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嫉妬? ダニー視点
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パタパタと走る音が聞こえる。
応接間にイオが駆け込んでくる。
今日は俺達の誰とも過ごさない日なのに誰に用事があるのだろう…もしかして自分にだろうかと期待する。
「お義母様!エド様!お返事が来ました!」
え?母さんとエド兄さん?
「返事って誰から?」
ハル兄が自然に会話に参加している?
ってか俺出遅れてない?
「お義姉様からです。」
「お義姉さんから?何で?それに返事ってことはイオが先に手紙出してたの?」
「そうなんですハル様。エド様にお義姉様とお会いしたいって相談しましたら、すぐにお義母様にお伝えして下さいまして。お義姉様にお茶会をしましょうとお誘いのお手紙を出したのです。初めて書くお手紙でしたのでお伝えしたいことが上手に書けなったのですが、お返事が来たんです。」
イザベル嬢に会いたいことをエド兄にだけ相談したイオにも、ニコニコとハル兄に話すイオにもイラッとする。
「そうか良かったな。」
しかも…しかもハル兄は笑顔でイオの頭をクシャッと撫でた⁉︎
あのハル兄が?
イオも何でちょっと顔を赤らめてるんだよ‼︎
2人に割って入ろうとした所でエド兄に邪魔される。
「それで?何て書いてあったんだ?」
エド兄は面倒見良すぎるんだよ。
そんな風に入られたら俺が入れないじゃないか!
「まだ読んでないんですお返事が来たことが嬉しくてお2人にお伝えしたくて。」
「まぁ、ありがとうイオちゃん。」
「お義母様、それで…1人で読むのは緊張するので一緒に見ていただけませんか?」
「いいわよ。それじゃあお茶をしながら見ましょうか?」
「はい!」
俺達は部屋を出たほうが良いのかな?
「イオ、俺も一緒に見ていいか?」
「はい。」
まぁエド兄はね相談されているしね。
「俺も気になるから一緒にいい?」
ハル兄?ハル兄は関係ないよね?
「はい。ハル様も一緒にいて下さい。」
イオまで…ん?あっ…
「お、俺も良い?」
「はい。」
良かった…って何でこんなホッとしてるんだよ俺!
「まぁ、それじゃあ天気もいいですしテラスで皆でお茶しましよう。マーサ、アリー用意をして頂戴。」
「「畏まりました。」」
母さんの提案でテラスに移動する。
イオはエド兄とハル兄とばかり話している。
2人ともイオと初めて会った時には興味もなかったのに…何だよあの変わり身は…特にハル兄は今まであんな風に家族以外に笑ったりなんかしなかったよね?
「どうしたダニー?具合悪いのか?」
不意にハル兄に言われ、ハッとする。
「ダニー様、具合が悪いのですか?大丈夫ですか?」
イオが心配そうに俺を見ている。
俺を見ていると思うとそれだけで嬉しくなってしまう。
「だ、大丈夫だよ。」
「そうですか?」
「…うん。」
何だろう…イオが俺を心配してるってだけで…こんな…
「イオちゃん?」
「はいお義母様!」
母さんに呼ばれイオは母さんの元に駆け寄る。
「ハル、ダニー。」
エド兄に声を掛けられ立ち止まる。
「何?」
「話がある。今夜、俺の部屋に来い。」
話って何?
「分かった。」
ハル兄は素直に了承してるし…
「…分かった。」
俺もそう言うしかなかった。
応接間にイオが駆け込んでくる。
今日は俺達の誰とも過ごさない日なのに誰に用事があるのだろう…もしかして自分にだろうかと期待する。
「お義母様!エド様!お返事が来ました!」
え?母さんとエド兄さん?
「返事って誰から?」
ハル兄が自然に会話に参加している?
ってか俺出遅れてない?
「お義姉様からです。」
「お義姉さんから?何で?それに返事ってことはイオが先に手紙出してたの?」
「そうなんですハル様。エド様にお義姉様とお会いしたいって相談しましたら、すぐにお義母様にお伝えして下さいまして。お義姉様にお茶会をしましょうとお誘いのお手紙を出したのです。初めて書くお手紙でしたのでお伝えしたいことが上手に書けなったのですが、お返事が来たんです。」
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「そうか良かったな。」
しかも…しかもハル兄は笑顔でイオの頭をクシャッと撫でた⁉︎
あのハル兄が?
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2人に割って入ろうとした所でエド兄に邪魔される。
「それで?何て書いてあったんだ?」
エド兄は面倒見良すぎるんだよ。
そんな風に入られたら俺が入れないじゃないか!
「まだ読んでないんですお返事が来たことが嬉しくてお2人にお伝えしたくて。」
「まぁ、ありがとうイオちゃん。」
「お義母様、それで…1人で読むのは緊張するので一緒に見ていただけませんか?」
「いいわよ。それじゃあお茶をしながら見ましょうか?」
「はい!」
俺達は部屋を出たほうが良いのかな?
「イオ、俺も一緒に見ていいか?」
「はい。」
まぁエド兄はね相談されているしね。
「俺も気になるから一緒にいい?」
ハル兄?ハル兄は関係ないよね?
「はい。ハル様も一緒にいて下さい。」
イオまで…ん?あっ…
「お、俺も良い?」
「はい。」
良かった…って何でこんなホッとしてるんだよ俺!
「まぁ、それじゃあ天気もいいですしテラスで皆でお茶しましよう。マーサ、アリー用意をして頂戴。」
「「畏まりました。」」
母さんの提案でテラスに移動する。
イオはエド兄とハル兄とばかり話している。
2人ともイオと初めて会った時には興味もなかったのに…何だよあの変わり身は…特にハル兄は今まであんな風に家族以外に笑ったりなんかしなかったよね?
「どうしたダニー?具合悪いのか?」
不意にハル兄に言われ、ハッとする。
「ダニー様、具合が悪いのですか?大丈夫ですか?」
イオが心配そうに俺を見ている。
俺を見ていると思うとそれだけで嬉しくなってしまう。
「だ、大丈夫だよ。」
「そうですか?」
「…うん。」
何だろう…イオが俺を心配してるってだけで…こんな…
「イオちゃん?」
「はいお義母様!」
母さんに呼ばれイオは母さんの元に駆け寄る。
「ハル、ダニー。」
エド兄に声を掛けられ立ち止まる。
「何?」
「話がある。今夜、俺の部屋に来い。」
話って何?
「分かった。」
ハル兄は素直に了承してるし…
「…分かった。」
俺もそう言うしかなかった。
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