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闇に葬られた事実の中で光となれ
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―「それで、あの事なんですけど。」
史也が死んでからというもの、
元気のない琴音を気遣ってか、先生が色々と尽くしてくれたわけだが。
「私、そろそろ前向いて進んでいこうと思うんです。」
「そうか、それはいいことだな。それで具体的に何をするんだい?」
「人を助けることがしたいと思ってます。例えば、夢を叶えてあげたり、」
「夢を叶えてあげる?」
先生は不思議そうな顔で尋ねた。
「私、実は人の夢を叶えることができるんです。完全にってわけではないんですけど...」
「なるほど、ってことは私の夢も叶えることができるのかい?」
「そういうことになります。何か叶えたい夢とかあります?死んだ人を生き返らせたり、瞬間移動したりっていう科学的に不可能なことはできませんけど」
そもそも人の夢を叶えることができるっていうこと自体が科学的に不可能な気がするが、そういうことではないようだ。
「じゃあ、私をお金持ちにすることができるかい?」
「やってみます、明日にならないと変わりませんけど期待して待っていてください。」
「うん、わかったよ。また明日もここへ来てくれ。」
「わかりました。ではまた明日。」
いくつか会話を済ませて、先生をお金持ちにするという約束をしてしまったわけだが、
私が人の夢を叶える方法は至って簡単だ。
『ただ単に祈るだけ』
それだけで人の夢を叶えることができるのだ。
過去に叶えてきたことでいうと、
・宿題をしたくない
・服を買うためにお金がたくさんほしい
・歌がうまくなりたい
完全に夢を叶えることができないというのは
宿題をしたくないということに関しては、ただ単に宿題の量が少し減ったり。
服を買うためにお金がたくさんほしいということに関しては、服屋がセールになったり。
歌がうまくなりたいということに関しては、風邪をひきづらくなり喉の通りがよくなったり。
といった具合に、「何か違うんだけどまあいいか」といったレベルで夢を叶えれるのだ。
そして疲れて帰った琴音は、そのままベッドへ向かい、シャワーも浴びずに寝てしまった。
夜が明けて次の日、―
史也が死んでからというもの、
元気のない琴音を気遣ってか、先生が色々と尽くしてくれたわけだが。
「私、そろそろ前向いて進んでいこうと思うんです。」
「そうか、それはいいことだな。それで具体的に何をするんだい?」
「人を助けることがしたいと思ってます。例えば、夢を叶えてあげたり、」
「夢を叶えてあげる?」
先生は不思議そうな顔で尋ねた。
「私、実は人の夢を叶えることができるんです。完全にってわけではないんですけど...」
「なるほど、ってことは私の夢も叶えることができるのかい?」
「そういうことになります。何か叶えたい夢とかあります?死んだ人を生き返らせたり、瞬間移動したりっていう科学的に不可能なことはできませんけど」
そもそも人の夢を叶えることができるっていうこと自体が科学的に不可能な気がするが、そういうことではないようだ。
「じゃあ、私をお金持ちにすることができるかい?」
「やってみます、明日にならないと変わりませんけど期待して待っていてください。」
「うん、わかったよ。また明日もここへ来てくれ。」
「わかりました。ではまた明日。」
いくつか会話を済ませて、先生をお金持ちにするという約束をしてしまったわけだが、
私が人の夢を叶える方法は至って簡単だ。
『ただ単に祈るだけ』
それだけで人の夢を叶えることができるのだ。
過去に叶えてきたことでいうと、
・宿題をしたくない
・服を買うためにお金がたくさんほしい
・歌がうまくなりたい
完全に夢を叶えることができないというのは
宿題をしたくないということに関しては、ただ単に宿題の量が少し減ったり。
服を買うためにお金がたくさんほしいということに関しては、服屋がセールになったり。
歌がうまくなりたいということに関しては、風邪をひきづらくなり喉の通りがよくなったり。
といった具合に、「何か違うんだけどまあいいか」といったレベルで夢を叶えれるのだ。
そして疲れて帰った琴音は、そのままベッドへ向かい、シャワーも浴びずに寝てしまった。
夜が明けて次の日、―
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