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第29話 規格外過ぎる力
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「飴美味しい!」
「あのさ、魔王を倒したら元の世界に帰れるって話は嘘なの?」
「先代達と戦った勇者達も同じ事を宣い戦いをいどんできたが、勝った勇者も負けた勇者も等しく帰っていない!消えたりもしていないしこの世界で生きて死んでいるよ?そんな当たり前の事なのに、勝手に期待されても困る!」
魔王の言い分は酷く正しかった、ならなぜ、神は魔王を倒す事を願うのか。
「でも魔族が人を殺すならやっぱり戦わないと」
「勇者達との戦いは私達から仕掛けたのでは無く、ひっそりと暮らしていた場所に勇者達が自分の世界に帰りたいと思い攻め込んできたから始まったんだ。私達だってやられたらやり返す。それの繰り返しが今何だよ?」
「これが真実なら僕はもう」
「だめなのじゃ!魔族の甘言か事実かはわからないけど師匠がそれを言ったらダメなのじゃ!」
「信じないの?なら1代目から今までの勇者と魔王の戦いを記憶に刻んであげる」
アルカリアが手を広げて黒い光が、クラルス、ルナ、僕の順番で貫いていく。
「「ああああああ!!」」
ルナとクラルスが絶叫し涙を流しながら倒れる。
「こっこれはきついね。2人は大丈夫かな?
でもわかったよアルカリア。僕は魔王である君を倒さないし、このダンジョンから出ないなら見なかった事にするよ。神達に聞きたい事もできたし」
「うん!じゃあ私は行くね、ダンジョンに私が入ったら中から封印するからね!あの怖い人に会いたくないし、ばいばーい」
そう言って魔王アルカリアはダンジョンの中に消えていった。
しばらくするとダンジョンの入り口も消える。
「ヘーパイストスさんかホルスさん多分この現状見てますよね!話をしましょう!」
僕は空に向かい叫んだ。
『小僧。魔王を逃したのか?』
「はい。あの見てきた光景が全て事実とは思いませんけど、それでも魔王を倒したら帰らしてくれるって言うのが嘘だったのはわかりました。何の意図があったのですか?」
『知らなくていい事だと言ったら?』
「大和さんを呼んで手伝って貰います、神界に乗り込みます!」
『はあ。小僧最後に他力本願か。事実だけ、教えよう。
まず魔族や魔王は邪神の駒だ、対して神の駒は勇者だ。
魔族や魔王には多大なる力を、勇者には人を導く力を。
それぞれこの世界の覇権をかけて戦わせる、まあ代理戦争だな』
「身勝手過ぎますよ!」
『神だからな。人間や魔族の意思は関係がない。』
僕は無言で小狐丸を抜き放つ
『神を斬るか?大和の様に』
「これ以上関係ない他の世界の人やこの世界の人を巻き込むなら斬り捨てます」
僕の手は震えていた。
仮にも恩があるヘーパイストスを斬らねばならない現実に。
『そうか。そうか!神を斬るか!ガッハッハ。大和と同じだな。大和と違うのは実績だけだな』
「ホルスさんを呼んで下さい、ホルスさんが一番偉い人なんですよね?」
『いんや?違うぞ。だがまあホルスからも聞かないとおさまらんか』
念のため僕は笛を吹き大和さんに呼びかける。
『私達の闘いに巻き込んでしまって申し訳ありません。二度と召喚が出来ない様にはしました、これで許して貰おうとは思いませんが稀代の魔王は戦いを好まない様子ですし、ダンジョンにいるなら邪神が関与する事もできません』
どごーん!!
突如爆炎と爆風が巻き起こる
「よう坊主!ピンチか!」
『大和!』
ホルスさんが歓喜の声をあげる。
「ホルスとヘーパイストスか!久々だなあおい!こいつら2人かあ、やりづれえな」
『私達を倒すつもりなんですね?』
「そりゃまあな。坊主は何処まで聞いたんだ?全部か?」
「大体は、邪神と神のくだらない戦いに巻き込まれたってのはわかりました」
「あー怒るな怒るな、坊主邪神なら斬り捨ててきてやったからよ、後はそっちのゼウスを斬れば終わりだが、差し出してくれるかな?」
『邪神を斬り捨てた!?バカを言うな大和!』
「あーうるせえな。坊主の世界のクソガキが邪神にちょっかいかけ始めたからな。漁夫の利を得たんだよ」
「え!?」
「何かあぶねーガキだったよ。俺にも攻撃してきたから、クソガキの能力を全部斬って真っさらな状態にして、魂ごと斬り捨てたけど」
「えっとそれって」
似顔絵を差し出す
「こいつこいつ!ちょこまか次元の隙間に隠れたり、魂を分けてきたり、邪神より面倒だったわ!」
「大和さんが規格外すぎる」
「あとなあ坊主、坊主だけはどうやっても地球には戻れねえぞ?他の勇者達ならまあ何とかなるけど。それはゼウスを斬り捨ててからな」
「えっ?僕だけ戻れないの?」
「たりめえだ!願石と魂が融合してこの世界の神になってんだからな!」
「神!?何で!?えっ!?」
ホルスとヘーパイストスは僕の顔を見ない、露骨に顔をそらしている
「雷遁 風遁 雷風の縛!」
僕は2人を拘束する。
「おー!!やるな坊主、俺はゼウスぶっ倒してくるからよ!じゃあな」
大和さんはそう言うと去っていった
「さてお2人さん僕は今すごーく怒っています」
僕はめちゃくちゃ怒っていた。
「お仕置きの時間だ!!」
「あのさ、魔王を倒したら元の世界に帰れるって話は嘘なの?」
「先代達と戦った勇者達も同じ事を宣い戦いをいどんできたが、勝った勇者も負けた勇者も等しく帰っていない!消えたりもしていないしこの世界で生きて死んでいるよ?そんな当たり前の事なのに、勝手に期待されても困る!」
魔王の言い分は酷く正しかった、ならなぜ、神は魔王を倒す事を願うのか。
「でも魔族が人を殺すならやっぱり戦わないと」
「勇者達との戦いは私達から仕掛けたのでは無く、ひっそりと暮らしていた場所に勇者達が自分の世界に帰りたいと思い攻め込んできたから始まったんだ。私達だってやられたらやり返す。それの繰り返しが今何だよ?」
「これが真実なら僕はもう」
「だめなのじゃ!魔族の甘言か事実かはわからないけど師匠がそれを言ったらダメなのじゃ!」
「信じないの?なら1代目から今までの勇者と魔王の戦いを記憶に刻んであげる」
アルカリアが手を広げて黒い光が、クラルス、ルナ、僕の順番で貫いていく。
「「ああああああ!!」」
ルナとクラルスが絶叫し涙を流しながら倒れる。
「こっこれはきついね。2人は大丈夫かな?
でもわかったよアルカリア。僕は魔王である君を倒さないし、このダンジョンから出ないなら見なかった事にするよ。神達に聞きたい事もできたし」
「うん!じゃあ私は行くね、ダンジョンに私が入ったら中から封印するからね!あの怖い人に会いたくないし、ばいばーい」
そう言って魔王アルカリアはダンジョンの中に消えていった。
しばらくするとダンジョンの入り口も消える。
「ヘーパイストスさんかホルスさん多分この現状見てますよね!話をしましょう!」
僕は空に向かい叫んだ。
『小僧。魔王を逃したのか?』
「はい。あの見てきた光景が全て事実とは思いませんけど、それでも魔王を倒したら帰らしてくれるって言うのが嘘だったのはわかりました。何の意図があったのですか?」
『知らなくていい事だと言ったら?』
「大和さんを呼んで手伝って貰います、神界に乗り込みます!」
『はあ。小僧最後に他力本願か。事実だけ、教えよう。
まず魔族や魔王は邪神の駒だ、対して神の駒は勇者だ。
魔族や魔王には多大なる力を、勇者には人を導く力を。
それぞれこの世界の覇権をかけて戦わせる、まあ代理戦争だな』
「身勝手過ぎますよ!」
『神だからな。人間や魔族の意思は関係がない。』
僕は無言で小狐丸を抜き放つ
『神を斬るか?大和の様に』
「これ以上関係ない他の世界の人やこの世界の人を巻き込むなら斬り捨てます」
僕の手は震えていた。
仮にも恩があるヘーパイストスを斬らねばならない現実に。
『そうか。そうか!神を斬るか!ガッハッハ。大和と同じだな。大和と違うのは実績だけだな』
「ホルスさんを呼んで下さい、ホルスさんが一番偉い人なんですよね?」
『いんや?違うぞ。だがまあホルスからも聞かないとおさまらんか』
念のため僕は笛を吹き大和さんに呼びかける。
『私達の闘いに巻き込んでしまって申し訳ありません。二度と召喚が出来ない様にはしました、これで許して貰おうとは思いませんが稀代の魔王は戦いを好まない様子ですし、ダンジョンにいるなら邪神が関与する事もできません』
どごーん!!
突如爆炎と爆風が巻き起こる
「よう坊主!ピンチか!」
『大和!』
ホルスさんが歓喜の声をあげる。
「ホルスとヘーパイストスか!久々だなあおい!こいつら2人かあ、やりづれえな」
『私達を倒すつもりなんですね?』
「そりゃまあな。坊主は何処まで聞いたんだ?全部か?」
「大体は、邪神と神のくだらない戦いに巻き込まれたってのはわかりました」
「あー怒るな怒るな、坊主邪神なら斬り捨ててきてやったからよ、後はそっちのゼウスを斬れば終わりだが、差し出してくれるかな?」
『邪神を斬り捨てた!?バカを言うな大和!』
「あーうるせえな。坊主の世界のクソガキが邪神にちょっかいかけ始めたからな。漁夫の利を得たんだよ」
「え!?」
「何かあぶねーガキだったよ。俺にも攻撃してきたから、クソガキの能力を全部斬って真っさらな状態にして、魂ごと斬り捨てたけど」
「えっとそれって」
似顔絵を差し出す
「こいつこいつ!ちょこまか次元の隙間に隠れたり、魂を分けてきたり、邪神より面倒だったわ!」
「大和さんが規格外すぎる」
「あとなあ坊主、坊主だけはどうやっても地球には戻れねえぞ?他の勇者達ならまあ何とかなるけど。それはゼウスを斬り捨ててからな」
「えっ?僕だけ戻れないの?」
「たりめえだ!願石と魂が融合してこの世界の神になってんだからな!」
「神!?何で!?えっ!?」
ホルスとヘーパイストスは僕の顔を見ない、露骨に顔をそらしている
「雷遁 風遁 雷風の縛!」
僕は2人を拘束する。
「おー!!やるな坊主、俺はゼウスぶっ倒してくるからよ!じゃあな」
大和さんはそう言うと去っていった
「さてお2人さん僕は今すごーく怒っています」
僕はめちゃくちゃ怒っていた。
「お仕置きの時間だ!!」
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