335 / 457
第14章 -勇者side火の国ヴリドエンデ編-
†第14章† -04話-[噂の地下遺跡-噂の救世主の鎧③-]
しおりを挟む
コツコツと足音が嫌に響く。
通路の明かりはランプのみで一つ一つの間が開き過ぎていて長い通路はほとんど暗闇に覆われている。
踏みしめる度に黒く変色し乾燥した血痕が砕けて粉末へと変わっていく。
——そして、俺達は最奥に辿り着いた。
ダンジョンは攻略できるように出来ている。
ダンジョンボスのランクが高くなればなるほど攻撃の厄介さは向上していく。だから動き回ったり幅広い戦略を組み立てられるように高ランクになればなるほどボス部屋の広さは広大になっていく訳だ。崩れたボス部屋の入り口は半透明の膜で内部が見えない仕様ではあるが……。
「こりゃ、A+かSの広さだな……。ボス影もかなり長身の人型だぜ」
ボス部屋の境目を経験豊富なクライヴさん覗きながら敵ランクを看破する。
こういう広さの天井には巨大な結晶が生えており、それが光源として部屋全体を照らして視界を確保してくれているらしい。
問題はダンジョンのボス部屋へは1PTしか入室出来ないけれど、迷宮のボス部屋は制限が無い点。今回のこの部屋はどちらが採用されるのか……。
「クライヴ殿、儂と共に手が通るか試してみよう」
「わかりました。先に俺が……通りましたね」
ここでも年長者組が率先して試してくれた。無事に別PTの二人の手が膜を通った事で迷宮のルールが適用されていると判断出来た。共に潜って来た6人全員でボス戦に挑むことが出来る。そんな小さな事にホッと息を吐く。
確認を終えればひと休憩を挟んで全員でゲートの膜を通り過ぎボス部屋へと足を踏み進めた。
「ふむ、リッチですな。特殊な魔法を使う故攻略は面倒ですぞ」
「確か異世界の魔導師と言われているのでしたか? 使用する魔法がこの世界の魔法とは異なるので厄介でした」
セプテマさんとミリエステの解説を聞きながら全体を見回すと入口から一番遠い位置に玉座が置いてあった。その豪奢な椅子には一つの金基調の全身鎧が鎮座している。
おそらくあれが[救世主の鎧]なのだろう。縮尺がおかしいのはアレが巨大な事を示している。
戦場の確認を終えてから俺達は顔を見合わせ互いに頷き足を前に出した。
部屋の中央付近で地面から少し浮いた長身の魔導師、リッチ。Aランクダンジョンのボスの1体でミリエステが言った通り魔法が厄介だ。
何せ個体ごとに得意な属性と使用魔法が異なるのだ。Aランクのボスからは性能のランダム性が時々設定されているダンジョンボスが配置されるので何週も攻略するには不向きとされている。
20歩ほど進めば中央で陣取るリッチがこちらに反応して両手を広げる。開いた胸の前に光が集まっていき、それは長尺な杖へと形が整っていく。
前衛陣が駆け出した。俺とクライヴさん、遅れてマクライン。
中衛にセプテマさん。後方にミリエステとアナスタシアさんが陣形に沿って魔法の準備を行う。
あの杖顕現の完了が戦闘開始の狼煙となる。それまでの間にリッチに接近しておきたい。その一心で足を速めた。
——ガシッ!
しかし、突然の異常事態に俺達は一様に足を止める事となる。
ここは最奥。ダンジョンだけでなく迷宮も同様に最奥に迷宮ボスが控えているのだ。
「なんだとっ!?」
大きな腕部が2つ、リッチの背後から飛んで来て奴の腕間接を掴んで離さない。
リッチも突然の出来事に抵抗して振り払おうとしているが全く剥がぬまま杖顕現は続いている。
——ガシャン、ガシャンとリッチの後方でさらに鈍い音が聞こえる。
それは玉座に鎮座していた巨大鎧がバラバラとパーツごとに分解されていく音だった……。
「おいおいおい!嫌な予感がするぞっ!人間だけじゃないのかっ!?」
救世主の鎧が最奥部に残されていた場合。
おそらく族の誰かが装備した後は死ぬまで暴れ、装備者が死ねば次に装備する者が現れるまで休眠期に入ると考えていた。
俺達が装備するようにインベントリからか、もしくは普通に着込むのかそこまでは判断出来なかったけれど見るからに俺達が想像していた装備じゃない。
「取り込んでる……」
暴れるリッチにバラけたパーツが集まっていく。魔導師が鎧を装備させられていく。
やがて、リッチは巨大な鎧から頭だけを覗かせた奇妙な姿となり果てた。抵抗してグリグリ動かしていた首もどんどんと緩慢になって、完全に沈黙したかと思えば再起動したリッチは狂気に堕ちた表情と声にならない咆哮で激しく荒れ狂った殺気を奔流として俺達へと放ってくる。ゾクリとした寒気とびりびりと肌を打ち付けるプレッシャーに各々が得物を握る手に汗が滲む。
顕現した杖を鎧が棍棒の様に握り込んだ事で止まっていた戦闘が仕切り直されボス戦の幕が開かれた。
* * * * *
『高ランクのアンデッドです!《エンハンスホーリー!》』
「2対1体の敵は初めてだ。気を引き締めて行こう!」
救世鎧リッチの機動力は遅かった。
1歩は大きくとも巨人族やエティンなどのオーガ種と同じ様に巨体が機動力を阻害している。杖は杖の役割ではなく杖術なのか棍棒なのか不明だけれど近接武器として扱うつもりらしい。その時点で杖はリッチではなく鎧が操っているのだろう。
「オーヴィル、防御魔法をくれ!【カバームーブ!】」
『《ハイスチール》《エンハンスシールド》』
「こっちは攻撃と防御どっちもだ!」
『《スチール》《エンハンスシールド》《ストリングス》《エンハンスウェポン》』
技能で機動力を上げつつ防御力も上げたマクラインが俺のすぐ後ろに続き、別方向から高速機動で救世鎧リッチに迫るクライヴさんも無精に掛けられる限りのサポートを付けさせる。
そのままの勢いでクライヴさんは死角に入り込み脇を殴り込んだ。が、中身が詰まっていない様な音と硬い物同士がぶつかり合った音が同時に発せられる。
「硬ってぇ!?」
「《輝動!》。ぐっ!?斬撃も効果薄いっ!?」
続いて俺が逆を突いて斬り込んでみたが硬度が高すぎて何度も続けて攻撃していられないと判断する。
今の一撃の感じだと10撃も続けたら俺の握力が早々に死んでしまう!
「次!魔法いくわよ!《ブレイズレイド!6連!》」
ミリエステの声が届く。視線が交差したクライヴさんと共に救世鎧リッチから離れると6つの火球が一気に着弾する。
そのうち2つが俺達前衛陣を狙って振り回された杖に当たり盛大に爆発を起こした。
何が有効か分からないから全員で効果のほどを目を皿にするつもりで見つめている内に救世鎧リッチを中心に複数の霜が地面を走る。
「水氷攻撃!霜から外れろっ!」
杖への爆発は腕が仰け反っていたのでノックバック効果を確認しつつ霜から外れるとすぐに霜の後を追って氷柱が津波の様に押し寄せた端から退いていく。本体に当たった火球の行方は効果が薄いのかダメージを負った様には見えない。
属性的な相性か? 特攻属性があれば助かるんだけど……。
「あれはリッチの固有能力の魔法抵抗フィールドが鎧にも効果をもたらしておるな……。ほんに厄介な」
「ミリエステ様!MP補給はこちらで行います!《魔力接続》」
——バラッ。
戦闘開始早々に怖気が走る。発動を潰すには発動が早く俺達は退いたばかり。
さきほどバラバラになった鎧の各箇所に光が走る。
「防御態勢!クライヴさん!」
「応よ!」
「こっちは俺がなんとか受けます!【グローリーガード!】。セプテマさん!」
「任せよ!《ユニゾン!》【高速剣!】」
前衛は救世鎧リッチの動きに反応してマクラインの影に集まり、後衛はセプテマさんの影へと集う。
——直後。リッチをその場に残して救世主の鎧がバラバラに分かれて俺達全員へと雪崩の如く襲い掛かって来た。
傍に歯を食いしばりながら盾に当たる猛攻を防ぐマクラインを横目に後方へも視線を向けるとすべての鎧パーツを剣1本で弾き飛ばしている姿を見て絶句する。あれ……人間? やっぱり水無月さんの紹介する人は普通じゃなかった……。
通路の明かりはランプのみで一つ一つの間が開き過ぎていて長い通路はほとんど暗闇に覆われている。
踏みしめる度に黒く変色し乾燥した血痕が砕けて粉末へと変わっていく。
——そして、俺達は最奥に辿り着いた。
ダンジョンは攻略できるように出来ている。
ダンジョンボスのランクが高くなればなるほど攻撃の厄介さは向上していく。だから動き回ったり幅広い戦略を組み立てられるように高ランクになればなるほどボス部屋の広さは広大になっていく訳だ。崩れたボス部屋の入り口は半透明の膜で内部が見えない仕様ではあるが……。
「こりゃ、A+かSの広さだな……。ボス影もかなり長身の人型だぜ」
ボス部屋の境目を経験豊富なクライヴさん覗きながら敵ランクを看破する。
こういう広さの天井には巨大な結晶が生えており、それが光源として部屋全体を照らして視界を確保してくれているらしい。
問題はダンジョンのボス部屋へは1PTしか入室出来ないけれど、迷宮のボス部屋は制限が無い点。今回のこの部屋はどちらが採用されるのか……。
「クライヴ殿、儂と共に手が通るか試してみよう」
「わかりました。先に俺が……通りましたね」
ここでも年長者組が率先して試してくれた。無事に別PTの二人の手が膜を通った事で迷宮のルールが適用されていると判断出来た。共に潜って来た6人全員でボス戦に挑むことが出来る。そんな小さな事にホッと息を吐く。
確認を終えればひと休憩を挟んで全員でゲートの膜を通り過ぎボス部屋へと足を踏み進めた。
「ふむ、リッチですな。特殊な魔法を使う故攻略は面倒ですぞ」
「確か異世界の魔導師と言われているのでしたか? 使用する魔法がこの世界の魔法とは異なるので厄介でした」
セプテマさんとミリエステの解説を聞きながら全体を見回すと入口から一番遠い位置に玉座が置いてあった。その豪奢な椅子には一つの金基調の全身鎧が鎮座している。
おそらくあれが[救世主の鎧]なのだろう。縮尺がおかしいのはアレが巨大な事を示している。
戦場の確認を終えてから俺達は顔を見合わせ互いに頷き足を前に出した。
部屋の中央付近で地面から少し浮いた長身の魔導師、リッチ。Aランクダンジョンのボスの1体でミリエステが言った通り魔法が厄介だ。
何せ個体ごとに得意な属性と使用魔法が異なるのだ。Aランクのボスからは性能のランダム性が時々設定されているダンジョンボスが配置されるので何週も攻略するには不向きとされている。
20歩ほど進めば中央で陣取るリッチがこちらに反応して両手を広げる。開いた胸の前に光が集まっていき、それは長尺な杖へと形が整っていく。
前衛陣が駆け出した。俺とクライヴさん、遅れてマクライン。
中衛にセプテマさん。後方にミリエステとアナスタシアさんが陣形に沿って魔法の準備を行う。
あの杖顕現の完了が戦闘開始の狼煙となる。それまでの間にリッチに接近しておきたい。その一心で足を速めた。
——ガシッ!
しかし、突然の異常事態に俺達は一様に足を止める事となる。
ここは最奥。ダンジョンだけでなく迷宮も同様に最奥に迷宮ボスが控えているのだ。
「なんだとっ!?」
大きな腕部が2つ、リッチの背後から飛んで来て奴の腕間接を掴んで離さない。
リッチも突然の出来事に抵抗して振り払おうとしているが全く剥がぬまま杖顕現は続いている。
——ガシャン、ガシャンとリッチの後方でさらに鈍い音が聞こえる。
それは玉座に鎮座していた巨大鎧がバラバラとパーツごとに分解されていく音だった……。
「おいおいおい!嫌な予感がするぞっ!人間だけじゃないのかっ!?」
救世主の鎧が最奥部に残されていた場合。
おそらく族の誰かが装備した後は死ぬまで暴れ、装備者が死ねば次に装備する者が現れるまで休眠期に入ると考えていた。
俺達が装備するようにインベントリからか、もしくは普通に着込むのかそこまでは判断出来なかったけれど見るからに俺達が想像していた装備じゃない。
「取り込んでる……」
暴れるリッチにバラけたパーツが集まっていく。魔導師が鎧を装備させられていく。
やがて、リッチは巨大な鎧から頭だけを覗かせた奇妙な姿となり果てた。抵抗してグリグリ動かしていた首もどんどんと緩慢になって、完全に沈黙したかと思えば再起動したリッチは狂気に堕ちた表情と声にならない咆哮で激しく荒れ狂った殺気を奔流として俺達へと放ってくる。ゾクリとした寒気とびりびりと肌を打ち付けるプレッシャーに各々が得物を握る手に汗が滲む。
顕現した杖を鎧が棍棒の様に握り込んだ事で止まっていた戦闘が仕切り直されボス戦の幕が開かれた。
* * * * *
『高ランクのアンデッドです!《エンハンスホーリー!》』
「2対1体の敵は初めてだ。気を引き締めて行こう!」
救世鎧リッチの機動力は遅かった。
1歩は大きくとも巨人族やエティンなどのオーガ種と同じ様に巨体が機動力を阻害している。杖は杖の役割ではなく杖術なのか棍棒なのか不明だけれど近接武器として扱うつもりらしい。その時点で杖はリッチではなく鎧が操っているのだろう。
「オーヴィル、防御魔法をくれ!【カバームーブ!】」
『《ハイスチール》《エンハンスシールド》』
「こっちは攻撃と防御どっちもだ!」
『《スチール》《エンハンスシールド》《ストリングス》《エンハンスウェポン》』
技能で機動力を上げつつ防御力も上げたマクラインが俺のすぐ後ろに続き、別方向から高速機動で救世鎧リッチに迫るクライヴさんも無精に掛けられる限りのサポートを付けさせる。
そのままの勢いでクライヴさんは死角に入り込み脇を殴り込んだ。が、中身が詰まっていない様な音と硬い物同士がぶつかり合った音が同時に発せられる。
「硬ってぇ!?」
「《輝動!》。ぐっ!?斬撃も効果薄いっ!?」
続いて俺が逆を突いて斬り込んでみたが硬度が高すぎて何度も続けて攻撃していられないと判断する。
今の一撃の感じだと10撃も続けたら俺の握力が早々に死んでしまう!
「次!魔法いくわよ!《ブレイズレイド!6連!》」
ミリエステの声が届く。視線が交差したクライヴさんと共に救世鎧リッチから離れると6つの火球が一気に着弾する。
そのうち2つが俺達前衛陣を狙って振り回された杖に当たり盛大に爆発を起こした。
何が有効か分からないから全員で効果のほどを目を皿にするつもりで見つめている内に救世鎧リッチを中心に複数の霜が地面を走る。
「水氷攻撃!霜から外れろっ!」
杖への爆発は腕が仰け反っていたのでノックバック効果を確認しつつ霜から外れるとすぐに霜の後を追って氷柱が津波の様に押し寄せた端から退いていく。本体に当たった火球の行方は効果が薄いのかダメージを負った様には見えない。
属性的な相性か? 特攻属性があれば助かるんだけど……。
「あれはリッチの固有能力の魔法抵抗フィールドが鎧にも効果をもたらしておるな……。ほんに厄介な」
「ミリエステ様!MP補給はこちらで行います!《魔力接続》」
——バラッ。
戦闘開始早々に怖気が走る。発動を潰すには発動が早く俺達は退いたばかり。
さきほどバラバラになった鎧の各箇所に光が走る。
「防御態勢!クライヴさん!」
「応よ!」
「こっちは俺がなんとか受けます!【グローリーガード!】。セプテマさん!」
「任せよ!《ユニゾン!》【高速剣!】」
前衛は救世鎧リッチの動きに反応してマクラインの影に集まり、後衛はセプテマさんの影へと集う。
——直後。リッチをその場に残して救世主の鎧がバラバラに分かれて俺達全員へと雪崩の如く襲い掛かって来た。
傍に歯を食いしばりながら盾に当たる猛攻を防ぐマクラインを横目に後方へも視線を向けるとすべての鎧パーツを剣1本で弾き飛ばしている姿を見て絶句する。あれ……人間? やっぱり水無月さんの紹介する人は普通じゃなかった……。
10
あなたにおすすめの小説
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari@七柚カリン
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
最初から最強ぼっちの俺は英雄になります
総長ヒューガ
ファンタジー
いつも通りに一人ぼっちでゲームをしていた、そして疲れて寝ていたら、人々の驚きの声が聞こえた、目を開けてみるとそこにはゲームの世界だった、これから待ち受ける敵にも勝たないといけない、予想外の敵にも勝たないといけないぼっちはゲーム内の英雄になれるのか!
迷惑異世界のんびり道中記~ちびっ子勇者とともに~
沢野 りお
ファンタジー
なんということもない普通の家族が「勇者召喚」で異世界に召喚されてしまった。
兄、橘葵二十八歳。一流商社のバリバリエリートのちメンタルに負担を受け退職後、一家の主夫として家事に精を出す独身。
姉、橘桜二十五歳。出版社に勤める美女。儚げで庇護欲をそそる美女。芸能人並みの美貌を持つオタク。あと家事が苦手で手料理は食べたら危険なレベル。
私、橘菊華二十一歳。どこにでいもいる普通の女子大生。趣味は手芸。
そして……最近、橘一家に加わった男の子、右近小次郎七歳。両親が事故に亡くなったあと、親戚をたらい回しにされ虐げられていた不憫な子。
我が家の末っ子として引き取った血の繋がらないこの子が、「勇者」らしい。
逃げました。
姉が「これはダメな勇者召喚」と断じたため、俗物丸出しのおっさん(国王)と吊り上がった細目のおばさん(王妃)の手から逃げ……られないよねぇ?
お城の中で武器を持った騎士に追い詰められて万事休すの橘一家を助けたのは、この世界の神さまだった!
神さまは自分の落ち度で異世界召喚が行われたことは謝ってくれたけど、チート能力はくれなかった。ケチ。
兄には「生活魔法」が、姉には「治癒魔法」が、小次郎は「勇者」としてのチート能力が備わっているけど子どもだから鍛えないと使えない。
私には……「手芸創作」って、なにこれ?
ダ神さまにもわからない能力をもらい、安住の地を求めて異世界を旅することになった橘一家。
兄の料理の腕におばさん軍団から優しくしてもらったり、姉の外見でおっさんたちから優遇してもらったり、小次郎がうっかりワイバーン討伐しちゃったり。
え? 私の「手芸創作」ってそんなことができちゃうの?
そんな橘一家のドタバタ異世界道中記です。
※更新は不定期です
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています
※ゆるい設定でなんちゃって世界観で書いております。
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる