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第15話 静謐な会談、甘い包囲網(前半)
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王都・軍本部、戦術局会議室──
かつて数多の作戦会議が行われたその重厚な部屋は、今、ただ一つの目的のために整えられていた。
“ラル=クローディアとその随伴者たちとの会談”
もっとも、その“随伴者”こそが、帝国軍にとっての最重要案件であることは、明白だった。
豪奢な円卓に並べられた椅子。
だが、そのうち五つにしか意味はなかった。
ドアがゆっくりと開く。
先頭に立つのはラル。
その背後に、セリナ、ミア、エリス、そしてリーナがぴたりと続く。
部屋に入った瞬間、空気が張り詰めた。
「ようこそ、ラル=クローディア。ご足労、感謝する」
オルフェン将軍が立ち上がり、重厚な声で言う。
だが、ラルはそれにわずかに頷いただけで、椅子に腰を下ろした。
他の四人も、ラルの左右に座る形で整然と並ぶ。
そのどれもが、軍上層部からすれば“爆弾”のような存在だった。
「……して、今回の目的は?」
セリナが微笑を浮かべながら口を開く。
「一応、正式な会談とのことですが……私たちを囲い込むにしては、随分と形式張っておりますわね?」
「誤解のないように申しておく。君たちに敵意はない」
オルフェンは、あくまで丁重な口調を崩さなかった。
「ラル=クローディアの功績は確かに認めている。彼が帝国軍の“象徴”として戦果をあげたことも、だ」
だが、その言葉の端々には、わずかな嫌味が滲んでいた。
「だが、我々が本当に求めているのは、セリナ=エーデバルト、エリス=グレイア、ミア=ノルド、そしてそこのメイドの力だ。
ラル=クローディアひとりの力ではなく、彼女たちが揃ってこその結果であることは、理解していただきたい」
オルフェンの言葉に、誰もすぐには反応しなかった。
だが──空気がわずかに、軋んだ。
セリナの指先から、音もなく冷気が漏れ出す。
ミアの足元が、わずかに軋む。
エリスの笑顔は消えずに──ただ、その奥で、光が静かに曇っていた。
「……失礼ですが、オルフェン将軍」
セリナが、微笑のまま言葉を発した。
「あなた、ラルさまと共に戦場へ出たことがありましたか?」
オルフェンは黙した。
答えるまでもない、というように。
「そう……やはり、なかったのですね」
セリナが静かに続けた。
「では、あの方がどれだけの命を背負い、どれだけの責任を抱えて戦場に立っていたか──」
「理解なさっていないのですね?」
言葉に刺が宿る。
「……報告書だけで、何が分かるんですか?」
今度はミアが、斧を手の甲で軽く叩きながら言った。
「誰より先に前に出て、誰より遅く撤退して。死地に飛び込んで、最後の一人まで戻そうとした人だよ?」
「それでも作戦に失敗したときは、自分の責任だって、一言も言い訳しなかった」
エリスが、静かに椅子から立ち上がる。
声は柔らかく、けれどその一語一語が鋭く突き刺さった。
「誰より命を削って、誰より部下の死を背負って……それでも前を見続けた人を──」
「あなたたちは、ただ“席”に座って“数字”を見て、“判断”してたんでしょ?」
「戦場の音も匂いも、誰かの最期の声も知らないくせに──」
「そんな人たちに、ラルくんを測れるわけがないじゃない」
エリスが言葉を切ったその後、部屋の片隅で静かに控えていたリーナが、スッと前に出た。
「……戦場には、確かに私は出ていません」
その言葉に、一部の将官がわずかに安堵したように息をつく。
だが、その次の言葉が、空気を凍らせた。
「ですが。全作戦の記録、戦術記録、作戦ログ、部隊の損耗率、指揮系統の通信記録──」
「すべて、私は“目撃”しています」
声は静かだったが、その内容には、重みがあった。
「ラル=クローディアの戦術精度、判断速度、損耗回避率、そして指揮下での被害最小率──」
「あなた方の誰一人、その“数字の意味”を理解していない。……私から見れば、そう断言できます」
その場にいた将官たちが、わずかに動揺する。
「戦場にいないからこそ、私は“すべて”を俯瞰できた。現場の叫びも、報告書では削られる判断の背景も──」
「そして、それを無視し、“人”ではなく“数”として処理してきたのが──あなたたちです」
リーナは、最後に静かに告げた。
「その目で現場を見ず、その耳で兵の声を聞かず。
それでいて──“彼の力は、他者によるものだ”と評価するのは……」
「愚かです」
──沈黙。
軍上層部の誰もが声を失ったその空間に、
ただ一人、ラルが小さく息をついた。
「……それくらいにしておけ」
低く、だが確かな威圧を含んだ声。
彼がそう言えば、誰もがそれに従う。
それはかつて、無数の修羅場で培われた“重み”のある一言だった。
ヒロインたちも、それ以上は何も言わない。
ただ、ラルの背に立ち、静かにその意思を支えるだけだった。
その空気を断ち切るように、ミアが軽く身体を起こして言った。
「でもさ、私たちに“戻れ”って言うなら、いろいろ聞かせてもらわないと困るよ?
何のために? 誰の指揮で? どこまで自由に動けるのかってね」
「条件は提示するつもりだ」
別の将官が静かに答える。
だが、その目はラルではなく、彼女たちに向けられていた。
「君たちの能力は、軍が最も信頼していた。だが、“今の戦況”では……」
「“戦場に情は不要”──でしたかしら?」
セリナが穏やかに、だが鋭い一言を投げた。
「それでいて、情だけで動く私たちを呼び戻す? ……滑稽ですわね」
沈黙。
一瞬、部屋の空気が凍りつく。
だが、ラルがため息をつきながら言葉を挟んだ。
「話は分かった。だが、俺は戻らん。お前たちが望んでるのは、俺じゃないってのは……よく分かっているからな」
「それは……その通りだ。ラル=クローディア。君自身を軍に戻す意図はない」
オルフェンがはっきりと断言する。
「だが、君が傍にいることで安定する者たちがいる。それが、我々にとっても重要なのだ。だから……君には、彼女たちの同行を“許可”してもらいたい」
「“許可”ってなんだよ。彼女たちは、お前らの指示で動くような連中じゃない。連れ出すのは……俺でもなく、彼女たち自身だ」
その時、ラルの背後から、エリスがふっと立ち上がった。
「ねぇ将軍さん」
その声は甘く、しかし、妙に耳に残る。
「たとえば、ラルくんが“行け”って言ったとしても。
私たちが“行かない”って言ったら、どうするの?」
「……君たちには、軍籍の再登録を願うつもりだ」
「登録されなきゃ動かないよ? 上からの命令じゃ、私は動けない。ね、リーナ?」
「はい。私はずっとラルの屋敷にいました。戦場に出た形跡はありませんが、私の戦術データや分析能力はすでに軍内部で評価されています。だからこそ、再登録と私の“観測”が通らなければ、動けません」
リーナが淡々と答える。
「つまり、“全員一致”しないとダメってこと」
ミアが笑う。
「残念だったねー。ラルがいても、私たちは“自分の意志”で動いてるんだよ。無理矢理なんて……通用しないからさ」
「……誤算、だったな」
オルフェンが低く呟いた。
彼らが見誤ったのは──
ラルを中心に回っているのではなく、ラルを“守るために”動いているという、彼女たちの行動原理だった。
ラルに従うのではなく、彼の意志さえも“護る”ために並び立つ。
それが、彼女たちの本質。
そしてそれこそが、軍が最も制御しきれなかった理由だった。
かつて数多の作戦会議が行われたその重厚な部屋は、今、ただ一つの目的のために整えられていた。
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もっとも、その“随伴者”こそが、帝国軍にとっての最重要案件であることは、明白だった。
豪奢な円卓に並べられた椅子。
だが、そのうち五つにしか意味はなかった。
ドアがゆっくりと開く。
先頭に立つのはラル。
その背後に、セリナ、ミア、エリス、そしてリーナがぴたりと続く。
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オルフェン将軍が立ち上がり、重厚な声で言う。
だが、ラルはそれにわずかに頷いただけで、椅子に腰を下ろした。
他の四人も、ラルの左右に座る形で整然と並ぶ。
そのどれもが、軍上層部からすれば“爆弾”のような存在だった。
「……して、今回の目的は?」
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「一応、正式な会談とのことですが……私たちを囲い込むにしては、随分と形式張っておりますわね?」
「誤解のないように申しておく。君たちに敵意はない」
オルフェンは、あくまで丁重な口調を崩さなかった。
「ラル=クローディアの功績は確かに認めている。彼が帝国軍の“象徴”として戦果をあげたことも、だ」
だが、その言葉の端々には、わずかな嫌味が滲んでいた。
「だが、我々が本当に求めているのは、セリナ=エーデバルト、エリス=グレイア、ミア=ノルド、そしてそこのメイドの力だ。
ラル=クローディアひとりの力ではなく、彼女たちが揃ってこその結果であることは、理解していただきたい」
オルフェンの言葉に、誰もすぐには反応しなかった。
だが──空気がわずかに、軋んだ。
セリナの指先から、音もなく冷気が漏れ出す。
ミアの足元が、わずかに軋む。
エリスの笑顔は消えずに──ただ、その奥で、光が静かに曇っていた。
「……失礼ですが、オルフェン将軍」
セリナが、微笑のまま言葉を発した。
「あなた、ラルさまと共に戦場へ出たことがありましたか?」
オルフェンは黙した。
答えるまでもない、というように。
「そう……やはり、なかったのですね」
セリナが静かに続けた。
「では、あの方がどれだけの命を背負い、どれだけの責任を抱えて戦場に立っていたか──」
「理解なさっていないのですね?」
言葉に刺が宿る。
「……報告書だけで、何が分かるんですか?」
今度はミアが、斧を手の甲で軽く叩きながら言った。
「誰より先に前に出て、誰より遅く撤退して。死地に飛び込んで、最後の一人まで戻そうとした人だよ?」
「それでも作戦に失敗したときは、自分の責任だって、一言も言い訳しなかった」
エリスが、静かに椅子から立ち上がる。
声は柔らかく、けれどその一語一語が鋭く突き刺さった。
「誰より命を削って、誰より部下の死を背負って……それでも前を見続けた人を──」
「あなたたちは、ただ“席”に座って“数字”を見て、“判断”してたんでしょ?」
「戦場の音も匂いも、誰かの最期の声も知らないくせに──」
「そんな人たちに、ラルくんを測れるわけがないじゃない」
エリスが言葉を切ったその後、部屋の片隅で静かに控えていたリーナが、スッと前に出た。
「……戦場には、確かに私は出ていません」
その言葉に、一部の将官がわずかに安堵したように息をつく。
だが、その次の言葉が、空気を凍らせた。
「ですが。全作戦の記録、戦術記録、作戦ログ、部隊の損耗率、指揮系統の通信記録──」
「すべて、私は“目撃”しています」
声は静かだったが、その内容には、重みがあった。
「ラル=クローディアの戦術精度、判断速度、損耗回避率、そして指揮下での被害最小率──」
「あなた方の誰一人、その“数字の意味”を理解していない。……私から見れば、そう断言できます」
その場にいた将官たちが、わずかに動揺する。
「戦場にいないからこそ、私は“すべて”を俯瞰できた。現場の叫びも、報告書では削られる判断の背景も──」
「そして、それを無視し、“人”ではなく“数”として処理してきたのが──あなたたちです」
リーナは、最後に静かに告げた。
「その目で現場を見ず、その耳で兵の声を聞かず。
それでいて──“彼の力は、他者によるものだ”と評価するのは……」
「愚かです」
──沈黙。
軍上層部の誰もが声を失ったその空間に、
ただ一人、ラルが小さく息をついた。
「……それくらいにしておけ」
低く、だが確かな威圧を含んだ声。
彼がそう言えば、誰もがそれに従う。
それはかつて、無数の修羅場で培われた“重み”のある一言だった。
ヒロインたちも、それ以上は何も言わない。
ただ、ラルの背に立ち、静かにその意思を支えるだけだった。
その空気を断ち切るように、ミアが軽く身体を起こして言った。
「でもさ、私たちに“戻れ”って言うなら、いろいろ聞かせてもらわないと困るよ?
何のために? 誰の指揮で? どこまで自由に動けるのかってね」
「条件は提示するつもりだ」
別の将官が静かに答える。
だが、その目はラルではなく、彼女たちに向けられていた。
「君たちの能力は、軍が最も信頼していた。だが、“今の戦況”では……」
「“戦場に情は不要”──でしたかしら?」
セリナが穏やかに、だが鋭い一言を投げた。
「それでいて、情だけで動く私たちを呼び戻す? ……滑稽ですわね」
沈黙。
一瞬、部屋の空気が凍りつく。
だが、ラルがため息をつきながら言葉を挟んだ。
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「それは……その通りだ。ラル=クローディア。君自身を軍に戻す意図はない」
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「だが、君が傍にいることで安定する者たちがいる。それが、我々にとっても重要なのだ。だから……君には、彼女たちの同行を“許可”してもらいたい」
「“許可”ってなんだよ。彼女たちは、お前らの指示で動くような連中じゃない。連れ出すのは……俺でもなく、彼女たち自身だ」
その時、ラルの背後から、エリスがふっと立ち上がった。
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その声は甘く、しかし、妙に耳に残る。
「たとえば、ラルくんが“行け”って言ったとしても。
私たちが“行かない”って言ったら、どうするの?」
「……君たちには、軍籍の再登録を願うつもりだ」
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「はい。私はずっとラルの屋敷にいました。戦場に出た形跡はありませんが、私の戦術データや分析能力はすでに軍内部で評価されています。だからこそ、再登録と私の“観測”が通らなければ、動けません」
リーナが淡々と答える。
「つまり、“全員一致”しないとダメってこと」
ミアが笑う。
「残念だったねー。ラルがいても、私たちは“自分の意志”で動いてるんだよ。無理矢理なんて……通用しないからさ」
「……誤算、だったな」
オルフェンが低く呟いた。
彼らが見誤ったのは──
ラルを中心に回っているのではなく、ラルを“守るために”動いているという、彼女たちの行動原理だった。
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