1 / 3
天使様は執事と逃走する
しおりを挟む
「エレナ、お前との婚約を破棄する」
エレナ・ウィ・スタットフェルトは自宅にいたところ、婚約者であるジョージ・マスカルに突然そう告げられた。
突然のことで驚くエレナであるが、その理由を訪ねなければならない。
「何でですか?」
「こぼけても無駄だ。お前が殺人未遂を犯したのはもうわかっている」
「殺人未遂?」
思ってもいなかった言葉に、エレナはつい目を見開いてしまう。
もちろんエレナな人を殺そうとしたことなんてないし、伯爵令嬢なので皆の手本になるように生きてきたつもりだ。
だから濡れ衣であるのだが、婚約者のジョージの怒ったのからしてそう思っていないのだろう。
ジョージはこの国──アルウトラル王国の皇太子で時期国王になる男……冗談なんかでこんなことを言ったりしない。
実際に何かあったということだろう。
「エレナは公爵令嬢であるアリスを殺そうとした」
「ちょっと待ってください。私はそんなことをしていません」
「現場にお前の魔力の痕跡が出ている。言い逃れなんて出来ないぞ」
この世界に生きる限り生物は大小あれど魔力を持っていて、魔法を使うとその場に使った痕跡が残る。
事件が起こるとそれが証拠になったりするのだが、エレナには本当に人を殺そうとした記憶がない。
だとすると誰か仕組んだと考えられ、皇太子との婚約を妬んだ人の仕業だろう。
ジョージは美形としても有名で、男性にしては長めの金髪、宝石を思わせるような綺麗な藍色の瞳、それに誰にでも優しく接するために人気がある。
だから婚約者であるエレナは他の令嬢から嫉妬されるし、嫌みを言われることもしばしば。
元々結婚は親同士が決めたことであるから婚約破棄自体はどうでもいいことだが、殺人未遂は流石にエレナであっても黙っているわけにはいかない。
犯罪なのだから絶対に罰則があるはずだ。
「王子、殺人未遂なんて濡れ衣です。私がそんなことをするとお思いですか?」
「では、魔力の痕跡はどう説明するつもりだ?」
「そ、それは……」
魔力の痕跡……何かトリックがあると思うが、エレナには説明出来なかった。
あるとしたら固有魔法と呼ばれるその人のみが使える魔法だけど、エレナには使える人が思い浮かばない。
そもそも固有魔法は秘密にしている人も多く、エレナもその一人。
使える人自体少ないのだけど。
「説明出来ないのだな? なら、エレナ……お前を殺人未遂の罪で拘束さけてもらう」
「濡れ衣で捕まるなんてまっぴらごめんです」
エレナは抵抗し、ジョージの元から転移魔法でその場から消えるのだった。
☆ ☆ ☆
「ハウル、いますか?」
エレナが転移した先は遠くではなく、同じ屋敷のとある部屋だ。
「お嬢様?」
突然エレナが現れたことで、この屋敷で使用人と働いているハウル・クリサリスは大声を上げてしまう。
ハウルは短めのサッパリとした黒髪、ライトブラウンの瞳で、この国では珍しい容姿をしている。
年はエレナより五歳ほど年が上で今は二十歳だ。
母親が極東の島国の出身で、一言で表すとハウルは少し塩顔のイケメン。
この国にいる美男子と違った魅力がハウルにはあり、しばしば彼に見惚れることがあるエレナ。
「静かになさい」
「申し訳ございません」
主の前で取り乱すわけにもいかず、ハウルはすぐに冷静さを取り戻す。
「どうなさいましたか?」
「今は説明する時間がありません。飛びますよ」
エレナはハウルの手に触れ、再び転移魔法を発動させるのだった。
☆ ☆ ☆
「いきなりどうされたのですか?」
何の説明もなく、エレナに転移させられたハウルは混乱している様子。
しかも転移した場所が人目のない森なのだから、混乱してしまっても仕方ない。
「私は……殺人未遂の罪で今は追われる身になってしまいました」
エレナの言葉にハウルは目を見開いて驚いてしまう。
「天使様と言われるお嬢様が殺人未遂?」
とても信じられないと言った声を出すハウル。
それもそのはずで、エレナは天使様と言われるくらいの美貌の持ち主であり、品行方正で真面目な人だ。
まず目につくのは腰まで伸びた限りなく白に近い銀色の髪、長いまつ毛に淡紅色の大きな瞳、透き通るような白い肌は誰もが見惚れてしまうほど。
その上、平民にも優しく接するのだから、人々はエレナのことを天使様と呼ぶ。
一方、ハウルの家系は代々スタットフェルト家に仕えており、昔からエレナのことを知っている。
だからエレナがそんなことをするのが信じられないのだろう。
「もちろんそれは濡れ衣です。誰かが私を陥れるために仕組んだのでしょう」
「そうですよね。お嬢様がそんなことをするなんて思えませんし」
恐らくはジョージも最初は信じられなかったはずだ。
だが、現場にある魔力の痕跡、エレナが場所を自由に移動できる転移魔法が使えることが確信した要因だろう。
犯行時刻辺りに誰かと一緒にいたとしても、転移魔法が使えたらアリバイにならない。
それに徹底的なのは魔力の痕跡……どうやっかわからないが、トリックがわからない限り、エレナの殺人未遂の罪は晴れないだろう。
「私はもう国にはいれません」
戻ってしまえば捕まるし、エレナは死罪になってしまうだろう。
「王子との結婚はどうなさるのですか?」
「先ほど婚約破棄を言い渡されました。それに私の言葉を信じてくれない人に興味はありません」
正直、エレナはジョージのことが好きではなく、寧ろ、昔から一緒にいたハウルのことを信頼しているくらいだ。
だからこうして連れ出したのだし、これからも側にいてほしいとエレナは思っている。
「ハウル……あなたはどこまでも私と一緒にいてくれますか?」
「もちろんでございます。このハウル……お嬢様に忠誠を誓った身でございますので」
「ありがとう。では、一緒に参りましょう」
エレナ・ウィ・スタットフェルトは自宅にいたところ、婚約者であるジョージ・マスカルに突然そう告げられた。
突然のことで驚くエレナであるが、その理由を訪ねなければならない。
「何でですか?」
「こぼけても無駄だ。お前が殺人未遂を犯したのはもうわかっている」
「殺人未遂?」
思ってもいなかった言葉に、エレナはつい目を見開いてしまう。
もちろんエレナな人を殺そうとしたことなんてないし、伯爵令嬢なので皆の手本になるように生きてきたつもりだ。
だから濡れ衣であるのだが、婚約者のジョージの怒ったのからしてそう思っていないのだろう。
ジョージはこの国──アルウトラル王国の皇太子で時期国王になる男……冗談なんかでこんなことを言ったりしない。
実際に何かあったということだろう。
「エレナは公爵令嬢であるアリスを殺そうとした」
「ちょっと待ってください。私はそんなことをしていません」
「現場にお前の魔力の痕跡が出ている。言い逃れなんて出来ないぞ」
この世界に生きる限り生物は大小あれど魔力を持っていて、魔法を使うとその場に使った痕跡が残る。
事件が起こるとそれが証拠になったりするのだが、エレナには本当に人を殺そうとした記憶がない。
だとすると誰か仕組んだと考えられ、皇太子との婚約を妬んだ人の仕業だろう。
ジョージは美形としても有名で、男性にしては長めの金髪、宝石を思わせるような綺麗な藍色の瞳、それに誰にでも優しく接するために人気がある。
だから婚約者であるエレナは他の令嬢から嫉妬されるし、嫌みを言われることもしばしば。
元々結婚は親同士が決めたことであるから婚約破棄自体はどうでもいいことだが、殺人未遂は流石にエレナであっても黙っているわけにはいかない。
犯罪なのだから絶対に罰則があるはずだ。
「王子、殺人未遂なんて濡れ衣です。私がそんなことをするとお思いですか?」
「では、魔力の痕跡はどう説明するつもりだ?」
「そ、それは……」
魔力の痕跡……何かトリックがあると思うが、エレナには説明出来なかった。
あるとしたら固有魔法と呼ばれるその人のみが使える魔法だけど、エレナには使える人が思い浮かばない。
そもそも固有魔法は秘密にしている人も多く、エレナもその一人。
使える人自体少ないのだけど。
「説明出来ないのだな? なら、エレナ……お前を殺人未遂の罪で拘束さけてもらう」
「濡れ衣で捕まるなんてまっぴらごめんです」
エレナは抵抗し、ジョージの元から転移魔法でその場から消えるのだった。
☆ ☆ ☆
「ハウル、いますか?」
エレナが転移した先は遠くではなく、同じ屋敷のとある部屋だ。
「お嬢様?」
突然エレナが現れたことで、この屋敷で使用人と働いているハウル・クリサリスは大声を上げてしまう。
ハウルは短めのサッパリとした黒髪、ライトブラウンの瞳で、この国では珍しい容姿をしている。
年はエレナより五歳ほど年が上で今は二十歳だ。
母親が極東の島国の出身で、一言で表すとハウルは少し塩顔のイケメン。
この国にいる美男子と違った魅力がハウルにはあり、しばしば彼に見惚れることがあるエレナ。
「静かになさい」
「申し訳ございません」
主の前で取り乱すわけにもいかず、ハウルはすぐに冷静さを取り戻す。
「どうなさいましたか?」
「今は説明する時間がありません。飛びますよ」
エレナはハウルの手に触れ、再び転移魔法を発動させるのだった。
☆ ☆ ☆
「いきなりどうされたのですか?」
何の説明もなく、エレナに転移させられたハウルは混乱している様子。
しかも転移した場所が人目のない森なのだから、混乱してしまっても仕方ない。
「私は……殺人未遂の罪で今は追われる身になってしまいました」
エレナの言葉にハウルは目を見開いて驚いてしまう。
「天使様と言われるお嬢様が殺人未遂?」
とても信じられないと言った声を出すハウル。
それもそのはずで、エレナは天使様と言われるくらいの美貌の持ち主であり、品行方正で真面目な人だ。
まず目につくのは腰まで伸びた限りなく白に近い銀色の髪、長いまつ毛に淡紅色の大きな瞳、透き通るような白い肌は誰もが見惚れてしまうほど。
その上、平民にも優しく接するのだから、人々はエレナのことを天使様と呼ぶ。
一方、ハウルの家系は代々スタットフェルト家に仕えており、昔からエレナのことを知っている。
だからエレナがそんなことをするのが信じられないのだろう。
「もちろんそれは濡れ衣です。誰かが私を陥れるために仕組んだのでしょう」
「そうですよね。お嬢様がそんなことをするなんて思えませんし」
恐らくはジョージも最初は信じられなかったはずだ。
だが、現場にある魔力の痕跡、エレナが場所を自由に移動できる転移魔法が使えることが確信した要因だろう。
犯行時刻辺りに誰かと一緒にいたとしても、転移魔法が使えたらアリバイにならない。
それに徹底的なのは魔力の痕跡……どうやっかわからないが、トリックがわからない限り、エレナの殺人未遂の罪は晴れないだろう。
「私はもう国にはいれません」
戻ってしまえば捕まるし、エレナは死罪になってしまうだろう。
「王子との結婚はどうなさるのですか?」
「先ほど婚約破棄を言い渡されました。それに私の言葉を信じてくれない人に興味はありません」
正直、エレナはジョージのことが好きではなく、寧ろ、昔から一緒にいたハウルのことを信頼しているくらいだ。
だからこうして連れ出したのだし、これからも側にいてほしいとエレナは思っている。
「ハウル……あなたはどこまでも私と一緒にいてくれますか?」
「もちろんでございます。このハウル……お嬢様に忠誠を誓った身でございますので」
「ありがとう。では、一緒に参りましょう」
0
あなたにおすすめの小説
皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
第12回ネット小説大賞最終選考選出
「クリスティーナ・ミハイル。貴様との婚約をここに破棄する」
王立学園のサマーパーティ会場において、突然、クリスは皇太子に宣告された。
そうこの話は悪役悪徳令嬢がはかなげな娘をいじめにいじめて挙句の果てに皆の前でその悪事の数々を暴かれ弾劾される話のはずが…
クリスは天真爛漫お転婆令嬢だったのに、皇太子の婚約者になったばかりに王妃教育の礼儀作法が苦手。1ミリ違うからってダメ出しされても…
おまけに王立学園の物理は世界的な権威がいるからかレベルは世界的に高くて寝る間も惜しんで勉強する羽目に…・
それだけ必死に努力してるのに婚約者は礼儀作法のなっていない娘と人目もはばからずイチャイチャ
もう一人の王女は別名暴風王女。礼儀作法って何、食べられるのって感じで、仲の良いお姉さまだけど敵国皇太子と仲良くしていて………
苦労するのは私だけ?
我慢の限界を超えて…
しかし、このクリス、実は建国の戦神、史上最強最悪のシャラザールが憑依していて、そんな彼女に逆らうと…
読んだ人がスカッとするお話書いていくつもりです。
新章始めました
小説家になろう カクヨムでも公開中
この1000年前の物語シャラザール帝国建国秘話はこちら
「娘の命を救うために生贄として殺されました・・・でも、娘が蔑ろにされたら地獄からでも参上します」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/474495563
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる