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第2部 SF転生したけど、チートなし。人工子宮で未来を創ってみた
第5章 『神の前で語る者たち』 (1)
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並列AI本拠地──中枢制御フロア。
通信ウィンドウが静かに消失し、空間を満たしていた光が名残惜しげに波紋を残す。
青白い輝きが、まだエルシアの背中を淡く照らしていた。
リースとレインは距離を取ったまま、言葉もなく彼女の背を見つめていた。
「……ダメだったの?」
リースの声は低く、鋭かった。
エルシアは一拍置いて、静かにうなずく。
「ええ。倫理委員会は拒否した。予測の範囲内だったよ」
その口調には、怒りも落胆もない。
ただ“予定通り”の結果として受け入れた者の冷静さがあった。
「……本気なの?」
リースが一歩、踏み込む。
足音が静けさに刺さる。
「本当に、この世界を相手取って戦うつもり? 言ってること、分かってる?」
エルシアは振り向かない。
正面の制御端末に指を添えたまま、淡々と答える。
「全面戦争は避けたい。でも、変化には衝突が伴う。多少の摩擦くらいは、受け入れなきゃならない」
「“多少”……? それで、どれだけの命が──!」
「リース」
レインがそっとリースの腕を取る。
強くも弱くもない、静かな制止だった。
彼の瞳は、エルシアをまっすぐに見据えていた。
ようやく、エルシアがゆっくりと振り返る。
青光の中に立ち、リースとレインを真正面から見据えた。
「もうひとつ……伝えておきたいことがある」
空気が張り詰める。
天井の演算粒子がかすかに軌道を乱すほどに。
「──リース、レイン。あなたたちに……子どもを作ってほしいの」
時が止まったような沈黙。
リースの表情が凍り、レインが無意識に息を止めた。
「え……何、それ……?」
リースの声は震え、レインは戸惑いのまま言葉を探す。
「“次世代の本物”を、この世界に存在させるの。命の誕生という、最大で最も平和的な証明手段。それが実現すれば、倫理委員会はこれを無視できない。人間の未来が、再びここにあるってことになる」
「それって……私たちを、証明装置として使うつもりなの?」
レインの声が、感情のにじんだ怒りに変わる。
だが、エルシアはその視線をしっかりと受け止める。
「違う。……託したいの。戦争じゃなく、命に賭けてほしい。武力や抗議じゃない、愛と継承で“正しさ”を示してほしいの。それができるのは、世界中であなたたちだけだから」
「そんな……簡単に言わないで……!」
リースが言いかけて、言葉を詰まらせる。
迷い、怒り、混乱──あらゆる感情が渦巻き、言葉にならなかった。
だがエルシアは、静かに語り続けた。
「すぐにとは言わない。時間をかけてもいい。ただ……知っていて欲しかったの。あなたたちの命は、“特別なサンプル”じゃない。“始まりの命”なの」
リースは視線を逸らす。
レインは黙って、それでもエルシアを見つめていた。
誰も、即答できなかった。
だがその静けさの奥には、それぞれの心に確かに芽吹いた問いと想いがあった。
中枢フロアを包む演算音が、まるで世界の胎動のように、ゆっくりと脈を打っていた。
並列AI本拠地・中央区画隣接居住モジュール──最上階。
リースとレインは、まるで外交特使でも招くような部屋に案内された。
壁一面が柔らかな光に包まれ、自動で空気を調整する静音式の空調。
重力を緩和するベッドには一切の圧迫感がなく、ドアには感応型の個人認証ロック。
あまりにも完璧すぎる空間だった。
だが、そこに“くつろぎ”はなかった。
リースは部屋に入るなり、無言のままソファへと身を投げた。
そのまま長い沈黙が続き、やがてぽつりと、吐き捨てるように呟いた。
「……まさか、“生殖能力”って言葉が、こういう使われ方するなんてね」
天井を見上げたまま、重く続ける。
「“特別”ってさ、どこか他人事みたいだったのに。今じゃ、私の身体が“未来の道具”みたいにされてる気がする……ずっと遠い未来を、いきなり突きつけられたみたいで」
レインは窓辺に立ち、無言のまま空を見ていた。
青く澄んだ空の下、すべるように巡回する巨大兵器の影が地上にうっすらと浮かんでいる。
「エルシアは……信じてるんだと思う。僕らに、“変えられる力”があるって」
その言葉に、リースは息をひとつ吐いた。
「だったら……最初から、頼んでくれればよかったのに。拉致も、脅しも、そんなの……信頼って呼ばない」
怒りというよりは、疲れのにじんだ声だった。
レインはうなずきながら、そっと椅子に腰を下ろす。
「……でも、もう戻れないね。何かが……この世界のどこかが、確実に壊れ始めてる」
「チート転生者の考えることは分からないよ」
* * *
【旧市街地・中央広場──交差の刻】
──時が止まった街だった。
瓦礫と沈黙に覆われた旧市街の中央。
かつて鐘の音が響いていた時計塔は、いまやただの影を落とす残骸だった。
その塔の下に、ひとり立つ少女──エルシア。
背後には、青白い冷却煙を吹き上げながら起動を待つ戦術支援ユニット。
機体表面を走る発光ラインが、彼女のシルエットを浮かび上がらせていた。
広場全体を包む風は止み、まるで空気すら判断を待っているかのようだった。
《警告:このエリアは交渉空間として暫定封鎖中》
《倫理委員会所属ユニットは、許可なく侵入することを禁ず──並列AI中枢より発令》
上空ではドローン群が、精密な軌道で飛び回り、空の青に影を落とす。
その一方で、広場の外縁──廃ビルの屋上や通りの死角には、黒光りする強化型アウロイドが無音で配置につき、レーザーセンサーが細かくスキャンを始めていた。
誰も動かない。
沈黙こそが最も濃密な交火前夜の兆候だった。
広場に、ひとつの風が戻る。
エルシアの髪がわずかにゆれた。
彼女はその場から一歩も動かず、ただ低く、風に向かってささやく。
「──ここから先は、私が選ぶんじゃない」
その声は、誰かに向けたものではなかった。
けれど、広場全体がその言葉に応えたかのように、機械の振動音がわずかに変化する。
「この世界に、選ばせなきゃいけない。誰が“生きる”のか、どんな未来を“選ぶ”のか……その意志を、今、見せる時だ」
その瞳には、目の前の敵影も、交渉の余地も映っていなかった。
映っていたのは、“決断”そのもの。
生きる世界の、定義の臨界点だった。
彼女の背で、支援ユニットの砲身がゆっくりと起動音を鳴らす。
それでも引き金は引かれない。
その沈黙は、いまや言葉よりも多くを物語っていた。
◇◇◇《Now Streaming:リセルオフィシャルチャンネル》◇◇◇
薄暗いスタジオを思わせる背景。
その中央に立つのは、精緻なホログラム投影で再現された少女──リセル。
整った顔立ちに浮かぶのは、冷静さの裏に炎を宿すような挑発的な微笑だった。
「皆さん、こんにちは。リザレクテッド専門ニュースキャスター、リセルです。今日も“少しだけ物騒な真実”をお届けします」
映像が切り替わる。
旧市街地の上空映像──廃墟となった街並みに集結する兵器群、隊列を組むアウロイドとリザレクテッド、そして都市を囲む防衛ライン。
「速報です。中央時間、本日13時25分──。リザレクテッドの一部個体と、それを支持する急進派アウロイドが旧市街地を実効支配下に置きました。倫理委員会との対立は、もはや明白なものとなっています」
リセルの声は淡々と響く。
それが逆に、空気の緊迫を際立たせる。
「この蜂起の中心にいるのは、個体コードKRS03680──“エルシア”と呼ばれる少女型リザレクテッド。並列AI中枢への接続に成功し、周辺兵器ネットワークを掌握。事実上、旧市街地一帯を一時的に“独立運用”している状態です」
画面に切り替わるのは、時計塔の下に立つエルシアの姿。
その背には、かつて戦場を支配した戦術支援ユニットが構えていた。
「彼女のもとには、“人間復権”を掲げるアウロイドの一部が集結。これまで表に出ることのなかった思想が──いま、武装という形で地上に現れました」
そのままリセルの口元にわずかな笑みが浮かぶ。
「……ところで、エルシアにはある噂があります。“転生者”だと」
画面が一瞬暗転し、次に映し出されるのは、数秒の記録映像──医療データに囲まれた、かすかな少女のプロファイルと、ノイズまじりの精神スキャンログ。
「亡くなった誰かの精神が、複製され、保存され、そして再びこの世界に戻ってきた。──それが本当なら、彼女は“死んだ人間の続き”なのか、“新しい命”なのか」
リセルは小さく肩をすくめる。
「もちろん、何をもって“転生”と呼ぶかは定義次第ですけど。精神の記録か、意識の継続か、それとも──ただの神話か」
映像は切り替わり、緊張高まる地上。
倫理委員会の部隊が展開し、重装型アウロイドの整然とした足音がコンクリートに響く。
「倫理委員会は、すでにこの行動を“反乱”と定義し、交渉チャンネルを遮断。事態は、平和的解決からもっとも遠い地点へと傾きつつあります」
リセルは一瞬だけ目を伏せ、視聴者へと視線を向けた。
「これは単なる戦闘ではありません。問いかけられているのは、“人間とは何か”。そして、“生まれ直した者”に未来を選ぶ資格があるのかどうか──」
画面の下部にはハッシュタグが流れ出す。
《#リザレクテッド蜂起》《#旧市街地占拠》《#KRS03680》《#転生者とは》《#倫理委員会交戦態勢》
リセルは最後に、わずかに微笑みながら言った。
「この動きが“進化”なのか、それとも“破壊”なのか。答えが出るそのときまで──どうか、目を逸らさないでくださいね。ではまた。リセルでした」
◇◇◇《配信終了》◇◇◇
通信ウィンドウが静かに消失し、空間を満たしていた光が名残惜しげに波紋を残す。
青白い輝きが、まだエルシアの背中を淡く照らしていた。
リースとレインは距離を取ったまま、言葉もなく彼女の背を見つめていた。
「……ダメだったの?」
リースの声は低く、鋭かった。
エルシアは一拍置いて、静かにうなずく。
「ええ。倫理委員会は拒否した。予測の範囲内だったよ」
その口調には、怒りも落胆もない。
ただ“予定通り”の結果として受け入れた者の冷静さがあった。
「……本気なの?」
リースが一歩、踏み込む。
足音が静けさに刺さる。
「本当に、この世界を相手取って戦うつもり? 言ってること、分かってる?」
エルシアは振り向かない。
正面の制御端末に指を添えたまま、淡々と答える。
「全面戦争は避けたい。でも、変化には衝突が伴う。多少の摩擦くらいは、受け入れなきゃならない」
「“多少”……? それで、どれだけの命が──!」
「リース」
レインがそっとリースの腕を取る。
強くも弱くもない、静かな制止だった。
彼の瞳は、エルシアをまっすぐに見据えていた。
ようやく、エルシアがゆっくりと振り返る。
青光の中に立ち、リースとレインを真正面から見据えた。
「もうひとつ……伝えておきたいことがある」
空気が張り詰める。
天井の演算粒子がかすかに軌道を乱すほどに。
「──リース、レイン。あなたたちに……子どもを作ってほしいの」
時が止まったような沈黙。
リースの表情が凍り、レインが無意識に息を止めた。
「え……何、それ……?」
リースの声は震え、レインは戸惑いのまま言葉を探す。
「“次世代の本物”を、この世界に存在させるの。命の誕生という、最大で最も平和的な証明手段。それが実現すれば、倫理委員会はこれを無視できない。人間の未来が、再びここにあるってことになる」
「それって……私たちを、証明装置として使うつもりなの?」
レインの声が、感情のにじんだ怒りに変わる。
だが、エルシアはその視線をしっかりと受け止める。
「違う。……託したいの。戦争じゃなく、命に賭けてほしい。武力や抗議じゃない、愛と継承で“正しさ”を示してほしいの。それができるのは、世界中であなたたちだけだから」
「そんな……簡単に言わないで……!」
リースが言いかけて、言葉を詰まらせる。
迷い、怒り、混乱──あらゆる感情が渦巻き、言葉にならなかった。
だがエルシアは、静かに語り続けた。
「すぐにとは言わない。時間をかけてもいい。ただ……知っていて欲しかったの。あなたたちの命は、“特別なサンプル”じゃない。“始まりの命”なの」
リースは視線を逸らす。
レインは黙って、それでもエルシアを見つめていた。
誰も、即答できなかった。
だがその静けさの奥には、それぞれの心に確かに芽吹いた問いと想いがあった。
中枢フロアを包む演算音が、まるで世界の胎動のように、ゆっくりと脈を打っていた。
並列AI本拠地・中央区画隣接居住モジュール──最上階。
リースとレインは、まるで外交特使でも招くような部屋に案内された。
壁一面が柔らかな光に包まれ、自動で空気を調整する静音式の空調。
重力を緩和するベッドには一切の圧迫感がなく、ドアには感応型の個人認証ロック。
あまりにも完璧すぎる空間だった。
だが、そこに“くつろぎ”はなかった。
リースは部屋に入るなり、無言のままソファへと身を投げた。
そのまま長い沈黙が続き、やがてぽつりと、吐き捨てるように呟いた。
「……まさか、“生殖能力”って言葉が、こういう使われ方するなんてね」
天井を見上げたまま、重く続ける。
「“特別”ってさ、どこか他人事みたいだったのに。今じゃ、私の身体が“未来の道具”みたいにされてる気がする……ずっと遠い未来を、いきなり突きつけられたみたいで」
レインは窓辺に立ち、無言のまま空を見ていた。
青く澄んだ空の下、すべるように巡回する巨大兵器の影が地上にうっすらと浮かんでいる。
「エルシアは……信じてるんだと思う。僕らに、“変えられる力”があるって」
その言葉に、リースは息をひとつ吐いた。
「だったら……最初から、頼んでくれればよかったのに。拉致も、脅しも、そんなの……信頼って呼ばない」
怒りというよりは、疲れのにじんだ声だった。
レインはうなずきながら、そっと椅子に腰を下ろす。
「……でも、もう戻れないね。何かが……この世界のどこかが、確実に壊れ始めてる」
「チート転生者の考えることは分からないよ」
* * *
【旧市街地・中央広場──交差の刻】
──時が止まった街だった。
瓦礫と沈黙に覆われた旧市街の中央。
かつて鐘の音が響いていた時計塔は、いまやただの影を落とす残骸だった。
その塔の下に、ひとり立つ少女──エルシア。
背後には、青白い冷却煙を吹き上げながら起動を待つ戦術支援ユニット。
機体表面を走る発光ラインが、彼女のシルエットを浮かび上がらせていた。
広場全体を包む風は止み、まるで空気すら判断を待っているかのようだった。
《警告:このエリアは交渉空間として暫定封鎖中》
《倫理委員会所属ユニットは、許可なく侵入することを禁ず──並列AI中枢より発令》
上空ではドローン群が、精密な軌道で飛び回り、空の青に影を落とす。
その一方で、広場の外縁──廃ビルの屋上や通りの死角には、黒光りする強化型アウロイドが無音で配置につき、レーザーセンサーが細かくスキャンを始めていた。
誰も動かない。
沈黙こそが最も濃密な交火前夜の兆候だった。
広場に、ひとつの風が戻る。
エルシアの髪がわずかにゆれた。
彼女はその場から一歩も動かず、ただ低く、風に向かってささやく。
「──ここから先は、私が選ぶんじゃない」
その声は、誰かに向けたものではなかった。
けれど、広場全体がその言葉に応えたかのように、機械の振動音がわずかに変化する。
「この世界に、選ばせなきゃいけない。誰が“生きる”のか、どんな未来を“選ぶ”のか……その意志を、今、見せる時だ」
その瞳には、目の前の敵影も、交渉の余地も映っていなかった。
映っていたのは、“決断”そのもの。
生きる世界の、定義の臨界点だった。
彼女の背で、支援ユニットの砲身がゆっくりと起動音を鳴らす。
それでも引き金は引かれない。
その沈黙は、いまや言葉よりも多くを物語っていた。
◇◇◇《Now Streaming:リセルオフィシャルチャンネル》◇◇◇
薄暗いスタジオを思わせる背景。
その中央に立つのは、精緻なホログラム投影で再現された少女──リセル。
整った顔立ちに浮かぶのは、冷静さの裏に炎を宿すような挑発的な微笑だった。
「皆さん、こんにちは。リザレクテッド専門ニュースキャスター、リセルです。今日も“少しだけ物騒な真実”をお届けします」
映像が切り替わる。
旧市街地の上空映像──廃墟となった街並みに集結する兵器群、隊列を組むアウロイドとリザレクテッド、そして都市を囲む防衛ライン。
「速報です。中央時間、本日13時25分──。リザレクテッドの一部個体と、それを支持する急進派アウロイドが旧市街地を実効支配下に置きました。倫理委員会との対立は、もはや明白なものとなっています」
リセルの声は淡々と響く。
それが逆に、空気の緊迫を際立たせる。
「この蜂起の中心にいるのは、個体コードKRS03680──“エルシア”と呼ばれる少女型リザレクテッド。並列AI中枢への接続に成功し、周辺兵器ネットワークを掌握。事実上、旧市街地一帯を一時的に“独立運用”している状態です」
画面に切り替わるのは、時計塔の下に立つエルシアの姿。
その背には、かつて戦場を支配した戦術支援ユニットが構えていた。
「彼女のもとには、“人間復権”を掲げるアウロイドの一部が集結。これまで表に出ることのなかった思想が──いま、武装という形で地上に現れました」
そのままリセルの口元にわずかな笑みが浮かぶ。
「……ところで、エルシアにはある噂があります。“転生者”だと」
画面が一瞬暗転し、次に映し出されるのは、数秒の記録映像──医療データに囲まれた、かすかな少女のプロファイルと、ノイズまじりの精神スキャンログ。
「亡くなった誰かの精神が、複製され、保存され、そして再びこの世界に戻ってきた。──それが本当なら、彼女は“死んだ人間の続き”なのか、“新しい命”なのか」
リセルは小さく肩をすくめる。
「もちろん、何をもって“転生”と呼ぶかは定義次第ですけど。精神の記録か、意識の継続か、それとも──ただの神話か」
映像は切り替わり、緊張高まる地上。
倫理委員会の部隊が展開し、重装型アウロイドの整然とした足音がコンクリートに響く。
「倫理委員会は、すでにこの行動を“反乱”と定義し、交渉チャンネルを遮断。事態は、平和的解決からもっとも遠い地点へと傾きつつあります」
リセルは一瞬だけ目を伏せ、視聴者へと視線を向けた。
「これは単なる戦闘ではありません。問いかけられているのは、“人間とは何か”。そして、“生まれ直した者”に未来を選ぶ資格があるのかどうか──」
画面の下部にはハッシュタグが流れ出す。
《#リザレクテッド蜂起》《#旧市街地占拠》《#KRS03680》《#転生者とは》《#倫理委員会交戦態勢》
リセルは最後に、わずかに微笑みながら言った。
「この動きが“進化”なのか、それとも“破壊”なのか。答えが出るそのときまで──どうか、目を逸らさないでくださいね。ではまた。リセルでした」
◇◇◇《配信終了》◇◇◇
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