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出会いと別れ・真相
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・裏視点・
家の苦しいしがらみに囚われて、何でもいいから逃げたかった。
家を飛び出して事故を起こしたのは計算外だったが、これで楽になれると思っていた。
結果、家の前だったから生かされた。
足の激痛だけが残り、痛みに苦しむ日々が待っていた。
いっその事死にたい、なんで死ぬ事すら許されないのか。
母は個室にしろと医者に言っていたが、満席だと断られていた。
そんなのどうでもいい、母のヒステリックに叫ぶ声も痛みも全部なくなればいいのに。
「大丈夫だよ、もうすぐで看護師さん来るからね」
背中を撫でる温もりと安心する声、痛みが和らいでいくのが分かった。
医者と看護師に囲まれて、あの温もりの相手はいなくなっていた。
顔も名前も知らない、看護師に聞いてもはぐらかされるだけだった。
自由に歩いて探したいが、この包帯で巻かれた足では限界が来る。
母に怯えている病院の人間が、少しでも危険がある事を許してはくれない。
窓を眺めていたら、一人の少年が病室の扉からこちらを見つめていた。
病院の人間と家族以外来た事がなくて、新鮮な気持ちだった。
暇つぶしになればいいかと思って、少年を病室に招いた。
彼の第一声は「もう痛くない?」という言葉だった。
俺の足を見て言ったのなら分かるが、もうという言葉は付かない。
俺が痛がっていたのを知っている様子で、入院してから患者と会ったのは彼だけだ。
医者を呼んだのは彼だと知り、俺の気持ちは昂った。
俺を救ってくれる子はこの子なのかもしれない。
俺は先に退院して、彼の見舞いに行きたかったが俺がいなかった間の習い事や勉強を一気にやらされた。
自分の家の後を継いでほしいとはいえ、俺の病み上がりの身体にはきつかった。
見舞いに行く暇がないほどに俺は再びしがらみで頭が可笑しくなりそうだった。
俺の精神安定剤は彼だった、短い時間だとはいえ俺にとっての支えだった。
その気持ちは他の人に感じた事がないもので、恋だと知るのに時間は掛からなかった。
高校で再会するとは思わず、廊下ですれ違ってすぐに声を掛けた。
何年経っても変わらないその姿に嬉しさが溢れてきた。
男同士とか関係なく、彼だから俺は好きになった。
再会して数ヶ月経ったが、友達関係にもやもやしてきた。
誰かに取られたら後悔しても遅い、友達は立場的に恋人よりも弱い。
俺以外に笑ったり、俺の知らない顔を知らない奴に向けるのは嫌だ。
俺だってもっといろいろ見たい、俺しか知らない彼を知りたい。
キスもしたいしその先も…どんどん欲深くなっていく。
溢れる気持ちを抑えられずに、玉砕覚悟で彼に気持ちを伝えた。
頷かなかったら、せめて友人として今まで通り一緒にいた。
彼の顔は、頬が赤く染まり可愛らしい俺の知らない顔だった。
恋人になれるとは思っていなくて、俺の都合のいい幻覚かと思って何度も確認した。
彼は優しい笑みを浮かべて「俺も好き」と言ってくれた。
それから俺達の関係は少し変わって、幸せな日々を送った。
正直進展はキス止まりで、焦るものではないと思いながら俺も男だ、その先に興味がある。
とはいえ、怯えさせてはいけないとゆっくりこの関係を育んでいこう。
そんなある日、俺は定期的に家の会社の手伝いで学校を休んでいる。
学校も承諾済みで、後継ぎとして仕事をする事が自由に学校に通わせる条件だ。
それをしないと今すぐにでも学校を辞めさせる勢いで、大学まで通うつもりなら言う事を聞いた方がいい。
俺には彼がいる、大丈夫だ…いつか俺が後を継いで誰にも文句を言わせない状態で彼と永遠を共にしたい。
「彼女なんていいんじゃない?幼馴染みだし」
「……母さん、それは前にも断ったはずだけど」
「なにが不満なんだよ、言う事聞く一途な女だろ」
「……」
ゲスな笑みを浮かべて俺の肩に手を置いていて、その手を振り払った。
俺と同じ顔をして、そんな顔をされるのは不快でしかない。
一卵性双生児の兄は、母の言葉に賛同していた。
顔は似ているが性格は全く似てない、意地の悪い男だ。
言う事を聞く一途な男はお前だろと言いたいが、母の前では面倒な事になるから黙っている。
母は俺を後継ぎとしてしたいが、双子の兄は自分が後継ぎに相応しいと思っている。
なんて言われたのか知らないが、母は双子の兄を利用をしていいように使っている。
そんなに後継ぎになりたいなら譲るが母が許してくれない。
今はまだ家族に彼の事は言えない、でも必ずその時は来る。
それまで俺は、仕事と勉学と恋を両立するつもりだ。
仕事中はスマホを取り上げられていて、仕事用のスマホしか持たされていない。
彼には仕事を手伝っている事を伝えてはいるが、いつもなら長くて二日くらいで学校に行ける。
でも、今回は一週間以上会えない日々が続いた。
早く会いたい、その気持ちでいっぱいで仕事を終わらせて学校に通った。
今朝スマホのメッセージで来た内容に俺は納得していない。
何の理由もなく一言「別れよう」なんて言われて納得出来るわけがない。
スマホで連絡を取っても返信がない、なにかあったのか?
身体が弱いから、病気になったんじゃないかと心配になる。
俺に心配掛けないように言ったのかもしれない、余計に心配になるが…
学校に通っても彼の姿は何処にもなかった。
すぐに俺達が出会った病院に向かうために病院に行った。
家族以外の面会が出来ないと言われて、会う事は出来なかったが入院している事は分かった。
スマホを触られないほどなのかと心配になったが、会えないからどうする事も出来ない。
毎日のように連絡を送っても返信はなく、ブロックされている事を初めて知った。
嫌われるような事しただろうか、出来る事ならもう一度会いたい。
退院してくる事を願っていたが、会う事はなく卒業した。
生きる気力をなくした俺は、仕事も手に付かず大学に通って無の時間を過ごした。
俺のやる気のなさに母は呆れていて、双子の兄を後継ぎにすると言っていた。
はしゃぐ男を見て、どうでもいい気分になる。
俺の人生だった、全てだった、これから一人でどうやって行きていけばいいんだろう。
俺がその事実を知ったのは、二年後だった。
双子の兄が幼馴染みと結婚式を挙げたその日、部屋に呼ばれた。
全てが上手くいって俺がこうなって嬉しいのか感謝を口にしていた。
そして、口を滑らせたのか双子の兄が知るはずもない彼にも感謝していた。
なにか知っている、俺が知らない事をこの男は…
胸ぐらを掴んで全てを洗いざらい吐き出させた。
首を絞める勢いで、俺と同じ顔の男はもがいていた。
怠けて女遊びばかりしているコイツに腕力で負けるはずはない。
双子の兄は母の命令で俺と彼の仲を引き裂くためにいろいろしていた。
常に俺の近辺を調査して交流関係を把握されていた。
何処でも俺の事を縛り付けたいのか、彼を奪ってまで…
俺が仕事をしている間、生徒会長の仕事を勝手にやっていたそうだ。
だから余計な仕事が増えていたのか、周りの生徒会メンバー達は俺の体調が悪いと思っていたそうだ。
そして何処でも見せつけるように周りの目を気にせず幼馴染みといちゃついていた。
そして彼は病院に運ばれた、俺が大切にしてきた子を…
病院に運ばれても追い詰めるように別れ話を言って、俺への返信はサイドテーブルにあったスマホで勝手に操作した。
確かに彼はスマホにパスワードをしていなかった。
だからって勝手にそんな事をしていいわけではない。
こんな事をしている場合ではない、彼に会って誤解だって説明しないと…
家のしがらみはもうない…二度と寂しい思いをさせたくない。
気付いた頃には、何もかもが遅すぎたんだ。
病院に行くと彼はもういなくて、家に向かった。
俺の事を嫌いになっても、話だけでも聞いてほしい。
彼のお母さんに聞いたのは、彼が亡くなった事だった。
話し合う事すら出来ず、もう会う事すら出来ない。
彼のお母さんに頭を下げて、俺は彼にフラれた時よりも心にぽっかりと穴が開いていた。
彼に会う方法はきっと一つだけなんだろうとボーッと考えていた。
家の苦しいしがらみに囚われて、何でもいいから逃げたかった。
家を飛び出して事故を起こしたのは計算外だったが、これで楽になれると思っていた。
結果、家の前だったから生かされた。
足の激痛だけが残り、痛みに苦しむ日々が待っていた。
いっその事死にたい、なんで死ぬ事すら許されないのか。
母は個室にしろと医者に言っていたが、満席だと断られていた。
そんなのどうでもいい、母のヒステリックに叫ぶ声も痛みも全部なくなればいいのに。
「大丈夫だよ、もうすぐで看護師さん来るからね」
背中を撫でる温もりと安心する声、痛みが和らいでいくのが分かった。
医者と看護師に囲まれて、あの温もりの相手はいなくなっていた。
顔も名前も知らない、看護師に聞いてもはぐらかされるだけだった。
自由に歩いて探したいが、この包帯で巻かれた足では限界が来る。
母に怯えている病院の人間が、少しでも危険がある事を許してはくれない。
窓を眺めていたら、一人の少年が病室の扉からこちらを見つめていた。
病院の人間と家族以外来た事がなくて、新鮮な気持ちだった。
暇つぶしになればいいかと思って、少年を病室に招いた。
彼の第一声は「もう痛くない?」という言葉だった。
俺の足を見て言ったのなら分かるが、もうという言葉は付かない。
俺が痛がっていたのを知っている様子で、入院してから患者と会ったのは彼だけだ。
医者を呼んだのは彼だと知り、俺の気持ちは昂った。
俺を救ってくれる子はこの子なのかもしれない。
俺は先に退院して、彼の見舞いに行きたかったが俺がいなかった間の習い事や勉強を一気にやらされた。
自分の家の後を継いでほしいとはいえ、俺の病み上がりの身体にはきつかった。
見舞いに行く暇がないほどに俺は再びしがらみで頭が可笑しくなりそうだった。
俺の精神安定剤は彼だった、短い時間だとはいえ俺にとっての支えだった。
その気持ちは他の人に感じた事がないもので、恋だと知るのに時間は掛からなかった。
高校で再会するとは思わず、廊下ですれ違ってすぐに声を掛けた。
何年経っても変わらないその姿に嬉しさが溢れてきた。
男同士とか関係なく、彼だから俺は好きになった。
再会して数ヶ月経ったが、友達関係にもやもやしてきた。
誰かに取られたら後悔しても遅い、友達は立場的に恋人よりも弱い。
俺以外に笑ったり、俺の知らない顔を知らない奴に向けるのは嫌だ。
俺だってもっといろいろ見たい、俺しか知らない彼を知りたい。
キスもしたいしその先も…どんどん欲深くなっていく。
溢れる気持ちを抑えられずに、玉砕覚悟で彼に気持ちを伝えた。
頷かなかったら、せめて友人として今まで通り一緒にいた。
彼の顔は、頬が赤く染まり可愛らしい俺の知らない顔だった。
恋人になれるとは思っていなくて、俺の都合のいい幻覚かと思って何度も確認した。
彼は優しい笑みを浮かべて「俺も好き」と言ってくれた。
それから俺達の関係は少し変わって、幸せな日々を送った。
正直進展はキス止まりで、焦るものではないと思いながら俺も男だ、その先に興味がある。
とはいえ、怯えさせてはいけないとゆっくりこの関係を育んでいこう。
そんなある日、俺は定期的に家の会社の手伝いで学校を休んでいる。
学校も承諾済みで、後継ぎとして仕事をする事が自由に学校に通わせる条件だ。
それをしないと今すぐにでも学校を辞めさせる勢いで、大学まで通うつもりなら言う事を聞いた方がいい。
俺には彼がいる、大丈夫だ…いつか俺が後を継いで誰にも文句を言わせない状態で彼と永遠を共にしたい。
「彼女なんていいんじゃない?幼馴染みだし」
「……母さん、それは前にも断ったはずだけど」
「なにが不満なんだよ、言う事聞く一途な女だろ」
「……」
ゲスな笑みを浮かべて俺の肩に手を置いていて、その手を振り払った。
俺と同じ顔をして、そんな顔をされるのは不快でしかない。
一卵性双生児の兄は、母の言葉に賛同していた。
顔は似ているが性格は全く似てない、意地の悪い男だ。
言う事を聞く一途な男はお前だろと言いたいが、母の前では面倒な事になるから黙っている。
母は俺を後継ぎとしてしたいが、双子の兄は自分が後継ぎに相応しいと思っている。
なんて言われたのか知らないが、母は双子の兄を利用をしていいように使っている。
そんなに後継ぎになりたいなら譲るが母が許してくれない。
今はまだ家族に彼の事は言えない、でも必ずその時は来る。
それまで俺は、仕事と勉学と恋を両立するつもりだ。
仕事中はスマホを取り上げられていて、仕事用のスマホしか持たされていない。
彼には仕事を手伝っている事を伝えてはいるが、いつもなら長くて二日くらいで学校に行ける。
でも、今回は一週間以上会えない日々が続いた。
早く会いたい、その気持ちでいっぱいで仕事を終わらせて学校に通った。
今朝スマホのメッセージで来た内容に俺は納得していない。
何の理由もなく一言「別れよう」なんて言われて納得出来るわけがない。
スマホで連絡を取っても返信がない、なにかあったのか?
身体が弱いから、病気になったんじゃないかと心配になる。
俺に心配掛けないように言ったのかもしれない、余計に心配になるが…
学校に通っても彼の姿は何処にもなかった。
すぐに俺達が出会った病院に向かうために病院に行った。
家族以外の面会が出来ないと言われて、会う事は出来なかったが入院している事は分かった。
スマホを触られないほどなのかと心配になったが、会えないからどうする事も出来ない。
毎日のように連絡を送っても返信はなく、ブロックされている事を初めて知った。
嫌われるような事しただろうか、出来る事ならもう一度会いたい。
退院してくる事を願っていたが、会う事はなく卒業した。
生きる気力をなくした俺は、仕事も手に付かず大学に通って無の時間を過ごした。
俺のやる気のなさに母は呆れていて、双子の兄を後継ぎにすると言っていた。
はしゃぐ男を見て、どうでもいい気分になる。
俺の人生だった、全てだった、これから一人でどうやって行きていけばいいんだろう。
俺がその事実を知ったのは、二年後だった。
双子の兄が幼馴染みと結婚式を挙げたその日、部屋に呼ばれた。
全てが上手くいって俺がこうなって嬉しいのか感謝を口にしていた。
そして、口を滑らせたのか双子の兄が知るはずもない彼にも感謝していた。
なにか知っている、俺が知らない事をこの男は…
胸ぐらを掴んで全てを洗いざらい吐き出させた。
首を絞める勢いで、俺と同じ顔の男はもがいていた。
怠けて女遊びばかりしているコイツに腕力で負けるはずはない。
双子の兄は母の命令で俺と彼の仲を引き裂くためにいろいろしていた。
常に俺の近辺を調査して交流関係を把握されていた。
何処でも俺の事を縛り付けたいのか、彼を奪ってまで…
俺が仕事をしている間、生徒会長の仕事を勝手にやっていたそうだ。
だから余計な仕事が増えていたのか、周りの生徒会メンバー達は俺の体調が悪いと思っていたそうだ。
そして何処でも見せつけるように周りの目を気にせず幼馴染みといちゃついていた。
そして彼は病院に運ばれた、俺が大切にしてきた子を…
病院に運ばれても追い詰めるように別れ話を言って、俺への返信はサイドテーブルにあったスマホで勝手に操作した。
確かに彼はスマホにパスワードをしていなかった。
だからって勝手にそんな事をしていいわけではない。
こんな事をしている場合ではない、彼に会って誤解だって説明しないと…
家のしがらみはもうない…二度と寂しい思いをさせたくない。
気付いた頃には、何もかもが遅すぎたんだ。
病院に行くと彼はもういなくて、家に向かった。
俺の事を嫌いになっても、話だけでも聞いてほしい。
彼のお母さんに聞いたのは、彼が亡くなった事だった。
話し合う事すら出来ず、もう会う事すら出来ない。
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