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Execution
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リビングからバスルームの方に目を向けると、バスルームから上半身だけリビングに投げ出して横たわる田崎が見えた。
力なく見開かれた眼は宙を見詰めている。
「お喋りしなければ……忘れられない一夜にしてあげたのに……。今夜は、貴方だけのために泣いてあげる……」
私は、一時だけでも自分を愛した男に別れを告げて部屋を後にした。
力なく見開かれた眼は宙を見詰めている。
「お喋りしなければ……忘れられない一夜にしてあげたのに……。今夜は、貴方だけのために泣いてあげる……」
私は、一時だけでも自分を愛した男に別れを告げて部屋を後にした。
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