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アルの悩み
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なんだろう、帰ってきてからアルくんの様子が少し可笑しい。
抱きしめ合って「おかえり」を言うのはいつもと変わらない。
魔法が使えるから雨が降っていてもアルくんがここまで濡れる事はない。
体調が悪いのかな、顔色を見たら少し悪いかもしれない。
魔法が使えない俺は薬に頼るしかない。
でも、アルくんが治せないものを薬で治るのかな。
とりあえずアルくんが離れたくないと言っていたから、一緒に着替えを取りに向かった。
俺もくっついて嬉しかったけど、アルくんが何に表情が曇っているのか知りたい。
濡れたままだと、本当に風邪を引いてしまう。
身体を拭く布と着替えを持って、一緒に歩く。
「アルくん、お風呂入れる?無理そうなら身体拭くだけにする?」
「……風呂…ユートとなら入る」
「わ、分かった」
アルくんは元気なさそうな声で返事した。
今、アルくんは大変なんだ…俺だけ嬉しいなんて思ったらダメだ。
脱衣室に入って、服を一枚一枚脱いで横から視線を感じた。
横を見るとアルくんが穴が開きそうなほど俺を見つめていた。
アルくんはシャツと下着姿の格好で、手が止まっていた。
いろいろ見られているとはいえ、ジッと見られるのは恥ずかしい。
「早く温まろう!」と早口で言ってアルくんの服を脱がそうと下着に触れた。
とにかく濡れた服を脱がす事で精一杯だった。
俺はまたとんでもない失敗をしてしまった。
しゃがんだ俺の目の前にはアルくんの大きなものが見えた。
唇が触れそうなほど近くにあって、一瞬思考停止した。
「ユート」
「あ、あぁぁ!!ご、ごめんね!これはセクハラじゃなくて!」
「早く入ろう」
アルくんは自分でシャツを脱いで、俺の手を握った。
全く動じずに平然としているアルくんの背中を見つめた。
やっぱり、アルくんの様子が可笑しい。
普段ならアルくんも照れていて、お互い誤魔化して終わる。
もしかして、体調が悪いんじゃなくて別の理由なのかな。
隣同士座って、黙々と身体を洗っていた。
その時も右手はアルくんの左手に握られている。
脱ぐ時も視線を外さなかったから、一秒も俺から離れたくないのかな。
離れたりしないのに、もしかして前世の事でまた不安になっちゃったのかな。
「アルくん、なにかあった?」
「…何故?」
「辛そうな顔してるから…アルくんの辛さなら半分こしたい」
「ユート…」
繋がっていない手でアルくんの頬に触れた。
一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに俺を抱きしめた。
俺の名前を呼ぶアルくんの背中をゆっくりと撫でた。
俺が辛い時もアルくんが和らげてくれた。
どんな事でもする、アルくんの辛さを半分抱えたい。
服を着ていない状態で肌が触れ合い、アルくんの体温をより感じられる。
アルくんは小さく「ユートに格好つかない」と呟いた。
言いたくないなら無理には聞かないが、アルくんの事カッコ悪いなんて思わないよ。
だってアルくんに心を読まれたら呆れられてしまうほど、カッコいいといつも思っているよ。
「なにがあってもアルくんだからカッコいいよ」
「幻滅する事でも?」
「しないよ、アルくんはカッコいい」
俺がアルくんの事で幻滅する事なんて思いつかない。
偽物のアルくんに別れ話を言われた時も、当時は本物だと思っていた。
あの時も酷い別れ方をしてもずっと好きだった。
幻滅したとは違う、そこで幻滅しないからなにがあっても幻滅しない。
俺から少し身体を離して、ジッと見つめていた。
俺も安心させるように両手で手を握りしめてアルくんを見た。
俺の前では、素のアルくんでいてほしい。
くつろげるような存在になりたいな。
「ユートの友人に嫉妬した」
「友人…」
「ユートの時間をどうするのかはユートが決める事なのは分かってる、でも…俺以外に笑いかけるユートを見ると嫌な気持ちになった」
アルくんは思い出したのか、眉を寄せて小さくため息を吐いた。
俺は何も言わず、アルくんの頬に触れた。
唇が触れ合って、すぐに離れた。
驚いたアルくんを見るとさらに愛しい気持ちが溢れてくる。
幻滅なんてするわけない、恋人に可愛い嫉妬をされて嬉しくないわけがない。
イクサスと一緒にいたところを偶然見られていたんだ。
特に友人以外の何者でもないから嫉妬しなくていい。
でも、もう少し距離を考えた方がいいかもしれない。
さすがにムスッとしたら友達がいなくなるから友人と笑ってもアルくんが嫉妬しないようにいっぱい愛情を注ぎたい。
「アルくんが嫉妬する事は何もないよ」
「分かってはいるが、気持ちが上手くコントロール出来なくて…」
「じゃあアルくんに俺の印いっぱい付けて」
「…印」
「俺がアルくんのものだって分かりやすいかと思って」
気持ちが暗くなっていたアルくんは呆然としていた。
印ってなにがいいんだろう?自分で言ったけど自分でも分からない。
ペンで字を書くとか?お風呂入ったら消えちゃいそうだ。
他はどうしようと、自分の身体を見つめていた。
アルくんは「ユートを傷付けたくない」と言っていた。
傷付けられたなんて思わないよ、だってアルくんだから。
どんな傷でもアルくんに与えられたものは愛しく感じる。
アルくんは嫉妬する自分が嫌みたいだけど、俺の方が重いと思うよ。
「アルくんの愛がほしいよ、俺にちょうだい…アルくんの印」
「ユート!!」
強く抱きしめられて、それに応えるように抱きしめ返した。
身体が熱くなって、興奮してしまった。
好きな人と抱きしめ合っていると、自然のように勃ち上がってしまった。
俺の腹に当たるのは、アルくんの熱かな…アルくんも興奮してる。
アルくんは耳元で「今日は余裕なくて、止められない…ごめんな」と首筋を舐めていた。
抱きしめ合って「おかえり」を言うのはいつもと変わらない。
魔法が使えるから雨が降っていてもアルくんがここまで濡れる事はない。
体調が悪いのかな、顔色を見たら少し悪いかもしれない。
魔法が使えない俺は薬に頼るしかない。
でも、アルくんが治せないものを薬で治るのかな。
とりあえずアルくんが離れたくないと言っていたから、一緒に着替えを取りに向かった。
俺もくっついて嬉しかったけど、アルくんが何に表情が曇っているのか知りたい。
濡れたままだと、本当に風邪を引いてしまう。
身体を拭く布と着替えを持って、一緒に歩く。
「アルくん、お風呂入れる?無理そうなら身体拭くだけにする?」
「……風呂…ユートとなら入る」
「わ、分かった」
アルくんは元気なさそうな声で返事した。
今、アルくんは大変なんだ…俺だけ嬉しいなんて思ったらダメだ。
脱衣室に入って、服を一枚一枚脱いで横から視線を感じた。
横を見るとアルくんが穴が開きそうなほど俺を見つめていた。
アルくんはシャツと下着姿の格好で、手が止まっていた。
いろいろ見られているとはいえ、ジッと見られるのは恥ずかしい。
「早く温まろう!」と早口で言ってアルくんの服を脱がそうと下着に触れた。
とにかく濡れた服を脱がす事で精一杯だった。
俺はまたとんでもない失敗をしてしまった。
しゃがんだ俺の目の前にはアルくんの大きなものが見えた。
唇が触れそうなほど近くにあって、一瞬思考停止した。
「ユート」
「あ、あぁぁ!!ご、ごめんね!これはセクハラじゃなくて!」
「早く入ろう」
アルくんは自分でシャツを脱いで、俺の手を握った。
全く動じずに平然としているアルくんの背中を見つめた。
やっぱり、アルくんの様子が可笑しい。
普段ならアルくんも照れていて、お互い誤魔化して終わる。
もしかして、体調が悪いんじゃなくて別の理由なのかな。
隣同士座って、黙々と身体を洗っていた。
その時も右手はアルくんの左手に握られている。
脱ぐ時も視線を外さなかったから、一秒も俺から離れたくないのかな。
離れたりしないのに、もしかして前世の事でまた不安になっちゃったのかな。
「アルくん、なにかあった?」
「…何故?」
「辛そうな顔してるから…アルくんの辛さなら半分こしたい」
「ユート…」
繋がっていない手でアルくんの頬に触れた。
一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに俺を抱きしめた。
俺の名前を呼ぶアルくんの背中をゆっくりと撫でた。
俺が辛い時もアルくんが和らげてくれた。
どんな事でもする、アルくんの辛さを半分抱えたい。
服を着ていない状態で肌が触れ合い、アルくんの体温をより感じられる。
アルくんは小さく「ユートに格好つかない」と呟いた。
言いたくないなら無理には聞かないが、アルくんの事カッコ悪いなんて思わないよ。
だってアルくんに心を読まれたら呆れられてしまうほど、カッコいいといつも思っているよ。
「なにがあってもアルくんだからカッコいいよ」
「幻滅する事でも?」
「しないよ、アルくんはカッコいい」
俺がアルくんの事で幻滅する事なんて思いつかない。
偽物のアルくんに別れ話を言われた時も、当時は本物だと思っていた。
あの時も酷い別れ方をしてもずっと好きだった。
幻滅したとは違う、そこで幻滅しないからなにがあっても幻滅しない。
俺から少し身体を離して、ジッと見つめていた。
俺も安心させるように両手で手を握りしめてアルくんを見た。
俺の前では、素のアルくんでいてほしい。
くつろげるような存在になりたいな。
「ユートの友人に嫉妬した」
「友人…」
「ユートの時間をどうするのかはユートが決める事なのは分かってる、でも…俺以外に笑いかけるユートを見ると嫌な気持ちになった」
アルくんは思い出したのか、眉を寄せて小さくため息を吐いた。
俺は何も言わず、アルくんの頬に触れた。
唇が触れ合って、すぐに離れた。
驚いたアルくんを見るとさらに愛しい気持ちが溢れてくる。
幻滅なんてするわけない、恋人に可愛い嫉妬をされて嬉しくないわけがない。
イクサスと一緒にいたところを偶然見られていたんだ。
特に友人以外の何者でもないから嫉妬しなくていい。
でも、もう少し距離を考えた方がいいかもしれない。
さすがにムスッとしたら友達がいなくなるから友人と笑ってもアルくんが嫉妬しないようにいっぱい愛情を注ぎたい。
「アルくんが嫉妬する事は何もないよ」
「分かってはいるが、気持ちが上手くコントロール出来なくて…」
「じゃあアルくんに俺の印いっぱい付けて」
「…印」
「俺がアルくんのものだって分かりやすいかと思って」
気持ちが暗くなっていたアルくんは呆然としていた。
印ってなにがいいんだろう?自分で言ったけど自分でも分からない。
ペンで字を書くとか?お風呂入ったら消えちゃいそうだ。
他はどうしようと、自分の身体を見つめていた。
アルくんは「ユートを傷付けたくない」と言っていた。
傷付けられたなんて思わないよ、だってアルくんだから。
どんな傷でもアルくんに与えられたものは愛しく感じる。
アルくんは嫉妬する自分が嫌みたいだけど、俺の方が重いと思うよ。
「アルくんの愛がほしいよ、俺にちょうだい…アルくんの印」
「ユート!!」
強く抱きしめられて、それに応えるように抱きしめ返した。
身体が熱くなって、興奮してしまった。
好きな人と抱きしめ合っていると、自然のように勃ち上がってしまった。
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アルくんは耳元で「今日は余裕なくて、止められない…ごめんな」と首筋を舐めていた。
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