24 / 41
王都デート(7)
しおりを挟む
アーベルはジッとハインツを見て、次には重く息を吐き出す。そして次には強く抱きついた。
「アーベル!」
「ずっと、迷いました。この事を伝えなくても本当は良かった」
本当にその通りだ。伝えなくたって暴くような事はしないし、気にはなっても言わない事を無理に言わせる事もなかっただろう。
「では、どうして」
「……貴方に隠し事をしている。嘘をついている。そう思う事に俺が苦しくなってきたんです。あまりに真っ直ぐ見てくるから。愛情を、かけてくれるから」
苦笑は疲れて見えた。でも、いっそ清々しくも感じられる。
ワインを一口。そうした彼はドサリとソファーの背に身を預けてしまう。随分スッキリした顔だ。
「貴方が欲しかった。だから最低限爵位が欲しかった。国に金を積んで、貴族に恩を売って、災害援助なんて偽善も行ってようやく爵位を手に入れた頃には貴方は全てを失ってしまっていた。継ぐはずの爵位も、騎士という夢も、領土も。最悪、貴方という人すらも失ったかもしれない」
「そんなことは」
「……身売りをしようとした貴方を見つけた時、内心は凍るようでした。不穏な動きがあると聞いて裏で動いて、同時に貴方の様子を監視していました。奴隷商へ向かうなら直ぐにでも買い取るつもりでしたし、娼館ならば身請けするつもりで金は用意していました」
「だからあの金があったんですね!」
あんな大金をどうやって。そう思っていた謎はこれか!
アーベルはカラカラっと笑っている。そして次には溜息だ。
「あーぁ、全っ部ぶちまけた。何やってるんだろうな、俺は」
そう言った彼の口調は普段よりも若く思う。多分、こっちが本来だ。
「綺麗なものを汚す覚悟でいたのに、結局綺麗過ぎて手もでずに種明かしなんて、ダサくて最悪だ。積み重ねた虚構も、分厚すぎる面の皮もあったもんじゃない。なのに清々した」
「私は嬉しいですよ」
「婚約破棄とかするかい?」
「まさか! 貴方がいいならこのまま、一緒にいたいです」
伝えるとアーベルはジッとこちらを見る。これまでの澄ました顔ではなく、もっと俗っぽい様子で。でもこれがきっと彼なんだ。
「物好きだ」
「貴方もだと思いますよ。こんなゴツくて厳ついオメガなんて選んで。しかもヒート不順の出来損ないです。貴方こそ、婚約破棄しますか?」
「冗談。苦しくても貴方が欲しくて手を伸ばしたんだ。ようやく手に入れたんだ。死んでも手放す気なんてないよ」
互いに見つめて、笑った。
頬に伸びた手は思いのほか冷たい。そこに手を重ねて温めていると、近付いてくる。触れた唇は薄いけれど柔らかくて、心を揺さぶるいい匂いがした。
「ヒートじゃなくていい、貴方が欲しい。嫌じゃなければ、俺の寝室に来てくれないか?」
「ひぇ! あっ、あにょ! あ……はい。嬉しい、でひゅ」
ボンと頭から湯気が出そう。真っ赤になったハインツは途端に目を泳がせる。
(これってもしかしなくてももしかしてでやっぱりそういうお誘いなわけでででででで)
目の前がグルグルしているハインツを見るアーベルは随分鋭い笑みを浮かべる。獲物を目の前にした獣のように。
「大丈夫、優しくするから」
「〇×▲□あばばばばっ!」
も……っ、もう降参なんでお手柔らかにしてください!
◇◆◇
用意されていた客室ではなく、ハインツはアーベルの私室へと通された。
大きな天蓋付きのベッドに立派な執務机。本棚のほとんどは扉が付き、物理的な鍵の他に魔法錠もついている。
けれど彼の私的なものはあまり見受けられない。唯一、一部が砕けてしまった首飾りだけだ。
「……兄の物だよ」
「……ごめんなさい。救えなくて」
とても静かに言ったアーベルに、ハインツは申し訳無い気持ちで伝える。けれど隣に立った彼は首飾りに触れて首を横に振った。
「それを言えば弱い俺が一番悪いさ」
「そんな」
「……妹も、病で死んだ。俺は何もかも間に合わなかった。正直、家族の形に理想など持てないんだ。でも……ハインツとは家族になりたいと思っている。爵位などあの場でアンタに納得して貰うための口実で、本当は!」
「……うん」
今なら分かる。不審がるこちらに真実を明かせなかった彼が用意した最もらしい理由だと。実際、侯爵の地位というのはそう簡単には得られない。何代にも渡って国に尽くし、信頼を得てこなければ手に入らない。そのくらいの価値はあるから、あの時ハインツも疑いはしなかったのだ。
寂しそうに佇む体を抱きしめる。腕の中にすっぽりと包んでしまえるアーベルは少し前よりもずっと愛おしく感じる。全てを晒してくれた事が嬉しくて、ハインツはずっと笑っていた。
「狡いな、ハインツ」
「え?」
「俺ではアンタを包み込む事はできない。なんだか癪だ」
「うえぇ!」
そんな! いや、でもこれはどうにか出来る問題ではなくて!
アワアワして手を離してしまうと、今度は拗ねた顔をされてしまう。もはや何が正解か分からない。
そんなハインツの腕を掴んだアーベルはベッドサイドへと引っ張っていく。そしてトントンと、ベッドの端を叩いた。
「さてハインツ。ここまで来たんだ、覚悟はあるんだろうね?」
「!」
ニヤリと鋭く笑った人のニヒルさに心臓がドキリとする。なにその悪い顔!
「それとも、今日は止めておくかい?」
「っ!」
挑発されている。さっさとベッドの端に座っている彼の招きに乗るか、尻尾を巻いて逃げるか。
本心は心の準備なんて出来ていない!
でも、逃げたら大事なものを失う気もする。せっかく近付いた関係が遠ざかってしまう。
少しの時間を置いて、ハインツは進み出した。
「……いいんだ」
「いいです」
伺うような視線を見返す。怯まないように。
するとアーベルは腕を掴みグッと強く引く。驚いて倒れ込む。ベッドへと倒れ込んだハインツの上にアーベルが陣取った。
「乙女なハインツは逃げると思ってた」
「あの、あの! お手柔らかに、お願いします。その……ははははは、初めてなので!」
ギュッと目を瞑って訴えたら、彼はニッと笑って「勿論」と答える。
手が丁寧にジャケットのボタンを外し、続いてベストも。タイを引き抜き、シャツのボタンを丁寧に一つずつ外されていくと素肌にヒヤリとした夜の空気が触れた。
「お姫様のように抱いてあげるよ」
低く心地良い声が、甘く甘く囁いた。
「アーベル!」
「ずっと、迷いました。この事を伝えなくても本当は良かった」
本当にその通りだ。伝えなくたって暴くような事はしないし、気にはなっても言わない事を無理に言わせる事もなかっただろう。
「では、どうして」
「……貴方に隠し事をしている。嘘をついている。そう思う事に俺が苦しくなってきたんです。あまりに真っ直ぐ見てくるから。愛情を、かけてくれるから」
苦笑は疲れて見えた。でも、いっそ清々しくも感じられる。
ワインを一口。そうした彼はドサリとソファーの背に身を預けてしまう。随分スッキリした顔だ。
「貴方が欲しかった。だから最低限爵位が欲しかった。国に金を積んで、貴族に恩を売って、災害援助なんて偽善も行ってようやく爵位を手に入れた頃には貴方は全てを失ってしまっていた。継ぐはずの爵位も、騎士という夢も、領土も。最悪、貴方という人すらも失ったかもしれない」
「そんなことは」
「……身売りをしようとした貴方を見つけた時、内心は凍るようでした。不穏な動きがあると聞いて裏で動いて、同時に貴方の様子を監視していました。奴隷商へ向かうなら直ぐにでも買い取るつもりでしたし、娼館ならば身請けするつもりで金は用意していました」
「だからあの金があったんですね!」
あんな大金をどうやって。そう思っていた謎はこれか!
アーベルはカラカラっと笑っている。そして次には溜息だ。
「あーぁ、全っ部ぶちまけた。何やってるんだろうな、俺は」
そう言った彼の口調は普段よりも若く思う。多分、こっちが本来だ。
「綺麗なものを汚す覚悟でいたのに、結局綺麗過ぎて手もでずに種明かしなんて、ダサくて最悪だ。積み重ねた虚構も、分厚すぎる面の皮もあったもんじゃない。なのに清々した」
「私は嬉しいですよ」
「婚約破棄とかするかい?」
「まさか! 貴方がいいならこのまま、一緒にいたいです」
伝えるとアーベルはジッとこちらを見る。これまでの澄ました顔ではなく、もっと俗っぽい様子で。でもこれがきっと彼なんだ。
「物好きだ」
「貴方もだと思いますよ。こんなゴツくて厳ついオメガなんて選んで。しかもヒート不順の出来損ないです。貴方こそ、婚約破棄しますか?」
「冗談。苦しくても貴方が欲しくて手を伸ばしたんだ。ようやく手に入れたんだ。死んでも手放す気なんてないよ」
互いに見つめて、笑った。
頬に伸びた手は思いのほか冷たい。そこに手を重ねて温めていると、近付いてくる。触れた唇は薄いけれど柔らかくて、心を揺さぶるいい匂いがした。
「ヒートじゃなくていい、貴方が欲しい。嫌じゃなければ、俺の寝室に来てくれないか?」
「ひぇ! あっ、あにょ! あ……はい。嬉しい、でひゅ」
ボンと頭から湯気が出そう。真っ赤になったハインツは途端に目を泳がせる。
(これってもしかしなくてももしかしてでやっぱりそういうお誘いなわけでででででで)
目の前がグルグルしているハインツを見るアーベルは随分鋭い笑みを浮かべる。獲物を目の前にした獣のように。
「大丈夫、優しくするから」
「〇×▲□あばばばばっ!」
も……っ、もう降参なんでお手柔らかにしてください!
◇◆◇
用意されていた客室ではなく、ハインツはアーベルの私室へと通された。
大きな天蓋付きのベッドに立派な執務机。本棚のほとんどは扉が付き、物理的な鍵の他に魔法錠もついている。
けれど彼の私的なものはあまり見受けられない。唯一、一部が砕けてしまった首飾りだけだ。
「……兄の物だよ」
「……ごめんなさい。救えなくて」
とても静かに言ったアーベルに、ハインツは申し訳無い気持ちで伝える。けれど隣に立った彼は首飾りに触れて首を横に振った。
「それを言えば弱い俺が一番悪いさ」
「そんな」
「……妹も、病で死んだ。俺は何もかも間に合わなかった。正直、家族の形に理想など持てないんだ。でも……ハインツとは家族になりたいと思っている。爵位などあの場でアンタに納得して貰うための口実で、本当は!」
「……うん」
今なら分かる。不審がるこちらに真実を明かせなかった彼が用意した最もらしい理由だと。実際、侯爵の地位というのはそう簡単には得られない。何代にも渡って国に尽くし、信頼を得てこなければ手に入らない。そのくらいの価値はあるから、あの時ハインツも疑いはしなかったのだ。
寂しそうに佇む体を抱きしめる。腕の中にすっぽりと包んでしまえるアーベルは少し前よりもずっと愛おしく感じる。全てを晒してくれた事が嬉しくて、ハインツはずっと笑っていた。
「狡いな、ハインツ」
「え?」
「俺ではアンタを包み込む事はできない。なんだか癪だ」
「うえぇ!」
そんな! いや、でもこれはどうにか出来る問題ではなくて!
アワアワして手を離してしまうと、今度は拗ねた顔をされてしまう。もはや何が正解か分からない。
そんなハインツの腕を掴んだアーベルはベッドサイドへと引っ張っていく。そしてトントンと、ベッドの端を叩いた。
「さてハインツ。ここまで来たんだ、覚悟はあるんだろうね?」
「!」
ニヤリと鋭く笑った人のニヒルさに心臓がドキリとする。なにその悪い顔!
「それとも、今日は止めておくかい?」
「っ!」
挑発されている。さっさとベッドの端に座っている彼の招きに乗るか、尻尾を巻いて逃げるか。
本心は心の準備なんて出来ていない!
でも、逃げたら大事なものを失う気もする。せっかく近付いた関係が遠ざかってしまう。
少しの時間を置いて、ハインツは進み出した。
「……いいんだ」
「いいです」
伺うような視線を見返す。怯まないように。
するとアーベルは腕を掴みグッと強く引く。驚いて倒れ込む。ベッドへと倒れ込んだハインツの上にアーベルが陣取った。
「乙女なハインツは逃げると思ってた」
「あの、あの! お手柔らかに、お願いします。その……ははははは、初めてなので!」
ギュッと目を瞑って訴えたら、彼はニッと笑って「勿論」と答える。
手が丁寧にジャケットのボタンを外し、続いてベストも。タイを引き抜き、シャツのボタンを丁寧に一つずつ外されていくと素肌にヒヤリとした夜の空気が触れた。
「お姫様のように抱いてあげるよ」
低く心地良い声が、甘く甘く囁いた。
32
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
最愛の番になる話
屑籠
BL
坂牧というアルファの名家に生まれたベータの咲也。
色々あって、坂牧の家から逃げ出そうとしたら、運命の番に捕まった話。
誤字脱字とうとう、あるとは思いますが脳内補完でお願いします。
久しぶりに書いてます。長い。
完結させるぞって意気込んで、書いた所まで。
俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き
toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった!
※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。
pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/100148872
運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー
白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
【Amazonベストセラー入りしました】僕の処刑はいつですか?欲しがり義弟に王位を追われ身代わりの花嫁になったら溺愛王が待っていました。
美咲アリス
BL
「国王陛下!僕は偽者の花嫁です!どうぞ、どうぞ僕を、処刑してください!!」「とりあえず、落ち着こうか?(笑)」意地悪な義母の策略で義弟の代わりに辺境国へ嫁いだオメガ王子のフウル。正直な性格のせいで嘘をつくことができずに命を捨てる覚悟で夫となる国王に真実を告げる。だが美貌の国王リオ・ナバはなぜかにっこりと微笑んだ。そしてフウルを甘々にもてなしてくれる。「きっとこれは処刑前の罠?」不幸生活が身についたフウルはビクビクしながら城で暮らすが、実は国王にはある考えがあって⋯⋯?(Amazonベストセラー入りしました。1位。1/24,2024)
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる