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金髪のアルくんの顔色がまだ良くない。
また魔力が不安定になっているのかと思ったら、腹を押さえていた。
白い服だから、真っ赤に染まる服を見て血の気が引いた。
俺と二人しかいないから、金髪のアルくんの怪我じゃない。
もしかしたら、アルくんになにかあったんじゃ…
さすがにこれじゃあ病院に行かないと治らない。
眉を寄せて痛みに耐えて汗も掻いている。
この痛みが俺に移ればいいのに…
「病院に行こう!」
「人間の医者では治せない」
「じゃあどうすれば…」
「魔力で自己治癒するしかない…だが」
金髪のアルくんは自分の手を出して、何もない手から炎が出ていた。
しかしそれは一分もしないで消えた。
息も荒くなり、両手を地面に付いて苦しそうだった。
「あっちはあっちで戦って魔力が足りない…」と言っていた。
アルくんも戦っているのか、誰かと戦って怪我を負っているのか。
このままだとアルくんが…
魔力さえあれば自己治癒が出来る、どうやって回復させればいいんだろう。
料理?お腹いっぱいになればいいのかな。
「なにか食べて!そうすれば魔力は回復する?」
「しない」
「えっ…じゃあ、寝て起きたら治るの?」
「普段の魔力は自然と溢れてくるが、身体の機能が低下しているから寝たりするだけで回復はしない」
じゃあ治す方法はないのか?
俺はただ、ジッとしている事しか出来ないのかな。
金髪のアルくんを見つめると、俺の方をジッと見つめていた。
「方法がないわけではない」と金髪のアルくんは言って、人差し指を俺に向けた。
指が胸の敏感な部分に触れて、慌てて金髪のアルくんの手を握った。
顔がアルくんだから完全に突き飛ばす事も出来ない。
でも、これ以上触るのはいろいろとマズい。
金髪のアルくんはもう片方の手で俺の腰から服を上げていた。
「だ、ダメだって!」
「ユートと触れ合う事が俺の力になる」
「そんな…そうなの?」
「君は俺の力の源だ、君にしか出来ない事だ」
「…でも」
辛そうな表情の金髪のアルくんが嘘を付く理由はない。
俺にしか出来ない唯一の方法だとアルくんは言う。
助けるために必要な事…本当に治るかは分からないが、考えている間にもアルくんの痛みは増している。
それは、目の前にいる金髪のアルくんを見れば分かる。
彼もアルくんの一部だ、アルくんと触れ合っているのと同じだ。
「ユート」と俺を呼ぶ声が聞こえて、金髪のアルくんの方を見た。
至近距離に顔があり、またキスをされるかと思って目をギュッと瞑った。
優しい触れるだけの口付け、アルくんが近くにいるんだと思った。
「そんなに心配なら、感覚を共有しようか?」
「…えっ、どういう事?」
「俺とアイツの感覚を繋げれば、ユートはアイツともしている事になるだろ」
「いや、でもアルくんが大変な事になっていたら邪魔になるよ!」
「これ以上痛みが広がってないから大丈夫だろ」
金髪のアルくんがそう言って、ゆっくりと目蓋を閉じた。
目を開けると、真っ赤な瞳が俺を見つめていた。
頬に触れて下に移動して、首…肩と滑らせる。
胸に触れて、シャツの上から乳首を触られてビクッと反応した。
シャツの下に手を潜り込ませて、直接摘んだり引っ掻いたりして小さな声が漏れる。
内腿を撫でられて、ズボンの上から包み込むように撫でられた。
金髪のアルくんは熱を持った瞳で見つめられて、恥ずかしくなる。
両手で顔を隠すが、すぐに腕を掴まれた。
「何してるんだ」
「そんな見られたら恥ずかしい」
「本当に、君は可愛いな」
手を握られて、唇が合わさった。
ゆっくり舌が入ってきて、中を撫でられて吸われた。
ピクンと身体が反応して、力がだんだん抜けていく。
唇を離して首筋を舐められて軽く吸われた。
俺を呼ぶ声と、見つめる顔がアルくんと重なる。
「アルくん」と呟くと、アルくんはギュッと抱きしめてくれた。
ズボンと下着を脱いで、指が尻を這う。
唾液で濡らした指が傷付けないようにゆっくりと入ってくる。
アルくん、アルくんも感じてくれてるのかな。
俺で元気になってほしい、俺がアルくんを守りたい。
慣らした俺の中にアルくんで満たされる。
「あっ、んぁ、あぁっ」
「…っ、ユート…キツくないか?」
「だいじょーぶ…んっ、アルくんは?」
「あぁ…力がだんだん戻ってきそうだ、もっと奥まで…感じたい」
「ひぁっ!」
アルくんがもっと奥に入れて、身体がビクビクと快楽に震える。
それ以上奥はダメだと首を振るが、アルくんは優しく微笑んでいた。
「もっと奥まで感じたい」と言うアルくんはちょっと強引なところがあるなと思った。
腰を何度も打ち付けられて、何度絶頂したか分からない。
それでも欲望は止まらず、俺とアルくんの両手を重ねてアルくんのが中に広がった。
熱い、奥がムズムズ変な感じがする。
頬を撫でるアルくんを見て、俺はどんなカタチでもアルくんの一部なら丸ごと愛したいなと思った。
また魔力が不安定になっているのかと思ったら、腹を押さえていた。
白い服だから、真っ赤に染まる服を見て血の気が引いた。
俺と二人しかいないから、金髪のアルくんの怪我じゃない。
もしかしたら、アルくんになにかあったんじゃ…
さすがにこれじゃあ病院に行かないと治らない。
眉を寄せて痛みに耐えて汗も掻いている。
この痛みが俺に移ればいいのに…
「病院に行こう!」
「人間の医者では治せない」
「じゃあどうすれば…」
「魔力で自己治癒するしかない…だが」
金髪のアルくんは自分の手を出して、何もない手から炎が出ていた。
しかしそれは一分もしないで消えた。
息も荒くなり、両手を地面に付いて苦しそうだった。
「あっちはあっちで戦って魔力が足りない…」と言っていた。
アルくんも戦っているのか、誰かと戦って怪我を負っているのか。
このままだとアルくんが…
魔力さえあれば自己治癒が出来る、どうやって回復させればいいんだろう。
料理?お腹いっぱいになればいいのかな。
「なにか食べて!そうすれば魔力は回復する?」
「しない」
「えっ…じゃあ、寝て起きたら治るの?」
「普段の魔力は自然と溢れてくるが、身体の機能が低下しているから寝たりするだけで回復はしない」
じゃあ治す方法はないのか?
俺はただ、ジッとしている事しか出来ないのかな。
金髪のアルくんを見つめると、俺の方をジッと見つめていた。
「方法がないわけではない」と金髪のアルくんは言って、人差し指を俺に向けた。
指が胸の敏感な部分に触れて、慌てて金髪のアルくんの手を握った。
顔がアルくんだから完全に突き飛ばす事も出来ない。
でも、これ以上触るのはいろいろとマズい。
金髪のアルくんはもう片方の手で俺の腰から服を上げていた。
「だ、ダメだって!」
「ユートと触れ合う事が俺の力になる」
「そんな…そうなの?」
「君は俺の力の源だ、君にしか出来ない事だ」
「…でも」
辛そうな表情の金髪のアルくんが嘘を付く理由はない。
俺にしか出来ない唯一の方法だとアルくんは言う。
助けるために必要な事…本当に治るかは分からないが、考えている間にもアルくんの痛みは増している。
それは、目の前にいる金髪のアルくんを見れば分かる。
彼もアルくんの一部だ、アルくんと触れ合っているのと同じだ。
「ユート」と俺を呼ぶ声が聞こえて、金髪のアルくんの方を見た。
至近距離に顔があり、またキスをされるかと思って目をギュッと瞑った。
優しい触れるだけの口付け、アルくんが近くにいるんだと思った。
「そんなに心配なら、感覚を共有しようか?」
「…えっ、どういう事?」
「俺とアイツの感覚を繋げれば、ユートはアイツともしている事になるだろ」
「いや、でもアルくんが大変な事になっていたら邪魔になるよ!」
「これ以上痛みが広がってないから大丈夫だろ」
金髪のアルくんがそう言って、ゆっくりと目蓋を閉じた。
目を開けると、真っ赤な瞳が俺を見つめていた。
頬に触れて下に移動して、首…肩と滑らせる。
胸に触れて、シャツの上から乳首を触られてビクッと反応した。
シャツの下に手を潜り込ませて、直接摘んだり引っ掻いたりして小さな声が漏れる。
内腿を撫でられて、ズボンの上から包み込むように撫でられた。
金髪のアルくんは熱を持った瞳で見つめられて、恥ずかしくなる。
両手で顔を隠すが、すぐに腕を掴まれた。
「何してるんだ」
「そんな見られたら恥ずかしい」
「本当に、君は可愛いな」
手を握られて、唇が合わさった。
ゆっくり舌が入ってきて、中を撫でられて吸われた。
ピクンと身体が反応して、力がだんだん抜けていく。
唇を離して首筋を舐められて軽く吸われた。
俺を呼ぶ声と、見つめる顔がアルくんと重なる。
「アルくん」と呟くと、アルくんはギュッと抱きしめてくれた。
ズボンと下着を脱いで、指が尻を這う。
唾液で濡らした指が傷付けないようにゆっくりと入ってくる。
アルくん、アルくんも感じてくれてるのかな。
俺で元気になってほしい、俺がアルくんを守りたい。
慣らした俺の中にアルくんで満たされる。
「あっ、んぁ、あぁっ」
「…っ、ユート…キツくないか?」
「だいじょーぶ…んっ、アルくんは?」
「あぁ…力がだんだん戻ってきそうだ、もっと奥まで…感じたい」
「ひぁっ!」
アルくんがもっと奥に入れて、身体がビクビクと快楽に震える。
それ以上奥はダメだと首を振るが、アルくんは優しく微笑んでいた。
「もっと奥まで感じたい」と言うアルくんはちょっと強引なところがあるなと思った。
腰を何度も打ち付けられて、何度絶頂したか分からない。
それでも欲望は止まらず、俺とアルくんの両手を重ねてアルくんのが中に広がった。
熱い、奥がムズムズ変な感じがする。
頬を撫でるアルくんを見て、俺はどんなカタチでもアルくんの一部なら丸ごと愛したいなと思った。
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