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第一章
18話 嫉妬~シオン~*
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17 嫉妬~シオン~
あの謁見の日から、リリの元気がない。
* * *
「リリ、それはなんだ?」
母が建てた私たちの新居。まさか、庭に家を建てるとは思っていなかった。広さも内装も申し分ないが、両親に見張られているようで少し落ち着かない。いつか慣れるだろうか。
「おかあさまから、シオンにごほうびってもらったの。じぇ、る?」
「バスジェル?風呂で使うのか?」
リリがもらったという小さな箱から、ピンク色の液体の入った小瓶が出てきた。丁寧に説明書まで付いている。
「これを使うと泡風呂に入れるらしい。なぜこれが褒美なんだ?」
息子のご褒美に泡風呂?たしかに疲れてはいるが。
「あのね、たぶん……。」
「ん?」
「いっしょにおふろはいるって、ことかも…。」
可愛らしく頬を染めるリリが、私の袖を掴んだ。
風呂は一階の端にある。蛇口に魔力を込めると勢いよくお湯が出てきた。その中に、ピンクの液体を入れるとたちまち泡でいっぱいになる。母はどういう基準で、プレゼントを選んでいるのか。ガロンたちは何をもらったのか、明日にでも聞いてみよう。
「すごい、あわ。こんなおふろはじめてみた。」
素肌にタオルをまいたリリが興味深そうにのぞきこんでいる。
「いいにおいするね。はいってもいい?」
「滑らないように気をつけて。」
風呂は2人で並んで入れるサイズだった。どこまで母の計算なのか恐ろしいところだ。
「おもしろいね、おゆがみえない。」
はしゃぐリリの体が少しずつ火照り、ピンク色になる。今日まで2週間、リリとはほとんど触れ合っていない。今すぐにでも抱き寄せたいが、その悲しそうな顔の理由が知りたい。
「リリ、なにか私に言いたいことがあるか?ここのところ、ずっと元気がないだろう。」
一瞬リリの瞳が迷うように揺れた。しかし、すぐに首を振る。
「なにもないよ。げんき。かぜもなおったし。」
その顔は、必死で感情を押し殺しているようだった。
「なぁリリ、リリと私は宣言をして、夫婦になった。私はずっと側にいる。リリが、どんな我が儘を言っても、嫌いになったりしない。もう少し、思っていることを話してくれないか?」
顔がどんなにそっくりでも、私はエルには惹かれない。ガロンもリリを女として見たりできないと言っていた。それが番だからなのか、その理由は分からない。
しかし、エルがまっすぐにガロンに甘えるのを見ると、ひどく羨ましくなる。
「こないだ風邪を引いたときみたいに、もっと甘えてほしい。」
「あの、あのときは、なんかあたまがぼぉっとして、いろんなこといっちゃって…。」
「いろんな事をもっと言ってほしい。リリの気持ちを知りたいんだ。」
すると、リリの小さな手が私の手を握った。
「ほんとに、きらいにならない?」
「ならない。絶対に。」
美しい群青色の瞳が、涙で潤んだ。
「あのとき、メルヴィンさんとはなしてたでしょ。シオンのこいびとのこと。」
謁見が終わったあと、メルヴィンがリリの手をベタベタ触るので、ついイライラして払いのけた。そのあとたしかにそんな話をした。メルヴィンとはだいぶ長い付き合いだが、リリを泣かせたこと、いつか後悔させる。
「恋人なんて、もう10年は前の話だ。もう顔も覚えてない。」
すると、リリの瞳から涙が零れる。
「うぅ、いやだったの、シオンがほかのおんなのひとといたことかんがえたら、すごくいやだった。でも、わたしはそんなことおもっちゃいけないから…。」
「なんで、リリはダメなんだ?」
「だって………。わたしは…。」
その時リリが何を考えているのか、わかった気がした。
「それは、リリが自分を汚いと思ってるからか?」
小さく頷いたリリを、思わず抱きしめた。体を動かすとふわふわと泡が舞い上がる。
「リリたちは、ずっと辛い生活をしてきた。それを忘れるのは難しいかもしれない。だからといって、リリは自分を汚いなんて思わなくていいんだ。」
「だって、だって……。」
背中をゆっくりと撫でると、少しずつ泣き声が小さくなる。
「私は嬉しいよ。リリがイヤだと言ってくれて。嫉妬してくれてるなんて思ってなかった。」
「しっと?このきもちは、しっとなの?」
「そうだ、私もリリが他の男と仲良くしたら、嫉妬する。」
友人であるメルヴィンでさえ、嫌だったんだ。知りもしない奴がリリに触れたりしたら、自分がどうなるか分からない。
「シオンもいや?」
「イヤだ。正直、リリを見られるのもイヤだな。」
すると、やっとリリが笑ってくれた。
「みちゃだめは、むずかしいよ。」
「分かってる。でも、それぐらいイヤだ。覚えておいてくれ。」
リリの涙を拭い、そのまま、口づけた。
「これからは、我慢は無しだ。思ったことはちゃんと言ってほしい。ゆっくりでいい、リリのことをちゃんと教えてほしいんだ。」
「うん。シオン、ありがとう。」
リリのほうから、唇を重ねてくれる。耐えきれず舌を絡めた。細い腰を抱き寄せると、柔らかいものが私の胸に触れる。
「我慢できなくなる。そろそろ……。」
立ち上がろうとする私をリリが引き止めた。
「いいよ、わたしも…ぎゅってしてほしい…。」
赤い顔でそんな風に言われてしまったら、もう止まれないだろう。
泡の中で、小さな体を抱きしめ、そのまま私の足の上に乗せた。小さな尻が、私の太ももを刺激する。
「だから、泡風呂なのか…。」
泡のおかげで、風呂の中で固くなったモノをリリに見られずに済む。母はどこまで考えてこれを贈ったのか。
「ん…んんっ。」
キスしながら、彼女の胸に触れた。泡が弾け、胸の上でぬるぬるとよくすべる。
「はぁっ、ん…なんかぬるぬるする。きもちいい…。」
手の中でピンと立った胸先を転がす。ぬめりのおかげで指の動きが早くなる。
「あぁ、んんっ、シオンのて、あつい…。」
くちゅと音を立てて、胸に吸い付いた。ピンクに染まる彼女の体のにおいと泡の甘いにおいが合わさって、それだけで体が反応してしまう。
「すごい、リリ良いにおいだ。」
「ん…んんっ、シオンかんじゃだめ。」
胸先に歯をたてると、彼女が体をよじった。逃げないように押さえながら、ゆっくりと彼女の腹をなぞり、その先の小さな穴に指を這わせる。
「ふぅ、やだっ、おゆがはいってきちゃうよ。」
「リリの中、もう濡れてる。」
思ったよりすんなりと指が入る。指先には彼女の蜜がぬるぬると触れた。
「あぁっ、ぐちゃぐちゃしないでっ、ダメ!」
リリも興奮しているのだろうか。指を締め付けてくる。
「リリ、もっとこっちに。」
小さな尻を持ち上げ、体を密着させると、彼女の手が固くなったモノに触れた。
「リリっ。」
「まって…ゆっくり…するからっ、ん…。」
彼女の小さな穴がゆっくりと私のモノを受け入れていく。ゆるやかな刺激と彼女の中の熱さで、とけそうだ。
「あぁっ、おくまでっきちゃう、ん…んんっ。」
「すまない、これ以上ゆっくりできない…。」
下から突き上げると、中がぎゅっと締め付けられる。
「すごい締まる、ん…、気持ちいいか?」
「うん…、すごい、ぬるぬるして、ぴったりくっつくみたい。」
抱き合いながら、体全体でリリを感じる。唇を塞ぎ、貪るように口づけた。
「んんっ、シオンっ大好き。もっといっぱいしてっ…。」
「いま、そうやって甘えるのは、ズルイっ。」
腰を押さえ、奥をぐりぐりと刺激する。彼女の中はドロドロと蜜を垂らしていた。
「あぁっあっ、きもちいい、おくっ、やぁっ!」
「すごい、もう、出そうだ。」
リリが小さな口で私の舌を絡めとる。口元から唾液が溢れた。
「ちょうだい…いっぱいにして、シオンのあついの。」
「んんっ、リリっ!」
唇を重ねながら、そのまま彼女の中で果てた。
「リリ?大丈夫か?」
「うーん、あたまがクラクラする。」
のぼせてしまったリリを抱え、そのまま寝室に運んだ。これから毎日でも彼女に触れられると思うと、それだけで昂ってしまう自分がいた。
あの謁見の日から、リリの元気がない。
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「リリ、それはなんだ?」
母が建てた私たちの新居。まさか、庭に家を建てるとは思っていなかった。広さも内装も申し分ないが、両親に見張られているようで少し落ち着かない。いつか慣れるだろうか。
「おかあさまから、シオンにごほうびってもらったの。じぇ、る?」
「バスジェル?風呂で使うのか?」
リリがもらったという小さな箱から、ピンク色の液体の入った小瓶が出てきた。丁寧に説明書まで付いている。
「これを使うと泡風呂に入れるらしい。なぜこれが褒美なんだ?」
息子のご褒美に泡風呂?たしかに疲れてはいるが。
「あのね、たぶん……。」
「ん?」
「いっしょにおふろはいるって、ことかも…。」
可愛らしく頬を染めるリリが、私の袖を掴んだ。
風呂は一階の端にある。蛇口に魔力を込めると勢いよくお湯が出てきた。その中に、ピンクの液体を入れるとたちまち泡でいっぱいになる。母はどういう基準で、プレゼントを選んでいるのか。ガロンたちは何をもらったのか、明日にでも聞いてみよう。
「すごい、あわ。こんなおふろはじめてみた。」
素肌にタオルをまいたリリが興味深そうにのぞきこんでいる。
「いいにおいするね。はいってもいい?」
「滑らないように気をつけて。」
風呂は2人で並んで入れるサイズだった。どこまで母の計算なのか恐ろしいところだ。
「おもしろいね、おゆがみえない。」
はしゃぐリリの体が少しずつ火照り、ピンク色になる。今日まで2週間、リリとはほとんど触れ合っていない。今すぐにでも抱き寄せたいが、その悲しそうな顔の理由が知りたい。
「リリ、なにか私に言いたいことがあるか?ここのところ、ずっと元気がないだろう。」
一瞬リリの瞳が迷うように揺れた。しかし、すぐに首を振る。
「なにもないよ。げんき。かぜもなおったし。」
その顔は、必死で感情を押し殺しているようだった。
「なぁリリ、リリと私は宣言をして、夫婦になった。私はずっと側にいる。リリが、どんな我が儘を言っても、嫌いになったりしない。もう少し、思っていることを話してくれないか?」
顔がどんなにそっくりでも、私はエルには惹かれない。ガロンもリリを女として見たりできないと言っていた。それが番だからなのか、その理由は分からない。
しかし、エルがまっすぐにガロンに甘えるのを見ると、ひどく羨ましくなる。
「こないだ風邪を引いたときみたいに、もっと甘えてほしい。」
「あの、あのときは、なんかあたまがぼぉっとして、いろんなこといっちゃって…。」
「いろんな事をもっと言ってほしい。リリの気持ちを知りたいんだ。」
すると、リリの小さな手が私の手を握った。
「ほんとに、きらいにならない?」
「ならない。絶対に。」
美しい群青色の瞳が、涙で潤んだ。
「あのとき、メルヴィンさんとはなしてたでしょ。シオンのこいびとのこと。」
謁見が終わったあと、メルヴィンがリリの手をベタベタ触るので、ついイライラして払いのけた。そのあとたしかにそんな話をした。メルヴィンとはだいぶ長い付き合いだが、リリを泣かせたこと、いつか後悔させる。
「恋人なんて、もう10年は前の話だ。もう顔も覚えてない。」
すると、リリの瞳から涙が零れる。
「うぅ、いやだったの、シオンがほかのおんなのひとといたことかんがえたら、すごくいやだった。でも、わたしはそんなことおもっちゃいけないから…。」
「なんで、リリはダメなんだ?」
「だって………。わたしは…。」
その時リリが何を考えているのか、わかった気がした。
「それは、リリが自分を汚いと思ってるからか?」
小さく頷いたリリを、思わず抱きしめた。体を動かすとふわふわと泡が舞い上がる。
「リリたちは、ずっと辛い生活をしてきた。それを忘れるのは難しいかもしれない。だからといって、リリは自分を汚いなんて思わなくていいんだ。」
「だって、だって……。」
背中をゆっくりと撫でると、少しずつ泣き声が小さくなる。
「私は嬉しいよ。リリがイヤだと言ってくれて。嫉妬してくれてるなんて思ってなかった。」
「しっと?このきもちは、しっとなの?」
「そうだ、私もリリが他の男と仲良くしたら、嫉妬する。」
友人であるメルヴィンでさえ、嫌だったんだ。知りもしない奴がリリに触れたりしたら、自分がどうなるか分からない。
「シオンもいや?」
「イヤだ。正直、リリを見られるのもイヤだな。」
すると、やっとリリが笑ってくれた。
「みちゃだめは、むずかしいよ。」
「分かってる。でも、それぐらいイヤだ。覚えておいてくれ。」
リリの涙を拭い、そのまま、口づけた。
「これからは、我慢は無しだ。思ったことはちゃんと言ってほしい。ゆっくりでいい、リリのことをちゃんと教えてほしいんだ。」
「うん。シオン、ありがとう。」
リリのほうから、唇を重ねてくれる。耐えきれず舌を絡めた。細い腰を抱き寄せると、柔らかいものが私の胸に触れる。
「我慢できなくなる。そろそろ……。」
立ち上がろうとする私をリリが引き止めた。
「いいよ、わたしも…ぎゅってしてほしい…。」
赤い顔でそんな風に言われてしまったら、もう止まれないだろう。
泡の中で、小さな体を抱きしめ、そのまま私の足の上に乗せた。小さな尻が、私の太ももを刺激する。
「だから、泡風呂なのか…。」
泡のおかげで、風呂の中で固くなったモノをリリに見られずに済む。母はどこまで考えてこれを贈ったのか。
「ん…んんっ。」
キスしながら、彼女の胸に触れた。泡が弾け、胸の上でぬるぬるとよくすべる。
「はぁっ、ん…なんかぬるぬるする。きもちいい…。」
手の中でピンと立った胸先を転がす。ぬめりのおかげで指の動きが早くなる。
「あぁ、んんっ、シオンのて、あつい…。」
くちゅと音を立てて、胸に吸い付いた。ピンクに染まる彼女の体のにおいと泡の甘いにおいが合わさって、それだけで体が反応してしまう。
「すごい、リリ良いにおいだ。」
「ん…んんっ、シオンかんじゃだめ。」
胸先に歯をたてると、彼女が体をよじった。逃げないように押さえながら、ゆっくりと彼女の腹をなぞり、その先の小さな穴に指を這わせる。
「ふぅ、やだっ、おゆがはいってきちゃうよ。」
「リリの中、もう濡れてる。」
思ったよりすんなりと指が入る。指先には彼女の蜜がぬるぬると触れた。
「あぁっ、ぐちゃぐちゃしないでっ、ダメ!」
リリも興奮しているのだろうか。指を締め付けてくる。
「リリ、もっとこっちに。」
小さな尻を持ち上げ、体を密着させると、彼女の手が固くなったモノに触れた。
「リリっ。」
「まって…ゆっくり…するからっ、ん…。」
彼女の小さな穴がゆっくりと私のモノを受け入れていく。ゆるやかな刺激と彼女の中の熱さで、とけそうだ。
「あぁっ、おくまでっきちゃう、ん…んんっ。」
「すまない、これ以上ゆっくりできない…。」
下から突き上げると、中がぎゅっと締め付けられる。
「すごい締まる、ん…、気持ちいいか?」
「うん…、すごい、ぬるぬるして、ぴったりくっつくみたい。」
抱き合いながら、体全体でリリを感じる。唇を塞ぎ、貪るように口づけた。
「んんっ、シオンっ大好き。もっといっぱいしてっ…。」
「いま、そうやって甘えるのは、ズルイっ。」
腰を押さえ、奥をぐりぐりと刺激する。彼女の中はドロドロと蜜を垂らしていた。
「あぁっあっ、きもちいい、おくっ、やぁっ!」
「すごい、もう、出そうだ。」
リリが小さな口で私の舌を絡めとる。口元から唾液が溢れた。
「ちょうだい…いっぱいにして、シオンのあついの。」
「んんっ、リリっ!」
唇を重ねながら、そのまま彼女の中で果てた。
「リリ?大丈夫か?」
「うーん、あたまがクラクラする。」
のぼせてしまったリリを抱え、そのまま寝室に運んだ。これから毎日でも彼女に触れられると思うと、それだけで昂ってしまう自分がいた。
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