6 / 8
4
しおりを挟む
俺はこの世界に転生して1年が経とうとしている。
この世界の俺の父は黒髪赤目のキリッとした顔立ちのイケメンさん。
黙っていると目元の傷も相まって怖い。が、俺が何かするたびに奇妙な声をあげて泣き出すので少し残念なイケメンさんだ。
母は金髪青目の可愛らしい顔立ち。
父が泣くたびに呆れながらも優しく背中をさする姿に顔だけでなく中身も美しいと見た。
兄は母の金髪青目を受け継いで顔立ちは父のようなイケメンさん。
こちらも俺が何かするたびに変な声をあげたり天に向かって祈りを捧げるので残念なイケメンさんのようだ。
俺はどっちに似たんだろう?父と同じで黒髪で赤い目なのは知っている。イケメンになりたいな~だなんて天井を見つめながら思ってみる。
「ユリアン様お目覚めですか?」
ベビーベッドに近づいて声をかけてきているこの人は俺のお世話係兼護衛のゼインさん。
たくましい筋肉とは裏腹にお顔は人懐っこい犬のようでアンバランスだがそこが良いと思う。
てか俺如きになぜ護衛....?と思うよね...
驚くことに俺が生まれたこの家は公爵家?というものらしく貴族の家系なのだとか。
俺はこの世界について分かったことがある。
それは、異世界転生において必須である魔法が存在するということ。
しかし、魔法と言ってもアニメや漫画などで言う『ファイアーボウル!!』とか『ウォーター何ちゃら!!』とかの闘えるレベルの魔法は存在しない。
できる事は明かりを灯したり蝋燭に火を灯す等の生活にちょっと彩りを加えた程度。
更に使える人も少なくてこの家で使えるのは父と兄のみ。
母は使えないみたい。
ちょっと残念....これでも転生者だから俺TUEEEE!!ができると思ってたのに...
そんなことを考えながら俺はゼインさんに抱き抱えられて背中をポンポンされる。
ゼインさんのポンポンは強敵だ…
一度でもやられると睡魔が襲ってきて気付くと次の日になっていたなんて事がザラにある。
でも今日はダメなのだ今日はやらなくちゃいけないことがあるんだ!!
そう思いながら俺はまた襲いかかる睡魔と闘っている。
この世界の俺の父は黒髪赤目のキリッとした顔立ちのイケメンさん。
黙っていると目元の傷も相まって怖い。が、俺が何かするたびに奇妙な声をあげて泣き出すので少し残念なイケメンさんだ。
母は金髪青目の可愛らしい顔立ち。
父が泣くたびに呆れながらも優しく背中をさする姿に顔だけでなく中身も美しいと見た。
兄は母の金髪青目を受け継いで顔立ちは父のようなイケメンさん。
こちらも俺が何かするたびに変な声をあげたり天に向かって祈りを捧げるので残念なイケメンさんのようだ。
俺はどっちに似たんだろう?父と同じで黒髪で赤い目なのは知っている。イケメンになりたいな~だなんて天井を見つめながら思ってみる。
「ユリアン様お目覚めですか?」
ベビーベッドに近づいて声をかけてきているこの人は俺のお世話係兼護衛のゼインさん。
たくましい筋肉とは裏腹にお顔は人懐っこい犬のようでアンバランスだがそこが良いと思う。
てか俺如きになぜ護衛....?と思うよね...
驚くことに俺が生まれたこの家は公爵家?というものらしく貴族の家系なのだとか。
俺はこの世界について分かったことがある。
それは、異世界転生において必須である魔法が存在するということ。
しかし、魔法と言ってもアニメや漫画などで言う『ファイアーボウル!!』とか『ウォーター何ちゃら!!』とかの闘えるレベルの魔法は存在しない。
できる事は明かりを灯したり蝋燭に火を灯す等の生活にちょっと彩りを加えた程度。
更に使える人も少なくてこの家で使えるのは父と兄のみ。
母は使えないみたい。
ちょっと残念....これでも転生者だから俺TUEEEE!!ができると思ってたのに...
そんなことを考えながら俺はゼインさんに抱き抱えられて背中をポンポンされる。
ゼインさんのポンポンは強敵だ…
一度でもやられると睡魔が襲ってきて気付くと次の日になっていたなんて事がザラにある。
でも今日はダメなのだ今日はやらなくちゃいけないことがあるんだ!!
そう思いながら俺はまた襲いかかる睡魔と闘っている。
24
あなたにおすすめの小説
第2王子は断罪役を放棄します!
木月月
BL
ある日前世の記憶が蘇った主人公。
前世で読んだ、悪役令嬢が主人公の、冤罪断罪からの巻き返し痛快ライフ漫画(アニメ化もされた)。
それの冒頭で主人公の悪役令嬢を断罪する第2王子、それが俺。内容はよくある設定で貴族の子供が通う学園の卒業式後のパーティーにて悪役令嬢を断罪して追放した第2王子と男爵令嬢は身勝手な行いで身分剥奪ののち追放、そのあとは物語に一切現れない、と言うキャラ。
記憶が蘇った今は、物語の主人公の令嬢をはじめ、自分の臣下や婚約者を選定するためのお茶会が始まる前日!5歳児万歳!まだ何も起こらない!フラグはバキバキに折りまくって折りまくって!なんなら5つ上の兄王子の臣下とかも!面倒いから!王弟として大公になるのはいい!だがしかし自由になる!
ここは剣と魔法となんならダンジョンもあって冒険者にもなれる!
スローライフもいい!なんでも選べる!だから俺は!物語の第2王子の役割を放棄します!
この話は小説家になろうにも投稿しています。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
第三章 完結
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
イケメンダブルセンターとアンチ>ファンな平凡な俺
スノウマン(ユッキー)
BL
アイドルグループ【オーバーウェルミング】は圧倒的な歌唱力の深山影月、圧倒的なパフォーマンス力の漣陽太、そして圧倒的な平凡力な俺間桐真緒の3人で結成されている。
大人気の二人と違いアンチしかいない俺だが、メンバーからもファンからも愛される日が果たしてくるのか!?
転生したが陰から推し同士の絡みを「バレず」に見たい
むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。
ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。
しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。
今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった!
目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!?
俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!?
「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる