49 / 62
6章 全ての始まりと終わり
48 パーティーを前に
しおりを挟む大変お待たせしましたm(__)m
やっと、書き上がりましたので本日より連載再開です!
最終章となりますが、楽しんでいただければと思います(^^)
~~~~~~~~~
学園の人たちを解術してから、あっという間に2ヶ月半。
建国記念のパーティーの日が近づいてきた。
学園の人達を解術してから大分経ったけど、再びレイラ様の魔術にかかった人は居ないみたい。
いやぁ~やっと意味のある授業が受けられたよ!
前も、レイラ様の魔術にかかってない状態の先生は居たけど、新人の先生が多かったからね。
ベテランの先生が例外なくレイラ様の魔術にかかっていたせいで、新人教員への指導とかも出来てなかったみたいだね………。
───建国記念パーティーは2週間後、、その日で全てにケリをつける………!
パーティーにはイルも連れていくことにした。
本当は連れていかないつもりだったけど。
………社交界デビューは早くても学園入学後、普通は卒業したらだし、イルが傷付いたら嫌だったから。
彼女に一番苦しめられたのはイルだからね。
僕が側で守ってあげればいいんだもん!
レイラ様の方はまだイルを探してるみたい。
イルは見つからないし、 魔術にかかっていたはずの人達は解術されているしでかなり慌ててるよ……。
───さてと、、今は学園に居るんだけど………。
僕は当然の如く女子生徒たちに囲まれている。
さっき、今日最後の授業、シャイン王国の王国史が終わった所なんだけど……。
授業が終わる度にこんなんじゃ、休めないよ………。
ここ最近人数が増えたし、互いに牽制し合ってるし、モジモジしながら僕を見ては顔を赤くして下を向くし………!
何なの!?
まぁ、最近はアルも同じように囲まれてるけど、、
トーマスはいつも通りカミラ様と楽しそうに談笑しながら僕とアルをからかってくる。
………顔に笑顔を張り付けながら、令嬢達と話しているけど、、そろそろ顔が限界かも。
「───ラストル様~!」
また新手か!?
………サリー嬢か、、
ある意味で尊敬しちゃうよ。自分よりも高位貴族の令嬢達を押し退けて来るなんて………。
「そろそろ察してあげて下さい! 私を含めて皆、ラストル様に建国記念パーティーでのエスコートをして欲しいんですよ!?」
………そうゆうことか、、
アルまで囲まれている理由が分かったよ。
「まぁ、また貴女ですの!?毎度のことながら無礼です事!」
「本当ですわ!私達を押し退けるなんて……!」
「田舎の男爵令嬢ごときが!」
はぁ、、
「サリー嬢、何度か言ったけどもう少し貴族としての振る舞いを身に付けた方がいいよ?」
「……は~い」
「───そ、それでラストル様2週間後の建国記念パーティー、お相手は決まっていますの? 私達、そのパーティーで社交界デビューをする予定ですの。是非エスコートをお願いしたくて、、」
随分と早口だな、、
それにしてもエスコートか、、僕はイルと行く予定だったんだけど………。
そもそもまだ学園の1年生なのに結構多くの人が建国記念パーティーで社交界デビューするみたいだね。
「──申し訳ありません、、もう既にパートナーが決まっておりまして………」
「「「「!!」」」」
えっ? 何で皆そんな『嘘っ!?』みたいな顔してるの?
「あの、、何か問題が?」
「い、いえっ!ラストル様は普段、女性にあまり興味を示さないので少し意外でしたの」
「え、えぇ、そうですわ!」
あぁ、、確かに普段は、話し掛けられたら笑顔で応じるだけで、自分から女性に声をかけたり、話を振ったりはしないな………。
むしろ、いつも囲まれてて困ってるってゆうのが、隠しきれてない時があるし、会話を早く終わらせようとしたりで………。
「ち、ちなみにパーティーには誰と行かれるのですか?」
「私も気になりますわ!」
私も私もって身を乗り出して聞いてくるから、気圧されちゃった……。
「───秘密です、、当日の楽しみに取っておいてください」
「「「「は、はい!」」」」
………これ以上詮索されないように自分に出来得る最上級の笑顔で言ったら、周りの令嬢、、男子生徒まで顔を赤くしてる。
えっ? 僕、何かした?
大人っぽい笑顔を心掛けたんだけど、、子供っぽくておかしかったかな、、 口元に指を当てて言ったのが不味かった?
………ま、まぁいっか………。
「それでは、本日は失礼致します。また明日お会いしましょう」
「私も失礼する」
「僕も~」
「それでは私も失礼致しますわ。皆様ごきげんよう」
アル、トーマスと、、カミラ様が僕と一緒に教室を出た。
―――――――――――――
「ははは! ラストル、あの顔はスゴいぞ!」
「えっ!? そんなに酷かった?」
教室からある程度離れたらアルが急に笑いだした。
「………毎度のことながら自覚がありませんのね……」
「しょうがないよ~ラストルだもんね~!」
カミラ様とトーマスまで!?
「ラストル様! 今後、ああいった類いの笑顔はお止めくださいませ、、耐性のない女子生徒たちが色気に当てられてしまいましたわ!」
「……色気?」
「はい!」
「あぁ!」
「うん!」
わぁ、、タイミングバッチリな返事だね……。
「……カミラ様には耐性があるのですか?」
「えっ? そ、それはお話する機会も多いからですわ!………それに──」
「カミラ~?」
「!……何でもありませんわ!」
………本当にこの二人の関係が気になる。
さっき、話ながらトーマスの方を向いた時のカミラ様の頬はうっすら赤くなってたし、トーマスも───
「ラストル~??」
「いや、何でもない!」
「ははは! やはり、お前達と話すのは楽しいな!」
0
あなたにおすすめの小説
なりゆきで妻になった割に大事にされている……と思ったら溺愛されてた
たぬきち25番
恋愛
男爵家の三女イリスに転生した七海は、貴族の夜会で相手を見つけることができずに女官になった。
女官として認められ、夜会を仕切る部署に配属された。
そして今回、既婚者しか入れない夜会の責任者を任せられた。
夜会当日、伯爵家のリカルドがどうしても公爵に会う必要があるので夜会会場に入れてほしいと懇願された。
だが、会場に入るためには結婚をしている必要があり……?
※本当に申し訳ないです、感想の返信できないかもしれません……
※他サイト様にも掲載始めました!
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
【完結】転生地味悪役令嬢は婚約者と男好きヒロイン諸共無視しまくる。
なーさ
恋愛
アイドルオタクの地味女子 水上羽月はある日推しが轢かれそうになるのを助けて死んでしまう。そのことを不憫に思った女神が「あなた、可哀想だから転生!」「え?」なんの因果か異世界に転生してしまう!転生したのは地味な公爵令嬢レフカ・エミリーだった。目が覚めると私の周りを大人が囲っていた。婚約者の第一王子も男好きヒロインも無視します!今世はうーん小説にでも生きようかな〜と思ったらあれ?あの人は前世の推しでは!?地味令嬢のエミリーが知らず知らずのうちに戦ったり溺愛されたりするお話。
本当に駄文です。そんなものでも読んでお気に入り登録していただけたら嬉しいです!
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
妹の身代わりだった私に「本命は君だ」――王宮前で王子に抱き潰され、溺愛がバレました。~私が虐げられるきっかけになった少年が、私と王子を結び付
唯崎りいち
恋愛
妹の身代わりとして王子とデートすることになった私。でも王子の本命は最初から私で――。長年虐げられ、地味でみすぼらしい私が、王子の愛と溺愛に包まれ、ついに幸せを掴む甘々ラブファンタジー。妹や家族との誤解、影武者の存在も絡み、ハラハラと胸キュンが止まらない物語。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる