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1章

2話 好きなのは大切。しかし好きだけでは守れないものもある。 天帆視 千里(あまぼし せんり)の叫びより

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好きこそ「もの」の上手なれ!
と言う言葉がある。

簡単に言えば、好きものについては
とことん上手くなれ!って言葉になる。

が、、、これには落とし穴が存在する。
努力を努力と思わなくなるまで
とことんやらないと行けない条件と
それをしても超えられない壁を
乗り切れるかどうか?である。

これが出来ない人間はその程度でしかない。
それを超えて初めてその領域に近づける。
しかし、その山場は幾つもあり、
本当に出来るものはその山場を
山場と感じずに登ってしまうその力にある。

これが、天分の領域になる条件でもある。
それすら判らないのは凡人で有り
センスの無いものとなる。

人間のルーチンワークに組み込んでしまえば
簡単だが、人間は楽する生き物。
その楽する生き物で怠惰になると
知恵を使って楽を産む。
ここまで来ると天分の領域は近い。

才能は常に研く事。
努力を努力と思わず、常に研く事で
その領域が見えるものである。
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