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一章
7話 狩りへ
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この世界に来てから4カ月、俺は狩りに同行するようになっていた。狩りは2つの目的を持って行われる。一つ目は冬に向けて食料や毛皮を手に入れる事。もう一つは俺が初日に出会ったケシャのような強力な獣を駆除して、非戦闘員もいる村に近づけない事だ。
この村では通常、食料を得るための狩りは女性が行う。この世界は女性が大多数を占めるため、地球で男が担ってきたような仕事もこなさなければならない、そのため彼女達は強く逞しい。弓や槍を使いこなし、鹿くらいの大きさの獣であればナイフ一本で仕留めてしまう。
そんな強い狩猟衆の女性達だが一人で森に入ることは禁じられており、必ず複数人で森に入ることになっている。
森には強力な獣が徘徊しており、もし一人で遭遇した上、獲物と認識された場合、獣相手では逃げることは難しい。しかも戦おうにも圧倒的なタフネスと膂力の前に勝つことも難しい。
ならどうするか。複数人で弓や槍を用いて連携して遅延戦闘を行うのだ。その間に笛を吹いて待機している戦士と認められた男を呼んで止めをさしてもらう。これがこの村の狩猟衆の基本的な戦い方だ。
本来であれば男も一緒に山に入ればいいのだが、狩りだけではなく村の防衛にも人を割く必要がある。戦士と認められた男が五人しかいないこの村がやっていくために生み出した苦肉の策だそうだ。
当然、戦士として認められていない俺は、狩猟衆の女性達に混じって森に入っていた。
狩りのメンバーはセリア、シオ、セツに俺を含めた四人。
今日のように強力な獣の目撃情報が無いときは、狩猟衆は三人前後のチームを組んで森に入るのが普通らしい。
森に入って二時間、ようやく獲物の足跡を見つけることが出来た俺達は、しゃがみ込んで足跡の観察をしていた。
「この蹄の跡はイノシシですねぇ」
両足を抱えるようにしてしゃがんだセリアが獲物の種類を特定した。
足跡を見つけたのもセリアで、俺はまだ狩りに出て一番先に獲物を見つけたことがない。
「近いね。足跡がついてからまだ二、三時間と言った所だと思う」
片膝をついたシオが足跡から獲物が通った時間を推測する。
「今日は肉が食えそう」
最後に言葉を発したのはセツだ。彼女は白い肌に似合わず、野菜より肉派だ。
俺が初めてサンの村の人達と出会った時は、強力な獣であるケシャの目撃情報があったらしく、十人という大所帯で行動していて鎧もしっかりと着こんでいた。だが最近はそういう強力な大型の獣は見つかっていない。
こういう時は動きやすさ重視の普通の服に弓矢と槍と必要最低限の道具しか持たない。なので今回は兜で顔が見えない事もないし、鎧で色んなところの揺れが見えない事もない。
狩りに同行することになって一月、このセリア、シオ、セツ、俺のメンバーで森に入る事が多い。年齢は皆若く、俺とほぼ同年代だ。もしかしたらアンジは俺をこの3人とくっつけようとしているのかもしれない。
「これがイノシシの足跡か」
魅力的な未来予想図はこの辺りにして、俺は膝をついて蹄を観察する。
俺もセリアとシオのように、痕跡から獲物の情報を得ることができるように足跡の形を記憶に焼きつけようとする。
何度か狩りに同行しているが、シカとイノシシの足跡がよく似ていて見分ける事ができない。
「ミナトさん。足跡は覚えられそうですかぁ?」
「うーん、こういう前足と後ろ脚が重なるように四つの跡がついてたら分かり易いんですけど、後ろの小さい跡が残ってない時は分からないですね」
「その場合は僕でも判別は難しいから気にしなくてもいいんじゃないか?」
経験のあるシオでさえ見分けるのは難しいらしいが、俺は昔から凝り性な所があるので見分けられないまま放っておくのは気持ち悪い。だがあまり時間を無駄にする訳にはいかない。こうしている間にも獲物は動いているのだ。
「私はニオイで分かる」
「……すげーな」
どうやらセツは鼻がいいらしい。俺には全く分からないが、重要な判断材料なのだろう。これも訓練が必要そうだ。
「すみません、お待たせしました。行きましょう」
俺は待たせてしまった3人に謝罪をしながら立ち上がり、先を促す。
その後、一時間ほど足跡を追いかけていると一匹のイノシシが川で水を飲んでいるのを発見した。
この獣の事をイノシシとは呼んでいるが、牙だけではなく角も生えているし、俺の肩ぐらいまででかいため、日本にいるあのイノシシとは似ているが違う生物だと思う。
「いた。いつも通りミナトが最初に射るんだ。もし外しても僕がなんとかする」
「はい。いつもありがとうございます」
俺はこの4カ月の間に弓の訓練も行っていた。最初は普段使わない筋肉を使うため、全く引く事が出来なかったが、今ではそれなりに引けるようになっている。
せっかく貰った実践のチャンスだ。無駄にしないためにも練習を思い出して一つ一つの動作を丁寧に行うことにする。
目いっぱい力を込めて弓を限界まで引き絞る。弓を持っている左手は肩を入れて真っ直ぐ骨で支える。
右手は広背筋をつかって頭の後ろまで目一杯引き、弓を持つ左手が呼吸によってブレるのを防ぐために、息を止める。
狙いを定めるがすぐには矢を放たない。獲物はまだこちらに気付いていないため焦る必要はない。絶対に当たる確信を持てる時まで待つ。
(まだ……まだ……まだ………いける!)
俺の直感が今なら当たることを確信する。俺の手から放たれた矢はイノシシへ向かって飛んでいき、イノシシの足の間を通り過ぎると、川の中に吸い込まれていった。説明するまでもないが外したようだ。
イノシシは音に反応してこちらに振り向くが、振り向いて目がこちらから見えた瞬間、すかさずシオの放った矢がイノシシの目に命中する。矢は目を潰しそのまま頭蓋骨を砕いてイノシシを一撃で絶命させた。
「シオさん流石ですね。助かりました」
「ああ、どういたしまして」
「あんたはいつになったら上達するの?」
「まあ、セツちゃんまたそんなこと言ってぇ」
見ての通り俺の弓の腕は未だに未熟だ。止まっている的にさえまともに当たらない。セツの嫌味にぐうの音が出ないほど自分の弓の腕前に上達の兆しが見えない。はたして俺が獲物を仕留める日が来るのだろうか。
俺はため息を吐きながらイノシシに近づいていく。狩りで役に立たないのならば、せめて血抜きや獲物を運ぶのを受け持とうとしたのだ。
俺はナイフを腰から取り出し、イノシシの首に近づけた。
だが、イノシシの首を切り裂こうとした瞬間、襟を掴まれ後ろに引き倒された。
「いってぇ…一体何を……」
「獲物をしとめたからって油断しすぎ」
「油断って……なんだこれ……」
俺が血抜きしようと近づいたイノシシの頭には直径二十cm程の大きな石がめり込んでいた。
さっきまではあんなものはなかった。
もしかして飛んできたのか?
だとしたらもし、セツが俺を引っ張っていなければ、俺の頭が石に砕かれていた事は想像に難くない。背筋にゾッとした感覚が走る。
セツ達の方を見ると後ろの森の方に向けて弓を向けている。
弓の差す方向を目で追う。どうやら木の上を狙っているようだ。それに合わせて俺も視線を上にあげていく。
……いた。木の上に白い体毛の生物がいる。見た目は端的に言うと大きな猿だ。人と同じくらいの大きさはある。
この猿の顔の左右には、頬のあたりから角が沿うように上向きに生えている。あんな所から角が生えている生き物を見たことがない。
だがそれ以上に特筆べきは、その異常に長い腕だろう。奴の腕は地面につきそうなほど長く、手は器用そうに大きく発達している。
俺の胴体は軽くつかめそうな大きな手には、俺の頭ぐらいの石が握られており、恐らく先ほどの石もこいつが投げた物だ。
セツがそいつから決して目を離すことなく口を開く。
「面倒な奴に見つかった」
この村では通常、食料を得るための狩りは女性が行う。この世界は女性が大多数を占めるため、地球で男が担ってきたような仕事もこなさなければならない、そのため彼女達は強く逞しい。弓や槍を使いこなし、鹿くらいの大きさの獣であればナイフ一本で仕留めてしまう。
そんな強い狩猟衆の女性達だが一人で森に入ることは禁じられており、必ず複数人で森に入ることになっている。
森には強力な獣が徘徊しており、もし一人で遭遇した上、獲物と認識された場合、獣相手では逃げることは難しい。しかも戦おうにも圧倒的なタフネスと膂力の前に勝つことも難しい。
ならどうするか。複数人で弓や槍を用いて連携して遅延戦闘を行うのだ。その間に笛を吹いて待機している戦士と認められた男を呼んで止めをさしてもらう。これがこの村の狩猟衆の基本的な戦い方だ。
本来であれば男も一緒に山に入ればいいのだが、狩りだけではなく村の防衛にも人を割く必要がある。戦士と認められた男が五人しかいないこの村がやっていくために生み出した苦肉の策だそうだ。
当然、戦士として認められていない俺は、狩猟衆の女性達に混じって森に入っていた。
狩りのメンバーはセリア、シオ、セツに俺を含めた四人。
今日のように強力な獣の目撃情報が無いときは、狩猟衆は三人前後のチームを組んで森に入るのが普通らしい。
森に入って二時間、ようやく獲物の足跡を見つけることが出来た俺達は、しゃがみ込んで足跡の観察をしていた。
「この蹄の跡はイノシシですねぇ」
両足を抱えるようにしてしゃがんだセリアが獲物の種類を特定した。
足跡を見つけたのもセリアで、俺はまだ狩りに出て一番先に獲物を見つけたことがない。
「近いね。足跡がついてからまだ二、三時間と言った所だと思う」
片膝をついたシオが足跡から獲物が通った時間を推測する。
「今日は肉が食えそう」
最後に言葉を発したのはセツだ。彼女は白い肌に似合わず、野菜より肉派だ。
俺が初めてサンの村の人達と出会った時は、強力な獣であるケシャの目撃情報があったらしく、十人という大所帯で行動していて鎧もしっかりと着こんでいた。だが最近はそういう強力な大型の獣は見つかっていない。
こういう時は動きやすさ重視の普通の服に弓矢と槍と必要最低限の道具しか持たない。なので今回は兜で顔が見えない事もないし、鎧で色んなところの揺れが見えない事もない。
狩りに同行することになって一月、このセリア、シオ、セツ、俺のメンバーで森に入る事が多い。年齢は皆若く、俺とほぼ同年代だ。もしかしたらアンジは俺をこの3人とくっつけようとしているのかもしれない。
「これがイノシシの足跡か」
魅力的な未来予想図はこの辺りにして、俺は膝をついて蹄を観察する。
俺もセリアとシオのように、痕跡から獲物の情報を得ることができるように足跡の形を記憶に焼きつけようとする。
何度か狩りに同行しているが、シカとイノシシの足跡がよく似ていて見分ける事ができない。
「ミナトさん。足跡は覚えられそうですかぁ?」
「うーん、こういう前足と後ろ脚が重なるように四つの跡がついてたら分かり易いんですけど、後ろの小さい跡が残ってない時は分からないですね」
「その場合は僕でも判別は難しいから気にしなくてもいいんじゃないか?」
経験のあるシオでさえ見分けるのは難しいらしいが、俺は昔から凝り性な所があるので見分けられないまま放っておくのは気持ち悪い。だがあまり時間を無駄にする訳にはいかない。こうしている間にも獲物は動いているのだ。
「私はニオイで分かる」
「……すげーな」
どうやらセツは鼻がいいらしい。俺には全く分からないが、重要な判断材料なのだろう。これも訓練が必要そうだ。
「すみません、お待たせしました。行きましょう」
俺は待たせてしまった3人に謝罪をしながら立ち上がり、先を促す。
その後、一時間ほど足跡を追いかけていると一匹のイノシシが川で水を飲んでいるのを発見した。
この獣の事をイノシシとは呼んでいるが、牙だけではなく角も生えているし、俺の肩ぐらいまででかいため、日本にいるあのイノシシとは似ているが違う生物だと思う。
「いた。いつも通りミナトが最初に射るんだ。もし外しても僕がなんとかする」
「はい。いつもありがとうございます」
俺はこの4カ月の間に弓の訓練も行っていた。最初は普段使わない筋肉を使うため、全く引く事が出来なかったが、今ではそれなりに引けるようになっている。
せっかく貰った実践のチャンスだ。無駄にしないためにも練習を思い出して一つ一つの動作を丁寧に行うことにする。
目いっぱい力を込めて弓を限界まで引き絞る。弓を持っている左手は肩を入れて真っ直ぐ骨で支える。
右手は広背筋をつかって頭の後ろまで目一杯引き、弓を持つ左手が呼吸によってブレるのを防ぐために、息を止める。
狙いを定めるがすぐには矢を放たない。獲物はまだこちらに気付いていないため焦る必要はない。絶対に当たる確信を持てる時まで待つ。
(まだ……まだ……まだ………いける!)
俺の直感が今なら当たることを確信する。俺の手から放たれた矢はイノシシへ向かって飛んでいき、イノシシの足の間を通り過ぎると、川の中に吸い込まれていった。説明するまでもないが外したようだ。
イノシシは音に反応してこちらに振り向くが、振り向いて目がこちらから見えた瞬間、すかさずシオの放った矢がイノシシの目に命中する。矢は目を潰しそのまま頭蓋骨を砕いてイノシシを一撃で絶命させた。
「シオさん流石ですね。助かりました」
「ああ、どういたしまして」
「あんたはいつになったら上達するの?」
「まあ、セツちゃんまたそんなこと言ってぇ」
見ての通り俺の弓の腕は未だに未熟だ。止まっている的にさえまともに当たらない。セツの嫌味にぐうの音が出ないほど自分の弓の腕前に上達の兆しが見えない。はたして俺が獲物を仕留める日が来るのだろうか。
俺はため息を吐きながらイノシシに近づいていく。狩りで役に立たないのならば、せめて血抜きや獲物を運ぶのを受け持とうとしたのだ。
俺はナイフを腰から取り出し、イノシシの首に近づけた。
だが、イノシシの首を切り裂こうとした瞬間、襟を掴まれ後ろに引き倒された。
「いってぇ…一体何を……」
「獲物をしとめたからって油断しすぎ」
「油断って……なんだこれ……」
俺が血抜きしようと近づいたイノシシの頭には直径二十cm程の大きな石がめり込んでいた。
さっきまではあんなものはなかった。
もしかして飛んできたのか?
だとしたらもし、セツが俺を引っ張っていなければ、俺の頭が石に砕かれていた事は想像に難くない。背筋にゾッとした感覚が走る。
セツ達の方を見ると後ろの森の方に向けて弓を向けている。
弓の差す方向を目で追う。どうやら木の上を狙っているようだ。それに合わせて俺も視線を上にあげていく。
……いた。木の上に白い体毛の生物がいる。見た目は端的に言うと大きな猿だ。人と同じくらいの大きさはある。
この猿の顔の左右には、頬のあたりから角が沿うように上向きに生えている。あんな所から角が生えている生き物を見たことがない。
だがそれ以上に特筆べきは、その異常に長い腕だろう。奴の腕は地面につきそうなほど長く、手は器用そうに大きく発達している。
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