3 / 4
呪い
しおりを挟む
戦争が終わり数日たった。
幸い、山の上にある新王軍の領地には被害が少なかった。
山のふもとにある現王軍の領地はいつの間にか家も放射性物質も全てが消え去り、森になっていた。
師匠は自室で何か調べ物をしている様だ。
師匠の状態はあまり良く無い。
魔力は殆ど使え無くなり、年齢を奪われ、顔中に包帯を巻いている。
痛々しい姿だ。
師匠の話を聞くと、呪いをかけられたらしい。
全く誰が呪ったのか分からないそうま。
呪いを解く方法は分かっているが、難しそうだ。
大切な人に愛されて、自分で自分を愛する事で呪いが解けるらしい。
師匠は周りには愛されているものの、今の醜い自分を嫌っている。
今日も紅茶を淹れて役に立たず終わる。
彼の部屋に行くと、何処から見つけたのか、禁じられた呪いが書いてある危険な本が机の上にあった。
彼が付箋を貼ったページを見てみる。
自分にかけられた呪いのページと世界を滅ぼす魔法のページだ。
「どうした?」
「何をやろうとしてるの?」
「いいからもう寝たらどうだい?こんな夜中にまで私に付き合う必要は無いから」
自分の部屋に戻る事にする。
けれども悩んで寝れない。
何をしようとしていたのだろう。
師匠は大丈夫なのだろうか。
次の日の朝、師匠は何処かに出かけていた。
兄弟子たちは何故か師匠と同じ呪いがかけられていた。
しかし、簡単にその呪いは解けた。
呪いが不完全だったのだろうか。
兄弟子たちは不思議そうにしていた。
この呪いを使える人は心当たりがあるが本当にその人がやったと思いにくかった。
「こっちに来てくれ」
何かを見つけたらしい。
師匠の書き置きだそうだ。
「私は、アンジェロとルドベキアに私と同じ呪いをかけておいた。もし、その呪いが解けたならこの地図の場所に来てくれ。今日中に解けないなら心中する。 だってさ。早く行った方がいいんじゃ?」
地図には崖の上が描かれていた。
「とにかく早く行こう」
何一つ問題なく師匠の元に着いた。
「もう解けたのか。解けないと思っていたが。やはり私より優れているのは弟子たちみたいだな」
「師匠!自殺なんてしないでください!」
「…わかった」
みんなで帰る事になった。
あっさり自殺を辞めるところからして師匠も死にたくなかったようだ。
ひとまず安心した。
けれど、師匠の魔法を解く事が出来るだろうか。
「明日、ティーパーティーでもしないかい?話したい事があるんだ」
なんだろう。
幸い、山の上にある新王軍の領地には被害が少なかった。
山のふもとにある現王軍の領地はいつの間にか家も放射性物質も全てが消え去り、森になっていた。
師匠は自室で何か調べ物をしている様だ。
師匠の状態はあまり良く無い。
魔力は殆ど使え無くなり、年齢を奪われ、顔中に包帯を巻いている。
痛々しい姿だ。
師匠の話を聞くと、呪いをかけられたらしい。
全く誰が呪ったのか分からないそうま。
呪いを解く方法は分かっているが、難しそうだ。
大切な人に愛されて、自分で自分を愛する事で呪いが解けるらしい。
師匠は周りには愛されているものの、今の醜い自分を嫌っている。
今日も紅茶を淹れて役に立たず終わる。
彼の部屋に行くと、何処から見つけたのか、禁じられた呪いが書いてある危険な本が机の上にあった。
彼が付箋を貼ったページを見てみる。
自分にかけられた呪いのページと世界を滅ぼす魔法のページだ。
「どうした?」
「何をやろうとしてるの?」
「いいからもう寝たらどうだい?こんな夜中にまで私に付き合う必要は無いから」
自分の部屋に戻る事にする。
けれども悩んで寝れない。
何をしようとしていたのだろう。
師匠は大丈夫なのだろうか。
次の日の朝、師匠は何処かに出かけていた。
兄弟子たちは何故か師匠と同じ呪いがかけられていた。
しかし、簡単にその呪いは解けた。
呪いが不完全だったのだろうか。
兄弟子たちは不思議そうにしていた。
この呪いを使える人は心当たりがあるが本当にその人がやったと思いにくかった。
「こっちに来てくれ」
何かを見つけたらしい。
師匠の書き置きだそうだ。
「私は、アンジェロとルドベキアに私と同じ呪いをかけておいた。もし、その呪いが解けたならこの地図の場所に来てくれ。今日中に解けないなら心中する。 だってさ。早く行った方がいいんじゃ?」
地図には崖の上が描かれていた。
「とにかく早く行こう」
何一つ問題なく師匠の元に着いた。
「もう解けたのか。解けないと思っていたが。やはり私より優れているのは弟子たちみたいだな」
「師匠!自殺なんてしないでください!」
「…わかった」
みんなで帰る事になった。
あっさり自殺を辞めるところからして師匠も死にたくなかったようだ。
ひとまず安心した。
けれど、師匠の魔法を解く事が出来るだろうか。
「明日、ティーパーティーでもしないかい?話したい事があるんだ」
なんだろう。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
精霊姫の追放
あんど もあ
ファンタジー
栄華を極める国の国王が亡くなり、国王が溺愛していた幼い少女の姿の精霊姫を離宮から追放する事に。だが、その精霊姫の正体は……。
「優しい世界」と「ざまあ」の2バージョン。
〈完結〉貴女を母親に持ったことは私の最大の不幸でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」ミュゼットは初潮が来た時に母から「唯一のこの家の女は自分」という理由で使用人の地位に落とされる。
そこで異母姉(と思っていた)アリサや他の使用人達から仕事を学びつつ、母への復讐を心に秘めることとなる。
二年後にアリサの乳母マルティーヌのもとに逃がされた彼女は、父の正体を知りたいアリサに応える形であちこち飛び回り、情報を渡していく。
やがて本当の父親もわかり、暖かい家庭を手に入れることもできる見込みも立つ。
そんな彼女にとっての母の最期は。
「この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。」のミュゼットのスピンオフ。
番外編にするとまた本編より長くなったりややこしくなりそうなんでもう分けることに。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる