ちょちょぷりあんの短いお話集

黒江

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ぼくは、ちょちょぷりあん

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ぼくは、ちょちょぷりあん。

すきなたべものはぼっちゃんだんごのきいろ。
いつものすーぱーでおだんごをかうんだ。
さいきんね、そのすーぱーにね、なんだかきになるにんげんがいるんだ。
いつもれじでおかねをはらうときにやさしいかおをしてくれるんだ。
みんなにいつもやさしいところがぼくはだいすきなんだ。
そのにんげんがぼくにやさしくしてくれるとね、ぼくのなかでぽかぽかした気持ちがぽこっ!ってするんだ。
ちょっとはずかしいなぁ。

でもね、ぼくたちちょちょぷりあんはほんきでにんげんをすきになったらたいへんなことになるんだって。
ぼくをぶんれつさせたちょちょぷりあんがいってたんだ。

だから、だめ。
でもね、たいへんになってもいいから、いつかすーぱーのにんげんにいつもありがとうって。
ぼく、だいすきですってつたえたいんだ。

いつかね。
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