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馬鹿な俺~アダベルト~
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侍女の起こした不始末の後始末に奔走して、離宮に戻ると、サイカがどこにも居ない。
「サイカ?サイカ!」
全ての部屋を見て回った。庭も倉庫も納屋すら。使用人が手薄になった隙に逃げ出された。
「なぜだ?!」
なぜ?!あれほど尽くしたというのに。
「アダベルト」
「兄上」
いつの間に来たのか、一番上の兄が目の前にいた。
「父上がお呼びだ。母上も同席する。来い」
「行けない。半身を探しに行かなくては」
「それも含めて話がある。おまえの半身は、これを残していったんだろう?」
兄上の指さしたところには、1通の封筒があった。目の前にあるそんなものにすら気付かないほど、正気を欠いていたとは思わなかった。俺は、怖ず怖ずとそれを手に取った。中に入っていたのは、1枚の便せんと小型の魔道具。
【権力にものを言わせるような奴は願い下げ。ってことで、じゃあねぇ】
がっくりとうなだれる。何が、どこが間違っていたんだ・・・・。
「だからあれほど付き合う相手は選べと言ったのに。さあ、行くよ。父上たちがお待ちだ」
兄上は有無を言わさず、俺を引き摺っていった。
「おお。漸く来たか、アダベルト。おまえ、半身に逃げられたんだってなぁ?」
父上は、俺を見るなり傷口を大きく抉り、豪快に笑った。
「ぐっ。クゥ。遅くなりました、父上」
ふてくされてもいいだろうか?サイカが逃げ出した理由すら分からないのに、いや、逃げ出す理由なんてないだろう?
「その様子では、逃げ出した理由も分かっていないわね?」
母上の指摘には、口を閉ざすしかない。
「図星か。情けないな」
「そういうダイ兄上は分かるのかよ!」
「そんなの、僕でも分かるよ?」
「分からないのは、お前だけだろ?」
「なんだよ!じゃあ、全員理由が分かってるって言うのかよ?!」
そう怒鳴った俺に、全員がうなずいた。
「わたくしが半身でも逃げ出すわね」
「そうね。可哀相で見ていられなかったわ」
「離れられてよかったのではなくて?」
兄たちの半身が辛辣すぎて、涙が出そうだっ。
「何がそんなに・・・・」
「グレイモールはともかく、あの家の者と付き合うのはよく考えろと言ったはずだよ」
「何故だ?!グレイだってあの家の者だろう?」
そこここで聞こえる溜め息にイライラする。
「グレイモールは、あいつの亡き母親と同じ鬼族。父親と長男、それに亡くなった妹は、エルフ族だ」
だから、何だというのか?
「まだ分からんか?おまえの周りに半身至上主義の者など配した覚えはないのだがな」
「そうでもないよ、父上。離宮に仕える侍女のほとんどは、半身を至上のものと考えて、媚薬を盛ったようだから。もっとも、あれは、半身を主題にした観劇に毒されている者たちだけどね」
バレてる。兄上の情報はどうなっているんだ?
「こいつの学生時代の友人の多くは、半身至上主義でしたよ。引き離そうと僕の友人を紹介しても、魔法師仲間だと頑なに付き合いを辞めようとはしませんでしたが」
確かに、トリ兄上にはよく友達を紹介されていたな。
「学園も良し悪しだな。だが、それを見抜けないアダベルトがアホだったということか」
「半身至上主義のどこが悪いんだ」
ボソッと零れてしまった。
「別に悪くはないさ。それが、半身を持つ種族であり、己を律することが出来る者ならば、な。半身に出逢える確率は1割にも満たぬ。いつ出逢えるともしれぬ半身にばかり拘っておっては、目の前の幸せを逃すことにもなりかねん。故に、半身を持つ種族に半身至上主義はほとんどおらんぞ?おまえの場合は、兄弟も含めて出逢っているものが多いから、出逢えないとは思えないんだろうがな」
父上にそう言われて、半身至上主義を主張する奴らの種族を思い出していく。愕然とした。その全員が、半身を持たない者たちだったのだ。
「分かったか?おまえの半身を逃がしたのは私の宮から貸し出した侍女たちだよ。憐れで見ていられなかったそうだ」
「え?」
兄上の宮に勤める侍女たちの多くは、半身がいる。そこには、半身を持たない種族の者も含まれる。それなのに、俺の半身を憐れだと言う。
「特に大型の獣人は半身を求める気質が他の種族よりも高い。半身と出逢った後で逃げられると、狂う確率はかなり高くなる。だけどね。相手がこちらを半身と認識しているか否かは非常に重要なんだよ。私とパルムドールは、種族は違えどお互いに半身を持つ種族だから、認識に差異がなかった」
「ふふ。その点では、半身持ち同士は話が早くていいわ」
「リアフレイムは、半身と認識してくれていたから、俺たちのところも何の問題もない」
「同じ大型の獣人だから、お互い遠慮なく出逢った当日から一緒に居たわね」
「僕がアダベルトに一番近いかな?トゥッテーナは天使族だから、半身なんて分からない。だから、必死で口説いたよ。半身とか関係なく、お互いを知るところから努力して、ひとりの男として好きになってもらえるようにね」
「あなた、本当になりふり構わずだったんだもの。私の好きなものを知ろうとしてくれたわ」
「トゥッテーナのことをひとりの女性として愛しているからね」
俺は、トリ兄上たちが口づけを交わすのを見ながら、反論を試みた。
「だが、半身なんだから、一緒に居るのは当たり前じゃないか」
「その、半身だから、っていうのを免罪符にしないでいただきたいわ!半身のいない種族から言わせてもらえれば、横暴なのよ。そんなこと言われても困るの。初対面の相手のどこに好意を寄せるというの?愛される努力もなしに縛り付けるなんて最低な行為だわ」
「そうね。例え半身でも、相手のことを尊重しない人とは一緒に居られないわ。ダイナントは、ちゃんと私のことを知ろうとしてくれるし、嫌がることはしないわ」
「軟禁なんてもってのほかよね?」
俺だって、サイカのために・・・・。自由にすれば、逃げるから、仕方なく。・・・・・・本当にそうか?ふと頭の中に疑問がよぎった。半身に逃げられたら、その先の未来は発狂しかないから閉じ込めるしかなかった?俺は、自分の思考に愕然とした。
「グレイモールは、お前に、話し合えと言わなかったか?」
あっ!あの時、確かにそう言っていた。持って帰って、さっさと話し合えと。俺は間違ったのか?
「グレイモールの妹は、やり方を間違えて徹底的に半身に拒絶された例だ。グレイモールは、軟禁状態のその半身をどうにか解放しようとしていたが、妹を溺愛する父親と長男に阻まれてあの結果になった」
そんな。大切にしてきた半身に拒絶された憐れな大型獣人の話なんじゃないのか?
「サイカは、その話の後で、可哀相だと」
「誰を?」
俺は、首を横に振った。妹のことだと決めつけて尋ねもしなかった。
「男の方だろうな。自分と男を同一視したんだろう」
「俺は・・・・」
半身に出逢えてひとりで浮かれてひとりで喜んで幸せに浸っていたのだろうか?
「おまえ、半身の好物や嫌いなものを知っているか?」
「サイカは、何でも食べたから」
「本当にどうしようもないな。見ていたら分かることなのにな」
反論の言葉もない。手ずから食べさせることに浮かれて、サイカの表情など気にしたこともなかった。本当に最低だ。
「どうしたら。探してもいいのか?もう、戻ってきてはくれない」
「ハァ。手のかかる末っ子だ。サイカはちゃんと魔道具を残してくれただろう?あれは、登録した相手とだけ繋がる通信の魔道具だよ。おまえを見殺しにするつもりはないんだろう?優しい半身でよかったな?」
「それに、本気で一緒に居たいならおまえが半身のところに行け!」
「まずは、半身と通信してみなよ。追いかけるのはその後でもできるし、身辺整理は大事だよ」
どうやら、大切な半身と首の皮一枚では繋がっている。それを知って涙が伝った。これから、挽回しよう。いや、何としても挽回する!ポロポロと涙をこぼす俺を家族は黙って微笑んで見守ってくれた。
「サイカ?サイカ!」
全ての部屋を見て回った。庭も倉庫も納屋すら。使用人が手薄になった隙に逃げ出された。
「なぜだ?!」
なぜ?!あれほど尽くしたというのに。
「アダベルト」
「兄上」
いつの間に来たのか、一番上の兄が目の前にいた。
「父上がお呼びだ。母上も同席する。来い」
「行けない。半身を探しに行かなくては」
「それも含めて話がある。おまえの半身は、これを残していったんだろう?」
兄上の指さしたところには、1通の封筒があった。目の前にあるそんなものにすら気付かないほど、正気を欠いていたとは思わなかった。俺は、怖ず怖ずとそれを手に取った。中に入っていたのは、1枚の便せんと小型の魔道具。
【権力にものを言わせるような奴は願い下げ。ってことで、じゃあねぇ】
がっくりとうなだれる。何が、どこが間違っていたんだ・・・・。
「だからあれほど付き合う相手は選べと言ったのに。さあ、行くよ。父上たちがお待ちだ」
兄上は有無を言わさず、俺を引き摺っていった。
「おお。漸く来たか、アダベルト。おまえ、半身に逃げられたんだってなぁ?」
父上は、俺を見るなり傷口を大きく抉り、豪快に笑った。
「ぐっ。クゥ。遅くなりました、父上」
ふてくされてもいいだろうか?サイカが逃げ出した理由すら分からないのに、いや、逃げ出す理由なんてないだろう?
「その様子では、逃げ出した理由も分かっていないわね?」
母上の指摘には、口を閉ざすしかない。
「図星か。情けないな」
「そういうダイ兄上は分かるのかよ!」
「そんなの、僕でも分かるよ?」
「分からないのは、お前だけだろ?」
「なんだよ!じゃあ、全員理由が分かってるって言うのかよ?!」
そう怒鳴った俺に、全員がうなずいた。
「わたくしが半身でも逃げ出すわね」
「そうね。可哀相で見ていられなかったわ」
「離れられてよかったのではなくて?」
兄たちの半身が辛辣すぎて、涙が出そうだっ。
「何がそんなに・・・・」
「グレイモールはともかく、あの家の者と付き合うのはよく考えろと言ったはずだよ」
「何故だ?!グレイだってあの家の者だろう?」
そこここで聞こえる溜め息にイライラする。
「グレイモールは、あいつの亡き母親と同じ鬼族。父親と長男、それに亡くなった妹は、エルフ族だ」
だから、何だというのか?
「まだ分からんか?おまえの周りに半身至上主義の者など配した覚えはないのだがな」
「そうでもないよ、父上。離宮に仕える侍女のほとんどは、半身を至上のものと考えて、媚薬を盛ったようだから。もっとも、あれは、半身を主題にした観劇に毒されている者たちだけどね」
バレてる。兄上の情報はどうなっているんだ?
「こいつの学生時代の友人の多くは、半身至上主義でしたよ。引き離そうと僕の友人を紹介しても、魔法師仲間だと頑なに付き合いを辞めようとはしませんでしたが」
確かに、トリ兄上にはよく友達を紹介されていたな。
「学園も良し悪しだな。だが、それを見抜けないアダベルトがアホだったということか」
「半身至上主義のどこが悪いんだ」
ボソッと零れてしまった。
「別に悪くはないさ。それが、半身を持つ種族であり、己を律することが出来る者ならば、な。半身に出逢える確率は1割にも満たぬ。いつ出逢えるともしれぬ半身にばかり拘っておっては、目の前の幸せを逃すことにもなりかねん。故に、半身を持つ種族に半身至上主義はほとんどおらんぞ?おまえの場合は、兄弟も含めて出逢っているものが多いから、出逢えないとは思えないんだろうがな」
父上にそう言われて、半身至上主義を主張する奴らの種族を思い出していく。愕然とした。その全員が、半身を持たない者たちだったのだ。
「分かったか?おまえの半身を逃がしたのは私の宮から貸し出した侍女たちだよ。憐れで見ていられなかったそうだ」
「え?」
兄上の宮に勤める侍女たちの多くは、半身がいる。そこには、半身を持たない種族の者も含まれる。それなのに、俺の半身を憐れだと言う。
「特に大型の獣人は半身を求める気質が他の種族よりも高い。半身と出逢った後で逃げられると、狂う確率はかなり高くなる。だけどね。相手がこちらを半身と認識しているか否かは非常に重要なんだよ。私とパルムドールは、種族は違えどお互いに半身を持つ種族だから、認識に差異がなかった」
「ふふ。その点では、半身持ち同士は話が早くていいわ」
「リアフレイムは、半身と認識してくれていたから、俺たちのところも何の問題もない」
「同じ大型の獣人だから、お互い遠慮なく出逢った当日から一緒に居たわね」
「僕がアダベルトに一番近いかな?トゥッテーナは天使族だから、半身なんて分からない。だから、必死で口説いたよ。半身とか関係なく、お互いを知るところから努力して、ひとりの男として好きになってもらえるようにね」
「あなた、本当になりふり構わずだったんだもの。私の好きなものを知ろうとしてくれたわ」
「トゥッテーナのことをひとりの女性として愛しているからね」
俺は、トリ兄上たちが口づけを交わすのを見ながら、反論を試みた。
「だが、半身なんだから、一緒に居るのは当たり前じゃないか」
「その、半身だから、っていうのを免罪符にしないでいただきたいわ!半身のいない種族から言わせてもらえれば、横暴なのよ。そんなこと言われても困るの。初対面の相手のどこに好意を寄せるというの?愛される努力もなしに縛り付けるなんて最低な行為だわ」
「そうね。例え半身でも、相手のことを尊重しない人とは一緒に居られないわ。ダイナントは、ちゃんと私のことを知ろうとしてくれるし、嫌がることはしないわ」
「軟禁なんてもってのほかよね?」
俺だって、サイカのために・・・・。自由にすれば、逃げるから、仕方なく。・・・・・・本当にそうか?ふと頭の中に疑問がよぎった。半身に逃げられたら、その先の未来は発狂しかないから閉じ込めるしかなかった?俺は、自分の思考に愕然とした。
「グレイモールは、お前に、話し合えと言わなかったか?」
あっ!あの時、確かにそう言っていた。持って帰って、さっさと話し合えと。俺は間違ったのか?
「グレイモールの妹は、やり方を間違えて徹底的に半身に拒絶された例だ。グレイモールは、軟禁状態のその半身をどうにか解放しようとしていたが、妹を溺愛する父親と長男に阻まれてあの結果になった」
そんな。大切にしてきた半身に拒絶された憐れな大型獣人の話なんじゃないのか?
「サイカは、その話の後で、可哀相だと」
「誰を?」
俺は、首を横に振った。妹のことだと決めつけて尋ねもしなかった。
「男の方だろうな。自分と男を同一視したんだろう」
「俺は・・・・」
半身に出逢えてひとりで浮かれてひとりで喜んで幸せに浸っていたのだろうか?
「おまえ、半身の好物や嫌いなものを知っているか?」
「サイカは、何でも食べたから」
「本当にどうしようもないな。見ていたら分かることなのにな」
反論の言葉もない。手ずから食べさせることに浮かれて、サイカの表情など気にしたこともなかった。本当に最低だ。
「どうしたら。探してもいいのか?もう、戻ってきてはくれない」
「ハァ。手のかかる末っ子だ。サイカはちゃんと魔道具を残してくれただろう?あれは、登録した相手とだけ繋がる通信の魔道具だよ。おまえを見殺しにするつもりはないんだろう?優しい半身でよかったな?」
「それに、本気で一緒に居たいならおまえが半身のところに行け!」
「まずは、半身と通信してみなよ。追いかけるのはその後でもできるし、身辺整理は大事だよ」
どうやら、大切な半身と首の皮一枚では繋がっている。それを知って涙が伝った。これから、挽回しよう。いや、何としても挽回する!ポロポロと涙をこぼす俺を家族は黙って微笑んで見守ってくれた。
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