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4章:特別な贈り物
3話:特別な人
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数日後、外に出たランバートはとあるカフェにいる二人へと近づいていった。
「お待たせしました、フェレスさん、リスクスさん」
声をかけると二人は少し驚いた顔をしてランバートを見る。こうして改めての再会は一年以上ぶりだった。
「お前、なんか立派になってないか?」
「少々ありまして、現在は騎兵府の補佐をしています」
「出世されたのですね。貴方の実力であれば納得できます」
町の服装をした二人がそれぞれに声をかけてくるのに照れ笑い、ランバートは対面に座った。
「町の暮らしは不自由ないですか?」
問えばフェレスは多少苦い顔をし、リスクスも少々困った顔をする。何か問題があるのかと首を傾げれば、「不自由なさ過ぎる」と苦い言葉が返ってきた。
「女達はこっちのが子育てが楽だって、すっかり馴染んだよ」
「子供達もですね」
「俺は森の方が気が楽だぜ。正直人付き合いは苦労が多い」
フェレスは特に辟易と言う様子だが、リスクスのほうは何とも言えない様子でいる。思う所がもう少し複雑なのだろう。
「森に近い場所で農業をするのは、ある意味楽しくはあるのですがね。それでもこの便利さに慣れてしまうと森に戻りたくないと思ってしまうのは人の心かもしれません」
「抵抗がありますか?」
「どちらがいいのか判断が付かないのが現状です。私も森での生活の方が性に合っているのですが、中には町で暮らす事を選んだ者もいます。子供が大きくなるまではと、思っているのでしょうね」
リスクスは「死亡率を考えると」と加える。それはとても納得できるものだった。
「まぁ、それは俺等の問題だ。セヴェルスの言う『選択』ってものの大事さも分かったさ。あの森の危険も去ったって事で、今年の春には戻れるってあいつも言ってたしな。それに……案外町の人間も悪い奴ばかりじゃねぇのも分かったしな」
戸惑いはある。けれど、マイナスばかりではない。そういう様子がフェレスからは見られた。
「あぁ、話がずれましたね。セヴェルスの父君の絵、ですね」
リスクスは置いていた一冊のスケッチブックをランバートの方へと出す。少し古い感じのそれを開けると、その先は美しい世界が広がっていた。
何気ない風景、日常のスケッチ。炭の濃淡で描かれているのに、そこには美しく清廉な空気を感じる。
「これが、セヴェルスの父君です」
とある一ページに描かれていたのは何所か面差しがシウスに似た男性だった。
長く白い髪を片側の高い位置で一括りにし、そこに鳥の羽根飾りをつけている。眼差しは優しく見守るように穏やかで、体つきは彼よりも男らしい。
「瞳の色は確か、薄い緑色だ」
「穏やかで優しく、諭すような方でしたね。だから皆に慕われた」
「これで戦えば強くてなー。あの人は鳥の言葉を話せた。勇猛だったしな」
二人は懐かしい日々を思い出すように語っている。それを聞きながらスケッチをめくるランバートは、とある一ページに目を留めた。
三人の子供が無邪気な様子で遊んでいる。顔立ちからもそれが、幼い時のシウスとフェレス、そしてリスクスだと分かった。
意外な事にシウスがフェレスを追いかけ、フェレスは逃げ回っている。リスクスはそれを少し遠くから見て笑っているのだ。
「懐かしいな。あいつ、案外短気でよぉ」
「怒らせるのがいけないんですよ」
ランバートの見ているページを覗き込むフェレスが懐かしそうに瞳を細め、リスクスは楽しそうに笑う。どれも、懐かしい一ページなのだろう。
「これを描いたのが、アルブレヒトですよ」
その言葉に、ランバートは驚いて顔を上げる。リスクスは嘘のない顔で頷き、そっとスケッチに触れた。
「彼は穏やかな性格です。騒ぐよりもこうして絵を描いたり、木を彫ったり。光の中でいつも微笑んでいました。時々クスクスと笑って、『神も笑っているよ』と」
「そのアルブレヒト兄が、まさか他国の王族でしかも今捕まってるなんてな……」
フェレスが手を握り、奥歯を食いしばるのが伝わる。余程悔しいのだと分かる様子に、ランバートも表情を沈めた。
「森を荒らしたチェルルとかいう奴を俺は許せねぇ。けど、あいつらがアルブレヒト兄を助けたい一心でやりたくない事をやらされてたんだって聞けば……複雑だ」
「それは私も同じですね。ダンという青年がひたすら頭を下げていました。そこに嘘はない、そう思います」
巻き込まれたフェレスとリスクスには事が落ち着いた時点で話をしたそうだ。最初は憤っていたが、それはアルブレヒトの現状を知って変わった。
複雑だろう。許せないだろう。だが、相手の心が分からない人達でもない。
「アルブレヒト兄を無事に救い出す。それで許す事にした」
「寛大ですね。意外と大人です」
「うっせ」
ランバートの言葉にフェレスは僅かに顔を赤くする。こういう部分がなんだか年上に見えず、ついつい意地悪を言ってしまうところだ。
「まぁ、なんだ。東の森は任せておけ。俺とリスクスで絶対に森を渡らせてやるからな」
腕組みをしたフェレスの言葉にランバートは頷き、リスクスにも視線を向ける。ニッコリと笑うリスクスもまた、確かに頷き返してくれた。
東の森を案内してくれるのは彼ら二人だ。彼らは森の地形に詳しく、様々な知識を持っている。話をすると「アルブレヒトを助ける為なら」と快く受けてくれた。
何にも勝るガイドがいる。これで多少ランバートは安心していた。
その夜、最後の人の下書きを終えたランバートは改めてスケッチを見ていた。
これを描いたアルブレヒトの目には世界はとても美しいものに見えていた。木漏れ日は温かく、水は清廉で、風は爽やかだ。そしてそこで生きる人々は穏やかで強い。
笑顔は本当の笑顔で、穏やかな時はまどろむようでもある。色のないスケッチからでもそれは容易に伝わった。
「何を見ているんだ?」
ソファーの背後から声がかかって顔を上げる。後から覗き込んだファウストが、スケッチを見て首を傾げた。
「これ、アルブレヒトって人が描いたらしい」
伝えれば僅かに綺麗な眉が寄る。改めて隣りに座ったファウストと二人、古いスケッチを眺めていた。
「綺麗な心を持っている人なんだ。真っ直ぐに、汚れなく世界を見られる人だよ」
そんな人が、今苦しい場所に立たされている。死んだ事にされて五年以上が経ち本当に生きているかも不明。
だが、生きていると信じている。今はまだ、信じなければいけないだろう。
ふと、ファウストの手がスケッチに触れた。幼い日のシウスを描いたその絵の中で、彼は少年らしからぬ凛とした顔をしている。何所か今にも通じる表情だ。
「今のミニチュア版だな」
「達観してたんだろうね、シウス様」
「後で拗らせた」
「それを言わないんだよ」
だがなかなか、ファウストの手は幼いシウスから離れない。もの悲しい様子でただ見つめている。
「このままでいられれば、もう少し自由だっただろうな」
呟き、そっと手を離す。それは仲間を思う目だろう。
だがランバートはファウストの言葉を否定した。
「このままは自由だったかもしれない。でも、出会いもなかったよ」
「え?」
「騎士団に来なければ今の仲間に出会えていない。ラウルとも出会えていない。きっとシウス様に聞いても、過去の悲惨な事件のない未来を選ばないと思う」
これは確信だ。ラウルも言っていたのだ。もしも男爵の所に行かない未来が選べたとしても、きっと同じ道を行くと。苦しくて、悲しくて潰れてしまいそうな罪悪感はあっても、いま出会った沢山の人と、最愛の人がいる未来がいいのだと。
「俺も、騎士団に来てよかった」
「ん?」
「最初は母上の我が儘だったけれど、感謝してる。ここに来なかったら俺は仲間にも友人にも出会えていない。勿論、ファウストにも」
向き直り、そっと手を伸ばす。ほっそりとした輪郭をなぞり、深く黒い瞳を見つめた。
「人生にもしもはない。けれど、あったとしても俺は違う道にはいかなかったよ。ファウストはどう? 騎士団にいない未来が選べたとしたら、選ぶ?」
この問いかけに驚きながらも、ファウストはやんわりと笑って首を横に振った。
「お前の居ない未来なら、多少辛くともこの道を選んだよ」
そっと落ちてくる唇が甘やかし、柔らかく触れてくる。心地よいその感触を味わいながら、ランバートはうっとりと瞳を閉じた。
「お待たせしました、フェレスさん、リスクスさん」
声をかけると二人は少し驚いた顔をしてランバートを見る。こうして改めての再会は一年以上ぶりだった。
「お前、なんか立派になってないか?」
「少々ありまして、現在は騎兵府の補佐をしています」
「出世されたのですね。貴方の実力であれば納得できます」
町の服装をした二人がそれぞれに声をかけてくるのに照れ笑い、ランバートは対面に座った。
「町の暮らしは不自由ないですか?」
問えばフェレスは多少苦い顔をし、リスクスも少々困った顔をする。何か問題があるのかと首を傾げれば、「不自由なさ過ぎる」と苦い言葉が返ってきた。
「女達はこっちのが子育てが楽だって、すっかり馴染んだよ」
「子供達もですね」
「俺は森の方が気が楽だぜ。正直人付き合いは苦労が多い」
フェレスは特に辟易と言う様子だが、リスクスのほうは何とも言えない様子でいる。思う所がもう少し複雑なのだろう。
「森に近い場所で農業をするのは、ある意味楽しくはあるのですがね。それでもこの便利さに慣れてしまうと森に戻りたくないと思ってしまうのは人の心かもしれません」
「抵抗がありますか?」
「どちらがいいのか判断が付かないのが現状です。私も森での生活の方が性に合っているのですが、中には町で暮らす事を選んだ者もいます。子供が大きくなるまではと、思っているのでしょうね」
リスクスは「死亡率を考えると」と加える。それはとても納得できるものだった。
「まぁ、それは俺等の問題だ。セヴェルスの言う『選択』ってものの大事さも分かったさ。あの森の危険も去ったって事で、今年の春には戻れるってあいつも言ってたしな。それに……案外町の人間も悪い奴ばかりじゃねぇのも分かったしな」
戸惑いはある。けれど、マイナスばかりではない。そういう様子がフェレスからは見られた。
「あぁ、話がずれましたね。セヴェルスの父君の絵、ですね」
リスクスは置いていた一冊のスケッチブックをランバートの方へと出す。少し古い感じのそれを開けると、その先は美しい世界が広がっていた。
何気ない風景、日常のスケッチ。炭の濃淡で描かれているのに、そこには美しく清廉な空気を感じる。
「これが、セヴェルスの父君です」
とある一ページに描かれていたのは何所か面差しがシウスに似た男性だった。
長く白い髪を片側の高い位置で一括りにし、そこに鳥の羽根飾りをつけている。眼差しは優しく見守るように穏やかで、体つきは彼よりも男らしい。
「瞳の色は確か、薄い緑色だ」
「穏やかで優しく、諭すような方でしたね。だから皆に慕われた」
「これで戦えば強くてなー。あの人は鳥の言葉を話せた。勇猛だったしな」
二人は懐かしい日々を思い出すように語っている。それを聞きながらスケッチをめくるランバートは、とある一ページに目を留めた。
三人の子供が無邪気な様子で遊んでいる。顔立ちからもそれが、幼い時のシウスとフェレス、そしてリスクスだと分かった。
意外な事にシウスがフェレスを追いかけ、フェレスは逃げ回っている。リスクスはそれを少し遠くから見て笑っているのだ。
「懐かしいな。あいつ、案外短気でよぉ」
「怒らせるのがいけないんですよ」
ランバートの見ているページを覗き込むフェレスが懐かしそうに瞳を細め、リスクスは楽しそうに笑う。どれも、懐かしい一ページなのだろう。
「これを描いたのが、アルブレヒトですよ」
その言葉に、ランバートは驚いて顔を上げる。リスクスは嘘のない顔で頷き、そっとスケッチに触れた。
「彼は穏やかな性格です。騒ぐよりもこうして絵を描いたり、木を彫ったり。光の中でいつも微笑んでいました。時々クスクスと笑って、『神も笑っているよ』と」
「そのアルブレヒト兄が、まさか他国の王族でしかも今捕まってるなんてな……」
フェレスが手を握り、奥歯を食いしばるのが伝わる。余程悔しいのだと分かる様子に、ランバートも表情を沈めた。
「森を荒らしたチェルルとかいう奴を俺は許せねぇ。けど、あいつらがアルブレヒト兄を助けたい一心でやりたくない事をやらされてたんだって聞けば……複雑だ」
「それは私も同じですね。ダンという青年がひたすら頭を下げていました。そこに嘘はない、そう思います」
巻き込まれたフェレスとリスクスには事が落ち着いた時点で話をしたそうだ。最初は憤っていたが、それはアルブレヒトの現状を知って変わった。
複雑だろう。許せないだろう。だが、相手の心が分からない人達でもない。
「アルブレヒト兄を無事に救い出す。それで許す事にした」
「寛大ですね。意外と大人です」
「うっせ」
ランバートの言葉にフェレスは僅かに顔を赤くする。こういう部分がなんだか年上に見えず、ついつい意地悪を言ってしまうところだ。
「まぁ、なんだ。東の森は任せておけ。俺とリスクスで絶対に森を渡らせてやるからな」
腕組みをしたフェレスの言葉にランバートは頷き、リスクスにも視線を向ける。ニッコリと笑うリスクスもまた、確かに頷き返してくれた。
東の森を案内してくれるのは彼ら二人だ。彼らは森の地形に詳しく、様々な知識を持っている。話をすると「アルブレヒトを助ける為なら」と快く受けてくれた。
何にも勝るガイドがいる。これで多少ランバートは安心していた。
その夜、最後の人の下書きを終えたランバートは改めてスケッチを見ていた。
これを描いたアルブレヒトの目には世界はとても美しいものに見えていた。木漏れ日は温かく、水は清廉で、風は爽やかだ。そしてそこで生きる人々は穏やかで強い。
笑顔は本当の笑顔で、穏やかな時はまどろむようでもある。色のないスケッチからでもそれは容易に伝わった。
「何を見ているんだ?」
ソファーの背後から声がかかって顔を上げる。後から覗き込んだファウストが、スケッチを見て首を傾げた。
「これ、アルブレヒトって人が描いたらしい」
伝えれば僅かに綺麗な眉が寄る。改めて隣りに座ったファウストと二人、古いスケッチを眺めていた。
「綺麗な心を持っている人なんだ。真っ直ぐに、汚れなく世界を見られる人だよ」
そんな人が、今苦しい場所に立たされている。死んだ事にされて五年以上が経ち本当に生きているかも不明。
だが、生きていると信じている。今はまだ、信じなければいけないだろう。
ふと、ファウストの手がスケッチに触れた。幼い日のシウスを描いたその絵の中で、彼は少年らしからぬ凛とした顔をしている。何所か今にも通じる表情だ。
「今のミニチュア版だな」
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「それを言わないんだよ」
だがなかなか、ファウストの手は幼いシウスから離れない。もの悲しい様子でただ見つめている。
「このままでいられれば、もう少し自由だっただろうな」
呟き、そっと手を離す。それは仲間を思う目だろう。
だがランバートはファウストの言葉を否定した。
「このままは自由だったかもしれない。でも、出会いもなかったよ」
「え?」
「騎士団に来なければ今の仲間に出会えていない。ラウルとも出会えていない。きっとシウス様に聞いても、過去の悲惨な事件のない未来を選ばないと思う」
これは確信だ。ラウルも言っていたのだ。もしも男爵の所に行かない未来が選べたとしても、きっと同じ道を行くと。苦しくて、悲しくて潰れてしまいそうな罪悪感はあっても、いま出会った沢山の人と、最愛の人がいる未来がいいのだと。
「俺も、騎士団に来てよかった」
「ん?」
「最初は母上の我が儘だったけれど、感謝してる。ここに来なかったら俺は仲間にも友人にも出会えていない。勿論、ファウストにも」
向き直り、そっと手を伸ばす。ほっそりとした輪郭をなぞり、深く黒い瞳を見つめた。
「人生にもしもはない。けれど、あったとしても俺は違う道にはいかなかったよ。ファウストはどう? 騎士団にいない未来が選べたとしたら、選ぶ?」
この問いかけに驚きながらも、ファウストはやんわりと笑って首を横に振った。
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