破壊神の加護を持っていた僕は国外追放されました  ~喋る黒猫と世界を回るルーン技師の**候補冒険記~

剣之あつおみ

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ハイメス国編

042話 名家

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◆◇◇◇◇◇

-港街レディポート-

 海洋巨大モンスター”クラーケン”の襲撃以降、これといった事件も起きず、僕達は無事ハイメス国北端の港街へと到着した。
 さすがは港街、早朝でも多くの人々が往来し活気に溢れている。
 なんだかタクティカ国の港に似ている雰囲気を感じる。

 港街は商人達が行きかい、新鮮な海産物や土産物屋が所狭しと出店されていた。
 入国審査を終え船を降りた先に、先日知り合った公爵令嬢のクーヤさんと従者の人達が待機していた。

「やぁ、ラルク君と猫ちゃん達! ようこそ我が祖国、ハイメス国へ!」

 クーヤさんはそう言って笑顔浮かべ、大袈裟な動きで会釈する。
 従者の人達は少しだけ不審者を見るような表情を浮かべながら、主人にならって軽く会釈をした。

「彼が先日話したラルク君だ。で、こちらがスピカ君とレオニス君……であってるよね?こっちのおじいちゃんがジョルディ、後ろの若造がクラウス、小娘がマリーね」

 素早いステップを踏み、舞うように従者を紹介していく。
 ジョルディさんは上品な白髪をオールバックに纏めた紳士風の男性で、高貴な家柄の出身という雰囲気がその立ち振る舞いから滲み出ていた。
 クラウスさんとマリーさんは温暖な地域出身を思わせる浅黒い肌に金色の髪をしており、船上で見かけた時も感じたけれど、常にジョルディさんの2歩後ろに控えている様子だった。

「お嬢様、もう少し礼節に則した御紹介をお願いしたいものです。ユーイン家の名前に傷が付きますゆえ……」

「あいかわらず硬いなじいは……不服なら自ら自己紹介をするがいい」

 清潔感のある白い手袋で精神的に痛む頭を押さえ大きく溜息を一つ付き、僕らのほうへと向き直り足を揃えて直立する。
 ピンと伸びた背筋は、中に長い定規でも入っているんじゃないかと思うほどに真直ぐで無理が無い。
 普段から礼節に気を使っている者独特の隙の無さが垣間見えた。

「こほん、失礼。先程御紹介に預かりました、ユーイン家執事筆頭ジョルディ・テオ・アギーレと申します。以後お見知りおきを……」

 初老の男性が挨拶をすると少し間を置いて、後ろに控える男性と女性が1歩前へと踏み出た。

「私はクラウス・ミレーと申します」
「私はマリー・ミレーと申します」

 若い男女の従者はまるで練習したかのように同じトーン、同じタイミングで挨拶をした。
 同じ姓って事は夫婦……と言うより、双子の兄妹だろうか?
 よくよく見ると男女での骨格の違いでの体格差はあるが、雰囲気や外見が似ている。

「失礼ですがラルク様、個人カードを拝見させて頂いても宜しいでしょうか?」

 ジョルディさんが唐突に個人カードを見せろと要求してきた。

じい! 失礼だろう!」

 それを聞いたクーヤさんがジョルディさんを征するように叫んだ。
 しかし、ジョルディさんは引く様子もなく首を横に振った。

「いいえ、お嬢様。先日この御方をユーイン家にお招きするとおっしゃっていましたよね?でしたらきちんと身元を確認する必要がございます」

 僕は見た目からも分かるように平民の駆け出し冒険者だ。
 公爵……だったかな?貴族の家に平民を招く事自体、余程の理由がない限り無いと思う。
 それこそ貴族の屋敷なんて、グレイス軍務大臣に招かれたのが最初で最後だ。
 幼馴染のビクトリアの家すら立ち入った事はない、そんなものだ。

 僕は個人カードをジョルディさんに手渡すと彼は一瞬眉をひそめたように見えた。
 ジョルディさんは懐からとりだしたモノクルでカードを調べ始めた。
 黒色のカードを目にしてクーヤさんも興味津々といった様子でジョルディさんの横から覗き込んでいた。

「……ラルク様、大変失礼いたしました」

 ジョルディさんが突然僕の前にひざまずき頭を下げた。
 たぶん……グレイス軍務大臣とユーディ教皇の名前を知っていたんだろう。
 僕は思わず「えっと大丈夫ですので、頭を上げてください」と言った。
 商売相手以外で年上の人に頭を下げられるのは慣れないというか……あまり気分が良いものではない。

 船を降りるさいにも入国審査で個人カードを提示した。
 入国審査官は喋る黒猫を見て驚き、更に僕の個人カードを見て2度驚いている様子だった。
 最初は偽造カードかと疑われ警備員に囲まれたが、カード判別用の魔導具で本物の特別個人カードだと判明し警備員達の態度が急変した。
 その態度はまるで目の前のジョルディさんのように”国家の要人”に対して取るような態度になったのだ。
 ピトゥリア国の時にはそういう感じはなかったんだけどな……
 セロ社長から事前になんらかの通達をしてあったんだろうか?

 態度の急変ぶりを怪訝に感じたクーヤさんが理由を聞いて、少し迷った表情を浮かべたジョルディさんがボソボソと耳打ちをした。
 その瞬間、彼女が目を大きく見開いてパァっと明るい表情に変わった。
 何かを企んだ時のビクトリアも似たような表情だったな……と懐かしく思い出す。

「君って、思った以上に凄い人なのかい!? 加護持ちで特殊才能ギフトが4つも!? いやぁ、この****開示不可ってなっているのが気になるなぁ!! もしかして”勇者”とかそういった特殊才能ギフトの持ち主なの? でも、それだと文字数が合わないね?」

 彼女は身を乗り出して返却されたカードを持つ僕の手を掴む。
 そして答える時間を与えないほどの質問攻めである。
 見兼ねたジョルディさんが若い従者達と共にクーヤさんを止めに入った。

「お嬢様落ち着いて下さい、ラルク様の個人カードは特別な仕様となっております。タクティカ国が秘匿する事を公認しているほど重大なモノなのでしょう、詮索するのは失礼にあたります。それこそ国際的な問題に発展する可能性もゼロではございません。私も長く生きておりますが、特別個人カードというのは初めて拝見しました」

 クーヤさんは掴んでいた手を放し、考えるような姿勢をとり「国際問題は困るね。」と呟く。
 僕は焦りながら「ハハハ……」と笑って誤魔化す。
 とてもじゃないが、伏字の下は”破壊神の加護”や”不死状態”です……などとは口が裂けても言えない。

 乗車の人達は改めて謝罪をしてクーヤさんも気軽な感じで「許してくれたまえ、僕と君の仲じゃないか!」と笑った。
 目の前の女性は貴族とは思えないほど気さくな人だ。
 さっきから、何度もクーヤさんにビクトリアが重なって見える。

「な、なぁ! あの屋台の料理は何だ!?」

「おお! すげぇな!」

 突然頭上のスピカが僕の頬をペシペシと叩きながら叫んだ。
 同時に肩の上のレオニスも立ち上がり身を乗り出した。

 目をやると巨大な魚の腹を刳り貫き、豆や香草が詰められて燻製のように燻されていた。
 見た事もない異国の料理と、その美味しそうな香りに僕も興味をそそられた。

「せっかくだし、この港街”レディポート”の案内をしようか? 少しくらいは良いよねじい?」

 ジョルディさんは胸ポケットから取り出した懐中時計を一瞥して小さく溜息をついた。

「畏まりました。では、私達は馬車を手配しておきます。正午に噴水広場で落ち合いましょう」

 そう言うと、ジョルディさん達は頭を下げ人混みを東方面へと歩いて行った。
 ジョルディさん、なんだか諦めと気苦労が絶えなさそうな表情をしていたな。
 昔からクーヤさんに振り回されてきたんだろうなと容易に想像がついた。

 その後、僕達はクーヤさんの案内でレディポートを案内してもらった。
 とりわけスピカは屋台の方から漂う香ばしい風味に鼻をフニフニと動かし、頭上から「その路地の奥に行こう! ああ、違う! その右側の奥だって!」と指示を出してくる。
 面倒なヤツだな、自分で歩けばいいだろうにまったく……
 屋台に御執心なスピカに苛立ちを覚えていると、広場のような場所に人だかりが出来ていた。

「なんだろう?」

「見に行ってみようか」

 僕が興味を示すとクーヤさんも乗り気で歩き出した。
 クーヤさんはスキップをするかのような軽やかな足取りで人と人との隙間を縫うように歩いて行った。

「……あいつ戦いなれているな」

 無意識かどうか分からないが、レオニスは僕の肩の上でボソッとそう呟いた。
 彼女の足捌きや流れるような動きを見て動物的本能で何かを感じ取ったようだ。

 僕は船上での事を思い出した。
 あの巨大な大槌を華奢な身体で軽々と天に向けてかざしていた彼女の姿は、幾千の争いに身を投じて来た歴戦の英雄のように見えた。

 人垣を掻き分けて最前列に出ると、2人の女性と倒れる男性1人を守るようにクーヤさんが立ち、それを囲むように4人の冒険者らしき男達が立っていた。
 そして、そのうちの1人が彼女の胸倉を掴んでいた。
 どういう理由か知らないけれど揉め事になっているらしい。

 僕が止めに入ろうとした時、「おい、あれって爆雷様じゃないか?」「間違いない領主の爆雷様だ」と小声で話す住民の声が聞こえてきた。
 ”ばくらい”?この辺りでクーヤさんはそう呼ばれているのだろうか?
 頭上のスピカが「面白そうだから見てようぜ」と楽観的な事を言う。
 相手は冒険者4人、対してクーヤさんは1人と背後には傷付き倒れる男と女性が2人。
 僕には危ない状況に見えるけれど、レオニスも大丈夫だろうと話し、むしろ僕が割って入ると迷惑がかかると言う始末。

「君達、とりあえず剣を納めてくれないかい? 話し合いで解決しようじゃないか」

 クーヤさんは理性的に話し合いをしようと言うが、冒険者らしき男達は聞く耳を持たない様子でまくし立てるように叫んだ。

「うるせぇ!部外者は引っ込んでろ!」

「肩がぶつかっただけなんだろう? それに当人を殴り飛ばして気が晴れたろう、その家族にまで責任を追及するのはどうかと思うよ?」

 胸倉を掴まれながらも悠然とした態度で相手を諭そうとしている。
 どうやら倒れている男と肩がぶつかって、因縁をつけて「たかり」をしていると……。
 そうこうしていると、この街の衛兵らしき2人が騒ぎを聞き付けて駆け付けた。

「おい! お前達何をしている!」
「え!? あ、貴女は……」

 駆け付けた衛兵の1人がクーヤさんの姿を見て驚き、それを見た彼女は人差し指を立てて「シッー」と言い合図をする。

「な、何だてめぇ! いたたたた!!」
「ぐぁ!!」「ぐはぁ!」

 急に周囲を取り囲んでいた仲間が悲鳴に似た声をあげた。
 そちらに目をやるとクラウスさんとマリーさんが男2人を制圧し、ジョルディさんがもう1人の腕を後ろでに掴み捻り上げていた。
 そういえば、そろそろ待合せの時間だな……あ、ここが噴水広場なのか。
 よく見ると少し離れた場所に大きな噴水と、ジョルディさんの手配したと思われる大きな馬車が2台見えた。

「お嬢様、お怪我はございませんか?」

じいは私が”この程度の相手”に怪我をするとでも思っているのかい?歴戦の戦士の目も老眼には敵わなかったという訳だ」

 心配するジョルディさんを”老眼”扱いして、胸倉を掴んでいる冒険者を”この程度の相手”とナチュラルにののしる。
 案外、クーヤさんは口が悪いのかも知れないなと感じた。

「ふざけやがって!!」

 この程度呼ばわりされたのが勘に触ったのか、冒険者はクーヤさんに殴りかかった。
 その瞬間、彼女の強烈な膝蹴りが男の股間を真正面から直撃した。
 男は「うおおぉぉ……」と低く悲痛な叫びを上げ、股間を両手で抑えながら膝をつき、前のめりに倒れて気絶した。
 男の僕からしたら他人事とは思えないほど痛みに対する共感力を覚え、おもわず目を背ける。
 スピカとレオニスは悶え苦しみ倒れ込む男の姿を見て大笑いをしていた。

 周囲の人々は拍手を始め、それに答えるようにクーヤさんが大袈裟に会釈をした。
「領主の娘の責務として、街の平和を守る義務を果たしたまです」と言うと更に大きな拍手と歓声が巻き起こった。
 その後、男達は衛兵に連れていかれ被害者の人達からお礼を言われていた。


「ごめんごめん、待たせてしまったね。さぁ我が家へ向かおうか」

 僕はクーヤさんに手を引かれ、馬車へと乗り込んだ。
 ジョルディさん達はもう1台の馬車へと乗り込み、整備された街道を進み始めた。
 スピカとレオニスは屋台でたらふく食べたせいか、馬車に乗り込むと同時に丸くなって寝息をたて始めた。

「男に絡まれた時に、物語に出て来る白馬の王子様のように、君が助けに来てくれる事を少し期待していたんだけどな」

 馬車の中でクーヤさんが僕をマジマジと正面から見つめながら、試すような視線と口調で僕に話す。
 でも、すぐに「冗談、冗談!」と彼女は笑い飛ばした。

「クーヤさんの家は、この辺りの領主なんですか?」

 さっきの揉め事の中で出た話題から彼女に質問を投げかけてみた。
 彼女はあっけらかんとした様子で「そうだよ、見えないでしょう?」と笑う。
 逆に平民の僕が貴族に対して臆さず話してくるのが珍しいらしく、素直に嬉しいと言っていた。

 よくよく思い返すと子供の頃からビクトリアと一緒に過ごしていたせいか、彼女を取り巻く貴族の偉そうな態度にも慣れていて、全く気にして無かった事に気付く。
 でもって、レヴィンにも似たような事を言われた事があったなと苦笑する。
 もしかして僕は自分で考えているよりも、相当に世間知らずで失礼な平民なんじゃないかと、改めて反省した。

「少なくとも、私は今の君を好意的に感じているから気にしなくても良いよ」

 そう言って彼女は笑った。

 馬車の中でルーン技術の話になり、僕は自身の造ったショートソードとライトバックラーを見せて説明をした。
 彼女も未知の技術に興味を示し、実際に自分で魔力マナを込めて「凄い!これって永続的に付与されているんだよね!」と驚いていた。
 魔法騎士スペルナイトの扱う【属性アトリビュート付与エンチャント】という、短時間の間武器に属性を付与する魔法スペルとも併用ができると話すと、瞳を輝かせて「詳しく話してくれないか!」と喰いついて来た。
 同属性なら倍以上の効果となり、反属性なら両方の特性が反発する事無く発揮される。
 仕組みとか概念とかは分からないけれど、そういう不思議な法則らしい。

「そんな技術があるなんて知らなかったよ。”機械”という技術もそうだけど、まだまだ知らない事が多いと痛感するね。ねぇラルク君、もっと聞かせてくれないかい?」

 彼女は目を更に輝かせて僕に続きを話せとせがんで来る。
 自分の得意分野に対して興味を引かれる事が嬉しくて、僕は気付かない内についつい饒舌になっていた。
 しかし彼女は僕の話に興味が尽きない様子で、長い時間話は弾んでいた。

 2時間近く馬車に揺られていただろうか、まるで学校のような大きさの豪邸が見えて来た。
 凄い豪邸だな、どんな人が住んでいるんだ?
 きっと名立たる大貴族なのだろう。
 高く長い柵に囲まれた豪邸には美しい庭園が広がり、その光景を車窓から見とれているとクーヤさんが笑顔で話してきた。

「うちの庭師は腕が良いだろう? 季節ごとに違った顔を見せる自慢の庭園なんだ」

 そう言って彼女は誇らし気に笑う。
 その視線の先には先ほど僕が見とれていた庭園があった。

「え!? ここがクーヤさんの家……なんですか?」

「いかにもっ! ……フフ、驚いたかい? 結構名家なんだ。」

 僕の驚いた顔が面白かったのかクーヤさんは満足そうに白い歯をみせて笑う。
 グレイス軍務大臣の屋敷よりも広大な敷地と建物に僕は驚きを隠せなかった。

 ―――もしかして、もの凄い人と知り合ってしまったのかも知れない。
 僕は今になって、この旅の始まりに妙な運命を感じ始めていた。
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