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第14章 -勇者side火の国ヴリドエンデ編-
†第14章† -04話-[噂の地下遺跡-噂の救世主の鎧③-]
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コツコツと足音が嫌に響く。
通路の明かりはランプのみで一つ一つの間が開き過ぎていて長い通路はほとんど暗闇に覆われている。
踏みしめる度に黒く変色し乾燥した血痕が砕けて粉末へと変わっていく。
——そして、俺達は最奥に辿り着いた。
ダンジョンは攻略できるように出来ている。
ダンジョンボスのランクが高くなればなるほど攻撃の厄介さは向上していく。だから動き回ったり幅広い戦略を組み立てられるように高ランクになればなるほどボス部屋の広さは広大になっていく訳だ。崩れたボス部屋の入り口は半透明の膜で内部が見えない仕様ではあるが……。
「こりゃ、A+かSの広さだな……。ボス影もかなり長身の人型だぜ」
ボス部屋の境目を経験豊富なクライヴさん覗きながら敵ランクを看破する。
こういう広さの天井には巨大な結晶が生えており、それが光源として部屋全体を照らして視界を確保してくれているらしい。
問題はダンジョンのボス部屋へは1PTしか入室出来ないけれど、迷宮のボス部屋は制限が無い点。今回のこの部屋はどちらが採用されるのか……。
「クライヴ殿、儂と共に手が通るか試してみよう」
「わかりました。先に俺が……通りましたね」
ここでも年長者組が率先して試してくれた。無事に別PTの二人の手が膜を通った事で迷宮のルールが適用されていると判断出来た。共に潜って来た6人全員でボス戦に挑むことが出来る。そんな小さな事にホッと息を吐く。
確認を終えればひと休憩を挟んで全員でゲートの膜を通り過ぎボス部屋へと足を踏み進めた。
「ふむ、リッチですな。特殊な魔法を使う故攻略は面倒ですぞ」
「確か異世界の魔導師と言われているのでしたか? 使用する魔法がこの世界の魔法とは異なるので厄介でした」
セプテマさんとミリエステの解説を聞きながら全体を見回すと入口から一番遠い位置に玉座が置いてあった。その豪奢な椅子には一つの金基調の全身鎧が鎮座している。
おそらくあれが[救世主の鎧]なのだろう。縮尺がおかしいのはアレが巨大な事を示している。
戦場の確認を終えてから俺達は顔を見合わせ互いに頷き足を前に出した。
部屋の中央付近で地面から少し浮いた長身の魔導師、リッチ。Aランクダンジョンのボスの1体でミリエステが言った通り魔法が厄介だ。
何せ個体ごとに得意な属性と使用魔法が異なるのだ。Aランクのボスからは性能のランダム性が時々設定されているダンジョンボスが配置されるので何週も攻略するには不向きとされている。
20歩ほど進めば中央で陣取るリッチがこちらに反応して両手を広げる。開いた胸の前に光が集まっていき、それは長尺な杖へと形が整っていく。
前衛陣が駆け出した。俺とクライヴさん、遅れてマクライン。
中衛にセプテマさん。後方にミリエステとアナスタシアさんが陣形に沿って魔法の準備を行う。
あの杖顕現の完了が戦闘開始の狼煙となる。それまでの間にリッチに接近しておきたい。その一心で足を速めた。
——ガシッ!
しかし、突然の異常事態に俺達は一様に足を止める事となる。
ここは最奥。ダンジョンだけでなく迷宮も同様に最奥に迷宮ボスが控えているのだ。
「なんだとっ!?」
大きな腕部が2つ、リッチの背後から飛んで来て奴の腕間接を掴んで離さない。
リッチも突然の出来事に抵抗して振り払おうとしているが全く剥がぬまま杖顕現は続いている。
——ガシャン、ガシャンとリッチの後方でさらに鈍い音が聞こえる。
それは玉座に鎮座していた巨大鎧がバラバラとパーツごとに分解されていく音だった……。
「おいおいおい!嫌な予感がするぞっ!人間だけじゃないのかっ!?」
救世主の鎧が最奥部に残されていた場合。
おそらく族の誰かが装備した後は死ぬまで暴れ、装備者が死ねば次に装備する者が現れるまで休眠期に入ると考えていた。
俺達が装備するようにインベントリからか、もしくは普通に着込むのかそこまでは判断出来なかったけれど見るからに俺達が想像していた装備じゃない。
「取り込んでる……」
暴れるリッチにバラけたパーツが集まっていく。魔導師が鎧を装備させられていく。
やがて、リッチは巨大な鎧から頭だけを覗かせた奇妙な姿となり果てた。抵抗してグリグリ動かしていた首もどんどんと緩慢になって、完全に沈黙したかと思えば再起動したリッチは狂気に堕ちた表情と声にならない咆哮で激しく荒れ狂った殺気を奔流として俺達へと放ってくる。ゾクリとした寒気とびりびりと肌を打ち付けるプレッシャーに各々が得物を握る手に汗が滲む。
顕現した杖を鎧が棍棒の様に握り込んだ事で止まっていた戦闘が仕切り直されボス戦の幕が開かれた。
* * * * *
『高ランクのアンデッドです!《エンハンスホーリー!》』
「2対1体の敵は初めてだ。気を引き締めて行こう!」
救世鎧リッチの機動力は遅かった。
1歩は大きくとも巨人族やエティンなどのオーガ種と同じ様に巨体が機動力を阻害している。杖は杖の役割ではなく杖術なのか棍棒なのか不明だけれど近接武器として扱うつもりらしい。その時点で杖はリッチではなく鎧が操っているのだろう。
「オーヴィル、防御魔法をくれ!【カバームーブ!】」
『《ハイスチール》《エンハンスシールド》』
「こっちは攻撃と防御どっちもだ!」
『《スチール》《エンハンスシールド》《ストリングス》《エンハンスウェポン》』
技能で機動力を上げつつ防御力も上げたマクラインが俺のすぐ後ろに続き、別方向から高速機動で救世鎧リッチに迫るクライヴさんも無精に掛けられる限りのサポートを付けさせる。
そのままの勢いでクライヴさんは死角に入り込み脇を殴り込んだ。が、中身が詰まっていない様な音と硬い物同士がぶつかり合った音が同時に発せられる。
「硬ってぇ!?」
「《輝動!》。ぐっ!?斬撃も効果薄いっ!?」
続いて俺が逆を突いて斬り込んでみたが硬度が高すぎて何度も続けて攻撃していられないと判断する。
今の一撃の感じだと10撃も続けたら俺の握力が早々に死んでしまう!
「次!魔法いくわよ!《ブレイズレイド!6連!》」
ミリエステの声が届く。視線が交差したクライヴさんと共に救世鎧リッチから離れると6つの火球が一気に着弾する。
そのうち2つが俺達前衛陣を狙って振り回された杖に当たり盛大に爆発を起こした。
何が有効か分からないから全員で効果のほどを目を皿にするつもりで見つめている内に救世鎧リッチを中心に複数の霜が地面を走る。
「水氷攻撃!霜から外れろっ!」
杖への爆発は腕が仰け反っていたのでノックバック効果を確認しつつ霜から外れるとすぐに霜の後を追って氷柱が津波の様に押し寄せた端から退いていく。本体に当たった火球の行方は効果が薄いのかダメージを負った様には見えない。
属性的な相性か? 特攻属性があれば助かるんだけど……。
「あれはリッチの固有能力の魔法抵抗フィールドが鎧にも効果をもたらしておるな……。ほんに厄介な」
「ミリエステ様!MP補給はこちらで行います!《魔力接続》」
——バラッ。
戦闘開始早々に怖気が走る。発動を潰すには発動が早く俺達は退いたばかり。
さきほどバラバラになった鎧の各箇所に光が走る。
「防御態勢!クライヴさん!」
「応よ!」
「こっちは俺がなんとか受けます!【グローリーガード!】。セプテマさん!」
「任せよ!《ユニゾン!》【高速剣!】」
前衛は救世鎧リッチの動きに反応してマクラインの影に集まり、後衛はセプテマさんの影へと集う。
——直後。リッチをその場に残して救世主の鎧がバラバラに分かれて俺達全員へと雪崩の如く襲い掛かって来た。
傍に歯を食いしばりながら盾に当たる猛攻を防ぐマクラインを横目に後方へも視線を向けるとすべての鎧パーツを剣1本で弾き飛ばしている姿を見て絶句する。あれ……人間? やっぱり水無月さんの紹介する人は普通じゃなかった……。
通路の明かりはランプのみで一つ一つの間が開き過ぎていて長い通路はほとんど暗闇に覆われている。
踏みしめる度に黒く変色し乾燥した血痕が砕けて粉末へと変わっていく。
——そして、俺達は最奥に辿り着いた。
ダンジョンは攻略できるように出来ている。
ダンジョンボスのランクが高くなればなるほど攻撃の厄介さは向上していく。だから動き回ったり幅広い戦略を組み立てられるように高ランクになればなるほどボス部屋の広さは広大になっていく訳だ。崩れたボス部屋の入り口は半透明の膜で内部が見えない仕様ではあるが……。
「こりゃ、A+かSの広さだな……。ボス影もかなり長身の人型だぜ」
ボス部屋の境目を経験豊富なクライヴさん覗きながら敵ランクを看破する。
こういう広さの天井には巨大な結晶が生えており、それが光源として部屋全体を照らして視界を確保してくれているらしい。
問題はダンジョンのボス部屋へは1PTしか入室出来ないけれど、迷宮のボス部屋は制限が無い点。今回のこの部屋はどちらが採用されるのか……。
「クライヴ殿、儂と共に手が通るか試してみよう」
「わかりました。先に俺が……通りましたね」
ここでも年長者組が率先して試してくれた。無事に別PTの二人の手が膜を通った事で迷宮のルールが適用されていると判断出来た。共に潜って来た6人全員でボス戦に挑むことが出来る。そんな小さな事にホッと息を吐く。
確認を終えればひと休憩を挟んで全員でゲートの膜を通り過ぎボス部屋へと足を踏み進めた。
「ふむ、リッチですな。特殊な魔法を使う故攻略は面倒ですぞ」
「確か異世界の魔導師と言われているのでしたか? 使用する魔法がこの世界の魔法とは異なるので厄介でした」
セプテマさんとミリエステの解説を聞きながら全体を見回すと入口から一番遠い位置に玉座が置いてあった。その豪奢な椅子には一つの金基調の全身鎧が鎮座している。
おそらくあれが[救世主の鎧]なのだろう。縮尺がおかしいのはアレが巨大な事を示している。
戦場の確認を終えてから俺達は顔を見合わせ互いに頷き足を前に出した。
部屋の中央付近で地面から少し浮いた長身の魔導師、リッチ。Aランクダンジョンのボスの1体でミリエステが言った通り魔法が厄介だ。
何せ個体ごとに得意な属性と使用魔法が異なるのだ。Aランクのボスからは性能のランダム性が時々設定されているダンジョンボスが配置されるので何週も攻略するには不向きとされている。
20歩ほど進めば中央で陣取るリッチがこちらに反応して両手を広げる。開いた胸の前に光が集まっていき、それは長尺な杖へと形が整っていく。
前衛陣が駆け出した。俺とクライヴさん、遅れてマクライン。
中衛にセプテマさん。後方にミリエステとアナスタシアさんが陣形に沿って魔法の準備を行う。
あの杖顕現の完了が戦闘開始の狼煙となる。それまでの間にリッチに接近しておきたい。その一心で足を速めた。
——ガシッ!
しかし、突然の異常事態に俺達は一様に足を止める事となる。
ここは最奥。ダンジョンだけでなく迷宮も同様に最奥に迷宮ボスが控えているのだ。
「なんだとっ!?」
大きな腕部が2つ、リッチの背後から飛んで来て奴の腕間接を掴んで離さない。
リッチも突然の出来事に抵抗して振り払おうとしているが全く剥がぬまま杖顕現は続いている。
——ガシャン、ガシャンとリッチの後方でさらに鈍い音が聞こえる。
それは玉座に鎮座していた巨大鎧がバラバラとパーツごとに分解されていく音だった……。
「おいおいおい!嫌な予感がするぞっ!人間だけじゃないのかっ!?」
救世主の鎧が最奥部に残されていた場合。
おそらく族の誰かが装備した後は死ぬまで暴れ、装備者が死ねば次に装備する者が現れるまで休眠期に入ると考えていた。
俺達が装備するようにインベントリからか、もしくは普通に着込むのかそこまでは判断出来なかったけれど見るからに俺達が想像していた装備じゃない。
「取り込んでる……」
暴れるリッチにバラけたパーツが集まっていく。魔導師が鎧を装備させられていく。
やがて、リッチは巨大な鎧から頭だけを覗かせた奇妙な姿となり果てた。抵抗してグリグリ動かしていた首もどんどんと緩慢になって、完全に沈黙したかと思えば再起動したリッチは狂気に堕ちた表情と声にならない咆哮で激しく荒れ狂った殺気を奔流として俺達へと放ってくる。ゾクリとした寒気とびりびりと肌を打ち付けるプレッシャーに各々が得物を握る手に汗が滲む。
顕現した杖を鎧が棍棒の様に握り込んだ事で止まっていた戦闘が仕切り直されボス戦の幕が開かれた。
* * * * *
『高ランクのアンデッドです!《エンハンスホーリー!》』
「2対1体の敵は初めてだ。気を引き締めて行こう!」
救世鎧リッチの機動力は遅かった。
1歩は大きくとも巨人族やエティンなどのオーガ種と同じ様に巨体が機動力を阻害している。杖は杖の役割ではなく杖術なのか棍棒なのか不明だけれど近接武器として扱うつもりらしい。その時点で杖はリッチではなく鎧が操っているのだろう。
「オーヴィル、防御魔法をくれ!【カバームーブ!】」
『《ハイスチール》《エンハンスシールド》』
「こっちは攻撃と防御どっちもだ!」
『《スチール》《エンハンスシールド》《ストリングス》《エンハンスウェポン》』
技能で機動力を上げつつ防御力も上げたマクラインが俺のすぐ後ろに続き、別方向から高速機動で救世鎧リッチに迫るクライヴさんも無精に掛けられる限りのサポートを付けさせる。
そのままの勢いでクライヴさんは死角に入り込み脇を殴り込んだ。が、中身が詰まっていない様な音と硬い物同士がぶつかり合った音が同時に発せられる。
「硬ってぇ!?」
「《輝動!》。ぐっ!?斬撃も効果薄いっ!?」
続いて俺が逆を突いて斬り込んでみたが硬度が高すぎて何度も続けて攻撃していられないと判断する。
今の一撃の感じだと10撃も続けたら俺の握力が早々に死んでしまう!
「次!魔法いくわよ!《ブレイズレイド!6連!》」
ミリエステの声が届く。視線が交差したクライヴさんと共に救世鎧リッチから離れると6つの火球が一気に着弾する。
そのうち2つが俺達前衛陣を狙って振り回された杖に当たり盛大に爆発を起こした。
何が有効か分からないから全員で効果のほどを目を皿にするつもりで見つめている内に救世鎧リッチを中心に複数の霜が地面を走る。
「水氷攻撃!霜から外れろっ!」
杖への爆発は腕が仰け反っていたのでノックバック効果を確認しつつ霜から外れるとすぐに霜の後を追って氷柱が津波の様に押し寄せた端から退いていく。本体に当たった火球の行方は効果が薄いのかダメージを負った様には見えない。
属性的な相性か? 特攻属性があれば助かるんだけど……。
「あれはリッチの固有能力の魔法抵抗フィールドが鎧にも効果をもたらしておるな……。ほんに厄介な」
「ミリエステ様!MP補給はこちらで行います!《魔力接続》」
——バラッ。
戦闘開始早々に怖気が走る。発動を潰すには発動が早く俺達は退いたばかり。
さきほどバラバラになった鎧の各箇所に光が走る。
「防御態勢!クライヴさん!」
「応よ!」
「こっちは俺がなんとか受けます!【グローリーガード!】。セプテマさん!」
「任せよ!《ユニゾン!》【高速剣!】」
前衛は救世鎧リッチの動きに反応してマクラインの影に集まり、後衛はセプテマさんの影へと集う。
——直後。リッチをその場に残して救世主の鎧がバラバラに分かれて俺達全員へと雪崩の如く襲い掛かって来た。
傍に歯を食いしばりながら盾に当たる猛攻を防ぐマクラインを横目に後方へも視線を向けるとすべての鎧パーツを剣1本で弾き飛ばしている姿を見て絶句する。あれ……人間? やっぱり水無月さんの紹介する人は普通じゃなかった……。
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