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ハッピーエンド
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あの時の悪夢をまた夢に見た。
スターチスが、後から弟子入りしてきた時だ。
彼女とは師弟でもあり、親友でもある関係だ。
彼女は私の作った試作品の薬を飲んだ。
私は止めようとしたが彼女は飲み込んでしまった。
何も起こりませんように。
そう願ったが、彼女は吐血した。
私は近くに駆け寄り、治癒魔法を使おうとしたが、彼女に吹き飛ばされてしまった。
彼女は多分薬の効果を確かめるために自分を犠牲にしようとしていたのだろう。
彼女は弱り果てて、その場に倒れ込んだ。
なんとか回復させる事が出来たけれど、その時から自分の事が大嫌いになった。
自分が試作品を作らなければ。
あの時全力で止める事が出来れば。
後悔ばかりだ。
今の姿も嫌いだが、元の自分も好きになれない。
ティーパーティーの準備をする。
私は弟子たちに謝罪するつもりだ。
アンジェロ、スターチス、ルドベキア、そして、英雄の赤髪の少女がい来た。
「初めまして。ロスと言います。よろしくお願いします」
少女は子供らしい声でそう言った。
「んで、話って何です?」
「あぁ、そうだね。まずさっきの事を謝りたくて。まず、君たちに私と同じ呪いをかけた事。自殺しようとしていた事も」
「いや、謝らなくっていいって!もっと前の友達だった時みたいに気楽に幸せに生きていてくれたら私は充分だから!」
ルドベキアはあの時の様な口調で喋った。
「私も、師匠が生きていて良かったです」
スターチスはホッとしているようだ。
けれどみんな不安そうな顔をしていた。
「大丈夫だよ。もう誰も傷つけないから。ところで君達は私の事をどう思う?」
スターチスは頭を撫でてきた。
「師匠は悪くないですよ。たとえ魔法が使えなくても師匠は師匠です。嫌いになんてなれません」
アンジェロは鼻で笑い、こう言った。
「私が師匠を嫌いになると思いましたか?いつもキツく当たるのは心配だからですよ」
ルドベキアは安堵のため息を漏らし、微笑んだ。
「私は事情を知らないけど死ぬのはやめておいた方がいいと思う。理由が無くても生きていれば何か起こるから。せめて死ぬなら他の人の為に死ねばいい。まぁ、冗談半分で聞いてよ」
赤髪の少女、ロスは言った。
「すまない。ありがとう」
「だから謝るなって言っただろ!」
ルドベキアは頭を叩いてきた。
「えぇ?!ち、ちょっと、い、一旦お、落ち着きましょ?!」
「いや、お前が落ち着けよ!」
「し、師匠、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫だよ」
「ほら、師匠は大丈夫っていってんだよ!」
「い、いや、叩く事はダメだろ?!」
「あ”あ”ん”?」
「おお?!リアルファイトしちゃう?どっちが勝つか予想しようよ!」
「対立煽りしてんじゃねぇ!子供は黙ってろ!」
「そこまで言う~?」
みんなで仲良くやっているのを見て幸せになった。
いつの間にか顔の傷は消え、魔力も戻り、体も元に戻っていた。
スターチスが、後から弟子入りしてきた時だ。
彼女とは師弟でもあり、親友でもある関係だ。
彼女は私の作った試作品の薬を飲んだ。
私は止めようとしたが彼女は飲み込んでしまった。
何も起こりませんように。
そう願ったが、彼女は吐血した。
私は近くに駆け寄り、治癒魔法を使おうとしたが、彼女に吹き飛ばされてしまった。
彼女は多分薬の効果を確かめるために自分を犠牲にしようとしていたのだろう。
彼女は弱り果てて、その場に倒れ込んだ。
なんとか回復させる事が出来たけれど、その時から自分の事が大嫌いになった。
自分が試作品を作らなければ。
あの時全力で止める事が出来れば。
後悔ばかりだ。
今の姿も嫌いだが、元の自分も好きになれない。
ティーパーティーの準備をする。
私は弟子たちに謝罪するつもりだ。
アンジェロ、スターチス、ルドベキア、そして、英雄の赤髪の少女がい来た。
「初めまして。ロスと言います。よろしくお願いします」
少女は子供らしい声でそう言った。
「んで、話って何です?」
「あぁ、そうだね。まずさっきの事を謝りたくて。まず、君たちに私と同じ呪いをかけた事。自殺しようとしていた事も」
「いや、謝らなくっていいって!もっと前の友達だった時みたいに気楽に幸せに生きていてくれたら私は充分だから!」
ルドベキアはあの時の様な口調で喋った。
「私も、師匠が生きていて良かったです」
スターチスはホッとしているようだ。
けれどみんな不安そうな顔をしていた。
「大丈夫だよ。もう誰も傷つけないから。ところで君達は私の事をどう思う?」
スターチスは頭を撫でてきた。
「師匠は悪くないですよ。たとえ魔法が使えなくても師匠は師匠です。嫌いになんてなれません」
アンジェロは鼻で笑い、こう言った。
「私が師匠を嫌いになると思いましたか?いつもキツく当たるのは心配だからですよ」
ルドベキアは安堵のため息を漏らし、微笑んだ。
「私は事情を知らないけど死ぬのはやめておいた方がいいと思う。理由が無くても生きていれば何か起こるから。せめて死ぬなら他の人の為に死ねばいい。まぁ、冗談半分で聞いてよ」
赤髪の少女、ロスは言った。
「すまない。ありがとう」
「だから謝るなって言っただろ!」
ルドベキアは頭を叩いてきた。
「えぇ?!ち、ちょっと、い、一旦お、落ち着きましょ?!」
「いや、お前が落ち着けよ!」
「し、師匠、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫だよ」
「ほら、師匠は大丈夫っていってんだよ!」
「い、いや、叩く事はダメだろ?!」
「あ”あ”ん”?」
「おお?!リアルファイトしちゃう?どっちが勝つか予想しようよ!」
「対立煽りしてんじゃねぇ!子供は黙ってろ!」
「そこまで言う~?」
みんなで仲良くやっているのを見て幸せになった。
いつの間にか顔の傷は消え、魔力も戻り、体も元に戻っていた。
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