ婚約者。ゲームのストーリー通りに進めば、彼と共に私も破滅まっしぐら。それを防ぐにはヒロインと彼が結ばれるしか無い。そこで私はゲームの知識を利用して、彼とヒロインとの仲を取り持つことにした――
※他サイトでも投稿中
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さくら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
【完結】不誠実な旦那様、目が覚めたのでさよならです。
完菜
恋愛
王都の端にある森の中に、ひっそりと誰かから隠れるようにしてログハウスが建っていた。
そこには素朴な雰囲気を持つ女性リリーと、金髪で天使のように愛らしい子供、そして中年の女性の三人が暮らしている。この三人どうやら訳ありだ。
ある日リリーは、ケガをした男性を森で見つける。本当は困るのだが、見捨てることもできずに手当をするために自分の家に連れて行くことに……。
その日を境に、何も変わらない日常に少しの変化が生まれる。その森で暮らしていたリリーには、大好きな人から言われる「愛している」という言葉が全てだった。
しかし、あることがきっかけで一瞬にしてその言葉が恐ろしいものに変わってしまう。人を愛するって何なのか? 愛されるって何なのか? リリーが紆余曲折を経て辿り着く愛の形。(全50話)
至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます
下菊みこと
恋愛
至って普通の女子高生でありながら事故に巻き込まれ(というか自分から首を突っ込み)転生した天宮めぐ。転生した先はよく知った大好きな恋愛小説の世界。でも主人公ではなくほぼ登場しない脇役姫に転生してしまった。姉姫は優しくて朗らかで誰からも愛されて、両親である国王、王妃に愛され貴公子達からもモテモテ。一方自分は妾の子で陰鬱で誰からも愛されておらず王位継承権もあってないに等しいお姫様になる予定。こんな待遇満足できるか!羨ましさこそあれど恨みはない姉姫さまを守りつつ、目指せ隣国の王太子ルート!小説家になろう様でも「主人公気質なわけでもなく恋愛フラグもなければ死亡フラグに満ち溢れているわけでもない至って普通のネグレクト系脇役お姫様に転生したようなので物語の主人公である姉姫さまから主役の座を奪い取りにいきます」というタイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる