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オスカー×ユージィン編
27.剣術師団長の要望 ※
しおりを挟むユージィンの胸から腹にかけての凹凸の少ない緩やかな曲線が、呼吸を整えようとしてか大きく上下している様を眺めながら、脱がずにいた自身の下穿きを取り払う。
薄暗い室内で、全身がまるで月の光のようにぼんやりと浮かびあがるユージィンは心底綺麗だ。
それを見ているオスカーの股間はとっくに臨戦態勢で、それは重々に承知しているが出番はまだ先だ。
楽しみは後にとっておく程、更に美味しくなる。
はずだ。
多分。
「ユージィン」
優しく、それが大切な言葉であるように名を呼ぶ。
「……っはい、……?」
整わない呼吸のまま、返事をしてくる。
こちらの問いかけに対して、想う相手からの応えがあると言う事は酷く満たされる事を知った。
ユージィンの顔のすぐ隣に肘をつき、頭を囲うようにして撫でながら、空いた右手で頰に触る。
その刺激にすら反応するのか、ユージィンの肩のあたりがぴくりと動き、それから緩慢な動作で腕を持ち上げオスカーの右手にそっと手のひらをあてた。
「……知りませんでした、……あなたが、こんなに露骨にいやらしい事をするような人とは」
普段と同じ無表情ながら、多少の気安さが増した様子で言葉をかけてくる。
始まる前に、下に何も穿かずにいたユージィンをからかった事への意趣返しをしているようだ。
「俺も。……知らなかったな、お前がこんなに善がってくれるなんて。……良いことを知った」
ちゅ、と、己の右手に添えられていたユージィンの手をとり、指先に口付けた。
ん、と、ユージィンが喉を鳴らす。
そんな些細な様子にも、いとも簡単に煽られた。
「もう、先に進んでも?」
更にその指先に舌を這わせながら伺いをたてる。
先に進む、を、勘違いしたらしいユージィンが、少し緊張した面持ちになった。
「ええ、どうぞ。ひと通りの準備はしてありますので、いつ入れてくださっても結構です」
「く、ははっ……ユージィン、お前。その言い方、まるで仕事でもしているかのようだな……」
その、生真面目な言い様にオスカーは思わず笑ってしまう。
だが。
自分を受け入れようと思ってくれている事は素直に嬉しい。
「もう少し、俺の好きなようにさせてくれ」
ここ1年程、好きで好きで、どうにかなりそうな程に、好きだと思い続けてきた相手だ。
もっと、思う存分に楽しみたい。
右手で掴み口付けていたユージィンの手の甲をシーツへと押し当てるように縫いつけ、上から覆い被さりながら唇を舐めた。
舐められた事で少し開いた口に、舌を差し入れる。
歯列をなぞり、口蓋を舐めると、ん、と喉が鳴り、顎をそらしながら掴んでいた右手をぎゅっと握りしめてくる。
舌を絡めて吸い上げ、また、口蓋を舐めた。
口蓋と、それから、舌の側面を尖らせた舌でなぞると、ユージィンはびくりと反応してくる。
それに気を良くして何度も繰り返し舌でなぞり、舐め、くすぐり、唾液を絡めた。
ユージィンは鼻から抜ける嬌声をあげながらも、喉奥にたまった唾液を飲み下す。
当たり前だ。
そう言う行為をしているのだから。
お互いの体液を飲み込む事くらい、当然あるだろう。
自分だってつい先程、ユージィンの精液を嚥下したばかりだ。
だが、自分がするのとは違う。
ユージィンが、オスカー自身の体液を飲み込む、その事実を認識した途端に、頭の中が焼き切れそうな程に興奮した。
押さえ付けていた手を離し、ナイトテーブルへと手を伸ばし、あらかじめ出しておいた香油を手に取る。
先程、狭間にほんの少し悪戯を仕掛けた時、指先には確かに柔らかな潤みを感じた。
ユージィンが気流師のどんな術を使ったのかは知らないが、初めてだと言うこの想い人を傷つけたくはない。
初めてならば初めてなりのやり方があるはずだ。
ユージィンの下半身に陣取り、その両脚を自身の太ももに乗せるようにして目一杯に開かせ、陰茎の根元辺りに香油を垂らした。
香油が垂れる些細な刺激を受け、ユージィンの陰茎が少しだけ勃ち上がった状態で震える。
香油は陰茎の付け根から双球を通り、そのまま尻の狭間に流れて行くのが見えた。
流れて行く香油を指先で辿りながら、まずは中指を1本、潜らせる。
柔らかく、熱い。
だが、狭い。
緊張からか、ユージィンも息を詰めているようだ。
「息を吐け、ユージィン。
……それから、痛かったら、……言ってくれ。痛い事はしたくない、優しくしたい」
「大丈夫です。……痛い事は、ありえません」
「……なに?」
「そこの痛みの気流を、止めているので、……それは無いんです」
……何と答えて良いのかわからなかった。
正直、複雑な気持ちだ。
痛みを与えたい訳では無いが、最初から痛みの感覚そのものを消されているのも、なんだか違うように思う。
一から、二人で積み上げたいと思うのは、もしかしたらオスカーの独りよがりな感情で、気流師相手には……いや、ユージィン相手には、通じない感覚なのかもしれない。
「……オスカー?」
「……いや。いいんだ、すまん」
それまでされるがままに仰向けていたユージィンが、手を伸ばしてオスカーの首に回してきた。
そのまま、身体を起こしてオスカーの太ももの上に乗りあがりながら、視線を合わせて言った。
「オスカー。
私は、……。
……私は、よく、情緒が足りないと言われます。
それから、人の心の機微に疎い、と。
なので、あなたが何を思っているのか、推測することも、多分下手です。
……ただ。
推測はできなくても、様子がおかしい事は、ちゃんと、分かるんです。
あなたに、常に誠実でいると誓ったし、今もそう思っている。
だから、何かあるなら、……申し訳ないのですが、教えてください。
教えてもらえれば、学べますから。そして、覚えます」
そう言って、真剣な表情でこちらを見つめる。
表情に乏しいユージィンなので、こうして見ていると本当に生きているのが不思議な程精巧な美しい人形のようだ。
だが、首に回された腕は確かに温かく、こちらを見つめる金色の瞳は不安そうに揺れている。
その様子を見ていたら、己が酷く小さい人間になったような気がした。
「自分の考えが矮小すぎて言いにくいが、……その、痛みをどうするか、それすら、共に決めたかったと言ったら。お前は、……俺を軽蔑するか」
自身の太ももに乗り上げているユージィンの背中と腰を、両手で抱いた。
ユージィンを支えているようで、実の所自分が縋り付いているようだと思う。
「……そんな事、……軽蔑なんて。するわけない」
ユージィンが覗き込むように、視線を合わせてきた。
「痛みに限らず、不快感をあらかじめ排除しようとするのは気流師の性質みたいなものです。
自分の目で、それらが、視えてしまうので……。
今回も、……先まわりして、痛みを止めてしまいましたが……痛み以外の感覚には手を入れていませんし……それに、それは。今回に関しては、痛みが嫌と言うより……ただ、煩わしいことなく、あなたと気持ちよくなりたかった。
……そう言ったら、あなたは、……私を軽蔑しますか」
「するわけが、ない……!」
ユージィンを抱きしめたまま、ベッドへ押し倒して、額を合わせる。
「俺は。本当の、本当に、お前が好きなんだ、ユージィン」
「はい」
普段よりも穏やかな表情で、ユージィンが答える。
今はこれで良い。
少しずつお互いを知れば良いし、少しずつ、思う事を話し合って積み上げて行けば良い。
いつか、それで好きになってもらえたら、それで良い。
そうして、オスカーは、ユージィンを左腕で抱きしめながら未だ香油で濡れている狭間に右手を伸ばす。
後孔の周囲を指先で撫でるようにしながら、中指を沈めた。
痛みは感じないとしても、痛み以外のどんな小さな苦痛でさえ与えたくない。
慎重に指を進める。
指をまわしながら付け根まで入れ、ゆっくりと引き抜く。
それをゆっくりと何度か繰り返す。
ユージィンが、息を詰めている事に気付いた。
「……苦しいか?」
聞きながらも、今度は指を増やして2本、ゆっくりと付け根まで入れ、同じくらいゆっくりと、引き抜く。
「く、るしく、……ないです、ただ。ただ、……抜かれる時、が……」
どうした?と、促しながら、またゆっくりと進めて、内壁をくすぐるようにしながら、時間をかけて引き抜いた。
「ん、ん、……抜かれる、時に、みっともない声が出そうになるから、息を「声を抑えるのは止めないが、息を止めるなよ。苦しくなるぞ」
「で、できな……」
「お前のするどんな事だって、みっともない事はないから心配するな」
涙目でこちらを見つめてくるユージィンのかわいさに今日何度目になるかわからない敗北感を味わいながらも、己の指で好きな相手が感じて善がる様は良いものだと改めて気づいてしまい、口元が緩むことを止められない。
内壁に這わせている右手の人差し指伝いに香油を更に垂らしてから、左手指をユージィンの唇へと這わせた。
指先で舌を探り、舌の側面を撫でながら唾液を絡める。
増やした香油で更にぐちゃぐちゃなユージィンの後孔を口と同時に弄る。
香油を絡めて、内壁を探りながら出し入れをし、唾液を絡めて、口腔を探り指先で舌を撫でまわす。
それから。
ユージィンの口腔内を犯していた左手を外して、唾液で濡れた指でユージィンの乳首を摘んだ。
「ふ、っ……んん、ん、あ、っ」
びく、と、胸元を震わせながら高い声を上げ、反射のように連動して、後孔内を撫でていた指もぎゅうと締め付けてきた。
オスカーはその反応に気を良くしながら、立ち上がった乳首を親指と中指で柔らかく摘みあげ、人差し指で乳頭を押すようにこねる。
唾液のぬめりがあるせいか、ぬるりとした愛撫がそれはそれで気持ちが良いらしく、ユージィンは背をそらしシーツを握りしめ喘ぐ。
右手指は、変わらず中指と人差し指が埋まっており、後孔を緩め広げるように、オスカーは指をまわす。
「知っているか、ユージィン」
「あ、ああん、んんん、なに、なにを、っ……?」
「……ここの中に、お前のものが勃つと硬くなる所があって、」
「あ、……待って、まっ、知ってる知ってます、ちゃんと勉強し、た、え、やだ、オスカー、なに、ね、ねぇ」
「気流医術師だものな、当然知っているよな。では、……そこを、実際に、触ったことはあるか……?」
「な、い、です、ないから、や、やだなんかっ、んんん、やめ、なんかっ……!」
「……なんか?」
「これ以上気持ちよくなりそうで、こわ、だからやめ、いや触らないでああ! あ! あ、んんんっ!」
「聞けるわけがないだろう、そんな話」
指を3本に増やして、嫌と言うのに断りを入れながら硬くなった場所を柔らかく押す。
ほぼ完全に勃ちあがっていたユージィンの下半身が、更に硬くはりつめ、ぴくりと揺れた。
「んんん、ん、や、やだ、ん、あ、あ、ああっ!」
ユージィンの嬌声を耳に気持ちよく聴きながら優しく後孔を広げるように指を動かし、内壁の硬く張り詰めた部分を柔らかく刺激し続ける。
同時に、上体を倒してユージィンに口付けた。
喘ぎ続けるユージィンの舌を自身の舌で絡めとりながら、聞く。
「なあ、ユージィン、お前の中には、いずれ入るが。何かもっと、今他にして欲しい事はあるか?」
ぴちゃり、と唾液が絡まる音がする。
「え? え、なに? が、んん、なに? ん、ああ、そこ、気持ち、いい、気持ちいい、オスカー」
ユージィンは泣き出しそうな声でオスカーの両頬を挟み込み、舌だけで繋がっていた口付けを深くしてきた。
積極的なその様子に応えて深くしながらも、オスカーは手の動きを緩めない。
「ん、んん、お前が、望むなら」
「ああ、ん、うああっや、」
舌を差し入れ、ユージィンが反応する所を余す所なく舐めとり、乳首も前立腺も、柔らかく揉み込んだ。
「お前の中に入らずとも、……ん、好きな事だけし続けてもいいんだ。ここを、……お前が望むだけ、刺激し続けて、もう一度イきたいなら、それでも」
「や、やだ、や、んんん、好きな事なんて、好きな、やだ、早く、も、もう、早く入れて今もう、も、う、んんんん、入れて、入れてくれないとまた、も、もうオスカー、望む、今入れて、それを望むからっ!」
そう、酷く切羽詰まった様子でしがみついてくるから。
ようやく、オスカーは自身の先端を、散々広げて柔らかくほぐした所に合わせる事ができた。
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