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6話 風邪3
しおりを挟む「失礼しまーす!」
瞬を抱き抱えた琉生は保健室の扉を開け、中に入った。しかし放課後のため先生はいなかった。
「先生いないな。とりあえず寝とけ」
そう言って瞬をベッドに寝かせる。
「ありがとう琉生くん。落ち着いたら戻るから君はもう帰っていいよ。」
「用事もないし落ち着くまでここにいる。お迎え呼ぶか?」
ベッドの横に椅子を持ってきてそこに座った。
「家近いし、大丈夫だよ。ほんとに助かった。」
「無理すんなよ。副委員も心配してたし。少し寝ろ。」
「うん。ありがとう。」
そう言い終わり、しばらくするとすうすうと寝息が聞こえてきた。琉生も椅子に座ったまま眠りについた。
しばらくして琉生は目が覚めた。瞬はまだ眠っている。先程よりも顔色は良くなっており、安心した。そうしていると彼が目を覚ました。
「おはよう。」
「おはよう琉生くん。もう大丈夫そうだから帰るね。色々ありがとう。」
そう言って帰る支度を始めた。琉生は瞬がまだ心配だったので一緒に帰ることにした。
「家近っ!」
瞬を家まで送った。しかし瞬の家は学校の目の前にあり、琉生は驚いた。
「こんな近いと休みの日も先生に見られてる感じしないか?」
「そういうのはないかな。僕体調崩しやすいから近い方が安心できるし。」
「そうなんだ。体調気をつけろよ。じゃあな。」
「うん。ありがとう!またね。」
瞬と別れたあとの帰り道。
「やっば!瞬の連絡先聞くの忘れた!」
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