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その頃の談話室③ エド視点
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ヤバい忘れてた‼︎
「何?イオちゃんの好きな人?ロビン、イオちゃんにそんな相手がいるの?」
母さんいません。
「いや…いないはずだが?仮に居たと仮定して誰と恋に落ちるって言うんだい?」
いなから恋には落ちれないよ…
「元婚約者…」
どうしてハルは元婚約者だなんて思ったんだ?
「シオドア・ラグデルか?」
シオドア・ラグデル…イザベル嬢の婚約者…
「もう1人の方…義妹に取られたっていう…」
はっ!私怨に燃えてる場合ではなかった…
「レイモンド・アッセルか?」
「そうなの?イオは既婚者を好きになったんじゃないの?でも元婚約者なら同じか…」
ダニーもなんで不倫だなんて…俺も似たような勘違いしていたんだよな…
「イオが不倫とかはないと思う。だとしたら元婚約者の可能性の方が高いだろう?」
確かに…その可能性の方が高いよな…
「確かに…」
………じゃない早く否定しないと‼︎
「それ!それ勘違い‼︎」
「「は?」」
うんダニーはまだ理解してないかな?…けどハルはヤバい…マジで目が笑ってない…
「エドはいつから勘違いだって分かってたの?」
「そ~れは…」
「分かってたのに黙ってたの?」
「はっ!そうだよ!いつから知ってたの?」
「エド説明しなさい。」
いつから…イオにイザベル嬢の話を聞いてからだから…
「お前達に伝えた…1週間くらいあと?」
「俺に聞かれても分からないよ。」
「だよな…」
「なぁエド…イザベル嬢には婚約者が実際に居るんだから俺達の気持ちは分かるよな?」
「マジですまん!」
「あ~マジで良かった~」
本気で驚いた。
親父も母さんも驚いてる。
ハルがこんなにも感情を剥き出しにするなんて…まぁ、さっきからダニーと喧嘩するとか俺に怒りをあんなに向けてくるとか…イオは凄いな…
静かにしているダニーを見て俺は更に驚いた。
な、泣いてる…これって俺が泣かせたって事?
「えっと…」
「エド兄…俺がどれだけ悩んだと思ってるんだよ…」
「本当に悪かった…」
「ハル兄、俺はイオのこと諦めないよ。」
えっと…
「だから兄弟喧嘩なら後にしなさい。」
「ダニーも諦めないなら話を聞きなさい。2人が戻ってくる前に話しておきたい。」
俺は…許された?
「エド兄、いつか仕返ししてやる。」
ボソッとそんな事言うなよ弟よ…
チラリとダニーを見れば笑っていた。
すごく嬉しそうに…
「悪かった。」
「じゃあハル兄じゃなくて俺を応援してね。」
「えっ嫌だ…」
「何でだよ!」
「俺は兄貴だから2人を応援する。」
「ハハッ!エドと取引をしようと思った事は褒めてやるが無謀だったなダニー。」
「最初からエド兄の事は頼る気なかったよ。フェアにハル兄に挑むんだ。」
「そうか。」
「それじゃあ、そろそろ本題に入ってもいいかな?」
「あぁ。」
「私と兄さん、それからニコラス・レナイト侯爵はジェダイナ公爵家を潰したいと思っている。」
「2人のお母さんを殺したから?」
「それもある。」
「他にも?」
「ラグデル家が行っている人身売買や他にも弱い貴族を脅して犯罪行為を行っている。それに、兄さんに…国王陛下に虚偽の報告をしたことは赦されない。」
「虚偽の報告?」
「貴族は国王陛下へ偽りのない出生報告をする事で貴族であれる。イオがいくら社交界で知られていなかろうが貴族であることを私達は知っている。だが、その報告を偽った者が居ればそれは国王陛下に刃向かった者とみす。唯一虚偽が許されるとしたら国王陛下だけだろうな。」
うん…何言ってるか分かんねぇ…
「言ってる意味が分からないんだけど?」
良かったダニーも分かってなかった…っじゃダメだろう‼︎
「もっと分かりやすく話してくれないか?」
「つまりレナイト侯爵家には貴族のふりをしている者が居るんだよ。」
「何?イオちゃんの好きな人?ロビン、イオちゃんにそんな相手がいるの?」
母さんいません。
「いや…いないはずだが?仮に居たと仮定して誰と恋に落ちるって言うんだい?」
いなから恋には落ちれないよ…
「元婚約者…」
どうしてハルは元婚約者だなんて思ったんだ?
「シオドア・ラグデルか?」
シオドア・ラグデル…イザベル嬢の婚約者…
「もう1人の方…義妹に取られたっていう…」
はっ!私怨に燃えてる場合ではなかった…
「レイモンド・アッセルか?」
「そうなの?イオは既婚者を好きになったんじゃないの?でも元婚約者なら同じか…」
ダニーもなんで不倫だなんて…俺も似たような勘違いしていたんだよな…
「イオが不倫とかはないと思う。だとしたら元婚約者の可能性の方が高いだろう?」
確かに…その可能性の方が高いよな…
「確かに…」
………じゃない早く否定しないと‼︎
「それ!それ勘違い‼︎」
「「は?」」
うんダニーはまだ理解してないかな?…けどハルはヤバい…マジで目が笑ってない…
「エドはいつから勘違いだって分かってたの?」
「そ~れは…」
「分かってたのに黙ってたの?」
「はっ!そうだよ!いつから知ってたの?」
「エド説明しなさい。」
いつから…イオにイザベル嬢の話を聞いてからだから…
「お前達に伝えた…1週間くらいあと?」
「俺に聞かれても分からないよ。」
「だよな…」
「なぁエド…イザベル嬢には婚約者が実際に居るんだから俺達の気持ちは分かるよな?」
「マジですまん!」
「あ~マジで良かった~」
本気で驚いた。
親父も母さんも驚いてる。
ハルがこんなにも感情を剥き出しにするなんて…まぁ、さっきからダニーと喧嘩するとか俺に怒りをあんなに向けてくるとか…イオは凄いな…
静かにしているダニーを見て俺は更に驚いた。
な、泣いてる…これって俺が泣かせたって事?
「えっと…」
「エド兄…俺がどれだけ悩んだと思ってるんだよ…」
「本当に悪かった…」
「ハル兄、俺はイオのこと諦めないよ。」
えっと…
「だから兄弟喧嘩なら後にしなさい。」
「ダニーも諦めないなら話を聞きなさい。2人が戻ってくる前に話しておきたい。」
俺は…許された?
「エド兄、いつか仕返ししてやる。」
ボソッとそんな事言うなよ弟よ…
チラリとダニーを見れば笑っていた。
すごく嬉しそうに…
「悪かった。」
「じゃあハル兄じゃなくて俺を応援してね。」
「えっ嫌だ…」
「何でだよ!」
「俺は兄貴だから2人を応援する。」
「ハハッ!エドと取引をしようと思った事は褒めてやるが無謀だったなダニー。」
「最初からエド兄の事は頼る気なかったよ。フェアにハル兄に挑むんだ。」
「そうか。」
「それじゃあ、そろそろ本題に入ってもいいかな?」
「あぁ。」
「私と兄さん、それからニコラス・レナイト侯爵はジェダイナ公爵家を潰したいと思っている。」
「2人のお母さんを殺したから?」
「それもある。」
「他にも?」
「ラグデル家が行っている人身売買や他にも弱い貴族を脅して犯罪行為を行っている。それに、兄さんに…国王陛下に虚偽の報告をしたことは赦されない。」
「虚偽の報告?」
「貴族は国王陛下へ偽りのない出生報告をする事で貴族であれる。イオがいくら社交界で知られていなかろうが貴族であることを私達は知っている。だが、その報告を偽った者が居ればそれは国王陛下に刃向かった者とみす。唯一虚偽が許されるとしたら国王陛下だけだろうな。」
うん…何言ってるか分かんねぇ…
「言ってる意味が分からないんだけど?」
良かったダニーも分かってなかった…っじゃダメだろう‼︎
「もっと分かりやすく話してくれないか?」
「つまりレナイト侯爵家には貴族のふりをしている者が居るんだよ。」
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