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慌ただしい
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やっとシーアーバンスに帰ってきた。やっぱり我が家は落ち着くねぇ。もちろん、予定通り、各地を巡りながら美味しいものをたらふく食べた。お蔭で、帰ってくるのが随分遅くなっちゃったけど。
「ただいまぁ。帰ってきたよ」
2月オーバーの実に4月振りのギルド訪問である。
「おかえりぃ~」
私たちを出迎えてくれたのは、お腹がぺたんこになったナーサリーだった。
「あれ?産まれたの?」
「ええ。2月前にね。今はギルドの託児所にいるわ」
「あなたが予定よりも2月もオーバーするからですよ」
ぬっと私の背後から顔を出したのは、うらぶれた風情の副ギルド長だった。
「うわっ!・・ビックリするじゃない!」
アダベルトは気づいていたようで、隣でクツクツと笑っている。
「描いても描いても馬車の魔法陣が追いつかず、私は我が子と戯れる時間も愛してやまない半身を愛でる時間も取れないのですよ・・・・」
恨みがましく言われてもどうしようもない。色々あったのだ。
「それは、すみません?お詫びと言っては何ですが、はい」
私はルクセンバルグ王国に滞在している間にこつこつと描いていた馬車の魔法陣をどさっとカウンターに出した。
「こ、これは、もしや・・・・」
期待に目を輝かせた副ギルド長に向かって、私は首を縦に振った。
「300個ある」
「300。ふふふふふ。ふふふ。はははは」
あっれ~?副ギルド長が壊れた?
「ナーサリー。聞きましたか?300ですよ。これで、やっとやっと苦行から解放されます!」
感極まったのか、副ギルド長は、カウンター越しにナーサリーを抱き締めてオイオイと泣き始めた。馬車の魔法陣描きの日々が余程辛かったとみえる。
「サイカの声が聞こえたから来てみれば・・・・。とうとうレンフールが壊れたか」
憐れみの目を向けるのはギルド長。
「ギルド長は?馬車の魔法陣に追われてないの?」
「俺は、戦闘系だ。魔法陣なんざ、初級くらいしか描けねぇよ」
・・・・副ギルド長も戦闘系では?ちらっとアダベルトを見た。
「俺は、ギルド長よりはマシだ。が、中級がせいぜいだな。知識はあっても描けるかは別だ。魔法剣士なんて、みんなそんなもんだぞ?副ギルド長が器用なだけだ」
あ~。オールマイティに出来るから、貧乏くじ引いちゃうタイプね。戦闘系は総じて魔法陣を描くことが苦手だ。魔術師なら多少マシかもしれない。
「そろそろ落ち着いたか、レンフール。大切な話がまだだろう」
「・・・・フー。このまま帰りたいところですが」
「私はまだ仕事よ。ひとりで帰るのね」
「うううっ。ナーサリーが冷たい」
いつの間にかカウンター内にいる副ギルド長は、ナーサリーにベッタリと張り付いていた。ギルド長は、それを強引に引き剥がし回収していく。ナーサリーは、それを笑顔で手を振りながら見送っていた。
「おら、ふたりとも来い」
おや?と私たちは顔を見合わせた後、ギルド長たちを追いかけた。
「おふたりともお座りください」
先程まで壊れていた副ギルド長は既に立て直し、いつも通り涼しい顔でお茶をいれている。
「お前達が居なかった間に少しばかり厄介なことが起きていてな」
ギルド長はそう前置きして、この4月で起こった私に関わる出来事を話してくれた。
「なんてことだ。父上と兄上の想定より酷いじゃないか」
どうやらアダベルトは話の内容をある程度把握していたらしい。そして、その先の展開を話し合ったようだ。
「確かに最悪の展開だと思う」
「そうですね。まさか隷属の魔法陣と認めた上で、創作者をハルシュバーン、それを引き継いだ弟子が描いたと言い出すとは思いませんでした。その弟子がサイカだと臭わせるだけで、言及していないのがまた厄介で」
「私、ハルシュバーンの弟子じゃないし。あの魔法陣は、ずっとずっと昔の賢者が、利己的な欲望を満たすために創ったものでしょ?」
魔法陣描きの間でそう知られているんでしょう?・・・・3人とも微妙な顔をしている。あれ?私は、ここで初めて違和感を感じた。
「そういう裏事情をさらっと言い出すところが、また信憑性を持たせてしまうんですよね。ハルシュバーン製かどうかはともかく、サイカがその魔法陣を知っている裏付けになります」
副ギルド長からじとっとした視線で睨まれた。
「え?」
これって、神様がインストールしてくれた情報を検索しただけなんだけど、常識じゃないの?結晶化魔石を使った隷属の魔法陣の情報はこれひとつしかでてこなかったから、魔法陣を知らなくても魔道具でない時点で、それだって分かるはず。それに、当時も見つかったときに問題になったって。だから、魔法陣描きの間では有名で。だからクライスターも知っていて・・・・。あれ?それなのにハルシュバーン製って言ったの?何故?副ギルド長もその存在を知らない・・・・?どうやら、神様情報は、この世界の人たちなら誰でも知っている情報ばかりではなかったようだ。今更それに気付いてもちょっと遅い。既に何事かやらかした後だと思う。ちらっとヴィーグを窺い見るとすっと視線を逸らされた。
神様、私、一般常識をくださいってお願いしたはずです。どうなっていますか?
『仕方なかろう。神にとっての一般常識は、この世界で起こったこと総てなのだ。どのくらい昔の常識かなど考慮出来るはずもなかろう』
ああ、うん。《現代の人たちが持つ一般常識》と限定しなかった私が悪い・・・・のか?いいや、そんなのわかるか!!!私は頭を抱えたくなった。
「その辺りは織り込み済みだ。父上と母上からしっかりと見張るように言われている。兄上からは、誤魔化しきれと厳命された」
アダベルトのこの発言からルクセンバルグ王国での私の扱いが分かる。完全に問題児扱いじゃないか!
「えっと、ハルシュバーンから教わった常識的なことが少~しズレてるだけだよ?」
「あのお方は、博識な割に世情に疎く、厭世的なところがありましたから、サイカの非常識さは致し方ないのでしょう」
困った子だと言わんばかりに「「「ハァ」」」とヴィーグを除く全員が溜息を吐いた。
「サイカの発言からかなりの知識人だと分かるがな」
「ううううっ」
ハルシュバーンだと知識人で私だと困ったちゃんになるのはなぜ?!
「ただいまぁ。帰ってきたよ」
2月オーバーの実に4月振りのギルド訪問である。
「おかえりぃ~」
私たちを出迎えてくれたのは、お腹がぺたんこになったナーサリーだった。
「あれ?産まれたの?」
「ええ。2月前にね。今はギルドの託児所にいるわ」
「あなたが予定よりも2月もオーバーするからですよ」
ぬっと私の背後から顔を出したのは、うらぶれた風情の副ギルド長だった。
「うわっ!・・ビックリするじゃない!」
アダベルトは気づいていたようで、隣でクツクツと笑っている。
「描いても描いても馬車の魔法陣が追いつかず、私は我が子と戯れる時間も愛してやまない半身を愛でる時間も取れないのですよ・・・・」
恨みがましく言われてもどうしようもない。色々あったのだ。
「それは、すみません?お詫びと言っては何ですが、はい」
私はルクセンバルグ王国に滞在している間にこつこつと描いていた馬車の魔法陣をどさっとカウンターに出した。
「こ、これは、もしや・・・・」
期待に目を輝かせた副ギルド長に向かって、私は首を縦に振った。
「300個ある」
「300。ふふふふふ。ふふふ。はははは」
あっれ~?副ギルド長が壊れた?
「ナーサリー。聞きましたか?300ですよ。これで、やっとやっと苦行から解放されます!」
感極まったのか、副ギルド長は、カウンター越しにナーサリーを抱き締めてオイオイと泣き始めた。馬車の魔法陣描きの日々が余程辛かったとみえる。
「サイカの声が聞こえたから来てみれば・・・・。とうとうレンフールが壊れたか」
憐れみの目を向けるのはギルド長。
「ギルド長は?馬車の魔法陣に追われてないの?」
「俺は、戦闘系だ。魔法陣なんざ、初級くらいしか描けねぇよ」
・・・・副ギルド長も戦闘系では?ちらっとアダベルトを見た。
「俺は、ギルド長よりはマシだ。が、中級がせいぜいだな。知識はあっても描けるかは別だ。魔法剣士なんて、みんなそんなもんだぞ?副ギルド長が器用なだけだ」
あ~。オールマイティに出来るから、貧乏くじ引いちゃうタイプね。戦闘系は総じて魔法陣を描くことが苦手だ。魔術師なら多少マシかもしれない。
「そろそろ落ち着いたか、レンフール。大切な話がまだだろう」
「・・・・フー。このまま帰りたいところですが」
「私はまだ仕事よ。ひとりで帰るのね」
「うううっ。ナーサリーが冷たい」
いつの間にかカウンター内にいる副ギルド長は、ナーサリーにベッタリと張り付いていた。ギルド長は、それを強引に引き剥がし回収していく。ナーサリーは、それを笑顔で手を振りながら見送っていた。
「おら、ふたりとも来い」
おや?と私たちは顔を見合わせた後、ギルド長たちを追いかけた。
「おふたりともお座りください」
先程まで壊れていた副ギルド長は既に立て直し、いつも通り涼しい顔でお茶をいれている。
「お前達が居なかった間に少しばかり厄介なことが起きていてな」
ギルド長はそう前置きして、この4月で起こった私に関わる出来事を話してくれた。
「なんてことだ。父上と兄上の想定より酷いじゃないか」
どうやらアダベルトは話の内容をある程度把握していたらしい。そして、その先の展開を話し合ったようだ。
「確かに最悪の展開だと思う」
「そうですね。まさか隷属の魔法陣と認めた上で、創作者をハルシュバーン、それを引き継いだ弟子が描いたと言い出すとは思いませんでした。その弟子がサイカだと臭わせるだけで、言及していないのがまた厄介で」
「私、ハルシュバーンの弟子じゃないし。あの魔法陣は、ずっとずっと昔の賢者が、利己的な欲望を満たすために創ったものでしょ?」
魔法陣描きの間でそう知られているんでしょう?・・・・3人とも微妙な顔をしている。あれ?私は、ここで初めて違和感を感じた。
「そういう裏事情をさらっと言い出すところが、また信憑性を持たせてしまうんですよね。ハルシュバーン製かどうかはともかく、サイカがその魔法陣を知っている裏付けになります」
副ギルド長からじとっとした視線で睨まれた。
「え?」
これって、神様がインストールしてくれた情報を検索しただけなんだけど、常識じゃないの?結晶化魔石を使った隷属の魔法陣の情報はこれひとつしかでてこなかったから、魔法陣を知らなくても魔道具でない時点で、それだって分かるはず。それに、当時も見つかったときに問題になったって。だから、魔法陣描きの間では有名で。だからクライスターも知っていて・・・・。あれ?それなのにハルシュバーン製って言ったの?何故?副ギルド長もその存在を知らない・・・・?どうやら、神様情報は、この世界の人たちなら誰でも知っている情報ばかりではなかったようだ。今更それに気付いてもちょっと遅い。既に何事かやらかした後だと思う。ちらっとヴィーグを窺い見るとすっと視線を逸らされた。
神様、私、一般常識をくださいってお願いしたはずです。どうなっていますか?
『仕方なかろう。神にとっての一般常識は、この世界で起こったこと総てなのだ。どのくらい昔の常識かなど考慮出来るはずもなかろう』
ああ、うん。《現代の人たちが持つ一般常識》と限定しなかった私が悪い・・・・のか?いいや、そんなのわかるか!!!私は頭を抱えたくなった。
「その辺りは織り込み済みだ。父上と母上からしっかりと見張るように言われている。兄上からは、誤魔化しきれと厳命された」
アダベルトのこの発言からルクセンバルグ王国での私の扱いが分かる。完全に問題児扱いじゃないか!
「えっと、ハルシュバーンから教わった常識的なことが少~しズレてるだけだよ?」
「あのお方は、博識な割に世情に疎く、厭世的なところがありましたから、サイカの非常識さは致し方ないのでしょう」
困った子だと言わんばかりに「「「ハァ」」」とヴィーグを除く全員が溜息を吐いた。
「サイカの発言からかなりの知識人だと分かるがな」
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