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2,お茶会
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「本日はアレク王子と弟のユニファ様、宰相のご子息クイナ・クラシャ様がいらっしゃっています。」
「え、なんで!?」
嘘でしょ!ストーリーが始まる年になるまで王子の婚約者になるためのお見合いの1、2回しか会わないと思ってたのに…
絶対会いたくない。今日この場にヒロインがいないとしても絶対に会いたくない。それどころか同じ空間にいることすらもうプレッシャーで死にそう。無理。
「アリー様、今日は王子とユニファ様の婚約者候補の姫君達との顔合わせのためのお茶会です。」
「そうだったの!?そんなこと聞いてないわ!?」
「お父様とお兄様が巻き込まれただけでアリー様とは全く関係ない。あんな奴らには絶対に渡さないから詳細は伝えるなと言われたので…」
「あら、そうだったの」
お父様とお兄様はそんなことを。2人とも大好きだわ!なんていい家族に巡り会えたのかしら。前世とは大違いだわ。
それに、今日のお茶会で一切会わなければ候補に残ることはない!こうなったら何をしてでも会わないわ。
「アリー様、そろそろお二方がいらっしゃるそうですので中どうぞ。私はお側にいられませんのでお気をつけて」
「分かったわ、ありがとう」
よし、会わないように頑張ろう!
「キャーーーーーーーーーー!」
「お2人が来られたわ!」
「いつ見てもかっこいいわ」
囲まれてる隙に離れましょう。
たしか、バラが沢山あるっておっしゃっていたから見にいこうかしら。
あら、噂通りの綺麗なバラ園。
そういえば、乙女ゲームとかってこんなことしてると王子達がここに来たりするのよね。逃げる場所を間違え気が。
でも、この場所落ち着くわ。まあ、ああいう人達は来るとしたら正面から入って来るだろうからこの裏口の近くにいたらすぐに脱出できるわね。
ガチャっ
「おっと、2人の側以外にも令嬢がいるとは、失礼、邪魔したね」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
こいつ宰相の息子!なんでこんなとこに来んのよ!王子達にくっついてろよ。てか、ちょっといい方にトゲがある気が
そんなことより早くここから脱出しなきゃ
「し、失礼いたしました。私は、もう行くのでごゆっくり」
よし、これで表からでたら私の心の警告音からもこの空気からも脱出できる!
ガチャ
「きゃっ」
「失礼!怪我はないか?」
ギャーーーーーーーーーーー
なんでこんなとこに2人も敵が集合してんのよ!早く逃げたい。もう死にたい。無理です…
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫です。失礼します!」
「兄さん、クイナいた~?」
ギィヤァァァァァァァァァァァァァァァァ
全員集合した。もう無理。
「あれ、そこのご令嬢はどうしてここに?」
「あ、私は、バラ園が綺麗だと聞いたので一目見たくて。ご挨拶が遅れ申し訳ございません。リーリア公爵家のアーリア・リーリアと申します。」
「ああ、君がいなかった子か」
「申し訳ありませんでした。それでは、私はこれで失礼します。」
「ご令嬢が私達をみて赤くもならずに目をそらして逃げるのは珍しいですね」
「そうだな…」
ーーーー夜ーーーー
最悪。絶対に会わないって心に誓ってたのに早速一発目から会っちゃったじゃない!もう、無理ね。死ぬしかない。
あ、でも来週はリーシャの誕生日だわ。それは、祝わないとダメね。死ぬのはその後にしましょう。
今日のところはいい方に考えよう。よく、考えたら会わなかったら会わなかったで別日に個別で顔合わせが組まれたかもしれない。それなら、今日、一瞬だけ会っておいたほうがよかったのかも。
それに、私は今日来ていたご令嬢に比べて顔も体も平均以下!影も薄い!既に私の事なんて忘れているはず。そう考えると良かったじゃない。いや、でも…
はっ!こんな事考えていたらどんどんフラグというどつぼにはまっていってる気がする。もう考えないで寝よう。
よしおやすみなさい。
「え、なんで!?」
嘘でしょ!ストーリーが始まる年になるまで王子の婚約者になるためのお見合いの1、2回しか会わないと思ってたのに…
絶対会いたくない。今日この場にヒロインがいないとしても絶対に会いたくない。それどころか同じ空間にいることすらもうプレッシャーで死にそう。無理。
「アリー様、今日は王子とユニファ様の婚約者候補の姫君達との顔合わせのためのお茶会です。」
「そうだったの!?そんなこと聞いてないわ!?」
「お父様とお兄様が巻き込まれただけでアリー様とは全く関係ない。あんな奴らには絶対に渡さないから詳細は伝えるなと言われたので…」
「あら、そうだったの」
お父様とお兄様はそんなことを。2人とも大好きだわ!なんていい家族に巡り会えたのかしら。前世とは大違いだわ。
それに、今日のお茶会で一切会わなければ候補に残ることはない!こうなったら何をしてでも会わないわ。
「アリー様、そろそろお二方がいらっしゃるそうですので中どうぞ。私はお側にいられませんのでお気をつけて」
「分かったわ、ありがとう」
よし、会わないように頑張ろう!
「キャーーーーーーーーーー!」
「お2人が来られたわ!」
「いつ見てもかっこいいわ」
囲まれてる隙に離れましょう。
たしか、バラが沢山あるっておっしゃっていたから見にいこうかしら。
あら、噂通りの綺麗なバラ園。
そういえば、乙女ゲームとかってこんなことしてると王子達がここに来たりするのよね。逃げる場所を間違え気が。
でも、この場所落ち着くわ。まあ、ああいう人達は来るとしたら正面から入って来るだろうからこの裏口の近くにいたらすぐに脱出できるわね。
ガチャっ
「おっと、2人の側以外にも令嬢がいるとは、失礼、邪魔したね」
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
こいつ宰相の息子!なんでこんなとこに来んのよ!王子達にくっついてろよ。てか、ちょっといい方にトゲがある気が
そんなことより早くここから脱出しなきゃ
「し、失礼いたしました。私は、もう行くのでごゆっくり」
よし、これで表からでたら私の心の警告音からもこの空気からも脱出できる!
ガチャ
「きゃっ」
「失礼!怪我はないか?」
ギャーーーーーーーーーーー
なんでこんなとこに2人も敵が集合してんのよ!早く逃げたい。もう死にたい。無理です…
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫です。失礼します!」
「兄さん、クイナいた~?」
ギィヤァァァァァァァァァァァァァァァァ
全員集合した。もう無理。
「あれ、そこのご令嬢はどうしてここに?」
「あ、私は、バラ園が綺麗だと聞いたので一目見たくて。ご挨拶が遅れ申し訳ございません。リーリア公爵家のアーリア・リーリアと申します。」
「ああ、君がいなかった子か」
「申し訳ありませんでした。それでは、私はこれで失礼します。」
「ご令嬢が私達をみて赤くもならずに目をそらして逃げるのは珍しいですね」
「そうだな…」
ーーーー夜ーーーー
最悪。絶対に会わないって心に誓ってたのに早速一発目から会っちゃったじゃない!もう、無理ね。死ぬしかない。
あ、でも来週はリーシャの誕生日だわ。それは、祝わないとダメね。死ぬのはその後にしましょう。
今日のところはいい方に考えよう。よく、考えたら会わなかったら会わなかったで別日に個別で顔合わせが組まれたかもしれない。それなら、今日、一瞬だけ会っておいたほうがよかったのかも。
それに、私は今日来ていたご令嬢に比べて顔も体も平均以下!影も薄い!既に私の事なんて忘れているはず。そう考えると良かったじゃない。いや、でも…
はっ!こんな事考えていたらどんどんフラグというどつぼにはまっていってる気がする。もう考えないで寝よう。
よしおやすみなさい。
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