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第三章
21話
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21話
ビスティア国王城、与えられた客室で私はようやくひと息つくことができた。ビスティアの王族たちも臣下も、話好きなうえに話が長くて困る。私に続き、侍女とともにアヤも部屋に戻る。彼女も少し疲れているようだ。
「すぐにお茶のご用意をいたします。」
侍女リリエラが部屋を出ると、すぐにアヤを抱き寄せた。
「大丈夫か?疲れただろう。」
「疲れましたけど、楽しいです。みなさん面白い方ですね。」
彼女の周りには、私よりも人だかりができ、そのひとりひとりに丁寧に対応する彼女がとても誇らしかった。
「あいつの発言だけは聞き逃せないが…。」
ビスティア国王であり宰相のダリオンは、ことあるごとにアヤに近づき大声で口説く。周りは笑ってばかりいないで、誰か止めてくれ。
「ふふっ、あんなに綺麗な奥様が3人もいて、お子さんもたくさんいるのに元気ですね。」
ダリオンの妻たちとも、アヤは打ち解けたようだった。今回の式典を通し、ビスティアとはさらに関係が良好になりそうだ。アヤの功績がとても大きい。
「リリーさんが戻ったら、そろそろ着替えないと。晩餐会はさらにたくさんの方が来るんですもんね。」
夜には晩餐会が開かれ、王族や臣下たちだけではなくその家族たちや市民も招かれる。昼と夜では、ドレスを変えるのが女性の通例だ。式典の間、アヤといられる時間が少なく、それだけが不満だった。
体を離そうとする彼女を引き止め、唇を重ねる。彼女からは普段あまりしない化粧と香水の香りがした。そのまま背中に手を回し、ドレスの紐をほどく。
「ギル!?すぐにリリーさんが来ますからっ。」
「私が着替える手伝いをしよう。一人じゃ脱げないだろう。」
彼女に後ろを向かせ、ひとつひとつリボンをほどいていく。少しずつあらわになる白い背中に優しく口づけた。
「もうっ…だめですっ。」
しかし、彼女はあまり抵抗しない。そのまま彼女の肩甲骨を舌でなぞった。彼女の体が反応する。そのまま彼女をソファへ押し倒した……
リリーさんと護衛から離れていたサッシャさんが部屋に戻ってきた時、私はソファでギルの体を必死に引き剥がしていた。ドレスの背中が大きく開いているのをみて、
「お前ら、こんな昼間からサカってんじゃねーよ。」
「綾様、必要であれば人払いいたしますが。」
と正反対の事を言う。なんで2人とも私を見ながら言うの!ギルはというと、2人になる時間と準備にかかる時間を頭のなかで計算してる気がする。
「必要ないです!着替えるので、ギルもサッシャさんも出てってください!」
ビスティア国王城、与えられた客室で私はようやくひと息つくことができた。ビスティアの王族たちも臣下も、話好きなうえに話が長くて困る。私に続き、侍女とともにアヤも部屋に戻る。彼女も少し疲れているようだ。
「すぐにお茶のご用意をいたします。」
侍女リリエラが部屋を出ると、すぐにアヤを抱き寄せた。
「大丈夫か?疲れただろう。」
「疲れましたけど、楽しいです。みなさん面白い方ですね。」
彼女の周りには、私よりも人だかりができ、そのひとりひとりに丁寧に対応する彼女がとても誇らしかった。
「あいつの発言だけは聞き逃せないが…。」
ビスティア国王であり宰相のダリオンは、ことあるごとにアヤに近づき大声で口説く。周りは笑ってばかりいないで、誰か止めてくれ。
「ふふっ、あんなに綺麗な奥様が3人もいて、お子さんもたくさんいるのに元気ですね。」
ダリオンの妻たちとも、アヤは打ち解けたようだった。今回の式典を通し、ビスティアとはさらに関係が良好になりそうだ。アヤの功績がとても大きい。
「リリーさんが戻ったら、そろそろ着替えないと。晩餐会はさらにたくさんの方が来るんですもんね。」
夜には晩餐会が開かれ、王族や臣下たちだけではなくその家族たちや市民も招かれる。昼と夜では、ドレスを変えるのが女性の通例だ。式典の間、アヤといられる時間が少なく、それだけが不満だった。
体を離そうとする彼女を引き止め、唇を重ねる。彼女からは普段あまりしない化粧と香水の香りがした。そのまま背中に手を回し、ドレスの紐をほどく。
「ギル!?すぐにリリーさんが来ますからっ。」
「私が着替える手伝いをしよう。一人じゃ脱げないだろう。」
彼女に後ろを向かせ、ひとつひとつリボンをほどいていく。少しずつあらわになる白い背中に優しく口づけた。
「もうっ…だめですっ。」
しかし、彼女はあまり抵抗しない。そのまま彼女の肩甲骨を舌でなぞった。彼女の体が反応する。そのまま彼女をソファへ押し倒した……
リリーさんと護衛から離れていたサッシャさんが部屋に戻ってきた時、私はソファでギルの体を必死に引き剥がしていた。ドレスの背中が大きく開いているのをみて、
「お前ら、こんな昼間からサカってんじゃねーよ。」
「綾様、必要であれば人払いいたしますが。」
と正反対の事を言う。なんで2人とも私を見ながら言うの!ギルはというと、2人になる時間と準備にかかる時間を頭のなかで計算してる気がする。
「必要ないです!着替えるので、ギルもサッシャさんも出てってください!」
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