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好きな人 エドとイオ
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~エド~
俺はイオの姉ちゃんが初恋の人かもしれないとイオに伝えていなかった。
イオにとっては憧れのネェちゃんな訳で…その姉ちゃんの事を俺が好きだと知ってイオはどんな反応をするのだろうかと思うと怖くて未だに言えていなかった。
それに謝りたかった。
イオの姉ちゃんに会いたいって気持ちを利用して俺は確かめようとしたんだから。
だから今日は絶対に言うと決めていた。
弟達に言ったのに義妹だって言っているイオに伝えないのは、イオを蔑ろにしている気がしたからだ。
それでイオにどう思われようと仕方ないと思っている。
今日と明日の2日間は俺がイオと過ごす日なのも俺の背を押してくれた。
「なぁイオ…」
「何ですかエド様?」
「俺はイオをマジで義妹だと思っている。それは何があっても変わらない。」
「あ、ありがとうございます。」
「イオ…俺…イオの姉ちゃんが好きだと思う。」
「お義姉様がですか?…もしかしてイザベルお義姉様がエド様の?」
「多分…想い人、初恋の人だと思う。」
「多分?思う?」
「だから会って確かめたかった。イオの姉ちゃんがその人か会って確信を持ちたかった。イオが姉ちゃんに会いたいって思う気持ちを利用した。悪かった。」
「そんな…謝らないで下さい。エド様にどういう理由があったとしても私がエド様に助けられたのは事実です。エド様が話を聞いて下さったからお義姉様に私の気持ちを言おうと思ったんですから。だからエド様は悪くありません。」
「イオ…ありがとう。」
~イオ~
そうは言ったもののお義姉様には婚約者のシオドア様がいらっしゃいます。
お義姉様とエド様が一緒になって下さったら私も嬉しいのですが…
エド様は分かっていてもお義姉様が好きなのです…ね?
「エド様?」
「何だイオ…」
「お義姉様は…その…」
「婚約者がいるんだろう?分かってる。それでも気持ちを言いたいって思ったんだよ。そうしないと俺はずっとこのままだしな。まぁ俺の初恋の人だったらだからな。会ってみないと分からないからそんな顔すんな。」
エド様は好きな人に婚約者がいてもなぜ笑っていられるのでしょうか?
「どうして笑っていられるのですか?」
「ん?まぁ、たくさん悩んだからっていうのと…後はそうだなぁ…全部終わってから落ち込めるだろう?俺はイオに会う前まではさ、このまま想っているだけでも満足だったんだ…でもそれは戦うのが怖かっただけなんだよ。でも、イオから姉ちゃんの話を聞いて、もし俺の想っている人なら会って気持ち伝えたいって思ったんだよ。それはイオと会ったからだと思う。イオが俺に戦う強さをくれたんだよ。」
まさかエド様からこんな風に言われると思っていなかったので驚いてしまい声も出せませんでした。
私でもそんな風に誰かの力になれるなんて思っていなかったので…嬉しくて泣いてしまいそうです。
「エド様、お義姉様の事よろしくお願いします。」
エド様とお義姉様が上手くいって欲しいと思った素直な気持ちをつい言ってしまっていました。
「そうなれたらイオは本当に俺の義妹になるのにな!」
お義姉様とシオドア様の関係は分からないけど、そうなれたら良いのにと願ってしまいました。
俺はイオの姉ちゃんが初恋の人かもしれないとイオに伝えていなかった。
イオにとっては憧れのネェちゃんな訳で…その姉ちゃんの事を俺が好きだと知ってイオはどんな反応をするのだろうかと思うと怖くて未だに言えていなかった。
それに謝りたかった。
イオの姉ちゃんに会いたいって気持ちを利用して俺は確かめようとしたんだから。
だから今日は絶対に言うと決めていた。
弟達に言ったのに義妹だって言っているイオに伝えないのは、イオを蔑ろにしている気がしたからだ。
それでイオにどう思われようと仕方ないと思っている。
今日と明日の2日間は俺がイオと過ごす日なのも俺の背を押してくれた。
「なぁイオ…」
「何ですかエド様?」
「俺はイオをマジで義妹だと思っている。それは何があっても変わらない。」
「あ、ありがとうございます。」
「イオ…俺…イオの姉ちゃんが好きだと思う。」
「お義姉様がですか?…もしかしてイザベルお義姉様がエド様の?」
「多分…想い人、初恋の人だと思う。」
「多分?思う?」
「だから会って確かめたかった。イオの姉ちゃんがその人か会って確信を持ちたかった。イオが姉ちゃんに会いたいって思う気持ちを利用した。悪かった。」
「そんな…謝らないで下さい。エド様にどういう理由があったとしても私がエド様に助けられたのは事実です。エド様が話を聞いて下さったからお義姉様に私の気持ちを言おうと思ったんですから。だからエド様は悪くありません。」
「イオ…ありがとう。」
~イオ~
そうは言ったもののお義姉様には婚約者のシオドア様がいらっしゃいます。
お義姉様とエド様が一緒になって下さったら私も嬉しいのですが…
エド様は分かっていてもお義姉様が好きなのです…ね?
「エド様?」
「何だイオ…」
「お義姉様は…その…」
「婚約者がいるんだろう?分かってる。それでも気持ちを言いたいって思ったんだよ。そうしないと俺はずっとこのままだしな。まぁ俺の初恋の人だったらだからな。会ってみないと分からないからそんな顔すんな。」
エド様は好きな人に婚約者がいてもなぜ笑っていられるのでしょうか?
「どうして笑っていられるのですか?」
「ん?まぁ、たくさん悩んだからっていうのと…後はそうだなぁ…全部終わってから落ち込めるだろう?俺はイオに会う前まではさ、このまま想っているだけでも満足だったんだ…でもそれは戦うのが怖かっただけなんだよ。でも、イオから姉ちゃんの話を聞いて、もし俺の想っている人なら会って気持ち伝えたいって思ったんだよ。それはイオと会ったからだと思う。イオが俺に戦う強さをくれたんだよ。」
まさかエド様からこんな風に言われると思っていなかったので驚いてしまい声も出せませんでした。
私でもそんな風に誰かの力になれるなんて思っていなかったので…嬉しくて泣いてしまいそうです。
「エド様、お義姉様の事よろしくお願いします。」
エド様とお義姉様が上手くいって欲しいと思った素直な気持ちをつい言ってしまっていました。
「そうなれたらイオは本当に俺の義妹になるのにな!」
お義姉様とシオドア様の関係は分からないけど、そうなれたら良いのにと願ってしまいました。
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