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36 アンベールの嘆き再び
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忠誠心を持って仕えた主の、よもや、このような姿を見る日が来るとは……
北方の地から、ユリウス様の領地に赴任し、俺が最初に見たものは、ユリウス様がティエラ様を溺愛する姿で、それは、大型犬が主人に忠実に従う姿でもあった。
俺の、ユリウス様に対する忠誠心や信頼は揺るぎないものだが、ティエラ様が可愛がる子猫にヤキモチを妬く姿は、さすがに見たくはなかった……
これで御子が生まれたら変わるのかと思えば、溺愛対象が二人に増えただけだった。
確かにお二人の子である姫君は類稀な可愛らしさだったが、やはり、その姫君と仲の良い白猫に嫉妬するのはどうかと思う。
ユリウス様のご一家が幸せなら、特に言うことはないが……
北方の地から、ユリウス様の領地に赴任し、俺が最初に見たものは、ユリウス様がティエラ様を溺愛する姿で、それは、大型犬が主人に忠実に従う姿でもあった。
俺の、ユリウス様に対する忠誠心や信頼は揺るぎないものだが、ティエラ様が可愛がる子猫にヤキモチを妬く姿は、さすがに見たくはなかった……
これで御子が生まれたら変わるのかと思えば、溺愛対象が二人に増えただけだった。
確かにお二人の子である姫君は類稀な可愛らしさだったが、やはり、その姫君と仲の良い白猫に嫉妬するのはどうかと思う。
ユリウス様のご一家が幸せなら、特に言うことはないが……
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