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フィリップのアドバイス
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「よぉ」
相変わらず軽薄で、まるで昨日の気まずい空気が無かったかの様な気軽さで声をかける。レイヤは内心呆れながらも、それがフィリップなりの気遣いなのだろうと考え、溜め息と共に返事を返した。
「やあ、おはよう……」
「昨日は悪かった。からかい過ぎたわ」
ばつが悪そうに、フィリップは頭を掻く。
「僕も大人気無かったな。……でもあれはお前が悪いから」
たはは、とフィリップは笑う。
始業を告げる鐘の鳴る前の僅かな時間、少しだけ昨日の蟠りが解かれた気がする二人だった。
昼休み、レイヤとフィリップは同じテーブルに着く。その日アメリアは生徒会の手伝いとかなんとかで、その場には来なかった。
「さて、男同士の話をするか」
フィリップは指を組み、肘を机につき真っ直ぐな目で語りかける。まるで策略家気取りのような仕草に、レイヤは思わず溜め息を吐いた。
(何をカッコつけてるんだか)
内心で呆れつつも、こういうところがフィリップらしいとも思う。軽薄な様でいて、時折妙に芝居がかったことをする。本人はいたって真剣なのだろうが、その演出過剰な態度がどうにも胡散臭い。
「ナニソレ」
「バッカお前。アメリアが居ない方が話しやすい事もあるだろ」
ふん、と鼻を鳴らしながらも、レイヤは納得する。確かに、それは一理ある。
「……それで?」
レイヤは腕を組み、フィリップを見た。何を語るのか見当もつかないが、一応話だけは聞いてやることにする。
フィリップは一拍の間を置いてから、静かに口を開いた。
「あの後俺なりに考えたんだわ。お前の悩みを解決する方法」
「な、そんな……本当に、か?」
そんな筈がないだろうとレイヤは思ったが。本当にあったとして、何故フィリップが思いつけたのか。
フィリップの成績は並の下位。レイヤの方が成績は上の方である。それでも、フィリップはどこか自信ありげに口を開いた。
「……お前の家は金持ちだ。そうだろ?」
「それが何の……」
今更確認する様に、フィリップは言う。
「そしてお前は御曹司」
「だから何の関係が」
そして真剣な目をして、言う。フィリップが冗談を言っていないことを悟り、レイヤは思わず唾を飲み込んだ。
「会社の次の経営権はお前が持つんだろ? ……したらもうやりたい放題よ」
「……は?」
「だから、鈍いなお前。アメリアと結婚する、サリタさんも手に入れる! 愛人にしちゃえば良いんだよ」
「はぁ……」
レイヤは、フィリップなんかに答えを期待した自分が一時でも居た事が酷く愚かだったと思った。
「だってお前にはそれが可能だろ? 誰も文句言わない筈だぜ」
「そうだとしても……」
それで良いのだろうか。そういうものなのだろうか?
それで自分は幸せになれるのか? アメリアは? ……サリタは? レイヤには分からなかった。そうしたら表面上は万々歳であるが、それで彼女らは幸せになれるのだろうか。
「――少なくとも。俺がお前の立場だったら、そうするぜ。どっちも愛せよ」
フィリップは至って真剣だった。
彼は自由だった。広い視野で物事を見る。凝り固まった価値観なんてものは、フィリップの前ではなんの意味も成さなかった。貴族でありながら奔放な暮らしぶり。レイヤにはない視点を持っていた。
本当にそうしたところで、誰も怒りはしない。怒れない。しかしそれではあまりにも――。
「……不誠実だ」
「そんなに悪い事かねぇ……」
レイヤが苦々しい顔をする一方で、フィリップはどこか遠い目をして溜め息を吐いた。その言葉はいつもの軽口とは違い、妙に重みを帯びている。――まるで、それが悪い事ではないと、ずっと言い聞かせてきたかのように。
レイヤは何かを言いかけたが、結局口を閉じた。フィリップの言葉の裏にあるものを、深く考えてはいけない気がしたからだ。
食後に甘ったるいコーヒーを飲みながら、フィリップは言った。
「そいやさお前、サリタさんに気持ちは伝えてんの?」
「言ったとして真面目に取り合わないよ」
「ふーん。それまたなんで?」
彼女はレイヤが幼い頃からの世話係だった。いわば母親の様な存在で、彼女もまた母親のつもりでレイヤに接してきた。レイヤが好きだと伝えても、それは子供の言う事だと受け流されてしまう。これまでに何度もそうしてきたが、彼女はただ笑顔で「ありがとう」と言うだけに留まっていた。
「……つまり、子供としてしか見てくれてないのか」
無言で頷くレイヤ。フィリップも腕を組み俯いてしまった。
「じゃあ、毎日褒めんだよ。今日も綺麗だとか、可愛いとか」
「!?」
そう言えば、そういった言葉はかけた記憶が無かった。フィリップは女性経験もそれなりにあるだろう。……ある意味では、人生の先輩だった。そんな彼の言う事だから、もしかしたら意味がある事なのかも知れない。
たださっきの提案を快く思わないレイヤは、半信半疑だった。
「俺だったら言うぜ、あんな綺麗な人。毎日でも、毎秒でも言ってやる」
「……そうか」
フィリップの目は真剣そのものだった。彼なりに、レイヤの悩みに真剣に向き合おうという姿勢は崩さなかった。
屋敷に帰宅したレイヤは、「男同士の話」を思い返していた――。
レイヤを一番に見つけたメイドのエリスが声をかけた。
「坊っちゃん、お帰りなさいませ」
「ああ」
心ここにあらず、といった返事だった。そのままエリスの隣を通り過ぎ、自室のベッドに倒れ込んだ。
(言うとしていつ、どのタイミングで……)
レイヤは悶々と悩んだ。あいつの様に、自然と口に出す事が出来たならどれだけ楽なのだろう。
『俺だったら言うぜ、あんな綺麗な人。毎日でも、毎秒でも言ってやる』
……真剣な眼差しでそう言ったフィリップは、レイヤの目にもどこか情熱的に見えた。おふざけで言っている訳では無いのだと、レイヤも理解した。
そう、人はいつ死ぬか分からない。レイヤは過去の事を思い返す。炎に包まれたビルの中、必死で泣いていた、あの時の無力さを。あの時にだって、自分は死んでいたのかも知れない。運が悪ければ、発見される事もなく。
サリタだって、分からない……いつか別れが来るかも知れない。
考え始めると、フィリップの言葉はただの女たらしのセリフには思えなくなっていた。あれ程までの情熱を込めて言ったなら、サリタももしかして。
居ても立ってもいられなくなり、レイヤはサリタの部屋まで来た。
ドアをノックするのを躊躇う。一つ息をついてから意を決して、トントンとノックした。
少しの後、ドアがガチャリと開く。中から顔を覗かせた彼女を見、鼓動が早くなる。
「……!」
目の前に立っていたのは、シャワーを浴びたばかりのサリタだった。
湿った髪が肌にぴったりと張り付き、湯気を帯びた空気とともにほのかに石鹸の香りが漂う。タオルを片手に、しっとりと濡れた髪を拭いながら、彼女はレイヤを見た。肌に滴る水滴が鎖骨のくぼみを伝い、バスローブの奥へと消えていく。その艶やかな動きに、レイヤの喉がひくりと鳴った。
「あ……」
言葉がうまく出てこない。視線を逸らそうとしても、どうしてもバスローブの隙間が気になり、目がそこに引き寄せられてしまう。
「……レイヤ。どうしたの?」
サリタは、まるで気にも留めず、タオルを肩にかけ直しながら、普段と変わらぬ静かな声で問いかける。
「……何か用?」
その何気ない仕草すら、ひどく艶めかしく見える。
心臓の鼓動が、嫌な程速い。言いに来たんだ、そう決めてきた筈だ。なのに、心の中で邪な考えが渦巻いている自分が嫌で仕方がない。
そしてレイヤは覚悟を決め、彼女に言った。
それが何かを変える力を持たないとしても。
「き、綺麗だ」
たった一言だった。自分でも驚くような、薄っぺらい言葉。いきなり部屋を訪ねて、何を言ってるんだ僕は。
サリタは一瞬固まった。そりゃそうだ。その反応に、レイヤは顔が熱くなり、情けない気持ちで胸がいっぱいになる。
怖かった。彼女が何も言わないのも、逆に何かを言われるのも耐えられはしない。彼にとって永遠の様に感じられた沈黙の後、サリタが微かに微笑んだ。
「……ありがとう」
そんな彼女を見て、更に続ける。もうどうなっても良いと、レイヤは思った。
「本当に!お世辞なんかじゃない、……綺麗だ」
俯きながらそう告げ、慌てて自室へと戻る。彼女の次の言葉を聞かなくても良い様に、後ろを振り向くことなく。
サリタはしばらく呆気に取られ、レイヤの後ろ姿を見送った。
ああ、本当に馬鹿な事を。
言わなければ良かった。言っても、何も変わらなかった。
でも、言わないままだったらどうだったろう? もし明日が来ないとしたら――。
心底、フィリップが羨ましいとレイヤは思った。彼なら、恥ずかしげもなく言えて。しかも、言った事に対しても、決して後悔はしないんだろうと。……自分には後悔しかなかった。そもそもが、部屋を訪ねたタイミングから最悪だった。まさかあんな格好のまま彼女が出てくるとは。そしてそれを僕の前に晒そうとも、恥じらう様子も一切なく……。
どうあっても、サリタの中の自分はただの子供でしかない。
相変わらず軽薄で、まるで昨日の気まずい空気が無かったかの様な気軽さで声をかける。レイヤは内心呆れながらも、それがフィリップなりの気遣いなのだろうと考え、溜め息と共に返事を返した。
「やあ、おはよう……」
「昨日は悪かった。からかい過ぎたわ」
ばつが悪そうに、フィリップは頭を掻く。
「僕も大人気無かったな。……でもあれはお前が悪いから」
たはは、とフィリップは笑う。
始業を告げる鐘の鳴る前の僅かな時間、少しだけ昨日の蟠りが解かれた気がする二人だった。
昼休み、レイヤとフィリップは同じテーブルに着く。その日アメリアは生徒会の手伝いとかなんとかで、その場には来なかった。
「さて、男同士の話をするか」
フィリップは指を組み、肘を机につき真っ直ぐな目で語りかける。まるで策略家気取りのような仕草に、レイヤは思わず溜め息を吐いた。
(何をカッコつけてるんだか)
内心で呆れつつも、こういうところがフィリップらしいとも思う。軽薄な様でいて、時折妙に芝居がかったことをする。本人はいたって真剣なのだろうが、その演出過剰な態度がどうにも胡散臭い。
「ナニソレ」
「バッカお前。アメリアが居ない方が話しやすい事もあるだろ」
ふん、と鼻を鳴らしながらも、レイヤは納得する。確かに、それは一理ある。
「……それで?」
レイヤは腕を組み、フィリップを見た。何を語るのか見当もつかないが、一応話だけは聞いてやることにする。
フィリップは一拍の間を置いてから、静かに口を開いた。
「あの後俺なりに考えたんだわ。お前の悩みを解決する方法」
「な、そんな……本当に、か?」
そんな筈がないだろうとレイヤは思ったが。本当にあったとして、何故フィリップが思いつけたのか。
フィリップの成績は並の下位。レイヤの方が成績は上の方である。それでも、フィリップはどこか自信ありげに口を開いた。
「……お前の家は金持ちだ。そうだろ?」
「それが何の……」
今更確認する様に、フィリップは言う。
「そしてお前は御曹司」
「だから何の関係が」
そして真剣な目をして、言う。フィリップが冗談を言っていないことを悟り、レイヤは思わず唾を飲み込んだ。
「会社の次の経営権はお前が持つんだろ? ……したらもうやりたい放題よ」
「……は?」
「だから、鈍いなお前。アメリアと結婚する、サリタさんも手に入れる! 愛人にしちゃえば良いんだよ」
「はぁ……」
レイヤは、フィリップなんかに答えを期待した自分が一時でも居た事が酷く愚かだったと思った。
「だってお前にはそれが可能だろ? 誰も文句言わない筈だぜ」
「そうだとしても……」
それで良いのだろうか。そういうものなのだろうか?
それで自分は幸せになれるのか? アメリアは? ……サリタは? レイヤには分からなかった。そうしたら表面上は万々歳であるが、それで彼女らは幸せになれるのだろうか。
「――少なくとも。俺がお前の立場だったら、そうするぜ。どっちも愛せよ」
フィリップは至って真剣だった。
彼は自由だった。広い視野で物事を見る。凝り固まった価値観なんてものは、フィリップの前ではなんの意味も成さなかった。貴族でありながら奔放な暮らしぶり。レイヤにはない視点を持っていた。
本当にそうしたところで、誰も怒りはしない。怒れない。しかしそれではあまりにも――。
「……不誠実だ」
「そんなに悪い事かねぇ……」
レイヤが苦々しい顔をする一方で、フィリップはどこか遠い目をして溜め息を吐いた。その言葉はいつもの軽口とは違い、妙に重みを帯びている。――まるで、それが悪い事ではないと、ずっと言い聞かせてきたかのように。
レイヤは何かを言いかけたが、結局口を閉じた。フィリップの言葉の裏にあるものを、深く考えてはいけない気がしたからだ。
食後に甘ったるいコーヒーを飲みながら、フィリップは言った。
「そいやさお前、サリタさんに気持ちは伝えてんの?」
「言ったとして真面目に取り合わないよ」
「ふーん。それまたなんで?」
彼女はレイヤが幼い頃からの世話係だった。いわば母親の様な存在で、彼女もまた母親のつもりでレイヤに接してきた。レイヤが好きだと伝えても、それは子供の言う事だと受け流されてしまう。これまでに何度もそうしてきたが、彼女はただ笑顔で「ありがとう」と言うだけに留まっていた。
「……つまり、子供としてしか見てくれてないのか」
無言で頷くレイヤ。フィリップも腕を組み俯いてしまった。
「じゃあ、毎日褒めんだよ。今日も綺麗だとか、可愛いとか」
「!?」
そう言えば、そういった言葉はかけた記憶が無かった。フィリップは女性経験もそれなりにあるだろう。……ある意味では、人生の先輩だった。そんな彼の言う事だから、もしかしたら意味がある事なのかも知れない。
たださっきの提案を快く思わないレイヤは、半信半疑だった。
「俺だったら言うぜ、あんな綺麗な人。毎日でも、毎秒でも言ってやる」
「……そうか」
フィリップの目は真剣そのものだった。彼なりに、レイヤの悩みに真剣に向き合おうという姿勢は崩さなかった。
屋敷に帰宅したレイヤは、「男同士の話」を思い返していた――。
レイヤを一番に見つけたメイドのエリスが声をかけた。
「坊っちゃん、お帰りなさいませ」
「ああ」
心ここにあらず、といった返事だった。そのままエリスの隣を通り過ぎ、自室のベッドに倒れ込んだ。
(言うとしていつ、どのタイミングで……)
レイヤは悶々と悩んだ。あいつの様に、自然と口に出す事が出来たならどれだけ楽なのだろう。
『俺だったら言うぜ、あんな綺麗な人。毎日でも、毎秒でも言ってやる』
……真剣な眼差しでそう言ったフィリップは、レイヤの目にもどこか情熱的に見えた。おふざけで言っている訳では無いのだと、レイヤも理解した。
そう、人はいつ死ぬか分からない。レイヤは過去の事を思い返す。炎に包まれたビルの中、必死で泣いていた、あの時の無力さを。あの時にだって、自分は死んでいたのかも知れない。運が悪ければ、発見される事もなく。
サリタだって、分からない……いつか別れが来るかも知れない。
考え始めると、フィリップの言葉はただの女たらしのセリフには思えなくなっていた。あれ程までの情熱を込めて言ったなら、サリタももしかして。
居ても立ってもいられなくなり、レイヤはサリタの部屋まで来た。
ドアをノックするのを躊躇う。一つ息をついてから意を決して、トントンとノックした。
少しの後、ドアがガチャリと開く。中から顔を覗かせた彼女を見、鼓動が早くなる。
「……!」
目の前に立っていたのは、シャワーを浴びたばかりのサリタだった。
湿った髪が肌にぴったりと張り付き、湯気を帯びた空気とともにほのかに石鹸の香りが漂う。タオルを片手に、しっとりと濡れた髪を拭いながら、彼女はレイヤを見た。肌に滴る水滴が鎖骨のくぼみを伝い、バスローブの奥へと消えていく。その艶やかな動きに、レイヤの喉がひくりと鳴った。
「あ……」
言葉がうまく出てこない。視線を逸らそうとしても、どうしてもバスローブの隙間が気になり、目がそこに引き寄せられてしまう。
「……レイヤ。どうしたの?」
サリタは、まるで気にも留めず、タオルを肩にかけ直しながら、普段と変わらぬ静かな声で問いかける。
「……何か用?」
その何気ない仕草すら、ひどく艶めかしく見える。
心臓の鼓動が、嫌な程速い。言いに来たんだ、そう決めてきた筈だ。なのに、心の中で邪な考えが渦巻いている自分が嫌で仕方がない。
そしてレイヤは覚悟を決め、彼女に言った。
それが何かを変える力を持たないとしても。
「き、綺麗だ」
たった一言だった。自分でも驚くような、薄っぺらい言葉。いきなり部屋を訪ねて、何を言ってるんだ僕は。
サリタは一瞬固まった。そりゃそうだ。その反応に、レイヤは顔が熱くなり、情けない気持ちで胸がいっぱいになる。
怖かった。彼女が何も言わないのも、逆に何かを言われるのも耐えられはしない。彼にとって永遠の様に感じられた沈黙の後、サリタが微かに微笑んだ。
「……ありがとう」
そんな彼女を見て、更に続ける。もうどうなっても良いと、レイヤは思った。
「本当に!お世辞なんかじゃない、……綺麗だ」
俯きながらそう告げ、慌てて自室へと戻る。彼女の次の言葉を聞かなくても良い様に、後ろを振り向くことなく。
サリタはしばらく呆気に取られ、レイヤの後ろ姿を見送った。
ああ、本当に馬鹿な事を。
言わなければ良かった。言っても、何も変わらなかった。
でも、言わないままだったらどうだったろう? もし明日が来ないとしたら――。
心底、フィリップが羨ましいとレイヤは思った。彼なら、恥ずかしげもなく言えて。しかも、言った事に対しても、決して後悔はしないんだろうと。……自分には後悔しかなかった。そもそもが、部屋を訪ねたタイミングから最悪だった。まさかあんな格好のまま彼女が出てくるとは。そしてそれを僕の前に晒そうとも、恥じらう様子も一切なく……。
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