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第116話 完成品のお披露目
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アイギスにてフェネセンとカイが綿密な打ち合わせをして、足輪の設計仕様が決まった。
形状は開閉式のリングで、外側には魔力吸収用のダイヤモンドを嵌め込み、内側には魔法陣代わりの文字刻印を施す。
普段なら魔力吸収に用いるのは水晶だが、今回は小さな足輪につけるということで水晶よりもランクが高く、魔力の吸収力も格段優れたダイヤモンドを使用することになった。
リング状のアイテムに開閉式ギミックを用いることは、アイギスにとっても初の試みということもあり、開発及び完成までに5日は欲しいということだった。
ただし、一度雛形が完成してしまえば後は同じ工程で作れるので、最初の1個ほど時間はかからないという。
ライト達が必要とする10個分を揃えるのにひとまず2週間、14日という試算で製作してもらうことになった。
フェネセンも監修のために、最初の5日は毎日午後にアイギスに通い、1個目の足輪が完成したら一日置きに通う予定だそうだ。
「そしたらフェネセンは、午前中はラウルについて料理の修行だな。アイギスへの差し入れ手土産も用意できて、一石二鳥だろう」
「おおぅ、吾輩休む間もないのけ……」
「大丈夫!フェネぴょんは天才だから、何でもできるよ!」
「え?そう?やっぱり吾輩天才?ぃゃーん、ライトきゅんてば良く分かってるぅー!」
フェネセンはライトに褒められたことに気を良くして、頬に手を当て高速クネクネしている。
ライトの方も、フェネセンの扱い方を熟知してきたようだ。
「おう、稀代の大魔導師フェネセン様には足輪製作後半の空いた日に、俺の研究にも付き合ってもらうぞ?ここ最近ずっとバタバタしてて、全然手を付けていられなんだがな」
「研究?え、何ナニ、レオぽん何か研究してんの?」
「……フェネセン、お前……夢で俺が何か研究してんのを見て、カタポレンの家に押しかけてきたんじゃなかったのか?」
「「…………」」
レオニスは胡乱げな視線で、フェネセンは目をぱちくりとさせて、それぞれの目を見つめ合う。
双方沈黙とともにしばらく見つめ合った後、フェネセンが思い出したように己の手のひらに己の拳をポン、と軽く叩いた。
「あ、そういやそうだったねーぃ!吾輩すっかり忘れてたぁよ、キャハッ♪」
ウィンクしながらテヘペロ顔で敬礼するフェネセン。
『殴りたい、この笑顔』
そんな魂の声が再び甦るレオニスの背後から、羽交い締めにして必死に止めるラウル。
そんな光景をライトは『ああ、今日も平和だなー』程度の感覚で、縁側でのんびりとお茶を啜りつつ眺めるような気分で見ている。
確かにこの週末は、バタバタした日が続いていた。そのおかげで、フェネセンなど本来の訪問目的すら忘れかけている始末である。
でもまぁ何はともあれ、各々がやることは決まった。
まずはマキシの目覚めに必要な魔導具、足輪10個の完成を待つのみ。
それまでは、各々がすべきことを粛々とこなしていくのみ、である。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
レオニスがアイギスに足輪製作を依頼してから、5日が経過した。
予定通りにいけば、足輪の最初の1個目が完成する日である。
ライトはその結果がどうなったか、学校に通っていても気になってしょうがなかった。
授業を無事終えて、急いでラグナロッツァの屋敷に帰る。
するとそこには、レオニスとラウルがいて何かを話しているところだった。
「お、ライト、おかえり」
「レオ兄ちゃん、ラウル、ただいま!フェネぴょんはまだ帰ってきてないの?」
「ああ、もうそろそろ帰ってくる頃だとは思うがな」
「ま、そのうち帰ってくるさ。俺は皆のおやつでも用意してくるよ」
「そうだな、ライトも鞄置いて着替えてきな。食堂でのんびりお茶しながらフェネセンの帰りを待とう」
「うん、分かったー」
ライトは急いで二階の宝物庫に行き、制服から私服に着替えて食堂に戻る。
すると、先程までいなかったフェネセンがそこにいた。どうやらライトが二階に行っている間に帰ってきたらしい。
「あっ、フェネぴょん!おかえりー!」
「ライトきゅん、たろいもー!」
「フェネぴょん、例の足輪はできたの?」
「うん、バッチリ素晴らしいモノが出来上がったよ!ぃゃー、アイギスはさすがだねぃ、予想以上の完成度の高さは見事と言う他ないねぇ」
フェネセンはそう言いながら、空間魔法陣の中から指輪ケースのようなものを取り出した。
その箱を恭しくフェネセンがそっと開ける。その中には、とても美しく輝く足輪が入ってた。
本当にぱっと見では指輪にしか見えない、繊細で美しい逸品である。
「「「……おおおおお……」」」
フェネセン以外の三人が、ほぼ同時に指輪ケースの中を覗き込み、その中に鎮座ましましている足輪を見て感嘆の声を漏らす。
その足輪はヒヒイロカネの特徴である赤く美しい光沢を湛え、蜃気楼のようにゆらゆらと揺らめいて見える特性もきちんと表れている。
その蜃気楼のような揺らめきが鉱物状態より若干薄れて見えるのは、表側に配われたダイヤモンドが原因だ。
見る者を魅了してやまない七色の輝きは、まさに宝石の王者と呼ばれるに相応しい。
ちなみに宝石のカッティングは、セイの担当分野なのだそうだ。
鍛冶だけでなく、宝石のカッティングも外注に頼ることなく自分達の工房で賄える。それがアイギスの強みなのだ。
フェネセンがふと思い出したように、足輪の取り扱い注意事項を皆に告げる。
「あッ、これまだ内側の魔法陣の本格起動はしてないから、今のうちはまだ普通に触れるけど。それでも加工済みのヒヒイロカネとダイヤモンドの魔力吸収力は高いから、皆触る時は注意してね?」
「特にレオぽん、君は絶対に素手で触っちゃダメだからね?」
「レオぽんはアホほど魔力高いからねぃ、八咫烏に使う前から魔力を吸わせる訳にはいかんのだよ」
「足輪がレオぽんの魔力を吸い取って、すぐに満腹なっちゃったら本番で使い物ならなくなるしー」
「……え?」
今まさしくその足輪を手に取ろうとしていたレオニスの手が、ピタッと止まる。
完成品の足輪とレオニスの指のその距離0.8cm、まさしく正真正銘の危機一髪である。
「お、おぅ……危ないところだった……つーか、フェネセン、そういうことは箱開ける前に先に言ってくれや……」
「まぁもともとの使い方考えたら、魔力の高い人は不用意に触っちゃダメだよね」
「そしたら、俺ら四人全員アウトだな……」
そろそろと手を引くレオニスに、ライトやラウルも若干箱から距離を置くように離れた。
「でもそうなると、足輪を取り付ける時にはどうするの?」
「その時は吾輩がつけるよー、魔力遮断の手袋あるし」
「へー、そんな魔導具もあるんだぁ」
「そそそ、吾輩魔導具の研究もしてるしね?研究がてら魔導具の製作をすることもちょくちょくあるし」
「フェネぴょんて、本当にすごい大魔導師なんだねぇ」
「ライトきゅん、もっと絶賛してっ!吾輩絶賛されたいのっ!」
もっともな疑問を呈したライトに対し、あっさりと解決策を提示するフェネセン。
その有能さに、ライトは心底感心した。
それに対して素直に絶賛したライトに、その絶賛を素直に受け取り喜ぶだけでなく、もっともっと褒めて!とこれまた素直にねだるフェネセン。
頬に手を当てながら高速クネクネするその姿は、もはやフェネセンを象徴するポーズであると言っても過言ではない、かもしれない。
「とりあえず、完成品はこんな感じねぃ。残りの9個も多分予定通りに作れると思うって、カイにゃんは言ってたよー」
「そうか、順調そうで何よりだ」
「作り方の雛形は完成したけど、それでも見本は手元にあった方がいいだろうから、このおやつ食べ終えたらまたアイギスにお届けしてくるねぃ」
「だったら今から急いでアイギスへの差し入れを作るから、それもいっしょに持っていってくれ」
今から再びアイギスに出向くというフェネセンに、ラウルが差し入れを申し出た。
「ラウルっち師匠、いいの?でも、差し入れ作ってくれるならカイにゃん達もすごく喜んでくれると思うよー、ラウルっち師匠のスイーツはアイギスの皆もいっつも大絶賛してるから!」
「そうか、それは良かった。皆マキシのために動いてくれているからな、俺にできる礼といえば差し入れを作るくらいしかないが」
ラウルが作る差し入れは、アイギス三姉妹にも大好評らしい。
それも当然といえば当然である、ラウル特製の絶品スイーツを喜ばない者などいる訳がないのだから。
「ホントホント、最近じゃセイにゃんとメイにゃんが『スイーツ店を開店してくれないかしら?そしたら毎日でも通うのにー』とか『何ならうちで出資して、表通りに独立店舗を持ってもらうのはどうかしら?』とか言ってるくらいだからねぃ」
「「それはダメ!!」」
フェネセンが何気なく出した話に、ライトとレオニスが同時に血相を変えて拒絶反応を示した。
====================
『○りたい、この笑顔』
↑中に入るたった一文字がちょこっと入れ替わるだけで、真逆なものにも変化してしまうのです。
そして、思わぬところで出てきたラウルのヘッドハンティング話。やはり台所に立つ男はモテるのですねぇ。
ラウル大好きなライトはもちろんのこと、レオニスまで速攻拒否に走るとはなかなかに意外ですが。
さて、どうなるでしょう?
形状は開閉式のリングで、外側には魔力吸収用のダイヤモンドを嵌め込み、内側には魔法陣代わりの文字刻印を施す。
普段なら魔力吸収に用いるのは水晶だが、今回は小さな足輪につけるということで水晶よりもランクが高く、魔力の吸収力も格段優れたダイヤモンドを使用することになった。
リング状のアイテムに開閉式ギミックを用いることは、アイギスにとっても初の試みということもあり、開発及び完成までに5日は欲しいということだった。
ただし、一度雛形が完成してしまえば後は同じ工程で作れるので、最初の1個ほど時間はかからないという。
ライト達が必要とする10個分を揃えるのにひとまず2週間、14日という試算で製作してもらうことになった。
フェネセンも監修のために、最初の5日は毎日午後にアイギスに通い、1個目の足輪が完成したら一日置きに通う予定だそうだ。
「そしたらフェネセンは、午前中はラウルについて料理の修行だな。アイギスへの差し入れ手土産も用意できて、一石二鳥だろう」
「おおぅ、吾輩休む間もないのけ……」
「大丈夫!フェネぴょんは天才だから、何でもできるよ!」
「え?そう?やっぱり吾輩天才?ぃゃーん、ライトきゅんてば良く分かってるぅー!」
フェネセンはライトに褒められたことに気を良くして、頬に手を当て高速クネクネしている。
ライトの方も、フェネセンの扱い方を熟知してきたようだ。
「おう、稀代の大魔導師フェネセン様には足輪製作後半の空いた日に、俺の研究にも付き合ってもらうぞ?ここ最近ずっとバタバタしてて、全然手を付けていられなんだがな」
「研究?え、何ナニ、レオぽん何か研究してんの?」
「……フェネセン、お前……夢で俺が何か研究してんのを見て、カタポレンの家に押しかけてきたんじゃなかったのか?」
「「…………」」
レオニスは胡乱げな視線で、フェネセンは目をぱちくりとさせて、それぞれの目を見つめ合う。
双方沈黙とともにしばらく見つめ合った後、フェネセンが思い出したように己の手のひらに己の拳をポン、と軽く叩いた。
「あ、そういやそうだったねーぃ!吾輩すっかり忘れてたぁよ、キャハッ♪」
ウィンクしながらテヘペロ顔で敬礼するフェネセン。
『殴りたい、この笑顔』
そんな魂の声が再び甦るレオニスの背後から、羽交い締めにして必死に止めるラウル。
そんな光景をライトは『ああ、今日も平和だなー』程度の感覚で、縁側でのんびりとお茶を啜りつつ眺めるような気分で見ている。
確かにこの週末は、バタバタした日が続いていた。そのおかげで、フェネセンなど本来の訪問目的すら忘れかけている始末である。
でもまぁ何はともあれ、各々がやることは決まった。
まずはマキシの目覚めに必要な魔導具、足輪10個の完成を待つのみ。
それまでは、各々がすべきことを粛々とこなしていくのみ、である。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
レオニスがアイギスに足輪製作を依頼してから、5日が経過した。
予定通りにいけば、足輪の最初の1個目が完成する日である。
ライトはその結果がどうなったか、学校に通っていても気になってしょうがなかった。
授業を無事終えて、急いでラグナロッツァの屋敷に帰る。
するとそこには、レオニスとラウルがいて何かを話しているところだった。
「お、ライト、おかえり」
「レオ兄ちゃん、ラウル、ただいま!フェネぴょんはまだ帰ってきてないの?」
「ああ、もうそろそろ帰ってくる頃だとは思うがな」
「ま、そのうち帰ってくるさ。俺は皆のおやつでも用意してくるよ」
「そうだな、ライトも鞄置いて着替えてきな。食堂でのんびりお茶しながらフェネセンの帰りを待とう」
「うん、分かったー」
ライトは急いで二階の宝物庫に行き、制服から私服に着替えて食堂に戻る。
すると、先程までいなかったフェネセンがそこにいた。どうやらライトが二階に行っている間に帰ってきたらしい。
「あっ、フェネぴょん!おかえりー!」
「ライトきゅん、たろいもー!」
「フェネぴょん、例の足輪はできたの?」
「うん、バッチリ素晴らしいモノが出来上がったよ!ぃゃー、アイギスはさすがだねぃ、予想以上の完成度の高さは見事と言う他ないねぇ」
フェネセンはそう言いながら、空間魔法陣の中から指輪ケースのようなものを取り出した。
その箱を恭しくフェネセンがそっと開ける。その中には、とても美しく輝く足輪が入ってた。
本当にぱっと見では指輪にしか見えない、繊細で美しい逸品である。
「「「……おおおおお……」」」
フェネセン以外の三人が、ほぼ同時に指輪ケースの中を覗き込み、その中に鎮座ましましている足輪を見て感嘆の声を漏らす。
その足輪はヒヒイロカネの特徴である赤く美しい光沢を湛え、蜃気楼のようにゆらゆらと揺らめいて見える特性もきちんと表れている。
その蜃気楼のような揺らめきが鉱物状態より若干薄れて見えるのは、表側に配われたダイヤモンドが原因だ。
見る者を魅了してやまない七色の輝きは、まさに宝石の王者と呼ばれるに相応しい。
ちなみに宝石のカッティングは、セイの担当分野なのだそうだ。
鍛冶だけでなく、宝石のカッティングも外注に頼ることなく自分達の工房で賄える。それがアイギスの強みなのだ。
フェネセンがふと思い出したように、足輪の取り扱い注意事項を皆に告げる。
「あッ、これまだ内側の魔法陣の本格起動はしてないから、今のうちはまだ普通に触れるけど。それでも加工済みのヒヒイロカネとダイヤモンドの魔力吸収力は高いから、皆触る時は注意してね?」
「特にレオぽん、君は絶対に素手で触っちゃダメだからね?」
「レオぽんはアホほど魔力高いからねぃ、八咫烏に使う前から魔力を吸わせる訳にはいかんのだよ」
「足輪がレオぽんの魔力を吸い取って、すぐに満腹なっちゃったら本番で使い物ならなくなるしー」
「……え?」
今まさしくその足輪を手に取ろうとしていたレオニスの手が、ピタッと止まる。
完成品の足輪とレオニスの指のその距離0.8cm、まさしく正真正銘の危機一髪である。
「お、おぅ……危ないところだった……つーか、フェネセン、そういうことは箱開ける前に先に言ってくれや……」
「まぁもともとの使い方考えたら、魔力の高い人は不用意に触っちゃダメだよね」
「そしたら、俺ら四人全員アウトだな……」
そろそろと手を引くレオニスに、ライトやラウルも若干箱から距離を置くように離れた。
「でもそうなると、足輪を取り付ける時にはどうするの?」
「その時は吾輩がつけるよー、魔力遮断の手袋あるし」
「へー、そんな魔導具もあるんだぁ」
「そそそ、吾輩魔導具の研究もしてるしね?研究がてら魔導具の製作をすることもちょくちょくあるし」
「フェネぴょんて、本当にすごい大魔導師なんだねぇ」
「ライトきゅん、もっと絶賛してっ!吾輩絶賛されたいのっ!」
もっともな疑問を呈したライトに対し、あっさりと解決策を提示するフェネセン。
その有能さに、ライトは心底感心した。
それに対して素直に絶賛したライトに、その絶賛を素直に受け取り喜ぶだけでなく、もっともっと褒めて!とこれまた素直にねだるフェネセン。
頬に手を当てながら高速クネクネするその姿は、もはやフェネセンを象徴するポーズであると言っても過言ではない、かもしれない。
「とりあえず、完成品はこんな感じねぃ。残りの9個も多分予定通りに作れると思うって、カイにゃんは言ってたよー」
「そうか、順調そうで何よりだ」
「作り方の雛形は完成したけど、それでも見本は手元にあった方がいいだろうから、このおやつ食べ終えたらまたアイギスにお届けしてくるねぃ」
「だったら今から急いでアイギスへの差し入れを作るから、それもいっしょに持っていってくれ」
今から再びアイギスに出向くというフェネセンに、ラウルが差し入れを申し出た。
「ラウルっち師匠、いいの?でも、差し入れ作ってくれるならカイにゃん達もすごく喜んでくれると思うよー、ラウルっち師匠のスイーツはアイギスの皆もいっつも大絶賛してるから!」
「そうか、それは良かった。皆マキシのために動いてくれているからな、俺にできる礼といえば差し入れを作るくらいしかないが」
ラウルが作る差し入れは、アイギス三姉妹にも大好評らしい。
それも当然といえば当然である、ラウル特製の絶品スイーツを喜ばない者などいる訳がないのだから。
「ホントホント、最近じゃセイにゃんとメイにゃんが『スイーツ店を開店してくれないかしら?そしたら毎日でも通うのにー』とか『何ならうちで出資して、表通りに独立店舗を持ってもらうのはどうかしら?』とか言ってるくらいだからねぃ」
「「それはダメ!!」」
フェネセンが何気なく出した話に、ライトとレオニスが同時に血相を変えて拒絶反応を示した。
====================
『○りたい、この笑顔』
↑中に入るたった一文字がちょこっと入れ替わるだけで、真逆なものにも変化してしまうのです。
そして、思わぬところで出てきたラウルのヘッドハンティング話。やはり台所に立つ男はモテるのですねぇ。
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