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4章:特別な贈り物
4話:産まれてきた幸せ
二月十九日。
安息日の今日、ランバートの部屋は賑やかに飾り付けられている。一番物がないことから選ばれたのだが、それにしても楽しげだ。
ローテーブルの上に並ぶケーキや料理、ワインが所狭しと。そして、プレゼントはこっそりと布を掛けて隠してある。
あの後、下絵を終えて下塗りを始め、重ねて陰影をという段階で色んな人が手伝ってくれた。
慣れているからとエリオットが絵の具の準備をしてくれ、ラウルやオスカルが少しだけ塗るのを手伝い、クラウルがこっそりと額を仕入れてきた。
ファウストは毎日のように肩や背中のマッサージをしてくれて、案外快適なものだった。
「そろそろ来るよ。みんなOK?」
オスカルが張り切って声を上げ、皆がそれに頷く。その段階でコンコンとノックの音がした。
ランバートが内側から扉を開けると同時に鳴るシャンパンの音。戸口に立つシウスは目を丸くして、ふと思い出して納得をした。
「そうか、今日は誕生日であったか」
「もぉ、忘れてたの?」
「すまぬ、しばし忙しく調整をしていたものでな」
少し照れたように頬を染めたシウスが、ラウルに手を引かれて歩き出す。そうして招かれた席に座ったシウスのグラスにシャンパンを注ぎ、集まった全員がグラスを持った。
「それでは改めて。シウス、誕生日おめでとう! かんぱーい!!」
「「かんぱーい!!」」
「有り難う」
照れ笑いながらグラスを傾け中のシャンパンを流し込むシウスは本当に嬉しそうにしている。ここしばらくの忙しさを忘れたようだ。
「それにしても、シウスも二八歳か。年だねぇ」
「お前がそれを言うかえ、オスカル。お前の方が私よりも年上ぞ」
「そうなんですか!」
「意外ですよね」
この会に加わって日の浅いゼロスが驚き、エリオットがおかしそうに笑っている。これには本当に意外なのだが、オスカルはファウストやシウスよりも年上だ。とは言えたった一歳だが。
「年長者は敬うべきだよ、みんな」
「では、一番敬うべきは俺じゃないのか?」
クラウルが楽しそうに言う。これには流石に全員が「ごもっとも」という顔をした。
「それにしても、長い付き合いだよね」
オスカルの声に、皆がそれぞれに頷く。ラウル、ランバート、ゼロスが少し入れない空気が、何となく漂っている。
「僕、こんなに長く同じ奴等といるなんて初めてだよ」
「それは私も同じぞ」
「だが、何故か居心地がいいものだ」
ファウストは苦笑し、全員を見回す。これに全員頷いて肯定した。
「最初は合わぬと思うた事もあるのだがの。気付けばすっかり気心の知れた仲じゃ」
「色々と、ありましたからね」
「大半が良いことではないがな」
クラウルが苦笑し、全員が笑って頷いている。とても懐かしそうな昔話だ。だがそれこそが、この人達を結びつけているものなんだと思える。
「どいつもこいつも無茶無鉄砲の集まりでの。ファウストなどどうしてこれで死なぬのかという怪我を沢山しておった」
「あれは! だが、そうしなければ失った仲間もいて……」
懐かしいシウスの声音だが、これにランバートは険しい顔をする。肘で小脇を突くとファウストは慌てたようにランバートに言い訳を始める。その必死な様子が逆に可愛く思えて、ランバートは笑ってしまった。
「べつに今更そこを責めたりはしないよ」
「ランバート……」
「けれど、今後は控えてもらう」
「……はい」
これには周囲がドッと笑い、酒気とは違う赤さで顔を染めたファウストが誤魔化すようにシャンパンをあおった。
「オスカルとて人の事は言えぬであろう? お前も頭に血が登るとすぐに前に飛び出して行く」
「確かにそんな事もあったけどさ。僕よりもエリオットじゃない?」
「私、ですか?」
話を振られたエリオットがキョトンとし、シウスやオスカルが頷いている。今では穏やかなこの人も、昔は随分無謀な事をしていたのだろうか。
「それこそ切り込み隊長だったじゃない。剣を持つと人が変わるんだから」
「それは!」
「普段は優しいエリオットが、戦場では鬼のようじゃと皆が震えたものぞ」
エリオットも赤い顔をして小さくなっている。その隣でオスカルは満足そうな顔をして笑った。多分内心は「可愛い」なんだろう。
ケーキも食べて、お酒も進んで。宴もたけなわという段階になっていく。
それとなくラウルがソワソワし始めて、それにランバートが小さく笑った。
「では、ここで一度シウス様には退出してもらいましょうか」
全員が少し緊張して、シウスは怪訝そうな顔をする。それはそうだろう、主役を追い出すのだから。
「プレゼントがあるのですが、少し大がかりですので。準備場面を見るのは興ざめでしょ?」
「そんな大それたものなのか?」
とは言え、ラウルが腕を引いて促すのには従う。楽しそうに側に寄り添っているラウルを見ると随分と可愛く見えるが、あれで人妻だ。この表現が正しいのかは疑問だが、他に適当な言葉もないだろう。
テーブルが少しずらされ、イーゼルに額に入った状態の絵が置かれる。二〇号というそこそこ大きなサイズのそれは存在感がある。それでも、大人数が入る事を考えるとこれ以上小さくはできなかった。
「準備できましたか?」
外から声がかかり、残っている全員が頷く。そうして声をかければ、まだ訝しむシウスが部屋に戻ってきて布を掛けたそれを見て目を丸くした。
「絵?」
「まずは見て」
ラウルが前まで促し、シウスもそれに従う。静かに伸ばした手がイーゼル全体を覆う布を取り払うと、次にはピッタリと動きを止めた。
ソファーの中央には、寄り添うようにシウスとラウルが座っている。
シウスの隣りには彼の父が座り、ラウルの隣りにはシウスの母が座っている。どちらも既にある肖像やスケッチを元にして、表情を想像したものだった。穏やかで、でも慈愛に満ちた瞳を見る者に向けている。
そのソファーの後ろには仲間が並んだ。
左から、ゼロス、クラウル、ランバート、ファウスト、オスカル、エリオット。そしてフェレスとリスクスにも参加してもらった。あのカフェで表情や顔のデッサンを描かせてもらい、立ち姿の調整は背格好の似ている他の人に代わりに立ってもらい、角度の調整などをしたものだ。
どれもみな活き活きとした表情をしている。楽しげだったり、穏やかだったり。だが間違いなく、そこには祝福の心が見えた。
「僕達も手伝ったんだよ。背景塗ったりね」
「案外楽しい時間でした」
オスカルとエリオットが笑ってそんな事を言う。
「額の彫り物はゼロスだ」
「大枠を作ったのはクラウル様ですがね」
案外楽しげにゼロスとクラウルが言う。だがこれはランバートも初耳で、思わず「作ったのか!」と声を上げてしまった。
「俺はランバートのマッサージ係だったな」
「マッサージなんていいながら、余計な所まで触っただろ」
「役得だ」
悪びれもせず言うファウストがニンマリ笑う。当然これに煽られてしまったのだが、それはまた別の事だ。
「シウス様?」
肩を震わせ何も言わないシウスを心配したラウルが顔を覗き込んで、驚いてアタフタする。
けれど誰も、その顔を覗きに行こうとはしなかった。泣いているのは十分に分かったから。
「こんな……こんな嬉しい贈り物をもらった事は、今までない」
震え、上擦った声がそう呟く。全員が穏やかな笑みを浮かべていた。
「絶対に、ありえぬと……家族の肖像画など、不可能だと望みもしなかった……」
近づいて、両親に囲まれる姿を見て、シウスは乱暴にグイグイと目元を拭う。一度では拭えなかったのか数度。そうして振り向いた目にはまだ、新しい涙が溢れそうになっている。だがその顔にはとても幸せそうな笑みがあった。
「最高の誕生日じゃ。皆、有り難う」
心からの言葉に全員が笑い合って側へとゆき、背中やら肩やらをパンパン叩いて囃し立てる。その側には嬉しそうなラウルもいて、今この瞬間を一枚に収めるのもいいと、そんな事をふとランバートは思うのだった。
絵は、シウスの私室の壁を飾った。執務室にと言われたのだが、流石に恥ずかしくてやめてもらった。
そしてランバートには個人的に、団長達からの絵の依頼が舞い込みそうだ。とりあえず近々では、オスカルとエリオットの結婚式、なのだろうか?
安息日の今日、ランバートの部屋は賑やかに飾り付けられている。一番物がないことから選ばれたのだが、それにしても楽しげだ。
ローテーブルの上に並ぶケーキや料理、ワインが所狭しと。そして、プレゼントはこっそりと布を掛けて隠してある。
あの後、下絵を終えて下塗りを始め、重ねて陰影をという段階で色んな人が手伝ってくれた。
慣れているからとエリオットが絵の具の準備をしてくれ、ラウルやオスカルが少しだけ塗るのを手伝い、クラウルがこっそりと額を仕入れてきた。
ファウストは毎日のように肩や背中のマッサージをしてくれて、案外快適なものだった。
「そろそろ来るよ。みんなOK?」
オスカルが張り切って声を上げ、皆がそれに頷く。その段階でコンコンとノックの音がした。
ランバートが内側から扉を開けると同時に鳴るシャンパンの音。戸口に立つシウスは目を丸くして、ふと思い出して納得をした。
「そうか、今日は誕生日であったか」
「もぉ、忘れてたの?」
「すまぬ、しばし忙しく調整をしていたものでな」
少し照れたように頬を染めたシウスが、ラウルに手を引かれて歩き出す。そうして招かれた席に座ったシウスのグラスにシャンパンを注ぎ、集まった全員がグラスを持った。
「それでは改めて。シウス、誕生日おめでとう! かんぱーい!!」
「「かんぱーい!!」」
「有り難う」
照れ笑いながらグラスを傾け中のシャンパンを流し込むシウスは本当に嬉しそうにしている。ここしばらくの忙しさを忘れたようだ。
「それにしても、シウスも二八歳か。年だねぇ」
「お前がそれを言うかえ、オスカル。お前の方が私よりも年上ぞ」
「そうなんですか!」
「意外ですよね」
この会に加わって日の浅いゼロスが驚き、エリオットがおかしそうに笑っている。これには本当に意外なのだが、オスカルはファウストやシウスよりも年上だ。とは言えたった一歳だが。
「年長者は敬うべきだよ、みんな」
「では、一番敬うべきは俺じゃないのか?」
クラウルが楽しそうに言う。これには流石に全員が「ごもっとも」という顔をした。
「それにしても、長い付き合いだよね」
オスカルの声に、皆がそれぞれに頷く。ラウル、ランバート、ゼロスが少し入れない空気が、何となく漂っている。
「僕、こんなに長く同じ奴等といるなんて初めてだよ」
「それは私も同じぞ」
「だが、何故か居心地がいいものだ」
ファウストは苦笑し、全員を見回す。これに全員頷いて肯定した。
「最初は合わぬと思うた事もあるのだがの。気付けばすっかり気心の知れた仲じゃ」
「色々と、ありましたからね」
「大半が良いことではないがな」
クラウルが苦笑し、全員が笑って頷いている。とても懐かしそうな昔話だ。だがそれこそが、この人達を結びつけているものなんだと思える。
「どいつもこいつも無茶無鉄砲の集まりでの。ファウストなどどうしてこれで死なぬのかという怪我を沢山しておった」
「あれは! だが、そうしなければ失った仲間もいて……」
懐かしいシウスの声音だが、これにランバートは険しい顔をする。肘で小脇を突くとファウストは慌てたようにランバートに言い訳を始める。その必死な様子が逆に可愛く思えて、ランバートは笑ってしまった。
「べつに今更そこを責めたりはしないよ」
「ランバート……」
「けれど、今後は控えてもらう」
「……はい」
これには周囲がドッと笑い、酒気とは違う赤さで顔を染めたファウストが誤魔化すようにシャンパンをあおった。
「オスカルとて人の事は言えぬであろう? お前も頭に血が登るとすぐに前に飛び出して行く」
「確かにそんな事もあったけどさ。僕よりもエリオットじゃない?」
「私、ですか?」
話を振られたエリオットがキョトンとし、シウスやオスカルが頷いている。今では穏やかなこの人も、昔は随分無謀な事をしていたのだろうか。
「それこそ切り込み隊長だったじゃない。剣を持つと人が変わるんだから」
「それは!」
「普段は優しいエリオットが、戦場では鬼のようじゃと皆が震えたものぞ」
エリオットも赤い顔をして小さくなっている。その隣でオスカルは満足そうな顔をして笑った。多分内心は「可愛い」なんだろう。
ケーキも食べて、お酒も進んで。宴もたけなわという段階になっていく。
それとなくラウルがソワソワし始めて、それにランバートが小さく笑った。
「では、ここで一度シウス様には退出してもらいましょうか」
全員が少し緊張して、シウスは怪訝そうな顔をする。それはそうだろう、主役を追い出すのだから。
「プレゼントがあるのですが、少し大がかりですので。準備場面を見るのは興ざめでしょ?」
「そんな大それたものなのか?」
とは言え、ラウルが腕を引いて促すのには従う。楽しそうに側に寄り添っているラウルを見ると随分と可愛く見えるが、あれで人妻だ。この表現が正しいのかは疑問だが、他に適当な言葉もないだろう。
テーブルが少しずらされ、イーゼルに額に入った状態の絵が置かれる。二〇号というそこそこ大きなサイズのそれは存在感がある。それでも、大人数が入る事を考えるとこれ以上小さくはできなかった。
「準備できましたか?」
外から声がかかり、残っている全員が頷く。そうして声をかければ、まだ訝しむシウスが部屋に戻ってきて布を掛けたそれを見て目を丸くした。
「絵?」
「まずは見て」
ラウルが前まで促し、シウスもそれに従う。静かに伸ばした手がイーゼル全体を覆う布を取り払うと、次にはピッタリと動きを止めた。
ソファーの中央には、寄り添うようにシウスとラウルが座っている。
シウスの隣りには彼の父が座り、ラウルの隣りにはシウスの母が座っている。どちらも既にある肖像やスケッチを元にして、表情を想像したものだった。穏やかで、でも慈愛に満ちた瞳を見る者に向けている。
そのソファーの後ろには仲間が並んだ。
左から、ゼロス、クラウル、ランバート、ファウスト、オスカル、エリオット。そしてフェレスとリスクスにも参加してもらった。あのカフェで表情や顔のデッサンを描かせてもらい、立ち姿の調整は背格好の似ている他の人に代わりに立ってもらい、角度の調整などをしたものだ。
どれもみな活き活きとした表情をしている。楽しげだったり、穏やかだったり。だが間違いなく、そこには祝福の心が見えた。
「僕達も手伝ったんだよ。背景塗ったりね」
「案外楽しい時間でした」
オスカルとエリオットが笑ってそんな事を言う。
「額の彫り物はゼロスだ」
「大枠を作ったのはクラウル様ですがね」
案外楽しげにゼロスとクラウルが言う。だがこれはランバートも初耳で、思わず「作ったのか!」と声を上げてしまった。
「俺はランバートのマッサージ係だったな」
「マッサージなんていいながら、余計な所まで触っただろ」
「役得だ」
悪びれもせず言うファウストがニンマリ笑う。当然これに煽られてしまったのだが、それはまた別の事だ。
「シウス様?」
肩を震わせ何も言わないシウスを心配したラウルが顔を覗き込んで、驚いてアタフタする。
けれど誰も、その顔を覗きに行こうとはしなかった。泣いているのは十分に分かったから。
「こんな……こんな嬉しい贈り物をもらった事は、今までない」
震え、上擦った声がそう呟く。全員が穏やかな笑みを浮かべていた。
「絶対に、ありえぬと……家族の肖像画など、不可能だと望みもしなかった……」
近づいて、両親に囲まれる姿を見て、シウスは乱暴にグイグイと目元を拭う。一度では拭えなかったのか数度。そうして振り向いた目にはまだ、新しい涙が溢れそうになっている。だがその顔にはとても幸せそうな笑みがあった。
「最高の誕生日じゃ。皆、有り難う」
心からの言葉に全員が笑い合って側へとゆき、背中やら肩やらをパンパン叩いて囃し立てる。その側には嬉しそうなラウルもいて、今この瞬間を一枚に収めるのもいいと、そんな事をふとランバートは思うのだった。
絵は、シウスの私室の壁を飾った。執務室にと言われたのだが、流石に恥ずかしくてやめてもらった。
そしてランバートには個人的に、団長達からの絵の依頼が舞い込みそうだ。とりあえず近々では、オスカルとエリオットの結婚式、なのだろうか?
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